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槍の鑑定
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「何があったのだ!?」
「いえ、このイージスの練習してただけですよ!とりあえず森様の家に行きましょう!」
とりあえず今度信長さんにこのイージスの説明しよう。それでオレが部隊作って運用するようにしようか。
「殿!おかえりなさいませ」
「うむ。剣城も上がってくれ。それと太郎も居間に来てくれ」
「失礼します。太郎さんおめでとうございます!よくぞあれだけで醤油、砂糖、澄み酒を作れましたね。天才ですよ」
「正直まだまだ改良する所はあるんだがな。何せあの砂糖だけは味噌職人もほとほと困っておった。煮詰めて腐らせてとか色々試したみたいだが最終的にあの甘い茎から汁を搾り取って不純物を取り省き澄み酒のように灰を入れてそれを軽く煮詰めたらしいのだ」
いやそこまで研究するのマジで凄いんだが!?マジで人海戦術的な事したんじゃないのか!?
「本当に素晴らしいの一言しかありません」
「それでだな。家に来てもらったのは他でもない。この3つの権利をワシらに預けてもらえぬか?」
「え!?」
「いやいや、ただとは申さぬ。それ相応の対価を渡す。この太郎は昔からワシに仕えてくれてるのだがどうも味噌や醤油などを加工する事が好きなようでな」
いやそりゃ凄い人だよ?だけど味噌作りや醤油作り好きな人って居るの!?いやここに居るんだよな。
「いや別にそのくらい私に聞かなくてもいいんじゃないですか?そもそも私は何も知らなかったですし、太郎様や森様の手柄を横取りするつもりなんかないですよ?それに対価もいらないですよ」
「いや、お主はそうは言うがそういう訳にはいかぬのだ。他人から見ればいきなりこんな物がワシの家臣から出回ればワシが手柄を奪ったように見える」
「いや奪うも何も私何もしてないので森様の功績ですよ。そうですね、強いて言うなら権力者で独占せずできれば民の口にも入るようにして欲しいです。それができるなら何もいりません」
「殿?これがこの剣城殿ですか?」
「ああ。裏表がない損得勘定なしで特に下々の民の事を考えておる。中々に稀有な男だ。城の林殿や佐久間殿と違う」
「分かった。だがやはりワシの沽券にかかわる!確かお主は銭はだめだとお館様に言ってたのだな?お主の居た未来では何が高いのだ?」
「いや、それが良く分からないのですよ。ただ良く高く売れるのは無銘でも刀が良いですね。貰った手前すぐに売るのは申し訳のですが・・・」
「刀か・・・槍はだめなのか?」
「槍もかなり良いと思いますが槍は中々頂戴されませんからね」
「太郎!蔵の中から頼芸殿から下賜された槍を全部持ってまいれ」
「全部でございまするか?」
「ああ。全部だ。ワシはもう土岐とは決別しておる。今は織田の森だ」
「かしこまりました」
「知っておるかどうかは分からぬがワシは昔、土岐頼芸に仕えておってな」
「知ってますよ!斎藤道三に攻められ没落して織田家に仕えたのですよね?私は歴史で知ってるだけなので詳しくは分かりませんが」
「そうだ。もう少し頼芸殿が有能ならまた違ってたかもしれないな。誠、未来から来たのだな」
「森様は相当有名ですからね。攻めの三左とか言われてますよ」
「そうか。なんかむず痒いな。確かに攻める方が得意ではあるがな」
本当に森さんは良い人ぽいな。柴田さんも優しかったし木下さんも優しいし池田さんは違う優しさがあるけどみんな良い人だな。これは未来では言われてないけど言ってしまうか。完璧オレのでっち上げになるが農業神様も言ってたしいいだろう。
「実は森様の槍はこの時代では日の本で1番2番に強いと言われて居ます。私は森様の槍を見た事ないですし槍の初心者なので分かりかねますがただ後世で、"森可成の前に森可成なく、森可成の後に森可成なし"と言われるくらいです」
「なんだ?その言葉は?」
「森様は強すぎて前にも後ろにも森様以外居ないと言う事です。槍の日本一目指しましょう!」
「今までお館様にも色々感状貰ったり言葉をかけられたが元褌の芝田剣城に言われた今の言葉が1番とは言わぬが素直に嬉しい」
いや元褌の件(くだり)要るのか!?要らないと思うのだが!?
「お待たせ致しました。持ってまいりました」
いやかなり持ってきたな。10本くらいあるんじゃないかな?オレの目利きでこの中から宝を一本探せばいいのか!?
「簡単にで申し訳ないし礼儀もへったくれもないが受け取って欲しい」
「はい!ありがとうございます!それでどれを頂けますか?」
「うん?全部じゃが?」
「え?」
「これだけじゃ不服か・・・いやすまぬ。確かに無限の益を生む物の権利だからな。すまぬ。稲生の戦の……」
「いやいや、そっちじゃなくてこんなにいいのですか!?私はてっきり一本だけかと思いどれを選べばいいのかと思ってました」
「おおう。そうかそうか。早とちりであった。失礼した」
「それでこれを貰った手前本当に売ってもよろしいのですか?どっちにしても私は槍は使えなくて・・・」
「かまわない。これは既に剣城の物だ!」
そう言われ、それなら遠慮なくとタブレットの上に一本ずつ槍を置いて鑑定してもらった。
《二代目関兼定作 十文字槍3本》
買取金額\7500000
《孫六兼元作 十文字槍4本》
買取金額\10000000
《無銘 素槍、銀杏穂槍、笹穂槍》
買取金額\300000
いやいやいや!またかなりの金額なんだが!?一千万超えなんだが!?やばいな!!槍を作った人は知らないが名前が出るくらいだから超有名なんだろうな!?
「やはりあまり価値は高くなかったのか?」
「いや逆です!価値がありすぎでビビってます!」
「そうか。それでどのくらいになったのだ?」
「例えようがありませんが・・・もし未来なら普通に生活するなら5年くらいは何もしなくても暮らせるくらいにはなるくらいです。特に関兼定作と孫六兼元作の槍が良いですね」
「おぅ!殿!!これは本物ですな!?」
「確かに剣城が銘まで分かるとは思っておらぬが実際目の前の槍が消えたからな。それで先の槍で権利を譲ってくれぬか?」
「はい!喜んで譲ります!それとイージスもあれでいいですよ!」
「そうか。それは助かる」
それからオレはこんなにたくさん槍を貰ったのでそれに太郎さんが色々料理とかも改良してくれそうなので
《イカの醤油干し》\300
効能・・・・太平洋の数多の食物連鎖上位から捕食される事なく日本近郊にたどり着いたイカを使用した醤油干し。
目が少し良くなる
《大吟醸×10》\200000
《ポテトチップス×10》\1300
効能・・・・普通のポテトチップス。食べると手が止まりにくい
《ビール24本入り5ケース》\25000
《布団セット×5》\50000
「唐突ですがどうぞ!そんなに一つ一つが高い物ではないですが・・・」
「おいおい、こんなにたくさんかまわんのか!?良いんだな?太郎!この酒を夕餉に出すんだぞ?」
森さんですら清酒には弱いと見える!
「太郎さん?このイカの醤油干しなんかここらへんでも作れそうですね?」
「確かにこれは烏賊か?それを例のたまり・・・ではなく醤油に漬けておるのか!?」
「正確には砂糖とかほかのもあると思いますが大まかにはそうだと思います!これも良ければ作ってください!酒の肴に合いますよ!」
「剣城よ。こんなにすまんな。実はワシは酒だけに目が無くてな。要するに酒が好きでな。特にこの大吟醸と申したか?これは中々に美味い・・・いや日の本一美味い酒なのだ!」
「それは良かったです!これからも澄み酒の改良頑張れば作れるかもしれませんよ!例えば水を変えてみるとか火入れする温度を変化させてみるとか」
「太郎!聞いたか!?今の言葉覚えておけ!」
「それと先程からチラチラ見えるのは森様の子供ですか?」
「なに!?・・・・剣城・・・ちょっと失礼をば」
いやいやめっちゃ怒鳴り声聞こえるんだけど何でそんなに森さん子供に怒ってるの!?
「いや失礼をした。良く言い聞かせておるのだがたまにワシの倅は盗み聞きのような下衆な真似をするのだ。許せ」
「いや別にいいですよ。よければお呼びしてください。今後何かあるかもしれませんので私も挨拶させて欲しいです」
「そう言ってもらえれば助かる。おい!傅兵衛!勝蔵!(幼名が分かりませんでした)入って参れ!」
「こらっ!!ちゃんと挨拶をしろ!織田家 ご意見番の前ぞ!」
いつのまにかご意見番に変わっていた件。
「挨拶!!!声が小さいッ!!!!織田家で今後部隊長をも務めるやもしれん人物の前ぞ!!お主らも世話になるかもしれん人物の前で何をしておるかッ!!」
いやオレ部隊長になるかもしれないんすか!?まあそれはそれでカッコイイけども!それにしても森さん体育会系すぎるだろ!?子供可哀想なんだが!?
「森様、その変で・・・傅兵衛君?勝蔵君?こんにちわ。芝田剣城と申します。これからお父さんと一緒に織田家を盛り立てていくので覚えておいてね!」
「森家、長男 傅兵衛と申します。よろしくお願い致しまする」
「森家、次男 勝蔵と申します。よろしく」
バチンッ!!!
「何が偉そうによろしくだ!!よろしくお願い致しますだろうが!!」
いやマジで可哀想なんだが!?厳しすぎるぞ!!!ビンタされた所赤く腫れてるぞ!?あの例の軟膏塗ってあげよう。
「剣城!こんな餓鬼に甘すぎるぞ!?こんなのほっときゃ治る!」
「いや人の子供の育て方にとやかくは言いませんが余り上から押さえつけると萎縮しすぎますよ。本当にダメな事は叱らないといけませんが」
「これが森家のやり方だ。口を挟まないで頂きたい」
あっ、これマジのやつだ・・・オレもチビリそうなんだけど・・・
「すいません。気をつけます。とりあえずこの飴玉一つずつだけどどうぞ?甘い物だから。後喉に詰めないように食べる時は座って食べるんだよ?」
「「はっ、過分な配慮ありがとうございまする」」
「子育てに口挟んですいませんでした。とりあえずお酒とか楽しく飲んでください。また何かあれば聞かせて頂きますね」
「いやこちらこそすまぬ。剣城の謹賀料理も楽しみにしている。ではいーじすで転けぬように帰るのだぞ?」
いや最早永禄の人に自転車心配されてるんだが!?
「いえ、このイージスの練習してただけですよ!とりあえず森様の家に行きましょう!」
とりあえず今度信長さんにこのイージスの説明しよう。それでオレが部隊作って運用するようにしようか。
「殿!おかえりなさいませ」
「うむ。剣城も上がってくれ。それと太郎も居間に来てくれ」
「失礼します。太郎さんおめでとうございます!よくぞあれだけで醤油、砂糖、澄み酒を作れましたね。天才ですよ」
「正直まだまだ改良する所はあるんだがな。何せあの砂糖だけは味噌職人もほとほと困っておった。煮詰めて腐らせてとか色々試したみたいだが最終的にあの甘い茎から汁を搾り取って不純物を取り省き澄み酒のように灰を入れてそれを軽く煮詰めたらしいのだ」
いやそこまで研究するのマジで凄いんだが!?マジで人海戦術的な事したんじゃないのか!?
「本当に素晴らしいの一言しかありません」
「それでだな。家に来てもらったのは他でもない。この3つの権利をワシらに預けてもらえぬか?」
「え!?」
「いやいや、ただとは申さぬ。それ相応の対価を渡す。この太郎は昔からワシに仕えてくれてるのだがどうも味噌や醤油などを加工する事が好きなようでな」
いやそりゃ凄い人だよ?だけど味噌作りや醤油作り好きな人って居るの!?いやここに居るんだよな。
「いや別にそのくらい私に聞かなくてもいいんじゃないですか?そもそも私は何も知らなかったですし、太郎様や森様の手柄を横取りするつもりなんかないですよ?それに対価もいらないですよ」
「いや、お主はそうは言うがそういう訳にはいかぬのだ。他人から見ればいきなりこんな物がワシの家臣から出回ればワシが手柄を奪ったように見える」
「いや奪うも何も私何もしてないので森様の功績ですよ。そうですね、強いて言うなら権力者で独占せずできれば民の口にも入るようにして欲しいです。それができるなら何もいりません」
「殿?これがこの剣城殿ですか?」
「ああ。裏表がない損得勘定なしで特に下々の民の事を考えておる。中々に稀有な男だ。城の林殿や佐久間殿と違う」
「分かった。だがやはりワシの沽券にかかわる!確かお主は銭はだめだとお館様に言ってたのだな?お主の居た未来では何が高いのだ?」
「いや、それが良く分からないのですよ。ただ良く高く売れるのは無銘でも刀が良いですね。貰った手前すぐに売るのは申し訳のですが・・・」
「刀か・・・槍はだめなのか?」
「槍もかなり良いと思いますが槍は中々頂戴されませんからね」
「太郎!蔵の中から頼芸殿から下賜された槍を全部持ってまいれ」
「全部でございまするか?」
「ああ。全部だ。ワシはもう土岐とは決別しておる。今は織田の森だ」
「かしこまりました」
「知っておるかどうかは分からぬがワシは昔、土岐頼芸に仕えておってな」
「知ってますよ!斎藤道三に攻められ没落して織田家に仕えたのですよね?私は歴史で知ってるだけなので詳しくは分かりませんが」
「そうだ。もう少し頼芸殿が有能ならまた違ってたかもしれないな。誠、未来から来たのだな」
「森様は相当有名ですからね。攻めの三左とか言われてますよ」
「そうか。なんかむず痒いな。確かに攻める方が得意ではあるがな」
本当に森さんは良い人ぽいな。柴田さんも優しかったし木下さんも優しいし池田さんは違う優しさがあるけどみんな良い人だな。これは未来では言われてないけど言ってしまうか。完璧オレのでっち上げになるが農業神様も言ってたしいいだろう。
「実は森様の槍はこの時代では日の本で1番2番に強いと言われて居ます。私は森様の槍を見た事ないですし槍の初心者なので分かりかねますがただ後世で、"森可成の前に森可成なく、森可成の後に森可成なし"と言われるくらいです」
「なんだ?その言葉は?」
「森様は強すぎて前にも後ろにも森様以外居ないと言う事です。槍の日本一目指しましょう!」
「今までお館様にも色々感状貰ったり言葉をかけられたが元褌の芝田剣城に言われた今の言葉が1番とは言わぬが素直に嬉しい」
いや元褌の件(くだり)要るのか!?要らないと思うのだが!?
「お待たせ致しました。持ってまいりました」
いやかなり持ってきたな。10本くらいあるんじゃないかな?オレの目利きでこの中から宝を一本探せばいいのか!?
「簡単にで申し訳ないし礼儀もへったくれもないが受け取って欲しい」
「はい!ありがとうございます!それでどれを頂けますか?」
「うん?全部じゃが?」
「え?」
「これだけじゃ不服か・・・いやすまぬ。確かに無限の益を生む物の権利だからな。すまぬ。稲生の戦の……」
「いやいや、そっちじゃなくてこんなにいいのですか!?私はてっきり一本だけかと思いどれを選べばいいのかと思ってました」
「おおう。そうかそうか。早とちりであった。失礼した」
「それでこれを貰った手前本当に売ってもよろしいのですか?どっちにしても私は槍は使えなくて・・・」
「かまわない。これは既に剣城の物だ!」
そう言われ、それなら遠慮なくとタブレットの上に一本ずつ槍を置いて鑑定してもらった。
《二代目関兼定作 十文字槍3本》
買取金額\7500000
《孫六兼元作 十文字槍4本》
買取金額\10000000
《無銘 素槍、銀杏穂槍、笹穂槍》
買取金額\300000
いやいやいや!またかなりの金額なんだが!?一千万超えなんだが!?やばいな!!槍を作った人は知らないが名前が出るくらいだから超有名なんだろうな!?
「やはりあまり価値は高くなかったのか?」
「いや逆です!価値がありすぎでビビってます!」
「そうか。それでどのくらいになったのだ?」
「例えようがありませんが・・・もし未来なら普通に生活するなら5年くらいは何もしなくても暮らせるくらいにはなるくらいです。特に関兼定作と孫六兼元作の槍が良いですね」
「おぅ!殿!!これは本物ですな!?」
「確かに剣城が銘まで分かるとは思っておらぬが実際目の前の槍が消えたからな。それで先の槍で権利を譲ってくれぬか?」
「はい!喜んで譲ります!それとイージスもあれでいいですよ!」
「そうか。それは助かる」
それからオレはこんなにたくさん槍を貰ったのでそれに太郎さんが色々料理とかも改良してくれそうなので
《イカの醤油干し》\300
効能・・・・太平洋の数多の食物連鎖上位から捕食される事なく日本近郊にたどり着いたイカを使用した醤油干し。
目が少し良くなる
《大吟醸×10》\200000
《ポテトチップス×10》\1300
効能・・・・普通のポテトチップス。食べると手が止まりにくい
《ビール24本入り5ケース》\25000
《布団セット×5》\50000
「唐突ですがどうぞ!そんなに一つ一つが高い物ではないですが・・・」
「おいおい、こんなにたくさんかまわんのか!?良いんだな?太郎!この酒を夕餉に出すんだぞ?」
森さんですら清酒には弱いと見える!
「太郎さん?このイカの醤油干しなんかここらへんでも作れそうですね?」
「確かにこれは烏賊か?それを例のたまり・・・ではなく醤油に漬けておるのか!?」
「正確には砂糖とかほかのもあると思いますが大まかにはそうだと思います!これも良ければ作ってください!酒の肴に合いますよ!」
「剣城よ。こんなにすまんな。実はワシは酒だけに目が無くてな。要するに酒が好きでな。特にこの大吟醸と申したか?これは中々に美味い・・・いや日の本一美味い酒なのだ!」
「それは良かったです!これからも澄み酒の改良頑張れば作れるかもしれませんよ!例えば水を変えてみるとか火入れする温度を変化させてみるとか」
「太郎!聞いたか!?今の言葉覚えておけ!」
「それと先程からチラチラ見えるのは森様の子供ですか?」
「なに!?・・・・剣城・・・ちょっと失礼をば」
いやいやめっちゃ怒鳴り声聞こえるんだけど何でそんなに森さん子供に怒ってるの!?
「いや失礼をした。良く言い聞かせておるのだがたまにワシの倅は盗み聞きのような下衆な真似をするのだ。許せ」
「いや別にいいですよ。よければお呼びしてください。今後何かあるかもしれませんので私も挨拶させて欲しいです」
「そう言ってもらえれば助かる。おい!傅兵衛!勝蔵!(幼名が分かりませんでした)入って参れ!」
「こらっ!!ちゃんと挨拶をしろ!織田家 ご意見番の前ぞ!」
いつのまにかご意見番に変わっていた件。
「挨拶!!!声が小さいッ!!!!織田家で今後部隊長をも務めるやもしれん人物の前ぞ!!お主らも世話になるかもしれん人物の前で何をしておるかッ!!」
いやオレ部隊長になるかもしれないんすか!?まあそれはそれでカッコイイけども!それにしても森さん体育会系すぎるだろ!?子供可哀想なんだが!?
「森様、その変で・・・傅兵衛君?勝蔵君?こんにちわ。芝田剣城と申します。これからお父さんと一緒に織田家を盛り立てていくので覚えておいてね!」
「森家、長男 傅兵衛と申します。よろしくお願い致しまする」
「森家、次男 勝蔵と申します。よろしく」
バチンッ!!!
「何が偉そうによろしくだ!!よろしくお願い致しますだろうが!!」
いやマジで可哀想なんだが!?厳しすぎるぞ!!!ビンタされた所赤く腫れてるぞ!?あの例の軟膏塗ってあげよう。
「剣城!こんな餓鬼に甘すぎるぞ!?こんなのほっときゃ治る!」
「いや人の子供の育て方にとやかくは言いませんが余り上から押さえつけると萎縮しすぎますよ。本当にダメな事は叱らないといけませんが」
「これが森家のやり方だ。口を挟まないで頂きたい」
あっ、これマジのやつだ・・・オレもチビリそうなんだけど・・・
「すいません。気をつけます。とりあえずこの飴玉一つずつだけどどうぞ?甘い物だから。後喉に詰めないように食べる時は座って食べるんだよ?」
「「はっ、過分な配慮ありがとうございまする」」
「子育てに口挟んですいませんでした。とりあえずお酒とか楽しく飲んでください。また何かあれば聞かせて頂きますね」
「いやこちらこそすまぬ。剣城の謹賀料理も楽しみにしている。ではいーじすで転けぬように帰るのだぞ?」
いや最早永禄の人に自転車心配されてるんだが!?
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