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 ~地球 セイントハイアール~

 バァァァーーーーーーーンッ!!

 「ッツ・・・・ここはどこ!?」

 「ようこそ!!私はリルル!タケル様の僕(しもべ)だよ!」

 「え!?た、タケル!?ならここは・・・」

 「そうだよ!町の名前がセイントハイアール!あの大きな建物は桃源郷だよ!男と女が交わる場所だよ!」

 「リルル殿~!!なにをしてーー誰だ!?」

 「あなたこそ誰よ!?」

 「ワテか?ワテは桃源郷 店長 熊五郎である!」

 「てんちょう!?」

 「リルル殿?この方は?」

 「さっきタケル様から連絡があって、大切な女性だって!粗相のないようにしてくれって!元々、こうが?って場所の女性の忍者らしいよ!蝶の予備の着物を渡して食べ物やなんかも渡してほしいって!」

 「タケル殿がか!?分かった!」

 いや・・・なんでこの熊五郎って男はそれだけで納得するのさ!?アタイは訳が分からないよ!?ここはタケルが言ってた堺なの!?まずはこの南蛮の女と男に話を合わせるのが良いか・・・。

 「アタイは千草。タケルがここに住んで警備をしてほしいって言われたのだけど・・・」

 「そうか。タケル殿がそう言ったのならそうすればいい。とにかく腹が減ってはだ!すぐに食事を用意致す。後、風呂にも入りなさい。心も身体も洗われる。今日の夕餉は、こかとりす?と呼ばれる鳥肉の唐揚げだ!非常に美味いぞ!」

 「そ、そう・・・ありがとうね」

 「千草お姉ちゃん!」

 「お、お姉ちゃん!?よ、よしておくれよ!そんな歳じゃない!」

 「うん?私からしたらお姉ちゃんだよ?」

 クッ・・・可愛い・・・。不覚にも南蛮の女を可愛いと思ってしまった・・・。歳は20代くらいだろうか。妹が生きていれば私と違ってこんなに可愛いくなっていたのだろうか・・・。

 「あなたは・・・リルルちゃんだよね?」

 「そうだよ~!千草お姉ちゃんはこの辺はタケル様が元々畑にしようとしてたところだから好きにしていいって!それとあそこのマンドレイクって野菜は気を付けてね!」

 「あの喋る大根の事よね!?」

 「そうそう!何もしなければ大丈夫だから!」

 「分かった・・・わ・・。私は何をしたらいいの?ただで住まわせてもらうなんて悪いから」

 「うん?タケル様が帰るまで何もしなくてもいいよ!それにセイントハイアールにこの家は目立つよ!ヴァースクリエイト!!」

 シュバァァァン!!

 「「!?!?!?!?!?」」

 「キャハッ♪タケル様ほどではないけど私も家が作れるの!!どう?ねぇ?どう!?凄いでしょ!?」

 私の家が・・・どこぞの武家の屋敷みたいに・・・

 「千草殿・・・そういう事だ。ワテもだいぶ慣れてきた。だがこの方達は南蛮の技を色々使える方達だ。気をつけなはれ」

 「・・・・・・」

 驚きを超えて驚愕だ。タケルも魔法?って南蛮の技を使ってたけど、いくら修練を積んでも敵わない・・・南蛮とは・・・くわばらくわばら・・・。







 「アァン・・・イィ・・・タケル・・・いいよ!もっと!!アァン・・・」

 パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン

 「うっ・・・イシュ・・・今、スーラから念話が入った・・・出迎えたって・・・あぁ・・・イシュ!気持ち良いよ・・・」

 パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン

 クチャクチャクチャクチャクチャクチャ

 「そう・・・タケル?ねぇ?タケル・・・あの千草様とも・・・ヤッてたよね・・・あの時は私は分からなかったけど・・・気持ち良かったの?」

 パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン

 「うん・・・気持ち良かった・・・」

 「あの時も・・・見てたけど・・・タケルの白い液・・・あの時みたいにいっぱい出てないよね・・・私とは気持ち良くないの・・・?アァン・・・」

 いやあの時は溜まりに溜まりまくってたから・・・こうも毎日してれば無理だろ!?

 「あれは溜まってたから・・・うっ・・・ヤバイ・・・イキそう・・・」

 「あの時は濃いように見えたから・・・てっきり私は千草様より気持ち良くないのかなって・・・何日待てばあれくらいのが出るの?」

 パンパンパンパンパンパンパンパンパンパン

 「イク・・・ハァーハァーハァー・・・3日くらいかな・・・イシュ・・・出た・・・」

 「タケル・・・これから3日は誰ともしないでね?約束よ」

 「わ、分かったよ・・・でもね・・・タケルのオチンチンって何でこんなに大きくなるの?ねぇ?なんで?」

 「いやそれは・・・興奮するからだ!」

 「そう。ねぇ?タケル?もっかいしよう?次は口でしてあげよっか?ジュポジュポジュポジュポジュポ・・・ねぇ?タケル?久しぶりにあの飛び散るのしよっか?ねぇ?したい?」

 「おっ・・・おぃ・・イシュ!待って!待ってくれ!!」

 シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ

 「待たないよ!これから3日も出来ないんだから!今しておくの!ジュポジュポジュポジュポ・・気持ち良い?」

 「あっ・・・アァァァァァァァ・・・待って!マジで・・・キツイ・・・」

 シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ

 「タケル・・・震えてるよ?出そうなの?ねぇ?出そう?私が一滴残らず受け止めてあげる・・・私にタケルの全てを出して・・・タケルが魔王になっても私はタケルの味方だよ・・・シコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコシコ」

 「うわぁぁぁぁぁ~・・・・・」

 シャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッシャッ

 気付けばまたもや強制潮吹きをされた。いや気持ち良くないことはないよ!?けど・・・これされたら次の日少し痛いんだよ・・・。

 「ふふ・・・出たね・・・タケルの液・・・魔力たっぷりで気持ちがいいよ!」

 新事実・・・オレの精液には魔力が含まれているらしい。

 「オレは・・・・」

 「タケルはしんどいかもしれないけどこれが2日分だからね。後1日分、相手してね?1時間休憩させてあげる」

 驚愕の事実・・・あと一回しないといけないらしい・・・オレもエリクサーを飲むか・・・。



 次の日の朝、竹さんが起こしに来る。裸ではなかったにしてもイシュとオレが一緒に居たら察するのだろう。

 「おはようございま・・・あ、いえ。失礼致しました」

 「竹さん。おはよう。起きてるから大丈夫だよ」

 「はい。朝餉の御用意ができております」

 「すぐに行くよ」

 あんな顔するなら演技くらいしろよ!と思う。そしてイシュと2人着替えて部屋に向かう。もうね・・・ビックリを超して呆れた。

 オレは昨日の時点で異世界産のお酒をビンに20本は用意してあった。エルダードワーフの酒は凄まじく強いから飲んでも3本くらいまでかと思っていたが、残り4本しかない。いや、アイテムボックスに有りはするけど・・・。

 千さん以外はグロッキーな顔している。かなり酒臭い。

 「おっ、おぉ・・・タケル!おはようさん!いや~、年甲斐もなく深酒してしまったぞ」

 「そうそう。山岡はんの酒は美味くてワテもな」

 「ワテは桃源郷以来だったがちと飲み過ぎてしまった」

 津田さんまでもまだ顔が赤い。おじさん達よ!なにしてんだよ!一瞬キュアをかけてやろうか思ったがやめた。このまま自然にアルコール分解されるまでヘバってろ!

 
 馬小屋からオレの魔馬が連れ出されてくる。一見では普通の馬と変わらない。心なしか毛並みに艶があるように見える。

 「あぁ~、すいません。オレの馬は問題ありませんでしたか?」

 「え!?あっ、は、はい!山岡様の馬は大変賢うございました!少し土埃が付いていましたので洗わさせていただきました!」

 「ヒヒィーンッ!!」
 (主人!このヒューマンは中々に気持ち良く身体を洗ってくれた!礼を言っておいてくれ!)

 (バカか!言えるわけないだろう!!ここはオレの故郷だぞ!?ここは動物は魔力を持ってないから念話もできないし話せないんだぞ!オレですら他の動物とは話せないのに!)

 (そうだったか。いや申し訳ない。てっきり主人なら全部の万物と話せるのかと思った)

 チッ。バカにされた気がする。向こうの世界なら全ての生き物に魔力があるから'魔'に落ちていない者なら話せた。魔に落ちた魔物なら会話も念話もあまりできなかったけど。まぁそんな事も今はどうでもいい。

 「ほ~うっ!タケルの馬は凄いな!?南蛮の馬か!?」

 「えぇ。昔からの相棒です」

 「今度、俺にも用立てしてくれまいか!?馬揃えの時に注目される!」

 「いやすいません。これは此奴しかいないので・・・」

 魔馬は本当に此奴しかいない。むしろ居たとすれば先にイシュやスーラに渡している。この地球の馬と子供とかできればどうなるんだろうか。この時代の献上品の最上級は確か軍用の馬とかだったよな。戦う事に関してならピカイチの魔馬なんだけど・・・

 「ヒヒィーンッ!」

 (主人!早く乗れ!駆けたい気分だ!イシュ様!お乗りください!イシュ様とならどこへでも翔けましょう!)

 馬の癖に女好きで、イシュとオレとで軽く差別するような性格に難があるんだよな。イシュの時は空まで飛びそうな感じまでするし。一応オレがテイムしてるのに。

 「まぁもし揃えられるなら頼む!よし!お館様の元へ行くぞ!」

 短い旅だがやっと目的地に到着できる。本来なら関ヶ原を抜けて、そこの宿場町で歩は止まるだろう。だがそんな事はさせない。

 「ヘイスト!!」

 オレはみんなにまたもやヘイストをかける。これでかなり早く進めるだろう。

 織田信長・・・どんな人なのだろうか。
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