上 下
16 / 70

16

しおりを挟む
 神樹 ユグドラシルの木で作ったオレ専用のベッドに回復に特化した魔法をエンチャントした布団敷いた寝室に三喜子さんを連れてくる。もちろんマッパでだ。

 いわゆる、お姫様抱っこして連れて来たわけだ。三喜子さんの顔が真っ赤なのが物凄く愛おしい。ベッドに寝かせ、改めて愛撫の開始だ。

 唇を重ね舌をネットリ絡ませる。

 「ん・・・ウフ・・・タケル様・・・私・・・」

 「我慢しなくていいよ」

 手を繋ぎ、ゆっくり舌を滑らせる。首筋に・・・胸に・・・乳首に・・・その都度ビクンッ!として本当に可愛らしい。そしてそのままワレメに・・・とはいかず、一旦足の方に向かう。

 オレは自分では変態ではないと思っていたがそんな事はないようだ。足を舐めてみたい衝動に駆られている。思わず親指をしゃぶってしまう。

 「ヒィ~!た、タケル様!足を舐めるなんて・・・」

 「動いちゃダメだよ!」

 一度舐め始めると止まらなくなってしまった。オレのヨダレでベタベタにしてしまった件。だが三喜子さんは嫌がる素振りを見せず寧ろ恥ずかしがっているようだ。

 オレの部屋は、光の魔石をランプ代わりににして程よく明るい。その光に照らし出される現代の高校生くらいの裸体・・・。良い。凄く良い。

 ここから更に初めてワレメに触ってみる・・・

 「あっ・・・タケル様・・ソコはとんでもない事に・・・イヤン・・・」

 「あ、あぁ・・確かにこれは・・・」

 「ご、ごめんなさい!ごめんなさい!タケル様に触られると勝手に・・・」

 「誰も嫌とは言ってない。寧ろこれは素晴らしい。オレ的にも嬉しいよ」

 何故かキザな言葉を言ってしまう。マッパなのにである。そして、ワレメの所は言わずもがな。これまで抱いた事ある女性で1番大洪水だ。なんなら布団にラブジュースが垂れてきてるレベルだ。

 そしてゆっくり顔をワレメに近付ける。特有の嫌いじゃない匂いがくる・・・

 ペロン

 「ンング・・・・」

 オレが舐めると手を握ってる力が一段と強くなる。構わずオレは舐める・・・

 「ハァーン・・・アン・・・タケル様・・・蕩けそうで・・す・・こんなの・・初めてです・・」

 「レロレロレロ・・・助五郎さんにされてたんでしょ?」

 「そ、そんな事・・・イヤン・・・された事ないです・・・私がした事はありましたが・・アン・・なにもそれ以上はありません」

 なんだと!?あのおっさんできなかったのか!?あっ、そういう事か。ED・・・だからか。え!?て事はバージンか!?

 「タケル様!?ま、待ってください!私はまだ穢れておりません!どうかーー」

 「いや・・・そんな意味じゃなく余計に三喜子さんを・・・」

 オレの中でスイッチが入ってしまった。既にビチョビチョだ。だがオレは更にワレメに舌を捩じ込む。一際大きくなる三喜子さんの声・・・その後人差し指をゆっくり挿入・・・

 「三喜子さん?痛い?」
 
 「だ、大丈夫です・・・」

 初めてでも痛くない人も居ると聞いた事はあるけど・・・。三喜子さんはそのタイプなんだろうか。オレも少し口でしてほしかったが言える状況ではない。

 そのままオカモトを発動しゆっくり足を開ける。

 「三喜子さん・・・ゆっくり挿入するよ」

 「はぃぃぃ・・・ングッ・・・」

 「痛い?」

 「いえ・・・アン・・・気持ちいいです・・・」

 顔は苦悶の表情だ。こんなにゆっくり前戯をして、いっぱいラブジュースで濡らせても痛いのだろうか・・・それとも本当に気持ちいいのだろうか・・・。

 「た、タケル様の・・・大きい・・・」

 「え!?大きい!?初めてだよね!?」

 「昨日・・・旦那様の見る事があり・・・いえ、何もしてません!厠の説明や風呂の説明の時にその・・大きくなられまして・・・けど・・タケル様の方が大きい・・ングッッッ!!!!」

 これはあれか!?嫉妬か!?あれだけ、優しくゆっくり挿入していたが最後一気に挿れてしまった。それと同時に三喜子さんの身体が硬直してしまった。穴の方の締まりも半端なくなっている。

 「三喜子さん・・・ごめん」

 「い、いえ・・・私の方こそすいません。今はタケル様の側仕えなのに・・・なんて事を・・・」

 「いやオレの方もだ。元々助五郎さんの付き人だったのにいきなりオレの側仕えになってね・・・。痛い?正直に言ってほしい」

 「はい・・・少しだけ痛いですが・・・気持ち良さもございます」

 相変わらず濡れ具合は半端ない。そして中の方も完璧と言わざる得ない。上付きか下付きかで言えば下付きの三喜子さん。何かオレにしてくれたか?と言われれば何もしていない。が、また言葉攻めや目隠しなど色々な事をしてみたいと思う子だなと思った。

 初めてという事もあり、このまま普通にスローセックスを楽しみ普通に発射して終わった。まぁNTRではないけど、三喜子さんとは何か違う扉も開きそうに思うセックスだった。




 ~堺 今井邸~

 「今井様!津田様は天王寺屋に戻られた模様です」

 「そうか。んで、なんとかっていう男は?」

 「詳しくはこれからですが、津田様は何やら色々土産を貰ったように見えます。津田様の飛脚が何人か荷車を引いているのが見えました」

 「ふ~ん。津田はんは何故かあの男を推している。ワテに並ぶ勝負強さ、商機を持っているあの津田はんがだ。う~ん。つまらん。実につまらん!」

 「は!?」

 「ワテはあのなんとかっていう男にはこれっぽっちも魅力を感じておらん。なんならこのまま津田はんを追い落とせるのではないのかとすら思う」

 「まさか!?」

 「さて・・・もしあの津田はんが落ちていけば・・・そうなれば・・・面白くなってくる。まずは小手調べ。いくら津田はんが後ろ盾になろうとここは堺・・・なんのための会合衆か。なんのための合議制か。津田はんが強権を使う。ワテにも利があるなら納得しよう。だが此度は面白くない。あぁ~。実に面白くない」

 「何をすれば?」

 「まずはあの男が何をしようとするかの確認だ。お前は明日、挨拶がてら伺ってこい。腐毒を治したという薬が気になる。腐毒が治る薬があるとすれば茜屋に言えば高く南蛮に売れる」

 「御意」

 ワテの与り知らぬ所で事が進むなぞ言語道断。いくら津田はんが目に掛けていると言ってもワテの約束を反故にして挨拶もなし、しかも勝手に彼の地を清浄化して何かするなぞ許せぬな。あぁ~許せぬ。

 茜屋と紅屋はワテに借りがあるからよもや、津田はんに付く事はないであろう。油屋辺りには薬の事で焚き付けてやろう。
 おっと・・・例の薬が本物だとして・・・これを津田はんが南蛮に売る時、中身だけ偽物にすり替え、津田はんが贔屓にしてる明や南蛮人の信用を落とせば・・・。次はワテをアテにしてくる・・・カッカッカッカッ!

 そうなれば織田家の耳にも入るだろう。津田宗及が南蛮や明の人間に偽物を売ったとな。面白い。実に面白い!
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活

XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。

日本列島、時震により転移す!

黄昏人
ファンタジー
2023年(現在)、日本列島が後に時震と呼ばれる現象により、500年以上の時を超え1492年(過去)の世界に転移した。移転したのは本州、四国、九州とその周辺の島々であり、現在の日本は過去の時代に飛ばされ、過去の日本は現在の世界に飛ばされた。飛ばされた現在の日本はその文明を支え、国民を食わせるためには早急に莫大な資源と食料が必要である。過去の日本は現在の世界を意識できないが、取り残された北海道と沖縄は国富の大部分を失い、戦国日本を抱え途方にくれる。人々は、政府は何を思いどうふるまうのか。

夢のステータスをこの身に!

刹那冥夜
ファンタジー
あらすじ 突然夢の中の能力を現実で主人公が身につける。 すると突然目の前に女の子が現れ、その女の子は狙われているという…助けるため、いろいろ準備をしていく中、その女の子にキスをした責任……いや、好きになってしまい恋人に… 設定、 主人公は可愛い感じの男の子。かなり積極的で、恋愛は数日話している相手で、主人公に好意を持っている女の子がいたなら、普通に気づく。 妹は、主人公の事をお兄様と呼んでいる。もちろん実の兄の主人公を愛していて、すこしオタクっぽい? 最初に書いた、突然女の子に出会い……その女の子は「……………ん………わかった……」とかそんな感じの対応をする。自分では可愛く書いてるつもりで書いている。 ちなみに主人公最強物です。負けることは……ないかな はっきり言ってご都合主義でいく。

処理中です...