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バァァァァン
「うっ・・・」
「ここは!?」
「がははは!ここがタケルが言っていた桃源郷か!!」
「はい!皆々様!お疲れ様でした!ここは堺の町より少し離れた場所です。1、2、3… う~ん。全員で20人増えたのか」
「タケル様!」「タケル~!」「タケルちゃ~ん!」
「タケル殿!!」
「タケル・・・・」
「「「「お帰りなさいませ!!!」」」」
「あるじ~!お帰り~!!」
「みんな!ただ今!」
「千草さんも元気にしてるみたいだな!」
「ねぇねぇ?タケル~?そこの御姫様(おひいさま)は誰だい?」
「あぁ。池さん、いや・・・みんなもまずは家の大広間に集まってもらいたい。伝える事がある」
みんなに集まってもらい、伝える事・・・。それは於犬さんの事だ。まず於犬さんを迎える事で、口約束ではあったが現状の正室?はイシュだったわけだ。そのイシュを外して、於犬さんを正室に!って事は難しい。ならばどうすべきか・・・。
答えは簡単。イシュを王妃という異世界のような格にしたわけだ。寧ろイシュに関してはその方が分かりやすいだろう。そして、於犬さんが正室となったわけだ。まぁ別に特段変わった事はないけど。それにイシュも於犬さんも普通に仲が良いみたいだした。土属性の適性があるからか、於犬さんの魔力も心地が良いらしい。
家に向かう前にヴァースクリエイトにて20戸家を増やす。まぁ喜八やなんかは岐阜に帰るだろうが、たまにここに来た時に日帰りなんて事はさせたくないしな。それと、於犬さん付きの女中の3人なんから多分、オレと同じ家に住むだろう。
慶次や『護衛に使え』と、オレに着いて来た足軽の人達はずっとここに居ると思うけど。
ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ
「あら?タケルちゃん?また家増やすの?」と、アキさん。
「えぇ。すぐに説明しますが、住民が増えるからね」
さっさと、ヴァースクリエイトを使い家を建てた。まぁありきたりのデザインの家だ。
「「「「「えぇ~~~~!?!?」」」」」
「タケル殿!?誠ですか!?」
「うん。この女性は於犬様といって、織田様の妹君だ。その妹君を正室として迎え入れる事になった」
オレが簡単に説明すると一斉にみんなが頭を下げる。
「お辞めなさい。妾はそのような身分ではありませぬ」
これだよこれ。高飛車な雰囲気とは程遠いこの於犬さんにオレは惹かれたんだよな。現状、畿内の有力者である織田信長の妹だ。普通ならみんなから頭下げられる身分だし、武家でもないオレに、いくら出戻りだといっても嫁ぐのは違うのにな。
「於犬様。このようにオレは女性を使う仕事をしています。隣の建物を桃源郷といい、その隣は薬屋を営んでいます。働かせるわけではありませんが、仕事上、不浄に思うかもしれませんが、差別はしないでいただきたいです」
「もちろんです。兄上も農奴だ草だと差別はするなとよく言っていました」
へぇ~。意外だな。草・・・素波、乱波と嫌われてるのかと思った。
「まぁとりあえず腹が減ってはなんとやら。ここではみんな好きに食べ、好きな事をしていいです。ミヤちゃん!小太郎!入っておいで」
「「し、失礼致しますッ!!」」
久しぶりの2人だ。それにこの子達から見れば於犬さんなんて天上人だろう。緊張してるのがすぐに分かる。
「於犬様、この2人がみんなの朝餉から夕餉まで仕切っている子です」
「台所衆でいいのかしら?」
「まぁ城でいうところのそれです。小太郎!ミヤちゃん!今日は特別な料理を頼む」
「「は、はい!」」
「お、お待たせ致しましたッッ!!!!」
ミヤちゃんが緊張しながら大皿に乗ったコロッケを持って来た。現代なら特段、豪華とは思わないだろう。だがここは戦国時代だ。コロッケを久しぶりに見たオレは思わず感動してしまった。
「小太郎!ミヤちゃん!コロッケを選択したのは流石!!」
その後すぐに小太郎が鯛のお造りを持って来た。立派な鯛だ。
「タケル様。熊のおじさんから慶事と聞き、急ぎ町で鯛を買ってきました!!!!」
「小太郎もよくやってくれたな。ありがとう。2人は下がってていいよ」
多分、祝福した畑から取った異世界産の芋だろう。普通に美味い。新たに来た人達もみんな驚いた顔して食べている。特に於犬さん。この時代では珍しく少しふくよかな身体してるけど、上品に食べている。
「山岡様!これはなんという食べ物なのですか!?岐阜の城下でもこのような物は見た事ありません!!非常に美味です!」
「これはコロッケという食べ物ですよ。小太郎とミヤちゃんがこれから他所では食べられない物をたくさん作ってくれますよ」
「まぁ!?ほんに楽しみです」
う~ん。どこかまだよそよそしい。一応、正室なんだよな。けど未だに名字呼びは嫌だな。まぁこればかりは、とんとん拍子で話が進んだから仕方がない。
「とりあえずみなさんはゆっくり食べててください」
オレはそう言って退出する。まずは報告に上がっている偽薬の件だ。
「スーラ居るか?」
「は~い」
「状況は?」
「池のお姉ちゃん!!」
スーラが呼ぶと池さんが申し訳なさそうにやって来た。
「タケル様すいません!!」
「いや、別に怒ってないからいいよ。で、なんか書状が届いたんだって?」
「はい。こちらになります。要約しますと、そちらの万能薬とやらを購入し、歯から血が出たり、衰弱する船乗り特有の病の者に飲ませたところ最初は、たちまち治っていたが治らない薬もあるとのこと。既にこの薬を飲み10名程亡くなったと記されています」
「船乗り特有の・・・壊血病か!?けど、普通に治るはずなんだけど・・・。池さん?この瓶の薬だよね!?」
「はい!間違いなくあの南蛮の人に売ったのはその薬です!」
間違いなくハイポーションだ。なら誰かが偽薬に入れ替えたか、又売りしたか・・・。
「手紙にはオレ達にどうしろと?」
「はい。この書状が届いた時にはタケル様が居なかったので、戻ると堺の港に知らせよと・・・」
「分かった。明日こちらから出向くよ。池さん?池さんは気にしなくていいから。薬に偽物なんてないからこれは誰かが仕組んだ事だ。オレはこの事を許さないから」
「でも・・・」
「いいからいいから!池さんもコロッケ食べておいで!」
池さんの退出を見守り、スーラと一考する。
「あるじ~?ごめんなさい」
「いや、スーラのせいでもないからいいよ。オレが念話でスーラに任せたんだから。とりあえずスーラは明日からも変わらず警備を頼む。イシュと明日にでも堺の港に行ってみるから」
「了解」
ふぅ~。やはり何事も簡単にって事はないみたいだな。明日からまた普通の日が来るかと思ったのに。だが、オレにはまだしないといけない事がある。そう。於犬さんとの初夜だ。
「遅い・・・・」
「なにが?」
「うを!?い、イシュ!?何でそこに!?」
「え?何でって今日は於犬様と初夜でしょ?だからどんな事するのか見てみようかなって」
「いやいや見られたら集中できないじゃん!それに・・・な?於犬さんはここの女性と違うから分かるだろう?」
「大丈夫!ヴァースバニッシュで透明になるから!バレないよ!」
「いやそういう問題じゃないんだけど・・・」
「いいじゃない。けどそれにしても遅いわね」
「う~ん。もしかすれば身分の高い人だから違うのかも?於犬さんの部屋に行ってみるよ。イシュは覗くなら覗くでいいけどちゃんと隠れていろよ!」
「分かってるって!ヴァースバニッシュ!」
イシュのやつめ。どんどん目覚めてきやがる。
そんなイシュを放って、オレは於犬さんの部屋に向かう。オレの私室から3部屋奥の大きな和室だ。本当は洋室だったけど、わざわざヴァースクリエイトにて和室に変化させたのだ。その方が於犬さんも落ち着くだろうと思ってだ。
トントン
「はい!う、上岡様!?」
「あぁ~、確か波子さんでしたよね?於犬さん居ますか?」
「え!?」
いや、え!?ってなんだよ!?そんなおかしいか!?
「なんかまずかったです?」
「え!?あ、いや・・・於犬様!!!上岡様が・・・」
「はい。なんでしょう?」
いやいや普通に返されたんだが!?なんでしょう?じゃないだろ!?
「えっと・・・オレの部屋に・・・来れますか?」
「部屋・・・と言いますと・・・その・・・あれですか?私を!?」
「いや、まぁ・・・親交を深めようかと・・・」
何でオレまで恥ずかしがっているんだよ!?於犬さんも分かるだろ!?まだ抱いてもいないのに、なんなら知り合ってまだ1ヶ月少々なのに結婚したんだぞ!?
「しょ、少々お待ちください!まさかお呼びが掛かるとは思いもよりませんでした!すぐに準備致します!!」
「え?いやいや準備なんていいですって!」
オレは半ば強引に於犬さんをお姫様抱っこして私室に連れて来た。
「姫様!!」
「波子さんも今日は休んでいいから!あっ、下に温泉もどきがあるから入っていいよ!石鹸とトリートメントもあるから気持ちいいよ!お疲れ様!!」
「う、上岡様・・・恥ずかしいです・・・それに妾は・・・重いですよ」
「いやいや全然軽いくらいですよ!さて・・・まずはお話でもしましょうか」
「うっ・・・」
「ここは!?」
「がははは!ここがタケルが言っていた桃源郷か!!」
「はい!皆々様!お疲れ様でした!ここは堺の町より少し離れた場所です。1、2、3… う~ん。全員で20人増えたのか」
「タケル様!」「タケル~!」「タケルちゃ~ん!」
「タケル殿!!」
「タケル・・・・」
「「「「お帰りなさいませ!!!」」」」
「あるじ~!お帰り~!!」
「みんな!ただ今!」
「千草さんも元気にしてるみたいだな!」
「ねぇねぇ?タケル~?そこの御姫様(おひいさま)は誰だい?」
「あぁ。池さん、いや・・・みんなもまずは家の大広間に集まってもらいたい。伝える事がある」
みんなに集まってもらい、伝える事・・・。それは於犬さんの事だ。まず於犬さんを迎える事で、口約束ではあったが現状の正室?はイシュだったわけだ。そのイシュを外して、於犬さんを正室に!って事は難しい。ならばどうすべきか・・・。
答えは簡単。イシュを王妃という異世界のような格にしたわけだ。寧ろイシュに関してはその方が分かりやすいだろう。そして、於犬さんが正室となったわけだ。まぁ別に特段変わった事はないけど。それにイシュも於犬さんも普通に仲が良いみたいだした。土属性の適性があるからか、於犬さんの魔力も心地が良いらしい。
家に向かう前にヴァースクリエイトにて20戸家を増やす。まぁ喜八やなんかは岐阜に帰るだろうが、たまにここに来た時に日帰りなんて事はさせたくないしな。それと、於犬さん付きの女中の3人なんから多分、オレと同じ家に住むだろう。
慶次や『護衛に使え』と、オレに着いて来た足軽の人達はずっとここに居ると思うけど。
ゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボゴボ
「あら?タケルちゃん?また家増やすの?」と、アキさん。
「えぇ。すぐに説明しますが、住民が増えるからね」
さっさと、ヴァースクリエイトを使い家を建てた。まぁありきたりのデザインの家だ。
「「「「「えぇ~~~~!?!?」」」」」
「タケル殿!?誠ですか!?」
「うん。この女性は於犬様といって、織田様の妹君だ。その妹君を正室として迎え入れる事になった」
オレが簡単に説明すると一斉にみんなが頭を下げる。
「お辞めなさい。妾はそのような身分ではありませぬ」
これだよこれ。高飛車な雰囲気とは程遠いこの於犬さんにオレは惹かれたんだよな。現状、畿内の有力者である織田信長の妹だ。普通ならみんなから頭下げられる身分だし、武家でもないオレに、いくら出戻りだといっても嫁ぐのは違うのにな。
「於犬様。このようにオレは女性を使う仕事をしています。隣の建物を桃源郷といい、その隣は薬屋を営んでいます。働かせるわけではありませんが、仕事上、不浄に思うかもしれませんが、差別はしないでいただきたいです」
「もちろんです。兄上も農奴だ草だと差別はするなとよく言っていました」
へぇ~。意外だな。草・・・素波、乱波と嫌われてるのかと思った。
「まぁとりあえず腹が減ってはなんとやら。ここではみんな好きに食べ、好きな事をしていいです。ミヤちゃん!小太郎!入っておいで」
「「し、失礼致しますッ!!」」
久しぶりの2人だ。それにこの子達から見れば於犬さんなんて天上人だろう。緊張してるのがすぐに分かる。
「於犬様、この2人がみんなの朝餉から夕餉まで仕切っている子です」
「台所衆でいいのかしら?」
「まぁ城でいうところのそれです。小太郎!ミヤちゃん!今日は特別な料理を頼む」
「「は、はい!」」
「お、お待たせ致しましたッッ!!!!」
ミヤちゃんが緊張しながら大皿に乗ったコロッケを持って来た。現代なら特段、豪華とは思わないだろう。だがここは戦国時代だ。コロッケを久しぶりに見たオレは思わず感動してしまった。
「小太郎!ミヤちゃん!コロッケを選択したのは流石!!」
その後すぐに小太郎が鯛のお造りを持って来た。立派な鯛だ。
「タケル様。熊のおじさんから慶事と聞き、急ぎ町で鯛を買ってきました!!!!」
「小太郎もよくやってくれたな。ありがとう。2人は下がってていいよ」
多分、祝福した畑から取った異世界産の芋だろう。普通に美味い。新たに来た人達もみんな驚いた顔して食べている。特に於犬さん。この時代では珍しく少しふくよかな身体してるけど、上品に食べている。
「山岡様!これはなんという食べ物なのですか!?岐阜の城下でもこのような物は見た事ありません!!非常に美味です!」
「これはコロッケという食べ物ですよ。小太郎とミヤちゃんがこれから他所では食べられない物をたくさん作ってくれますよ」
「まぁ!?ほんに楽しみです」
う~ん。どこかまだよそよそしい。一応、正室なんだよな。けど未だに名字呼びは嫌だな。まぁこればかりは、とんとん拍子で話が進んだから仕方がない。
「とりあえずみなさんはゆっくり食べててください」
オレはそう言って退出する。まずは報告に上がっている偽薬の件だ。
「スーラ居るか?」
「は~い」
「状況は?」
「池のお姉ちゃん!!」
スーラが呼ぶと池さんが申し訳なさそうにやって来た。
「タケル様すいません!!」
「いや、別に怒ってないからいいよ。で、なんか書状が届いたんだって?」
「はい。こちらになります。要約しますと、そちらの万能薬とやらを購入し、歯から血が出たり、衰弱する船乗り特有の病の者に飲ませたところ最初は、たちまち治っていたが治らない薬もあるとのこと。既にこの薬を飲み10名程亡くなったと記されています」
「船乗り特有の・・・壊血病か!?けど、普通に治るはずなんだけど・・・。池さん?この瓶の薬だよね!?」
「はい!間違いなくあの南蛮の人に売ったのはその薬です!」
間違いなくハイポーションだ。なら誰かが偽薬に入れ替えたか、又売りしたか・・・。
「手紙にはオレ達にどうしろと?」
「はい。この書状が届いた時にはタケル様が居なかったので、戻ると堺の港に知らせよと・・・」
「分かった。明日こちらから出向くよ。池さん?池さんは気にしなくていいから。薬に偽物なんてないからこれは誰かが仕組んだ事だ。オレはこの事を許さないから」
「でも・・・」
「いいからいいから!池さんもコロッケ食べておいで!」
池さんの退出を見守り、スーラと一考する。
「あるじ~?ごめんなさい」
「いや、スーラのせいでもないからいいよ。オレが念話でスーラに任せたんだから。とりあえずスーラは明日からも変わらず警備を頼む。イシュと明日にでも堺の港に行ってみるから」
「了解」
ふぅ~。やはり何事も簡単にって事はないみたいだな。明日からまた普通の日が来るかと思ったのに。だが、オレにはまだしないといけない事がある。そう。於犬さんとの初夜だ。
「遅い・・・・」
「なにが?」
「うを!?い、イシュ!?何でそこに!?」
「え?何でって今日は於犬様と初夜でしょ?だからどんな事するのか見てみようかなって」
「いやいや見られたら集中できないじゃん!それに・・・な?於犬さんはここの女性と違うから分かるだろう?」
「大丈夫!ヴァースバニッシュで透明になるから!バレないよ!」
「いやそういう問題じゃないんだけど・・・」
「いいじゃない。けどそれにしても遅いわね」
「う~ん。もしかすれば身分の高い人だから違うのかも?於犬さんの部屋に行ってみるよ。イシュは覗くなら覗くでいいけどちゃんと隠れていろよ!」
「分かってるって!ヴァースバニッシュ!」
イシュのやつめ。どんどん目覚めてきやがる。
そんなイシュを放って、オレは於犬さんの部屋に向かう。オレの私室から3部屋奥の大きな和室だ。本当は洋室だったけど、わざわざヴァースクリエイトにて和室に変化させたのだ。その方が於犬さんも落ち着くだろうと思ってだ。
トントン
「はい!う、上岡様!?」
「あぁ~、確か波子さんでしたよね?於犬さん居ますか?」
「え!?」
いや、え!?ってなんだよ!?そんなおかしいか!?
「なんかまずかったです?」
「え!?あ、いや・・・於犬様!!!上岡様が・・・」
「はい。なんでしょう?」
いやいや普通に返されたんだが!?なんでしょう?じゃないだろ!?
「えっと・・・オレの部屋に・・・来れますか?」
「部屋・・・と言いますと・・・その・・・あれですか?私を!?」
「いや、まぁ・・・親交を深めようかと・・・」
何でオレまで恥ずかしがっているんだよ!?於犬さんも分かるだろ!?まだ抱いてもいないのに、なんなら知り合ってまだ1ヶ月少々なのに結婚したんだぞ!?
「しょ、少々お待ちください!まさかお呼びが掛かるとは思いもよりませんでした!すぐに準備致します!!」
「え?いやいや準備なんていいですって!」
オレは半ば強引に於犬さんをお姫様抱っこして私室に連れて来た。
「姫様!!」
「波子さんも今日は休んでいいから!あっ、下に温泉もどきがあるから入っていいよ!石鹸とトリートメントもあるから気持ちいいよ!お疲れ様!!」
「う、上岡様・・・恥ずかしいです・・・それに妾は・・・重いですよ」
「いやいや全然軽いくらいですよ!さて・・・まずはお話でもしましょうか」
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