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池田恒興のドス黒いオーラ
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オレは、最早岐阜城?では知らない人が居ないくらい有名らしい。下男、下女さん達から信長さんまでだ。
オレの部屋は信長さんの私室から3つ隣の部屋を充てがわれている。親族衆でもない他人がこんなに近くに部屋を与えられるのは異例中の異例らしい。
だがそれには訳があった。
「美味い!なんぞこれは!?見た目は糞みたいではあるが後引く味とは誠この事だ!これはなんと申す料理じゃ!?」
そう。オレが近くに居ると家臣の人達にバレずにオレが持って来た食い物を独占できるからだ。
「それはレトルトのカレーですよ。本来は色々な野菜や肉など入れたり、作り手により隠し味を入れたり色々種類がありますよ」
「まさか先日のらーめんなる物もそうであったがこのような食い物が当たり前に食されておるとは少し末恐ろしい・・」
いや信長さんってイメージでは食い物にまったく興味なさそうな人なのにめちゃくちゃグルメな人なんだけど!?カレー如きに恐れをなすってなんでだよ!?
「殿ッッ!!!!」
「チッ。恒興か。なんぞ?先に言うがやらぬぞ?これはワシのだからな!」
「・・・・・・殿は最近ワシに冷とうございます!幼児の頃より共に育った仲ではありませぬか!?」
「お館様!!水をお持ち致しました!」
「うむ。蘭丸!御苦労!一口食ってみるか?美味いぞ」
「はっ。御相伴に預かりま・・・美味しい・・・」
「クッハッハッハッ!素直で愛い奴め!今度、武蔵に持って来させてやろう!・・・・なんじゃ?」
「・・・・・・・・・」
ヤバイヤバイ!池田さんからドス黒いオーラが出てるのが分かるのだが!?
「チッ。一口だけぞ?ほら!食え!」
いやズルい。信長さんズルすぎるぞ!?『一口だけぞ?』と言っておきながら一口分もないじゃないか!?スプーンを持って来てそれで食べてもらっているがスプーンの10分の1しか掬ってあげてないんだが!?蘭丸君の時はスプーン一杯に食べさせてあげてただろ!?
「・・・ありがとうございまする」
ほら見ろ!池田さんが明らかに拗ねているじゃないか!明日同じ物持って来てあげよう。これは惨すぎる。
信長さんはオレが持ってきたカレーを食べ終わり、ポテチやコーラを両手に持ち部屋から出て行った。
「うむ!武蔵!大儀である!貰っておけ!売るなり自分で使うなり好きにしろ!」
ガタン
そう言って短刀をオレの方に投げ渡した。
「刀っすか!?やった!!カッコイイですね!!欲しかったのですよ!!」
「ふん。短刀だがな。やはり貴様も男子(おのこ)よな。そうだ。刀には憧れるのが男子ぞ!」
1人になった部屋で刀を抜き、見る。素直にカッコイイ!もちろん刃が付いているため持って帰る事はダメだろう。むしろ質屋に持っていけば10万円くらいは値が付くような気はするが警察にバレそうで怖い。これはこっちの世界でオレの護身用に持っておこう。
1人になったオレは廊下を見回したりしてあやめさんを探したが見当たらない。もう妹さんのところに帰ったのかな?
けど壺の中のお金が減ってないし・・・。
「あぁ~あ。あやめさんに会いたかったなぁ~」
と癖の独り言を呟いた時、どこからか急にあやめさんが現れた。
シュッ
「お呼びでしょうか?」
「うをっ!?ビックリした!え!?どこから現れた!?」
「甲賀に伝わる隠れ身の術にございます」
いやサラリと答えてくれたけどなんなんだよ!?なんの術だよ!?
「いや怖いんだけど!?まぁいいや。これなんだけど貰ってくれますか?プレゼント・・・じゃなく贈り物です。喜ぶか自信ありませんが受け取ってほしいです・・・」
よし!吃らずに言えたぞ!!それに受け取ってもらえないのは寂しいし辛いからこのままオレは現代に帰る!
「え!?何故贈り物ですか!?こちらからお礼をしなくてはなりませんのにーー」
「いいから!いいから!ではオレは帰ります!妹さんにもよろしくお伝えください!後、本当にお金持ってってださい!さよなら!!」
オレは半ば叫びながら池田さんの部屋に向かうが、女性と言ってもさすがクノイチさん・・・簡単にオレの目の前に来る。
「お待ちください!!!」
「はい!?え!?なんで目の前に居るの!?オレ全速力だったよ!?」
「甲賀に伝わる瞬脚の術にございます」
いやいやだからなんちゅう技だよ!?チートか!?これがチートなのか!?
「そうですか・・・使えるものか分からないですが貰ってほしいっす・・・」
オレは心臓バクバクになりながら人生で初めて女性にプレゼントを渡した。これで断られれば二度と渡さないと思う。
「なんで草の私なんかにこんなによくしてくださるのですか?」
悲しい顔で言うあやめさん。オレはあやめさんの手に目が向くが、よく見るとあかぎれは治ってるように見える。
「薬・・・使ってくれたのですね。ありがとうございます。ばあちゃんの使いかけだけど『あかぎれにはこれがいいんだよ』と生前よく言ってたので渡したのですよ」
「合田様のお婆様のお薬だったのですね。深く御礼申し上げます。こんなに効く薬は初めてでございました。それで何故こんなに私如きによくしてくれるのですか?」
オレは心の中で恋してるからだよ!と思っているが最早オレの心臓は爆発寸前だ。
「それは・・その・・・あやめさんが頑張っているからです!普段なにしてるかは分かりませんがあやめさんに喜んでほしいからです!!これ以上は勘弁してください!!」
そう言ってオレは後少しのところにある池田さんの部屋に駆け込み、なにか書き物をしていた池田さんに半ば叫びながら現代に帰る。
「池田さん!明日カレー持ってきます!甘い物も持ってきますよ!!」
「うん?どうした?何故そんなに慌てておるのだ?」
「とりあえず!失礼します!!」
「ふん。礼儀のない奴め。うん?貴様は滝川のところのか?何をしておる!」
「申し訳ございません。滝川様と大殿様に合田様の世話をせよと言われております」
「ふん。草の者が彼奴の世話か。傑作だ!まあだが明日ワシに例のかれーなる物を持ってくると言っておったな。楽しみだな・・・・チッ。おい!女!今のは他言無用ぞ」
「はっ。すいません。私は何も聞いておりません。見ておりません」
「草と言ってもさすが滝川の直臣だな。下がれ」
「あやめ?あんた何で手が綺麗になってんの?」
「あっ!よしの様!これは薬をいただきーー」
ゴフッ
「うっ・・・・素波者にもなれない草のくせに顔が少しいいのと滝川様と大殿の覚えがいいからって調子に乗ってるんじゃないの?」
「申し訳ございません・・・」
「ふん。で?あんたその手に持ってる物はなに?」
「これは城に居る殿方に頂いた物にございます」
「へぇ~?草のあんたに贈り物ねぇ~?」
バァァァァンッ
「あっ!!・・・・・」
「あんたに贈り物渡す男は変人ね。あたいの方が優れているのに登城を許されているのは私以外の数人の草のみ。滝川様は耄碌したのじゃないのか?うん?中々斬れ味の良さそうな包丁ね?貰ってあげるわ」
「それはなりません!それは私が合田様にいただいたーー」
シュッ
「上忍のあたいに口答えするのかしら?草のあんたに贈り物を渡す男なんてろくでもない男でしょ?あんたに男を篭絡させるのは無理ね」
「返してください!それに篭絡なんかじゃありません!大殿の御客人様ですよ!?手打ちじゃすみませんよ!?」
「ふん。草のあんたに目を掛ける男が大切な人なわけないじゃない。考えれば分かる事でしょ。それとも妹のために貢がせてるのかしら?」
「そんな事してません!返してください!」
「へぇ~?こんな上質な手拭いまで貰ったんだ?その男も銭だけは持ってるようね。ありがとね~!あたいが使ってあげるよ!その茶道具はあんたのせいよ?あんたがちゃんと手に持ってないから割れたのよ?もし、この事を滝川様や大殿にでも言いつければ・・・里の妹はどうなるか分かるでしょ?」
「・・・・・・・・」
「草は草らしく大人しくするのが礼儀よ?」
「・・・・・グッ・・・ウッ・・・・」
「ちょっとあやめ!?どうしたの!?涙流すなんてよっぽどの事!?」
「伊織・・・ごめん。なんでもない・・・」
「なんでもないって・・・訓練したあなたが涙流すなんてよっぽどよ!?確か今、男の護衛みたいなのやらされてるんでしょ!?何か酷い事されたの!?」
「違う!合田様はそんな事しない!」
「え!?じゃあなんなの?その木箱の中は・・・まさか!?大殿の茶道具を割ったの!?あやめ!早く逃げるよ!私がーー」
「違う・・・これは合田様が私にって贈り物なの。それを・・・それを・・・」
「え!?草の私達に茶道具を!?何で!?」
「分からない・・・」
「どうするの!?私は目利きなんかないから分からないけど相当な銭の物よね!?何で割ってしまったの!?正直に話せば怒られないのじゃないの?」
「分からない・・・明日謝ってみる・・・」
「そう・・・。私は城に入れないから話だけ聞いてあげるね」
「ありがとう・・・」
オレの部屋は信長さんの私室から3つ隣の部屋を充てがわれている。親族衆でもない他人がこんなに近くに部屋を与えられるのは異例中の異例らしい。
だがそれには訳があった。
「美味い!なんぞこれは!?見た目は糞みたいではあるが後引く味とは誠この事だ!これはなんと申す料理じゃ!?」
そう。オレが近くに居ると家臣の人達にバレずにオレが持って来た食い物を独占できるからだ。
「それはレトルトのカレーですよ。本来は色々な野菜や肉など入れたり、作り手により隠し味を入れたり色々種類がありますよ」
「まさか先日のらーめんなる物もそうであったがこのような食い物が当たり前に食されておるとは少し末恐ろしい・・」
いや信長さんってイメージでは食い物にまったく興味なさそうな人なのにめちゃくちゃグルメな人なんだけど!?カレー如きに恐れをなすってなんでだよ!?
「殿ッッ!!!!」
「チッ。恒興か。なんぞ?先に言うがやらぬぞ?これはワシのだからな!」
「・・・・・・殿は最近ワシに冷とうございます!幼児の頃より共に育った仲ではありませぬか!?」
「お館様!!水をお持ち致しました!」
「うむ。蘭丸!御苦労!一口食ってみるか?美味いぞ」
「はっ。御相伴に預かりま・・・美味しい・・・」
「クッハッハッハッ!素直で愛い奴め!今度、武蔵に持って来させてやろう!・・・・なんじゃ?」
「・・・・・・・・・」
ヤバイヤバイ!池田さんからドス黒いオーラが出てるのが分かるのだが!?
「チッ。一口だけぞ?ほら!食え!」
いやズルい。信長さんズルすぎるぞ!?『一口だけぞ?』と言っておきながら一口分もないじゃないか!?スプーンを持って来てそれで食べてもらっているがスプーンの10分の1しか掬ってあげてないんだが!?蘭丸君の時はスプーン一杯に食べさせてあげてただろ!?
「・・・ありがとうございまする」
ほら見ろ!池田さんが明らかに拗ねているじゃないか!明日同じ物持って来てあげよう。これは惨すぎる。
信長さんはオレが持ってきたカレーを食べ終わり、ポテチやコーラを両手に持ち部屋から出て行った。
「うむ!武蔵!大儀である!貰っておけ!売るなり自分で使うなり好きにしろ!」
ガタン
そう言って短刀をオレの方に投げ渡した。
「刀っすか!?やった!!カッコイイですね!!欲しかったのですよ!!」
「ふん。短刀だがな。やはり貴様も男子(おのこ)よな。そうだ。刀には憧れるのが男子ぞ!」
1人になった部屋で刀を抜き、見る。素直にカッコイイ!もちろん刃が付いているため持って帰る事はダメだろう。むしろ質屋に持っていけば10万円くらいは値が付くような気はするが警察にバレそうで怖い。これはこっちの世界でオレの護身用に持っておこう。
1人になったオレは廊下を見回したりしてあやめさんを探したが見当たらない。もう妹さんのところに帰ったのかな?
けど壺の中のお金が減ってないし・・・。
「あぁ~あ。あやめさんに会いたかったなぁ~」
と癖の独り言を呟いた時、どこからか急にあやめさんが現れた。
シュッ
「お呼びでしょうか?」
「うをっ!?ビックリした!え!?どこから現れた!?」
「甲賀に伝わる隠れ身の術にございます」
いやサラリと答えてくれたけどなんなんだよ!?なんの術だよ!?
「いや怖いんだけど!?まぁいいや。これなんだけど貰ってくれますか?プレゼント・・・じゃなく贈り物です。喜ぶか自信ありませんが受け取ってほしいです・・・」
よし!吃らずに言えたぞ!!それに受け取ってもらえないのは寂しいし辛いからこのままオレは現代に帰る!
「え!?何故贈り物ですか!?こちらからお礼をしなくてはなりませんのにーー」
「いいから!いいから!ではオレは帰ります!妹さんにもよろしくお伝えください!後、本当にお金持ってってださい!さよなら!!」
オレは半ば叫びながら池田さんの部屋に向かうが、女性と言ってもさすがクノイチさん・・・簡単にオレの目の前に来る。
「お待ちください!!!」
「はい!?え!?なんで目の前に居るの!?オレ全速力だったよ!?」
「甲賀に伝わる瞬脚の術にございます」
いやいやだからなんちゅう技だよ!?チートか!?これがチートなのか!?
「そうですか・・・使えるものか分からないですが貰ってほしいっす・・・」
オレは心臓バクバクになりながら人生で初めて女性にプレゼントを渡した。これで断られれば二度と渡さないと思う。
「なんで草の私なんかにこんなによくしてくださるのですか?」
悲しい顔で言うあやめさん。オレはあやめさんの手に目が向くが、よく見るとあかぎれは治ってるように見える。
「薬・・・使ってくれたのですね。ありがとうございます。ばあちゃんの使いかけだけど『あかぎれにはこれがいいんだよ』と生前よく言ってたので渡したのですよ」
「合田様のお婆様のお薬だったのですね。深く御礼申し上げます。こんなに効く薬は初めてでございました。それで何故こんなに私如きによくしてくれるのですか?」
オレは心の中で恋してるからだよ!と思っているが最早オレの心臓は爆発寸前だ。
「それは・・その・・・あやめさんが頑張っているからです!普段なにしてるかは分かりませんがあやめさんに喜んでほしいからです!!これ以上は勘弁してください!!」
そう言ってオレは後少しのところにある池田さんの部屋に駆け込み、なにか書き物をしていた池田さんに半ば叫びながら現代に帰る。
「池田さん!明日カレー持ってきます!甘い物も持ってきますよ!!」
「うん?どうした?何故そんなに慌てておるのだ?」
「とりあえず!失礼します!!」
「ふん。礼儀のない奴め。うん?貴様は滝川のところのか?何をしておる!」
「申し訳ございません。滝川様と大殿様に合田様の世話をせよと言われております」
「ふん。草の者が彼奴の世話か。傑作だ!まあだが明日ワシに例のかれーなる物を持ってくると言っておったな。楽しみだな・・・・チッ。おい!女!今のは他言無用ぞ」
「はっ。すいません。私は何も聞いておりません。見ておりません」
「草と言ってもさすが滝川の直臣だな。下がれ」
「あやめ?あんた何で手が綺麗になってんの?」
「あっ!よしの様!これは薬をいただきーー」
ゴフッ
「うっ・・・・素波者にもなれない草のくせに顔が少しいいのと滝川様と大殿の覚えがいいからって調子に乗ってるんじゃないの?」
「申し訳ございません・・・」
「ふん。で?あんたその手に持ってる物はなに?」
「これは城に居る殿方に頂いた物にございます」
「へぇ~?草のあんたに贈り物ねぇ~?」
バァァァァンッ
「あっ!!・・・・・」
「あんたに贈り物渡す男は変人ね。あたいの方が優れているのに登城を許されているのは私以外の数人の草のみ。滝川様は耄碌したのじゃないのか?うん?中々斬れ味の良さそうな包丁ね?貰ってあげるわ」
「それはなりません!それは私が合田様にいただいたーー」
シュッ
「上忍のあたいに口答えするのかしら?草のあんたに贈り物を渡す男なんてろくでもない男でしょ?あんたに男を篭絡させるのは無理ね」
「返してください!それに篭絡なんかじゃありません!大殿の御客人様ですよ!?手打ちじゃすみませんよ!?」
「ふん。草のあんたに目を掛ける男が大切な人なわけないじゃない。考えれば分かる事でしょ。それとも妹のために貢がせてるのかしら?」
「そんな事してません!返してください!」
「へぇ~?こんな上質な手拭いまで貰ったんだ?その男も銭だけは持ってるようね。ありがとね~!あたいが使ってあげるよ!その茶道具はあんたのせいよ?あんたがちゃんと手に持ってないから割れたのよ?もし、この事を滝川様や大殿にでも言いつければ・・・里の妹はどうなるか分かるでしょ?」
「・・・・・・・・」
「草は草らしく大人しくするのが礼儀よ?」
「・・・・・グッ・・・ウッ・・・・」
「ちょっとあやめ!?どうしたの!?涙流すなんてよっぽどの事!?」
「伊織・・・ごめん。なんでもない・・・」
「なんでもないって・・・訓練したあなたが涙流すなんてよっぽどよ!?確か今、男の護衛みたいなのやらされてるんでしょ!?何か酷い事されたの!?」
「違う!合田様はそんな事しない!」
「え!?じゃあなんなの?その木箱の中は・・・まさか!?大殿の茶道具を割ったの!?あやめ!早く逃げるよ!私がーー」
「違う・・・これは合田様が私にって贈り物なの。それを・・・それを・・・」
「え!?草の私達に茶道具を!?何で!?」
「分からない・・・」
「どうするの!?私は目利きなんかないから分からないけど相当な銭の物よね!?何で割ってしまったの!?正直に話せば怒られないのじゃないの?」
「分からない・・・明日謝ってみる・・・」
「そう・・・。私は城に入れないから話だけ聞いてあげるね」
「ありがとう・・・」
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