117 / 132
退きの佐久間
しおりを挟む
どういうことだろうか・・・確実に押されるかと思いきや案外いけている気がする。
「弾込め急いでください!!各自、装填できた者か
撃てッ!!!」
パン パン パン パン パン
「竹中隊!鉄砲衆が装填する間を確保せよ!いいか!?出過ぎるな!」
「うらっ!!死ねやッ!!」 「舐めるなッ!!」
「慶次さん!?これいけそうじゃない!?」
「今だけだ!この1当ては探られているだけだ。すぐに第二陣が来るぞ。敵はまだまだ居るんだぞ!」
慶次さんの言う通りだ。敵はまだまだ居る。特に本多さんと酒井さんの所の左翼がかなり押し込んでいるように思う。
竹中さんも竹中さんで涼しい顔しながら弟さん達を指揮しながら、自らも投げ槍をしたり馬上から槍を振り回したりしている。
何回も思う。あれが名軍師とは嘘も大概にしろと言いたい。マジで武闘派だ。
一方、オレや小川さん、あやめさんなどの鉄砲隊は最前列で敵を食い止めている。小泉さん達が竹筒を前に置き、矢は防いでくれている。それでも、空から放物線を描いて振ってくる矢は見事に慶次さんが振り落としてくれている。
こんな中だが本当にオレは勝てるんじゃね!?と思いだしたところに、またもや敵の法螺貝が聞こえた。
すると、一斉に敵が・・・信玄が居る本陣もだが、20歩程前に出て来た。これがどれほど怖い事か言葉では言い表せられない。ただ、オレ達、平手隊だけでもそこそこ敵を倒したと思う。だが、それらを加味しても、この歩を進められるだけで負けた気分に陥ってしまう。
「ふん。さすが武田と言うべきか。中々嫌なことをするな」
慶次さんもこれには驚いていた。ってか、撤退はまだなのか!?
「竹中様!?撤退はまだーー」
オレが竹中さんに撤退の事を聞こうとしたところで、見たくないものが武田側から見えた。そして、敵の掛け声まで聞こえた。
「全軍目の前の織田を狩り取れッ!!!特に合田と抜かすハナタレだけは許すなッ!!確実に首を持ってこい!!突撃ッ!!!」
「チッ。来やがったか!おい!甲賀隊の者ども!さすがに前回と違い今回は脱落者がでるだろう!だが見事武蔵を守りきってみせよ!さすれば武蔵が里の家族を面倒見ると約束してくれる!」
慶次さんが勝手にそんな事言ってるのをオレは訝しみながら聞いていた。家族くらい面倒見てあげると思ってはいるが・・・これ・・・マジで死ぬかも・・・本物はヤバイ。
しかも展開が速い。武田四天王の1人、内藤昌秀・・・何故オレを名指しで首を取るとか言われなければならないのか・・・。
だが、ここで思いもよらない事が起こった。
「なっ!?」
「え!?」
「ほほほ。まんまとやられましたね・・・やれやれ・・・今回ばかりは運が尽きましたか・・・」
「我が君!最後までお供しますぞ!」
「武蔵様!まだ戦えます!」
みんながオレの方を向き、更に左の方へ向く。そこには居たはずの佐久間隊が踵を返し撤退をしていた。
雪崩れ込む武田軍、オレ達だけでも前に居る敵に精一杯のところを更に左翼からも囲まれるようになってしまった。
「合田殿、相すみません。合図を見間違えたようです。囲まれたからには突破口を見つけます。これより私が指揮をもらいます」
さすがに素人のオレは軍の指揮はできない。むしろ、整列させ、撃て!としかオレは言えない。だから少しでも生存率を上げるため、竹中さんに後は任せるようにした。
「みなさん!竹中様の命令を聞くように!」
「みなさん!お聞きなさい!まずは第一に合田殿を守りなさい!鉄砲隊を真ん中に置き、円陣を組みなさい!平手隊の者は長槍隊を最前列に配置!弓矢隊はその後ろから矢が尽きるまで射なさい!」
のらりくらりしたり、粘っこい話し方をする竹中さんだがここへ来て本物だとオレは悟った。簡単に的確な命令だ。
「平手隊!竹中殿の言われた通りにしろ!敵に呑まれるな!声を上げよ!隣の者が隣の者を助けよ!俺の事は気にするな!」
そこからはまさに総力戦だ。まず、ファッキンサノバ佐久間が抜けたところには水野さんが入ってくれた。当初より小さくなったオレ達の陣だ。
竹中さんの掛け声にて、最前列に居る長槍隊のみんなが敵を恐れず叩いて近寄られないように頑張ってくれている。だが、そんな頑張りも虚しく・・・
「武蔵様!敵の新手が来ます!」
あやめさんの言葉を聞き薄暗くなり見えにくくなった武田軍の方を見ると、後方に居た何千何かの敵がこちらへ更に向かってくるのが見えた。さすがにオレももうダメだと溜め息をついてしまった。
「はぁ~・・・本当なら幸せなクリスマスだったはずなのに・・・」
「武蔵!諦めるな!まだ死んじゃね~!指先一つ動く間は抗ってみせよ!俺は山先飲むまで死ぬつもりはない!あやめと祝言あげるんだろ!頑張れ!」
慶次さんの激も虚しく、これまでかなり頑張ってくれていた長槍隊、弓矢隊の人達も1人、また1人と倒れていき、とうとう穴が空いた。
「吉野権左衛門1番乗り!誰ぞ相手せい!」
敵の吉野なんとかって人がオレと会話できるくらいの距離にやってきたがオレは無言で撃った。
ドスンッ
「最後まで戦う!頑張って!!!」
オレはこう言うしかできなかった。結果はすでに分かっている。だが、1人が入り込んできたらそれに続いて色々な方から敵が入ってくる。
慶次さんは必死にオレに敵が来れないように頑張ってくれている。あやめさんも同じでオレの前に立ち守ってくれている。だが・・・
シュンッ グスッ
「あっ!?」
「武蔵ッッ!!!!」
「武蔵様!!!!?」
「いかん!合田殿を囲めッ!!!!!」
オレは矢で射られてしまった。声すらでない。痛さの次元が違う。だが幸い刺さったところは左腕のところだ。それよりその勢いで落馬してしまい、ケツの方が痛い。
黒王もオレを心配してくれて顔を舐めてくる。
「だ、大丈夫です!みんな!目の前に集中して!!」
オレ達の小さな陣が崩壊しそうな時・・・希望の光が見えた。それは・・・・
「うわ!マジで違うところじゃん!」
「へぇ~!ここが浜松城なんだ!」
「な、な、なに奴か!?て、敵の間者か!?」
「あ、すいません。漆原と申します。こっちは一ノ瀬っていいます。俺の彼女です。合田隊が居ますよね?その家臣?同僚?友達?まぁそんなところです!」
「で、で、出合え!出合え!妖術使いが出たぞ!!!」
「は!?違う!違う!」
「誰じゃ!?敵の間者か!?」
「痛っ!離せ!」
「ふん。随分と間抜けな間者だな」
「だから間者じゃないって!合田武蔵の家臣だって!」
「戯言無用。即刻首を刎ねい!」
「そのバッグを見ろ!その黒い入れ物だ!その中に見覚えのある物が入っている!」
「ふん。言い訳の多い奴だ」
ガサガサガサ
「これは・・・・おい!縄を解け!」
「いやしかし・・・」
「解けと言っているだろうが!!!」
「は、は、はい!」
「痛かった・・・」
「ま、誠に申し訳ござらん。某、城代の夏目ーー」
「あなたが夏目吉信様ですか!?」
「え!?某をご存知で!?いやそんな事よりてるみっと焙烙玉の製作者様にお会いできるとは・・・」
「それこそそんな事です!早く三方ヶ原に向かいますよ!徳川様も危ないんです!」
「なんですとっ!?!?」
「弾込め急いでください!!各自、装填できた者か
撃てッ!!!」
パン パン パン パン パン
「竹中隊!鉄砲衆が装填する間を確保せよ!いいか!?出過ぎるな!」
「うらっ!!死ねやッ!!」 「舐めるなッ!!」
「慶次さん!?これいけそうじゃない!?」
「今だけだ!この1当ては探られているだけだ。すぐに第二陣が来るぞ。敵はまだまだ居るんだぞ!」
慶次さんの言う通りだ。敵はまだまだ居る。特に本多さんと酒井さんの所の左翼がかなり押し込んでいるように思う。
竹中さんも竹中さんで涼しい顔しながら弟さん達を指揮しながら、自らも投げ槍をしたり馬上から槍を振り回したりしている。
何回も思う。あれが名軍師とは嘘も大概にしろと言いたい。マジで武闘派だ。
一方、オレや小川さん、あやめさんなどの鉄砲隊は最前列で敵を食い止めている。小泉さん達が竹筒を前に置き、矢は防いでくれている。それでも、空から放物線を描いて振ってくる矢は見事に慶次さんが振り落としてくれている。
こんな中だが本当にオレは勝てるんじゃね!?と思いだしたところに、またもや敵の法螺貝が聞こえた。
すると、一斉に敵が・・・信玄が居る本陣もだが、20歩程前に出て来た。これがどれほど怖い事か言葉では言い表せられない。ただ、オレ達、平手隊だけでもそこそこ敵を倒したと思う。だが、それらを加味しても、この歩を進められるだけで負けた気分に陥ってしまう。
「ふん。さすが武田と言うべきか。中々嫌なことをするな」
慶次さんもこれには驚いていた。ってか、撤退はまだなのか!?
「竹中様!?撤退はまだーー」
オレが竹中さんに撤退の事を聞こうとしたところで、見たくないものが武田側から見えた。そして、敵の掛け声まで聞こえた。
「全軍目の前の織田を狩り取れッ!!!特に合田と抜かすハナタレだけは許すなッ!!確実に首を持ってこい!!突撃ッ!!!」
「チッ。来やがったか!おい!甲賀隊の者ども!さすがに前回と違い今回は脱落者がでるだろう!だが見事武蔵を守りきってみせよ!さすれば武蔵が里の家族を面倒見ると約束してくれる!」
慶次さんが勝手にそんな事言ってるのをオレは訝しみながら聞いていた。家族くらい面倒見てあげると思ってはいるが・・・これ・・・マジで死ぬかも・・・本物はヤバイ。
しかも展開が速い。武田四天王の1人、内藤昌秀・・・何故オレを名指しで首を取るとか言われなければならないのか・・・。
だが、ここで思いもよらない事が起こった。
「なっ!?」
「え!?」
「ほほほ。まんまとやられましたね・・・やれやれ・・・今回ばかりは運が尽きましたか・・・」
「我が君!最後までお供しますぞ!」
「武蔵様!まだ戦えます!」
みんながオレの方を向き、更に左の方へ向く。そこには居たはずの佐久間隊が踵を返し撤退をしていた。
雪崩れ込む武田軍、オレ達だけでも前に居る敵に精一杯のところを更に左翼からも囲まれるようになってしまった。
「合田殿、相すみません。合図を見間違えたようです。囲まれたからには突破口を見つけます。これより私が指揮をもらいます」
さすがに素人のオレは軍の指揮はできない。むしろ、整列させ、撃て!としかオレは言えない。だから少しでも生存率を上げるため、竹中さんに後は任せるようにした。
「みなさん!竹中様の命令を聞くように!」
「みなさん!お聞きなさい!まずは第一に合田殿を守りなさい!鉄砲隊を真ん中に置き、円陣を組みなさい!平手隊の者は長槍隊を最前列に配置!弓矢隊はその後ろから矢が尽きるまで射なさい!」
のらりくらりしたり、粘っこい話し方をする竹中さんだがここへ来て本物だとオレは悟った。簡単に的確な命令だ。
「平手隊!竹中殿の言われた通りにしろ!敵に呑まれるな!声を上げよ!隣の者が隣の者を助けよ!俺の事は気にするな!」
そこからはまさに総力戦だ。まず、ファッキンサノバ佐久間が抜けたところには水野さんが入ってくれた。当初より小さくなったオレ達の陣だ。
竹中さんの掛け声にて、最前列に居る長槍隊のみんなが敵を恐れず叩いて近寄られないように頑張ってくれている。だが、そんな頑張りも虚しく・・・
「武蔵様!敵の新手が来ます!」
あやめさんの言葉を聞き薄暗くなり見えにくくなった武田軍の方を見ると、後方に居た何千何かの敵がこちらへ更に向かってくるのが見えた。さすがにオレももうダメだと溜め息をついてしまった。
「はぁ~・・・本当なら幸せなクリスマスだったはずなのに・・・」
「武蔵!諦めるな!まだ死んじゃね~!指先一つ動く間は抗ってみせよ!俺は山先飲むまで死ぬつもりはない!あやめと祝言あげるんだろ!頑張れ!」
慶次さんの激も虚しく、これまでかなり頑張ってくれていた長槍隊、弓矢隊の人達も1人、また1人と倒れていき、とうとう穴が空いた。
「吉野権左衛門1番乗り!誰ぞ相手せい!」
敵の吉野なんとかって人がオレと会話できるくらいの距離にやってきたがオレは無言で撃った。
ドスンッ
「最後まで戦う!頑張って!!!」
オレはこう言うしかできなかった。結果はすでに分かっている。だが、1人が入り込んできたらそれに続いて色々な方から敵が入ってくる。
慶次さんは必死にオレに敵が来れないように頑張ってくれている。あやめさんも同じでオレの前に立ち守ってくれている。だが・・・
シュンッ グスッ
「あっ!?」
「武蔵ッッ!!!!」
「武蔵様!!!!?」
「いかん!合田殿を囲めッ!!!!!」
オレは矢で射られてしまった。声すらでない。痛さの次元が違う。だが幸い刺さったところは左腕のところだ。それよりその勢いで落馬してしまい、ケツの方が痛い。
黒王もオレを心配してくれて顔を舐めてくる。
「だ、大丈夫です!みんな!目の前に集中して!!」
オレ達の小さな陣が崩壊しそうな時・・・希望の光が見えた。それは・・・・
「うわ!マジで違うところじゃん!」
「へぇ~!ここが浜松城なんだ!」
「な、な、なに奴か!?て、敵の間者か!?」
「あ、すいません。漆原と申します。こっちは一ノ瀬っていいます。俺の彼女です。合田隊が居ますよね?その家臣?同僚?友達?まぁそんなところです!」
「で、で、出合え!出合え!妖術使いが出たぞ!!!」
「は!?違う!違う!」
「誰じゃ!?敵の間者か!?」
「痛っ!離せ!」
「ふん。随分と間抜けな間者だな」
「だから間者じゃないって!合田武蔵の家臣だって!」
「戯言無用。即刻首を刎ねい!」
「そのバッグを見ろ!その黒い入れ物だ!その中に見覚えのある物が入っている!」
「ふん。言い訳の多い奴だ」
ガサガサガサ
「これは・・・・おい!縄を解け!」
「いやしかし・・・」
「解けと言っているだろうが!!!」
「は、は、はい!」
「痛かった・・・」
「ま、誠に申し訳ござらん。某、城代の夏目ーー」
「あなたが夏目吉信様ですか!?」
「え!?某をご存知で!?いやそんな事よりてるみっと焙烙玉の製作者様にお会いできるとは・・・」
「それこそそんな事です!早く三方ヶ原に向かいますよ!徳川様も危ないんです!」
「なんですとっ!?!?」
0
お気に入りに追加
89
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
男子中学生から女子校生になった僕
葵
大衆娯楽
僕はある日突然、母と姉に強制的に女の子として育てられる事になった。
普通に男の子として過ごしていた主人公がJKで過ごした高校3年間のお話し。
強制女装、女性と性行為、男性と性行為、羞恥、屈辱などが好きな方は是非読んでみてください!
冤罪をかけられ、彼女まで寝取られた俺。潔白が証明され、皆は後悔しても戻れない事を知ったらしい
一本橋
恋愛
痴漢という犯罪者のレッテルを張られた鈴木正俊は、周りの信用を失った。
しかし、その実態は私人逮捕による冤罪だった。
家族をはじめ、友人やクラスメイトまでもが見限り、ひとり孤独へとなってしまう。
そんな正俊を慰めようと現れた彼女だったが、そこへ私人逮捕の首謀者である“山本”の姿が。
そこで、唯一の頼みだった彼女にさえも裏切られていたことを知ることになる。
……絶望し、身を投げようとする正俊だったが、そこに学校一の美少女と呼ばれている幼馴染みが現れて──
名前を書くとお漏らしさせることが出来るノートを拾ったのでイジメてくる女子に復讐します。ついでにアイドルとかも漏らさせてやりたい放題します
カルラ アンジェリ
ファンタジー
平凡な高校生暁 大地は陰キャな性格も手伝って女子からイジメられていた。
そんな毎日に鬱憤が溜まっていたが相手が女子では暴力でやり返すことも出来ず苦しんでいた大地はある日一冊のノートを拾う。
それはお漏らしノートという物でこれに名前を書くと対象を自在にお漏らしさせることが出来るというのだ。
これを使い主人公はいじめっ子女子たちに復讐を開始する。
更にそれがきっかけで元からあったお漏らしフェチの素養は高まりアイドルも漏らさせていきやりたい放題することに。
ネット上ではこの怪事件が何らかの超常現象の力と話題になりそれを失禁王から略してシンと呼び一部から奉られることになる。
しかしその変態行為を許さない美少女名探偵が現れシンの正体を暴くことを誓い……
これはそんな一人の変態男と美少女名探偵の頭脳戦とお漏らしを楽しむ物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる