68 / 70
62
しおりを挟む
「ふむふむ。では、其方が織田参議殿の妹君と」
「えぇ。兄上が留守の時などは、こうやって大切な方の面会は妾が行っている次第にございますれば」
「いや、大切なって程でもないのだが・・・」
「時に・・・其方はイシュや山岡と同じ国から来たと思うのだが誠、かぇ?」
「イシュ・・・山岡・・・えぇぇぇーーーっ!?!?」
「ど、どうされたか!?」
「い、いや・・・取り乱してしまった。許せ。如何にも・・・妾はその国から参った。申し遅れたが、妾はセイントハイアール国 女王のレイラ・セイントローソルトと申す」
「じょ、女王ですとぉぉ!?!?」
「こら!遠藤!失礼ですよ」
「はっ・・・・お市様、女王様。失礼致しました」
「うむ。女王といっても、ここは妾の国ではない。気にしないでいただきたい。それで・・・タケルは今はどこに!?」
~堺 山岡邸~
ブゥンッ ブゥンッ ブゥンッ ブゥンッ
「ほっほっほっ。ゆっくり朝は過ごすかと思いきや、殿は相も変わらず、朝は鍛錬ですか?」
「ふん。毎日の習慣は大切にするものだ。それに、タケルが作る飯を食べると身体が軽い」
「ほんに・・・妾も同じ感想です」
ブゥォォンッ!!!
「うむ。これで良いだろう。朝から温泉に入っても良いと言っていたな?お濃も来るか?」
「ほっほっほっ。ご一緒しましょう。妾が殿のお背中を流しましょう」
「うぅ~ん・・・朝か・・・」
オレは昼くらいまで眠る予定だったが、最近は戦国時間に慣れてしまったせいか、早朝に目が覚めた。
「犬・・・」
オレは於犬さんを起こそうかと思ったが、可愛い寝顔で寝ていたため、起こす事を辞めて、朝風呂に向かう事にした。
チュッ
軽く唇を重ねて部屋を後にする。だが困った・・・。まさか信長と濃姫が朝風呂に来るとは思わなかった。
「うむ。おはよう!」
「お、おはようございます!」
信長は意外にも礼儀正しい。挨拶は必ず元気良く、自分から声を掛ける人だ。これもこの時代に迷わなかったら分からなかった事だ。
「貴様も朝風呂というものに入るのか?」
「はい。そうしようかと思いましたが、お先にどうぞ。オレは時間をずらしますよ」
「ほっほっほっ。男同士で語らう事もありましょう。妾は後で、三喜子等といただきますよ」
「ふん。そういう事だ。それにここは貴様の家だろう?ワシに遠慮せずとも良い」
いやいやまったくオレが落ち着かないんだけど?
ゴッシッ ゴッシッ ゴッシッ
クッ・・・やっぱりこうなるよな。何でオレが信長の背中を擦らないといけないだよ!!しかも信長のチンコが普通に大きいんだけど。
ザパー
「うむ。昨日の女より洗い方が上手いな。力加減が絶妙だ。次は前だ。朝から素振りをして汗をかいたから念入りに洗え」
「は、はぃ・・・」
オレは見たくもないものを見ながら無言で信長の体を洗う。そして、ボディーソープの泡でゴシゴシ洗い、それが股の所へ来ると・・・
「こうすれば洗いやすかろう。確と洗え」
オレは生まれて初めて男のナニを剥いで洗った。いわゆる・・・仮性というやつだ。
「こ、こんな感じでよろしいでしょうか!?」
「ふん。安心しろ。ワシもそれなりに男色を嗜んだが好みというのもある。貴様はそうではない」
いやいや好みじゃないとか言われても、半勃起してるんだが!?
「そ、そうですか・・・。で、ではこの辺で・・・」
「うむ。先に浸かっている」
信長はそういうと、湯船に浸かった。オレもさっさと全身を洗い、信長と少しスペースを空けて浸かる事にした。
ザパーン
湯が溢れる音だけが聞こえる。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
お互い無言の時間が少し流れる。が・・・唐突に信長が語りかけてきた。
「ここは良い所だ。乱世という事を忘れさせてくれる」
「ははは。そう思ってもらえて良かったです。朝飯も南蛮風のパオンを用意するようにしていますよ」
本当はパンだが、信長にも分かりやすく言った。
「パオンか。フロイスから以前に食わせてもらった。南蛮の米のような扱いらしいな。貴様の国も主食はパオンなのか?」
「いえ。米もありますし、パオンもありますし、麺なんかも食べますよ。個人的には米が好きですけど」
「ふん。やはり日の本と似ておるのだな。いつか、日の本が落ち着けば行ってみたいな」
信長のこんな雰囲気は初めてだ。そりゃ出会って少ししか経っていないが、全然イメージと違う。今のイメージは優しいダンディーな人だ。
「ワシは・・・昔、年がら年中、尾張兵を強くする事を考えていた。この乱世を終わらせ、諸外国に負けない日の本を作るため天下布武を行っている。足軽に三間半の長槍を持たせた。他国もそれを真似し始めた。次にワシは女子供でも農民でもすぐに武者になれる鉄砲に目を付けた」
「鉄砲は離れた場所から攻撃できますからね」
「あぁ。練度もそんな必要としない。だが、他国も鉄砲に目を付け始めた。次はなんぞ・・・。ワシは貴様に勝機を見出した。貴様が使う魔法だ。ワシをも打ち負かす貴様の魔法も是非ワシのために使ってくれんか?」
信長は唐突にオレに頭を下げ始めた。いきなりだし、まさかあの信長がオレに頭をさげるとは思わなかった為、変な返事をしてしまう。
「え!?あ、い、いや・・・」
「なんぞ?ワシが頭下げるのはおかしいか?ワシは目的の為なら頭なぞ何度でも下げてやる」
そうだよな。戦に参加せず、夢の城持ちなんて無理な話だし、オレが信長を討って代わりにオレが統一したところとて、そんなの面倒なだけだ。適度な自由はやはり欲しい。特にこれから起こるであろう高屋での戦は坊さん相手だ。
現代感覚からすれば坊さんに戦なんて・・・と思うだろうが、この時代の坊さんは、そりゃ真面目な人も居るだろう。だが、腐ってる坊主の方が多い。布施の強要。高利な金貸し。人攫い。その借金のカタに嵌められた者の家族の女を捕まえ強姦と・・・。これは今日までに調べた事実の事だ。
それなのに、中立を守らないといけない立場なのに守らず、門徒を使い進めば極楽、下がれば地獄のような事を謳い、襲ってくる一揆勢。オレはまだ坊主と戦っていないからその脅威を知らないが、人攫い、人身売買は既に経験してるからな。
「スゥ~・・・」
オレは大きく息を吸い込み、決心した事を言う。
「なんだ?その顔は?」
「オレは織田様が為さる天下布武の手助けを致しましょう。まぁ既に一度伝えはしましたが、既に動いているんでしょう?」
「あぁ。飯盛山城、萱振城を昨年落城させて一度兵は退かせた。ここで一気に本願寺を屠る事が出来れば脅威ではなくなる。細川に朱印状を出し、丹波の国人衆を与力にし、兵力増強するように伝えてある」
「そうですか・・・。その戦に参加する方をお伺いしても?」
「それを聞いてどうするのだ?」
「少し贈り物でもと思いましてね。やるからにはオレは徹底的にやりますよ」
「なに!?」
「う~む。では、本日にその参議殿とタケルとイシュがこの家・・・失礼。城に戻ってくるということだな?」
「えぇ。兄上からはそのように聞いております。正確には山岡殿から聞いているのですが」
「そうか。ならば待たせてもらいたい。その参議殿にも挨拶くらいせねばな。う~む。そうだな・・・もてなされてばかりでは妾の沽券に関わる。少しばかり皆に贈り物をいたそう」
「贈り物・・・ですか?」
「うむ!手前上、国では女王の立場故、臣下に贈り物をするのも苦労するのが、妾は此度は休暇という程になっているから気兼ねがない。まずは、この尾張国、美濃国と友好と致そう。遠藤殿!其方は参議殿の小姓という立場だったな?これを」
「な、なんですか!?これは!?」
「これを装備すると腕力、俊敏力が上がるのだ。使ってほしい。そして、妹君にはこれを。ミスリルでできた短剣だ。その腰に巻いた布の下に忍ばせやすいと思う」
「き、綺麗・・・」
「あぁ~、遊びで使わないでほしい。斬れ味は我が国でも指5本に入る鍛治師が作った物だ。石でも斬ってしまう」
「うわー!本当ですわね!床が斬れてしまいましたわ!」
「お、お市様ッッ!?それをどうするのですか!?」
「え?遠藤が兄上に伝えれば良いでしょう?」
「え!?某がですか!?」
この妹君はなんという性格なのだ・・・。話し方は普通だが、好奇心旺盛というかなんというか・・・。
「ゴホンッ・・・ダイアローグ!」
コポコポコポ
「「えっ!?!?」」
「どうした?」
「直った!?」
「うむ。妾は木属性の適性があるからな。これくらいなら問題ない」
うむ。やはり魔法がないというのは本当だな。2人が驚くのもしょうがないか・・・うん!?
「うぉうたぁ~!」
「お市様!?床を濡らしてどうするのですか!?誰がお館様に報告をすると思っているのですか!?」
「遠藤がすればいいのよ~!女王様!妾も少し魔法が使えるのよ!」
なんと!?これは驚いた。初級ではあるが水属性魔法を使っている!この女は楽しい女だ!せっかくだ。魔法を少し教えてやろう!
「えぇ。兄上が留守の時などは、こうやって大切な方の面会は妾が行っている次第にございますれば」
「いや、大切なって程でもないのだが・・・」
「時に・・・其方はイシュや山岡と同じ国から来たと思うのだが誠、かぇ?」
「イシュ・・・山岡・・・えぇぇぇーーーっ!?!?」
「ど、どうされたか!?」
「い、いや・・・取り乱してしまった。許せ。如何にも・・・妾はその国から参った。申し遅れたが、妾はセイントハイアール国 女王のレイラ・セイントローソルトと申す」
「じょ、女王ですとぉぉ!?!?」
「こら!遠藤!失礼ですよ」
「はっ・・・・お市様、女王様。失礼致しました」
「うむ。女王といっても、ここは妾の国ではない。気にしないでいただきたい。それで・・・タケルは今はどこに!?」
~堺 山岡邸~
ブゥンッ ブゥンッ ブゥンッ ブゥンッ
「ほっほっほっ。ゆっくり朝は過ごすかと思いきや、殿は相も変わらず、朝は鍛錬ですか?」
「ふん。毎日の習慣は大切にするものだ。それに、タケルが作る飯を食べると身体が軽い」
「ほんに・・・妾も同じ感想です」
ブゥォォンッ!!!
「うむ。これで良いだろう。朝から温泉に入っても良いと言っていたな?お濃も来るか?」
「ほっほっほっ。ご一緒しましょう。妾が殿のお背中を流しましょう」
「うぅ~ん・・・朝か・・・」
オレは昼くらいまで眠る予定だったが、最近は戦国時間に慣れてしまったせいか、早朝に目が覚めた。
「犬・・・」
オレは於犬さんを起こそうかと思ったが、可愛い寝顔で寝ていたため、起こす事を辞めて、朝風呂に向かう事にした。
チュッ
軽く唇を重ねて部屋を後にする。だが困った・・・。まさか信長と濃姫が朝風呂に来るとは思わなかった。
「うむ。おはよう!」
「お、おはようございます!」
信長は意外にも礼儀正しい。挨拶は必ず元気良く、自分から声を掛ける人だ。これもこの時代に迷わなかったら分からなかった事だ。
「貴様も朝風呂というものに入るのか?」
「はい。そうしようかと思いましたが、お先にどうぞ。オレは時間をずらしますよ」
「ほっほっほっ。男同士で語らう事もありましょう。妾は後で、三喜子等といただきますよ」
「ふん。そういう事だ。それにここは貴様の家だろう?ワシに遠慮せずとも良い」
いやいやまったくオレが落ち着かないんだけど?
ゴッシッ ゴッシッ ゴッシッ
クッ・・・やっぱりこうなるよな。何でオレが信長の背中を擦らないといけないだよ!!しかも信長のチンコが普通に大きいんだけど。
ザパー
「うむ。昨日の女より洗い方が上手いな。力加減が絶妙だ。次は前だ。朝から素振りをして汗をかいたから念入りに洗え」
「は、はぃ・・・」
オレは見たくもないものを見ながら無言で信長の体を洗う。そして、ボディーソープの泡でゴシゴシ洗い、それが股の所へ来ると・・・
「こうすれば洗いやすかろう。確と洗え」
オレは生まれて初めて男のナニを剥いで洗った。いわゆる・・・仮性というやつだ。
「こ、こんな感じでよろしいでしょうか!?」
「ふん。安心しろ。ワシもそれなりに男色を嗜んだが好みというのもある。貴様はそうではない」
いやいや好みじゃないとか言われても、半勃起してるんだが!?
「そ、そうですか・・・。で、ではこの辺で・・・」
「うむ。先に浸かっている」
信長はそういうと、湯船に浸かった。オレもさっさと全身を洗い、信長と少しスペースを空けて浸かる事にした。
ザパーン
湯が溢れる音だけが聞こえる。
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
お互い無言の時間が少し流れる。が・・・唐突に信長が語りかけてきた。
「ここは良い所だ。乱世という事を忘れさせてくれる」
「ははは。そう思ってもらえて良かったです。朝飯も南蛮風のパオンを用意するようにしていますよ」
本当はパンだが、信長にも分かりやすく言った。
「パオンか。フロイスから以前に食わせてもらった。南蛮の米のような扱いらしいな。貴様の国も主食はパオンなのか?」
「いえ。米もありますし、パオンもありますし、麺なんかも食べますよ。個人的には米が好きですけど」
「ふん。やはり日の本と似ておるのだな。いつか、日の本が落ち着けば行ってみたいな」
信長のこんな雰囲気は初めてだ。そりゃ出会って少ししか経っていないが、全然イメージと違う。今のイメージは優しいダンディーな人だ。
「ワシは・・・昔、年がら年中、尾張兵を強くする事を考えていた。この乱世を終わらせ、諸外国に負けない日の本を作るため天下布武を行っている。足軽に三間半の長槍を持たせた。他国もそれを真似し始めた。次にワシは女子供でも農民でもすぐに武者になれる鉄砲に目を付けた」
「鉄砲は離れた場所から攻撃できますからね」
「あぁ。練度もそんな必要としない。だが、他国も鉄砲に目を付け始めた。次はなんぞ・・・。ワシは貴様に勝機を見出した。貴様が使う魔法だ。ワシをも打ち負かす貴様の魔法も是非ワシのために使ってくれんか?」
信長は唐突にオレに頭を下げ始めた。いきなりだし、まさかあの信長がオレに頭をさげるとは思わなかった為、変な返事をしてしまう。
「え!?あ、い、いや・・・」
「なんぞ?ワシが頭下げるのはおかしいか?ワシは目的の為なら頭なぞ何度でも下げてやる」
そうだよな。戦に参加せず、夢の城持ちなんて無理な話だし、オレが信長を討って代わりにオレが統一したところとて、そんなの面倒なだけだ。適度な自由はやはり欲しい。特にこれから起こるであろう高屋での戦は坊さん相手だ。
現代感覚からすれば坊さんに戦なんて・・・と思うだろうが、この時代の坊さんは、そりゃ真面目な人も居るだろう。だが、腐ってる坊主の方が多い。布施の強要。高利な金貸し。人攫い。その借金のカタに嵌められた者の家族の女を捕まえ強姦と・・・。これは今日までに調べた事実の事だ。
それなのに、中立を守らないといけない立場なのに守らず、門徒を使い進めば極楽、下がれば地獄のような事を謳い、襲ってくる一揆勢。オレはまだ坊主と戦っていないからその脅威を知らないが、人攫い、人身売買は既に経験してるからな。
「スゥ~・・・」
オレは大きく息を吸い込み、決心した事を言う。
「なんだ?その顔は?」
「オレは織田様が為さる天下布武の手助けを致しましょう。まぁ既に一度伝えはしましたが、既に動いているんでしょう?」
「あぁ。飯盛山城、萱振城を昨年落城させて一度兵は退かせた。ここで一気に本願寺を屠る事が出来れば脅威ではなくなる。細川に朱印状を出し、丹波の国人衆を与力にし、兵力増強するように伝えてある」
「そうですか・・・。その戦に参加する方をお伺いしても?」
「それを聞いてどうするのだ?」
「少し贈り物でもと思いましてね。やるからにはオレは徹底的にやりますよ」
「なに!?」
「う~む。では、本日にその参議殿とタケルとイシュがこの家・・・失礼。城に戻ってくるということだな?」
「えぇ。兄上からはそのように聞いております。正確には山岡殿から聞いているのですが」
「そうか。ならば待たせてもらいたい。その参議殿にも挨拶くらいせねばな。う~む。そうだな・・・もてなされてばかりでは妾の沽券に関わる。少しばかり皆に贈り物をいたそう」
「贈り物・・・ですか?」
「うむ!手前上、国では女王の立場故、臣下に贈り物をするのも苦労するのが、妾は此度は休暇という程になっているから気兼ねがない。まずは、この尾張国、美濃国と友好と致そう。遠藤殿!其方は参議殿の小姓という立場だったな?これを」
「な、なんですか!?これは!?」
「これを装備すると腕力、俊敏力が上がるのだ。使ってほしい。そして、妹君にはこれを。ミスリルでできた短剣だ。その腰に巻いた布の下に忍ばせやすいと思う」
「き、綺麗・・・」
「あぁ~、遊びで使わないでほしい。斬れ味は我が国でも指5本に入る鍛治師が作った物だ。石でも斬ってしまう」
「うわー!本当ですわね!床が斬れてしまいましたわ!」
「お、お市様ッッ!?それをどうするのですか!?」
「え?遠藤が兄上に伝えれば良いでしょう?」
「え!?某がですか!?」
この妹君はなんという性格なのだ・・・。話し方は普通だが、好奇心旺盛というかなんというか・・・。
「ゴホンッ・・・ダイアローグ!」
コポコポコポ
「「えっ!?!?」」
「どうした?」
「直った!?」
「うむ。妾は木属性の適性があるからな。これくらいなら問題ない」
うむ。やはり魔法がないというのは本当だな。2人が驚くのもしょうがないか・・・うん!?
「うぉうたぁ~!」
「お市様!?床を濡らしてどうするのですか!?誰がお館様に報告をすると思っているのですか!?」
「遠藤がすればいいのよ~!女王様!妾も少し魔法が使えるのよ!」
なんと!?これは驚いた。初級ではあるが水属性魔法を使っている!この女は楽しい女だ!せっかくだ。魔法を少し教えてやろう!
0
お気に入りに追加
477
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
令嬢の名門女学校で、パンツを初めて履くことになりました
フルーツパフェ
大衆娯楽
とある事件を受けて、財閥のご令嬢が数多く通う女学校で校則が改訂された。
曰く、全校生徒はパンツを履くこと。
生徒の安全を確保するための善意で制定されたこの校則だが、学校側の意図に反して事態は思わぬ方向に?
史実上の事件を元に描かれた近代歴史小説。
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
漫画の寝取り竿役に転生して真面目に生きようとしたのに、なぜかエッチな巨乳ヒロインがぐいぐい攻めてくるんだけど?
みずがめ
恋愛
目が覚めたら読んだことのあるエロ漫画の最低寝取り野郎になっていた。
なんでよりによってこんな悪役に転生してしまったんだ。最初はそう落ち込んだが、よく考えれば若いチートボディを手に入れて学生時代をやり直せる。
身体の持ち主が悪人なら意識を乗っ取ったことに心を痛める必要はない。俺がヒロインを寝取りさえしなければ、主人公は精神崩壊することなくハッピーエンドを迎えるだろう。
一時の快楽に身を委ねて他人の人生を狂わせるだなんて、そんな責任を負いたくはない。ここが現実である以上、NTRする気にはなれなかった。メインヒロインとは適切な距離を保っていこう。俺自身がお天道様の下で青春を送るために、そう固く決意した。
……なのになぜ、俺はヒロインに誘惑されているんだ?
※他サイトでも掲載しています。
※表紙や作中イラストは、AIイラストレーターのおしつじさん(https://twitter.com/your_shitsuji)に外注契約を通して作成していただきました。おしつじさんのAIイラストはすべて商用利用が認められたものを使用しており、また「小説活動に関する利用許諾」を許可していただいています。
日本列島、時震により転移す!
黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる