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新加納での戦い?いえ間に合いませんでした(寝坊で)
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翌日例の香水のせいで昼くらいまで寝てしまったのにまだ寝不足気味で目が覚めた。寝惚けていつもと同じように鍛錬と思ったが起きると城は男手が少ないように感じた。しかもいつもなら池田さん達が褌で起こしに来てくれるのに遅くなっても誰も来ない事を不思議に思う
あれ?なんか今日はえらい城が静かだな。何かあったのか?
顔を洗おうと井戸に向かう途中にヘトヘトになった伊右衛門さん達が見えて事情を聞いた。
「伊右衛門さんおはようございます。朝からどうしたんですか?何かあったのですか?」
「おい!今は昼過ぎだろうが!それに剣城はまだ寝てたのか!?お館様は、従兄弟信清様が謀反して少し経っておるが斎藤と婚姻まで結ぼうとする動きがあり、それで早急に稲葉山を落とすと言い向かわれた!朝から握りを作らされてヘトヘトなんじゃ。それはそうと早くお主も向かえ!」
「分かりました!ありがとうございます!」
昼過ぎって何で誰も起こしてくれないんだよ!!それに稲葉山ってどこだ!?戦ってこんないきなり始まるもんなの!?くそ!!全然分からん!!しかも戦の前に親族に裏切られてるの!?何してるんだよ!!!向かえと言われてもオレは馬乗れねーんだよ!!!!誰かオレみたいに遅れた人居ないのか!?
あっ!
「お菊さん居る!?」
「中々起きない剣城様ここにっ!」
皮肉たっぷりに言うなよ!!寝不足で中々起きなかったけどもよ!!!
「すいません、早く起きる習慣がなくて。ってそんな事よりお菊さんは馬に乗れる!?稲葉山ってどこだっけ?そこに行きたいんだけど馬も乗れないし場所も分からないんです!」
「私は乗馬はできません。走って向かわれてはいかがですか?全力で走れば間に合うと思いますが」
全力で走るって・・・走って行ける距離にその城はあるの?
「えっと距離はどのくらいですか?」
「およそ10里程です」
いや10里って何キロだよ!!全然分かんねーよ!!
「聞き方間違えました。すいません、走ってどのくらいで着きますか?」
「私の足なら酉の時までには着きます」
いやだから何分だよ!!!全然分からん!!もういい!!
「お菊さんはもういつでも行けますか?」
「はい。私はいつでも行けますが剣城様はその格好で行かれるのですか?」
行かれるのですか?とか言われてもオレ刀全部売って持ってないし甲冑も用意されてねーんだけど?
「普通は城が貸してくれるんですよね?私の分も貸してもらえますかね?」
「おぉ~!!剣城か!お主は呼ばれなかったのか?それで護衛と遊んでおるのか?」
「あっ!木下さんこんなところでって木下さんは戦に行ってないんですか!?それに遊んでなんかないです!こんな時に誰も起こしてくれなくて寝坊してしまいまして急いで向かおうと・・・」
「お館様は『彼奴なんかの先見がなくともこれだけ道具を用意したら負ける道理がない!起きん奴は捨ておけ』と集まった者だけで向かわれた。ワシは城番だ」
稲葉山城での戦いって秀吉さんの活躍が重要じゃなかった!?歴史が変わった!?城番って城を守る人の事だよな!?
「って事は私は信長様に呆れられた感じですか?」
「まあそうじゃのう。だが、まだ試しておる所ではあるが我が織田軍は兵農分離政策をしておる。簡単に言えば専業兵士だ。よその軍は分からぬが尾張兵は弱い弱い言われるのも癪じゃがの。今回は専業の兵士の数およそ6000人、相手方は3500人程と聞いておる。圧勝で終わるんじゃないか?」
いやこれマジで歴史変わってしまった感じじゃね!?戦素人の俺でもこれは我が軍が圧倒的ではないか!?ってやつじゃね!?それにこんな時期から兵農分離してたんだ。どうせなら衛生兵とか工兵とか色んな役割持たせた部隊作った方がいいよな?戦が終わって信長さんが帰ってきたら提案してみよう。でも帰ってきたらオレ怒られるんか!?いや勝ち戦なら機嫌いいよな!!!
「これが今回の合戦図じゃ。ワシの弟に調べさせたんじゃが相手方は加納の地に布陣したようじゃ」
木下さんがテレビやネットでよく見る砂の板?みたいなの持ってきて説明してくれた。説明された所、
第一陣 池田恒興 坂井正尚
第二陣 森可成
第三陣 柴田勝家
第四陣 丹羽長秀
大将 織田信長
こういう布陣だった。色々熱弁され戦の事教えられたが・・・全然分からん!あまりに熱が入り怒気が強くなりそうだったので『オレは戦の素人だからよ』と現代のバスケアニメ桜○花道の名ゼリフを言ったらゲンコツされた件。
「どうせなら城にもトランシーバー係みたいな人が居れば良いんですけどね」
「剣城が技で出した未来のあのしゃべる箱か?確かにあれがあればすぐ後詰め、作戦の指示ができるから良いの。まあ今回はさすがに負けまい。このまま稲葉山を攻略はできんにしても前哨戦としては良い結果がでるんじゃないか?はっはっはっ」
「兄者!あっ、それに剣城殿ではないですか!あの節ではどうも!兄者ちょっとこちらへ」
「長秀か。どうしたんじゃ?斎藤を撃破したか?」
「実は・・・・・・」
「何!?味方劣勢だと!?何をやっておるんだ!!!してお館様は!?剣城お主も聞いておけ!!」
なんか雲行きが怪しいぞ・・・。それに俺が聞いても分からんのだが!?信長さん大丈夫か!?
「某の草に聞いた所、戦いは序盤から斉藤勢に押され、まず最初に先陣の池田・坂井隊が崩され次いで第二陣・森隊、第三陣の柴田隊も粘っておりますが敵方の日根野隊の軍勢に圧倒されており・・・」
「こうしちゃおれん!誰ぞワシの具足を持てい!後詰めじゃ!お館様が危ない!」
木下さんは急いで城から出て行った。オレも何ができるか分からんがこれは急いで行かないとマジでヤバそうだ。オレは人が殺せるのか・・・。
「兄者は、ああやってお館様の真似をされられるのです。お館様があれで我々が着いて行くのはお館様だからと何回も言うておるのですが・・・。それはそうと剣城殿も行かれるのですか?」
「さすがに行かないと信長様が死んでしまったら織田家も私もここで終わりですから行きます!」
「聞いた所剣城殿は初陣もまだだとか?それに馬も乗れないのだとか?」
長秀さん痛い所突いてくるな。
「長秀何をしておる!!!はよう向かうぞ!!!」
「剣城殿は走って着いて着なされ!お館様様は我々が死なせはしません、剣城殿はもしもの事のために未来の技の準備を。ではまた後程」
どうするんだよ!!!どうせなら後ろに乗せてくれても良くないか!?くそっ!こうなら距離は分からんが全力疾走だ!!
「お菊さん居る?」
「はっ、ここに!」
「今から信長様の救援に向かいます!走って向かいますので道案内お願い致します」
「急ぎの時に走っ・・・いえなんでもありません。私は城の剣城様に合う具足と刀を持ってまいります」
それからオレはお菊さんが持って来てくれた城の足軽の装備一式をお菊さんに着せてもらい軽く毒を吐かれながら着た。
だって着方が全然分からんし刀のぶら下げもなんか落ちそうで安定しないし!!!
でも・・・・もっとお菊さんに毒吐かれたい・・・
戦を経験してないオレはこの後本物の戦を経験して命の危機を冒してしまうとはまだ知らなかった。
あれ?なんか今日はえらい城が静かだな。何かあったのか?
顔を洗おうと井戸に向かう途中にヘトヘトになった伊右衛門さん達が見えて事情を聞いた。
「伊右衛門さんおはようございます。朝からどうしたんですか?何かあったのですか?」
「おい!今は昼過ぎだろうが!それに剣城はまだ寝てたのか!?お館様は、従兄弟信清様が謀反して少し経っておるが斎藤と婚姻まで結ぼうとする動きがあり、それで早急に稲葉山を落とすと言い向かわれた!朝から握りを作らされてヘトヘトなんじゃ。それはそうと早くお主も向かえ!」
「分かりました!ありがとうございます!」
昼過ぎって何で誰も起こしてくれないんだよ!!それに稲葉山ってどこだ!?戦ってこんないきなり始まるもんなの!?くそ!!全然分からん!!しかも戦の前に親族に裏切られてるの!?何してるんだよ!!!向かえと言われてもオレは馬乗れねーんだよ!!!!誰かオレみたいに遅れた人居ないのか!?
あっ!
「お菊さん居る!?」
「中々起きない剣城様ここにっ!」
皮肉たっぷりに言うなよ!!寝不足で中々起きなかったけどもよ!!!
「すいません、早く起きる習慣がなくて。ってそんな事よりお菊さんは馬に乗れる!?稲葉山ってどこだっけ?そこに行きたいんだけど馬も乗れないし場所も分からないんです!」
「私は乗馬はできません。走って向かわれてはいかがですか?全力で走れば間に合うと思いますが」
全力で走るって・・・走って行ける距離にその城はあるの?
「えっと距離はどのくらいですか?」
「およそ10里程です」
いや10里って何キロだよ!!全然分かんねーよ!!
「聞き方間違えました。すいません、走ってどのくらいで着きますか?」
「私の足なら酉の時までには着きます」
いやだから何分だよ!!!全然分からん!!もういい!!
「お菊さんはもういつでも行けますか?」
「はい。私はいつでも行けますが剣城様はその格好で行かれるのですか?」
行かれるのですか?とか言われてもオレ刀全部売って持ってないし甲冑も用意されてねーんだけど?
「普通は城が貸してくれるんですよね?私の分も貸してもらえますかね?」
「おぉ~!!剣城か!お主は呼ばれなかったのか?それで護衛と遊んでおるのか?」
「あっ!木下さんこんなところでって木下さんは戦に行ってないんですか!?それに遊んでなんかないです!こんな時に誰も起こしてくれなくて寝坊してしまいまして急いで向かおうと・・・」
「お館様は『彼奴なんかの先見がなくともこれだけ道具を用意したら負ける道理がない!起きん奴は捨ておけ』と集まった者だけで向かわれた。ワシは城番だ」
稲葉山城での戦いって秀吉さんの活躍が重要じゃなかった!?歴史が変わった!?城番って城を守る人の事だよな!?
「って事は私は信長様に呆れられた感じですか?」
「まあそうじゃのう。だが、まだ試しておる所ではあるが我が織田軍は兵農分離政策をしておる。簡単に言えば専業兵士だ。よその軍は分からぬが尾張兵は弱い弱い言われるのも癪じゃがの。今回は専業の兵士の数およそ6000人、相手方は3500人程と聞いておる。圧勝で終わるんじゃないか?」
いやこれマジで歴史変わってしまった感じじゃね!?戦素人の俺でもこれは我が軍が圧倒的ではないか!?ってやつじゃね!?それにこんな時期から兵農分離してたんだ。どうせなら衛生兵とか工兵とか色んな役割持たせた部隊作った方がいいよな?戦が終わって信長さんが帰ってきたら提案してみよう。でも帰ってきたらオレ怒られるんか!?いや勝ち戦なら機嫌いいよな!!!
「これが今回の合戦図じゃ。ワシの弟に調べさせたんじゃが相手方は加納の地に布陣したようじゃ」
木下さんがテレビやネットでよく見る砂の板?みたいなの持ってきて説明してくれた。説明された所、
第一陣 池田恒興 坂井正尚
第二陣 森可成
第三陣 柴田勝家
第四陣 丹羽長秀
大将 織田信長
こういう布陣だった。色々熱弁され戦の事教えられたが・・・全然分からん!あまりに熱が入り怒気が強くなりそうだったので『オレは戦の素人だからよ』と現代のバスケアニメ桜○花道の名ゼリフを言ったらゲンコツされた件。
「どうせなら城にもトランシーバー係みたいな人が居れば良いんですけどね」
「剣城が技で出した未来のあのしゃべる箱か?確かにあれがあればすぐ後詰め、作戦の指示ができるから良いの。まあ今回はさすがに負けまい。このまま稲葉山を攻略はできんにしても前哨戦としては良い結果がでるんじゃないか?はっはっはっ」
「兄者!あっ、それに剣城殿ではないですか!あの節ではどうも!兄者ちょっとこちらへ」
「長秀か。どうしたんじゃ?斎藤を撃破したか?」
「実は・・・・・・」
「何!?味方劣勢だと!?何をやっておるんだ!!!してお館様は!?剣城お主も聞いておけ!!」
なんか雲行きが怪しいぞ・・・。それに俺が聞いても分からんのだが!?信長さん大丈夫か!?
「某の草に聞いた所、戦いは序盤から斉藤勢に押され、まず最初に先陣の池田・坂井隊が崩され次いで第二陣・森隊、第三陣の柴田隊も粘っておりますが敵方の日根野隊の軍勢に圧倒されており・・・」
「こうしちゃおれん!誰ぞワシの具足を持てい!後詰めじゃ!お館様が危ない!」
木下さんは急いで城から出て行った。オレも何ができるか分からんがこれは急いで行かないとマジでヤバそうだ。オレは人が殺せるのか・・・。
「兄者は、ああやってお館様の真似をされられるのです。お館様があれで我々が着いて行くのはお館様だからと何回も言うておるのですが・・・。それはそうと剣城殿も行かれるのですか?」
「さすがに行かないと信長様が死んでしまったら織田家も私もここで終わりですから行きます!」
「聞いた所剣城殿は初陣もまだだとか?それに馬も乗れないのだとか?」
長秀さん痛い所突いてくるな。
「長秀何をしておる!!!はよう向かうぞ!!!」
「剣城殿は走って着いて着なされ!お館様様は我々が死なせはしません、剣城殿はもしもの事のために未来の技の準備を。ではまた後程」
どうするんだよ!!!どうせなら後ろに乗せてくれても良くないか!?くそっ!こうなら距離は分からんが全力疾走だ!!
「お菊さん居る?」
「はっ、ここに!」
「今から信長様の救援に向かいます!走って向かいますので道案内お願い致します」
「急ぎの時に走っ・・・いえなんでもありません。私は城の剣城様に合う具足と刀を持ってまいります」
それからオレはお菊さんが持って来てくれた城の足軽の装備一式をお菊さんに着せてもらい軽く毒を吐かれながら着た。
だって着方が全然分からんし刀のぶら下げもなんか落ちそうで安定しないし!!!
でも・・・・もっとお菊さんに毒吐かれたい・・・
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