116 / 122
この惑星で生き抜く
オリビアが作り出す仮想未来魔法
しおりを挟む
バァーーーーーーンッ
「え!?ここはどこ!?」
「おいどうなってやがる!?」
「落ち着いて?私が先日私達と出会った場所に飛ばしたの。転送ってものよ?」
「嘘!?テレポート・・・・」
あの驚き様は移動魔法もあるって事だな。テレポートと言うのか。けどかなり驚いているぞ?魔法があるならそんなに驚いたりしないだろう?
「ミシェルさんは落ち着いているのですね!?」
「まあ一度行った場所は即座に行けるような物があるからな。これだ。これが中継機。これを置いている場所なら行けるぞ?ちなみに魔法ではないぞ?」
「なにそれ!?魔法でもテレポートってあるけど古の究極魔法なのよ!?そんな便利な物あるなんて反則じゃない!?」
「いやそう言われてもだな・・・。とにかくオギゴはまだ南か?」
「また今度その事教えてね!?オギゴはまだここからさらに南に進んだところだよ!」
「何日くらい進んだところかしら?」
「後・・・4日くらいかな?」
「みんなもう一度集まって!!」
バァーーーーーーンッ
「やだ!?本当に目と鼻の先じゃん!?」
「みんな!静かに!誰か近くに居る!4人だ!」
「うん!?何で分かるの!?」
「いいから!静かに!さすがミシェル中将!」
転送した瞬間に一応念の為ビーコン反射の要領でマナの反射を試してみたが当たりだな。これは素晴らしいレーダー扱いだな。なんかの魔物も居るがそちらはどうでもいい。
あの動き方は人間、4人だな。いや向こうも気付いたか?こちらに向かって来ているな。まあ街?も近い事だししょうがないか。
「いやみんなすまん。別にこそこそする必要はなかったよな。長年の任務のせいでな?許せ」
「なーんだ。てっきり賊か何かかと思ったよ!」
「チッ。胸糞悪い!そもそもはあのまぐれでドラゴンを倒した男のせいだ!」
「そこはしょうがないでしょ?うん?シッ!誰か近くに居る!」
「誰かの追跡か!?」
「マーク!黙って!」
「怪しいわね?向こうも静かになった」
「チッ。面白くない!もう誰でも良い!魔物にやられたように見せて金を奪いとろうぜ?ブラン侯爵にはこっぴどく怒られたし、遠征費も貰えないしイライラする!」
「そうね。こんな田舎に来て化粧品の一つも買えない報奨金もないなんて最悪よ」
「よっ!さすがハンナ!泣く子も黙るハンナ魔導士だな!ははは!」
「あの時は不意打ちでやられはしたけど本来なら誰にも私は負けないからね。私もむしゃくしゃする。声から察するに女が最低3人は居る。溜まってんでしょ?殺す前に出すもの出せば?」
「ミカエラも分かってんな?金は俺達より多めに分けてやる!よし・・・狩るぞ。男は先に殺す」
「う~ん。今の一瞬でこちらに向かうとは相手は優秀なのか?」
「ミシェルさん?」
「うん。さっきの奴等がこちらに来ている。追跡されるのは嫌いだ。先に用を聞こう」
"オリビア聞こえるか?"
"はい!聞こえます!"
"気付いてると思うが追跡の仕方がおかしい。明らかに獲物を狩る追跡方法だ。人間でももう問題ないよな?"
"問題ありません。そもそも私がーー"
"いや、今後の事も踏まえて私が対処する。オリビアは不測の事態に備えてくれ"
「おい!4人!止まれ!物陰からコソコソお前達は全人類の敵、ゴキブリと同じか?」
「ほう?気付くか。お!?偉い可愛い女じゃねーか!アドル?あいつは俺が食うぞ!お前は後ろの芋臭い女にしておけ!」
「今なんつった?な?私を食うだと?それは私を格下に見ているわけか?」
「田舎者のお前達に教えてやる。俺達は帝都の特級冒険者紅蓮のーー」
「知らねーよ!お前は私の1番嫌いな考えの持ち主だ!問答無用!」
「ミシェルさん!?まずい!手をだしてはーー」
「うん?」
「ははは!ハンナ!殺れ!」
「もう詠唱は済んだ!くらいなさい!ファイヤトルネード!」
グゥォォォォォーーーーーー
「ははは!熱風で近寄れまい!男!恨むなよ!恨むなら己れの弱さを恨め!」
ガキンッ カンッ
「ヨハン?大丈夫かしら?私がミシェル中将以外を守るのは稀有なのよ?感謝してよね?」
「オリビア・・様・・・」
「なんだ!?てめーは!?お前も犯されたいのか!?」
「口を慎みなさい!貴方は右腕に回復不能な攻撃を受ける!ドゥーム!」
パァァンッ!!
「え!?オリビア様!?さっき攻撃できないって!?」
「あれは嘘よ。私のドゥームはネガティブな運命を描くこと。この人間の男は右腕に回復不能な攻撃を受ける。つまり私のマナでこの男の右腕をマナとマナをぶつけて潰す運命に書き換えたの」
最早私ですら意味が分からない。私は出遅れたわけだが・・・。まあいい。あの魔法女をやるか。熱風ならばで近づけないなら吸収すればいいだけ。
「ブラックホール!!」
シュゥーーーーーー!
「私のファイヤトルネードが!?その魔法はなんだ!?詠唱はどうした!?」
「煩いわね?トレノなら優しいからあなた達を拘束で終わらすだろうけど私は甘くない」
「な、何を!?今一度・・・アシュタルト様が………」
「マスターボム!」
ブシャンッ
「は、ハンナ!?お、おい!?ハンナどこに行った!?」
「おや?そいつはハンナという奴だったのか?残念だな。ハンナの欠片ならお前の足下にあるだろう?肉の一部だがな?」
「キャァァァァーーーー!!!」
「おい!ミカエラ!どこに行く!?」
「逃すわけないだろ?まあだがお前は直接攻撃は仕掛けて来ていないから左足で堪えてやろう。ヘルファイアソード!!おっ!出た出た!昔見た映画でこれで斬り合っていた剣だ!」
「ミシェル中将!お見事です!」
ビシュンッ!!
「お!凄まじい斬れ味だな!」
「私の足がぁぁぁぁぁ!!!!」
「囀るな!たかだか左足がなくなっただけだ!」
「ミシェル中将?そろそろ・・・」
「うん?もうそろそろか。やはり燃費が悪いなこの魔法は。オリビア?もういいぞ?」
シューーーーーーーン ポンッ
「あれ?どうなってるの!?私は死んだはずじゃ!?」
「俺の右腕は!?ある!?動かせる!?どうなってやがる!?」
「ミシェルさん!?どうなってるのですか!?」
これは例の孤島でオリビアと考えた仮装戦闘だ。オリビア有り気の魔法だが、簡単に言えば実際に起こりうる事象の運命を相手に味方に見せる魔法だ。実際には戦闘はまだ起こっていない。だが戦えば必ずそうなるのだ。
まあ要は脅しだ。オリビアがそうなる運命を見せているだけだし今回初めて使ったが効果覿面のようだ。あの私が殺した女は失禁してるしな。だが、この魔法は凄まじく燃費が悪い。
先の世界をオリビアが見せるという事は抵抗(レジスト)されないで見せないといけないわけだ。最低限、相手の魔力の倍は消費するし味方も欺かないといけないわけだからかなり魔力を消費する。だからもって、15分くらいなのだ。
「はぁー、はぁー」
「オリビア?すまんな。休んでてくれ。リリー?オリビアを見てくれ。それで?マークだったか?これより先は本物の戦いだ。殺るか?私はどちらかと言うと戦う方をお勧めする。無抵抗で捕えられたくはないだろう?」
これ以降は簡単に落ちた。というか無気力にみんななっていた。余程なのか。紅蓮?とか抜かすパーティーは自分達から後ろ手になっていた。
「リリー?オギゴにも犯罪者を収容する組織はあるのだろう?」
「あります!警備隊が居ます!けどその人達は・・・」
「うん?さっきも何か言ってたがいけないのか?」
「い、いえ。とりあえずオギゴに行きましょう」
「そうだな。私が引っ張って行こう。お前ら!歩けよ!おい!女!お前等から突っかかって来たのだ!その尿で私を汚すなよ?本当に木っ端微塵にしてやるぞ!」
「は、は、はい・・・」
ふん。情け無い奴等だ。
「え!?ここはどこ!?」
「おいどうなってやがる!?」
「落ち着いて?私が先日私達と出会った場所に飛ばしたの。転送ってものよ?」
「嘘!?テレポート・・・・」
あの驚き様は移動魔法もあるって事だな。テレポートと言うのか。けどかなり驚いているぞ?魔法があるならそんなに驚いたりしないだろう?
「ミシェルさんは落ち着いているのですね!?」
「まあ一度行った場所は即座に行けるような物があるからな。これだ。これが中継機。これを置いている場所なら行けるぞ?ちなみに魔法ではないぞ?」
「なにそれ!?魔法でもテレポートってあるけど古の究極魔法なのよ!?そんな便利な物あるなんて反則じゃない!?」
「いやそう言われてもだな・・・。とにかくオギゴはまだ南か?」
「また今度その事教えてね!?オギゴはまだここからさらに南に進んだところだよ!」
「何日くらい進んだところかしら?」
「後・・・4日くらいかな?」
「みんなもう一度集まって!!」
バァーーーーーーンッ
「やだ!?本当に目と鼻の先じゃん!?」
「みんな!静かに!誰か近くに居る!4人だ!」
「うん!?何で分かるの!?」
「いいから!静かに!さすがミシェル中将!」
転送した瞬間に一応念の為ビーコン反射の要領でマナの反射を試してみたが当たりだな。これは素晴らしいレーダー扱いだな。なんかの魔物も居るがそちらはどうでもいい。
あの動き方は人間、4人だな。いや向こうも気付いたか?こちらに向かって来ているな。まあ街?も近い事だししょうがないか。
「いやみんなすまん。別にこそこそする必要はなかったよな。長年の任務のせいでな?許せ」
「なーんだ。てっきり賊か何かかと思ったよ!」
「チッ。胸糞悪い!そもそもはあのまぐれでドラゴンを倒した男のせいだ!」
「そこはしょうがないでしょ?うん?シッ!誰か近くに居る!」
「誰かの追跡か!?」
「マーク!黙って!」
「怪しいわね?向こうも静かになった」
「チッ。面白くない!もう誰でも良い!魔物にやられたように見せて金を奪いとろうぜ?ブラン侯爵にはこっぴどく怒られたし、遠征費も貰えないしイライラする!」
「そうね。こんな田舎に来て化粧品の一つも買えない報奨金もないなんて最悪よ」
「よっ!さすがハンナ!泣く子も黙るハンナ魔導士だな!ははは!」
「あの時は不意打ちでやられはしたけど本来なら誰にも私は負けないからね。私もむしゃくしゃする。声から察するに女が最低3人は居る。溜まってんでしょ?殺す前に出すもの出せば?」
「ミカエラも分かってんな?金は俺達より多めに分けてやる!よし・・・狩るぞ。男は先に殺す」
「う~ん。今の一瞬でこちらに向かうとは相手は優秀なのか?」
「ミシェルさん?」
「うん。さっきの奴等がこちらに来ている。追跡されるのは嫌いだ。先に用を聞こう」
"オリビア聞こえるか?"
"はい!聞こえます!"
"気付いてると思うが追跡の仕方がおかしい。明らかに獲物を狩る追跡方法だ。人間でももう問題ないよな?"
"問題ありません。そもそも私がーー"
"いや、今後の事も踏まえて私が対処する。オリビアは不測の事態に備えてくれ"
「おい!4人!止まれ!物陰からコソコソお前達は全人類の敵、ゴキブリと同じか?」
「ほう?気付くか。お!?偉い可愛い女じゃねーか!アドル?あいつは俺が食うぞ!お前は後ろの芋臭い女にしておけ!」
「今なんつった?な?私を食うだと?それは私を格下に見ているわけか?」
「田舎者のお前達に教えてやる。俺達は帝都の特級冒険者紅蓮のーー」
「知らねーよ!お前は私の1番嫌いな考えの持ち主だ!問答無用!」
「ミシェルさん!?まずい!手をだしてはーー」
「うん?」
「ははは!ハンナ!殺れ!」
「もう詠唱は済んだ!くらいなさい!ファイヤトルネード!」
グゥォォォォォーーーーーー
「ははは!熱風で近寄れまい!男!恨むなよ!恨むなら己れの弱さを恨め!」
ガキンッ カンッ
「ヨハン?大丈夫かしら?私がミシェル中将以外を守るのは稀有なのよ?感謝してよね?」
「オリビア・・様・・・」
「なんだ!?てめーは!?お前も犯されたいのか!?」
「口を慎みなさい!貴方は右腕に回復不能な攻撃を受ける!ドゥーム!」
パァァンッ!!
「え!?オリビア様!?さっき攻撃できないって!?」
「あれは嘘よ。私のドゥームはネガティブな運命を描くこと。この人間の男は右腕に回復不能な攻撃を受ける。つまり私のマナでこの男の右腕をマナとマナをぶつけて潰す運命に書き換えたの」
最早私ですら意味が分からない。私は出遅れたわけだが・・・。まあいい。あの魔法女をやるか。熱風ならばで近づけないなら吸収すればいいだけ。
「ブラックホール!!」
シュゥーーーーーー!
「私のファイヤトルネードが!?その魔法はなんだ!?詠唱はどうした!?」
「煩いわね?トレノなら優しいからあなた達を拘束で終わらすだろうけど私は甘くない」
「な、何を!?今一度・・・アシュタルト様が………」
「マスターボム!」
ブシャンッ
「は、ハンナ!?お、おい!?ハンナどこに行った!?」
「おや?そいつはハンナという奴だったのか?残念だな。ハンナの欠片ならお前の足下にあるだろう?肉の一部だがな?」
「キャァァァァーーーー!!!」
「おい!ミカエラ!どこに行く!?」
「逃すわけないだろ?まあだがお前は直接攻撃は仕掛けて来ていないから左足で堪えてやろう。ヘルファイアソード!!おっ!出た出た!昔見た映画でこれで斬り合っていた剣だ!」
「ミシェル中将!お見事です!」
ビシュンッ!!
「お!凄まじい斬れ味だな!」
「私の足がぁぁぁぁぁ!!!!」
「囀るな!たかだか左足がなくなっただけだ!」
「ミシェル中将?そろそろ・・・」
「うん?もうそろそろか。やはり燃費が悪いなこの魔法は。オリビア?もういいぞ?」
シューーーーーーーン ポンッ
「あれ?どうなってるの!?私は死んだはずじゃ!?」
「俺の右腕は!?ある!?動かせる!?どうなってやがる!?」
「ミシェルさん!?どうなってるのですか!?」
これは例の孤島でオリビアと考えた仮装戦闘だ。オリビア有り気の魔法だが、簡単に言えば実際に起こりうる事象の運命を相手に味方に見せる魔法だ。実際には戦闘はまだ起こっていない。だが戦えば必ずそうなるのだ。
まあ要は脅しだ。オリビアがそうなる運命を見せているだけだし今回初めて使ったが効果覿面のようだ。あの私が殺した女は失禁してるしな。だが、この魔法は凄まじく燃費が悪い。
先の世界をオリビアが見せるという事は抵抗(レジスト)されないで見せないといけないわけだ。最低限、相手の魔力の倍は消費するし味方も欺かないといけないわけだからかなり魔力を消費する。だからもって、15分くらいなのだ。
「はぁー、はぁー」
「オリビア?すまんな。休んでてくれ。リリー?オリビアを見てくれ。それで?マークだったか?これより先は本物の戦いだ。殺るか?私はどちらかと言うと戦う方をお勧めする。無抵抗で捕えられたくはないだろう?」
これ以降は簡単に落ちた。というか無気力にみんななっていた。余程なのか。紅蓮?とか抜かすパーティーは自分達から後ろ手になっていた。
「リリー?オギゴにも犯罪者を収容する組織はあるのだろう?」
「あります!警備隊が居ます!けどその人達は・・・」
「うん?さっきも何か言ってたがいけないのか?」
「い、いえ。とりあえずオギゴに行きましょう」
「そうだな。私が引っ張って行こう。お前ら!歩けよ!おい!女!お前等から突っかかって来たのだ!その尿で私を汚すなよ?本当に木っ端微塵にしてやるぞ!」
「は、は、はい・・・」
ふん。情け無い奴等だ。
0
お気に入りに追加
205
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?

生まれる世界を間違えた俺は女神様に異世界召喚されました【リメイク版】
雪乃カナ
ファンタジー
世界が退屈でしかなかった1人の少年〝稗月倖真〟──彼は生まれつきチート級の身体能力と力を持っていた。だが同時に生まれた現代世界ではその力を持て余す退屈な日々を送っていた。
そんなある日いつものように孤児院の自室で起床し「退屈だな」と、呟いたその瞬間、突如現れた〝光の渦〟に吸い込まれてしまう!
気づくと辺りは白く光る見た事の無い部屋に!?
するとそこに女神アルテナが現れて「取り敢えず異世界で魔王を倒してきてもらえませんか♪」と頼まれる。
だが、異世界に着くと前途多難なことばかり、思わず「おい、アルテナ、聞いてないぞ!」と、叫びたくなるような事態も発覚したり──
でも、何はともあれ、女神様に異世界召喚されることになり、生まれた世界では持て余したチート級の力を使い、異世界へと魔王を倒しに行く主人公の、異世界ファンタジー物語!!
「メジャー・インフラトン」序章1/ 7(太陽の季節 DIVE!DIVE!DIVE!ダイブ!ダイブ!ダイブ!)
あおっち
SF
脈々と続く宇宙の無数の文明。その中でより高度に発展した高高度文明があった。その文明の流通、移動を支え光速を超えて遥か彼方の銀河や銀河内を瞬時に移動できるジャンプ技術。それを可能にしたジャンプ血清。
その血清は生体(人間)へのダメージをコントロールする血清、ワクチンなのだ。そのジャンプ血清をめぐり遥か大昔、大銀河戦争が起こり多くの高高度文明が滅びた。
その生き残りの文明が新たに見つけた地、ネイジェア星域。私達、天の川銀河の反対の宙域だった。そこで再び高高度文明が栄えたが、再びジャンプ血清供給に陰りが。天の川銀河レベルで再び紛争が勃発しかけていた。
そして紛争の火種は地球へ。
その地球では強大な軍事組織、中華帝国連邦、通称「AXIS」とそれに対抗する為、日本を中心とした加盟国軍組織「シーラス」が対峙していたのだ。
近未来の地球と太古から続くネイジェア星域皇国との交流、天然ジャンプ血清保持者の椎葉清らが居る日本と、高高度文明異星人(シーラス皇国)の末裔、マズル家のポーランド家族を描いたSF大河小説「メジャー・インフラトン」の前章譚、7部作。
第1部「太陽の季節 DIVE!DIVE!DIVE!ダイブ!ダイブ!ダイブ!」。
ジャンプ血清は保持者の傷ついた体を異例のスピードで回復させた。また血清のオリジナル保持者(ゼロ・スターター)は、独自の能力を飛躍的に引き上げる事が出来たのだ。
第2次大戦時、無敵兵士と言われた舩坂弘氏をモデルに御舩大(ミフネヒロシ)の無敵ふりと、近代世界のジャンプ血清保持者、椎葉きよし(通称:お子ちゃまきよし)の現在と過去。
ジャンプ血清の力、そして人類の未来をかけた壮大な戦いが、いま、始まる――。
彼らに関連する人々の生き様を、笑いと涙で送る物語。疲れたあなたに贈る微妙なSF物語です。
本格的な戦闘シーンもあり、面白い場面も増えます。
是非、ご覧あれ。
※加筆や修正が予告なしにあります。

💚催眠ハーレムとの日常 - マインドコントロールされた女性たちとの日常生活
XD
恋愛
誰からも拒絶される内気で不細工な少年エドクは、人の心を操り、催眠術と精神支配下に置く不思議な能力を手に入れる。彼はこの力を使って、夢の中でずっと欲しかったもの、彼がずっと愛してきた美しい女性たちのHAREMを作り上げる。
天日ノ艦隊 〜こちら大和型戦艦、異世界にて出陣ス!〜
八風ゆず
ファンタジー
時は1950年。
第一次世界大戦にあった「もう一つの可能性」が実現した世界線。1950年4月7日、合同演習をする為航行中、大和型戦艦三隻が同時に左舷に転覆した。
大和型三隻は沈没した……、と思われた。
だが、目覚めた先には我々が居た世界とは違った。
大海原が広がり、見たことのない数多の国が支配者する世界だった。
祖国へ帰るため、大海原が広がる異世界を旅する大和型三隻と別世界の艦船達との異世界戦記。
※異世界転移が何番煎じか分からないですが、書きたいのでかいています!
面白いと思ったらブックマーク、感想、評価お願いします!!※
※戦艦など知らない人も楽しめるため、解説などを出し努力しております。是非是非「知識がなく、楽しんで読めるかな……」っと思ってる方も読んでみてください!※
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる