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この惑星で生き抜く
オリビアが作り出す仮想未来魔法
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バァーーーーーーンッ
「え!?ここはどこ!?」
「おいどうなってやがる!?」
「落ち着いて?私が先日私達と出会った場所に飛ばしたの。転送ってものよ?」
「嘘!?テレポート・・・・」
あの驚き様は移動魔法もあるって事だな。テレポートと言うのか。けどかなり驚いているぞ?魔法があるならそんなに驚いたりしないだろう?
「ミシェルさんは落ち着いているのですね!?」
「まあ一度行った場所は即座に行けるような物があるからな。これだ。これが中継機。これを置いている場所なら行けるぞ?ちなみに魔法ではないぞ?」
「なにそれ!?魔法でもテレポートってあるけど古の究極魔法なのよ!?そんな便利な物あるなんて反則じゃない!?」
「いやそう言われてもだな・・・。とにかくオギゴはまだ南か?」
「また今度その事教えてね!?オギゴはまだここからさらに南に進んだところだよ!」
「何日くらい進んだところかしら?」
「後・・・4日くらいかな?」
「みんなもう一度集まって!!」
バァーーーーーーンッ
「やだ!?本当に目と鼻の先じゃん!?」
「みんな!静かに!誰か近くに居る!4人だ!」
「うん!?何で分かるの!?」
「いいから!静かに!さすがミシェル中将!」
転送した瞬間に一応念の為ビーコン反射の要領でマナの反射を試してみたが当たりだな。これは素晴らしいレーダー扱いだな。なんかの魔物も居るがそちらはどうでもいい。
あの動き方は人間、4人だな。いや向こうも気付いたか?こちらに向かって来ているな。まあ街?も近い事だししょうがないか。
「いやみんなすまん。別にこそこそする必要はなかったよな。長年の任務のせいでな?許せ」
「なーんだ。てっきり賊か何かかと思ったよ!」
「チッ。胸糞悪い!そもそもはあのまぐれでドラゴンを倒した男のせいだ!」
「そこはしょうがないでしょ?うん?シッ!誰か近くに居る!」
「誰かの追跡か!?」
「マーク!黙って!」
「怪しいわね?向こうも静かになった」
「チッ。面白くない!もう誰でも良い!魔物にやられたように見せて金を奪いとろうぜ?ブラン侯爵にはこっぴどく怒られたし、遠征費も貰えないしイライラする!」
「そうね。こんな田舎に来て化粧品の一つも買えない報奨金もないなんて最悪よ」
「よっ!さすがハンナ!泣く子も黙るハンナ魔導士だな!ははは!」
「あの時は不意打ちでやられはしたけど本来なら誰にも私は負けないからね。私もむしゃくしゃする。声から察するに女が最低3人は居る。溜まってんでしょ?殺す前に出すもの出せば?」
「ミカエラも分かってんな?金は俺達より多めに分けてやる!よし・・・狩るぞ。男は先に殺す」
「う~ん。今の一瞬でこちらに向かうとは相手は優秀なのか?」
「ミシェルさん?」
「うん。さっきの奴等がこちらに来ている。追跡されるのは嫌いだ。先に用を聞こう」
"オリビア聞こえるか?"
"はい!聞こえます!"
"気付いてると思うが追跡の仕方がおかしい。明らかに獲物を狩る追跡方法だ。人間でももう問題ないよな?"
"問題ありません。そもそも私がーー"
"いや、今後の事も踏まえて私が対処する。オリビアは不測の事態に備えてくれ"
「おい!4人!止まれ!物陰からコソコソお前達は全人類の敵、ゴキブリと同じか?」
「ほう?気付くか。お!?偉い可愛い女じゃねーか!アドル?あいつは俺が食うぞ!お前は後ろの芋臭い女にしておけ!」
「今なんつった?な?私を食うだと?それは私を格下に見ているわけか?」
「田舎者のお前達に教えてやる。俺達は帝都の特級冒険者紅蓮のーー」
「知らねーよ!お前は私の1番嫌いな考えの持ち主だ!問答無用!」
「ミシェルさん!?まずい!手をだしてはーー」
「うん?」
「ははは!ハンナ!殺れ!」
「もう詠唱は済んだ!くらいなさい!ファイヤトルネード!」
グゥォォォォォーーーーーー
「ははは!熱風で近寄れまい!男!恨むなよ!恨むなら己れの弱さを恨め!」
ガキンッ カンッ
「ヨハン?大丈夫かしら?私がミシェル中将以外を守るのは稀有なのよ?感謝してよね?」
「オリビア・・様・・・」
「なんだ!?てめーは!?お前も犯されたいのか!?」
「口を慎みなさい!貴方は右腕に回復不能な攻撃を受ける!ドゥーム!」
パァァンッ!!
「え!?オリビア様!?さっき攻撃できないって!?」
「あれは嘘よ。私のドゥームはネガティブな運命を描くこと。この人間の男は右腕に回復不能な攻撃を受ける。つまり私のマナでこの男の右腕をマナとマナをぶつけて潰す運命に書き換えたの」
最早私ですら意味が分からない。私は出遅れたわけだが・・・。まあいい。あの魔法女をやるか。熱風ならばで近づけないなら吸収すればいいだけ。
「ブラックホール!!」
シュゥーーーーーー!
「私のファイヤトルネードが!?その魔法はなんだ!?詠唱はどうした!?」
「煩いわね?トレノなら優しいからあなた達を拘束で終わらすだろうけど私は甘くない」
「な、何を!?今一度・・・アシュタルト様が………」
「マスターボム!」
ブシャンッ
「は、ハンナ!?お、おい!?ハンナどこに行った!?」
「おや?そいつはハンナという奴だったのか?残念だな。ハンナの欠片ならお前の足下にあるだろう?肉の一部だがな?」
「キャァァァァーーーー!!!」
「おい!ミカエラ!どこに行く!?」
「逃すわけないだろ?まあだがお前は直接攻撃は仕掛けて来ていないから左足で堪えてやろう。ヘルファイアソード!!おっ!出た出た!昔見た映画でこれで斬り合っていた剣だ!」
「ミシェル中将!お見事です!」
ビシュンッ!!
「お!凄まじい斬れ味だな!」
「私の足がぁぁぁぁぁ!!!!」
「囀るな!たかだか左足がなくなっただけだ!」
「ミシェル中将?そろそろ・・・」
「うん?もうそろそろか。やはり燃費が悪いなこの魔法は。オリビア?もういいぞ?」
シューーーーーーーン ポンッ
「あれ?どうなってるの!?私は死んだはずじゃ!?」
「俺の右腕は!?ある!?動かせる!?どうなってやがる!?」
「ミシェルさん!?どうなってるのですか!?」
これは例の孤島でオリビアと考えた仮装戦闘だ。オリビア有り気の魔法だが、簡単に言えば実際に起こりうる事象の運命を相手に味方に見せる魔法だ。実際には戦闘はまだ起こっていない。だが戦えば必ずそうなるのだ。
まあ要は脅しだ。オリビアがそうなる運命を見せているだけだし今回初めて使ったが効果覿面のようだ。あの私が殺した女は失禁してるしな。だが、この魔法は凄まじく燃費が悪い。
先の世界をオリビアが見せるという事は抵抗(レジスト)されないで見せないといけないわけだ。最低限、相手の魔力の倍は消費するし味方も欺かないといけないわけだからかなり魔力を消費する。だからもって、15分くらいなのだ。
「はぁー、はぁー」
「オリビア?すまんな。休んでてくれ。リリー?オリビアを見てくれ。それで?マークだったか?これより先は本物の戦いだ。殺るか?私はどちらかと言うと戦う方をお勧めする。無抵抗で捕えられたくはないだろう?」
これ以降は簡単に落ちた。というか無気力にみんななっていた。余程なのか。紅蓮?とか抜かすパーティーは自分達から後ろ手になっていた。
「リリー?オギゴにも犯罪者を収容する組織はあるのだろう?」
「あります!警備隊が居ます!けどその人達は・・・」
「うん?さっきも何か言ってたがいけないのか?」
「い、いえ。とりあえずオギゴに行きましょう」
「そうだな。私が引っ張って行こう。お前ら!歩けよ!おい!女!お前等から突っかかって来たのだ!その尿で私を汚すなよ?本当に木っ端微塵にしてやるぞ!」
「は、は、はい・・・」
ふん。情け無い奴等だ。
「え!?ここはどこ!?」
「おいどうなってやがる!?」
「落ち着いて?私が先日私達と出会った場所に飛ばしたの。転送ってものよ?」
「嘘!?テレポート・・・・」
あの驚き様は移動魔法もあるって事だな。テレポートと言うのか。けどかなり驚いているぞ?魔法があるならそんなに驚いたりしないだろう?
「ミシェルさんは落ち着いているのですね!?」
「まあ一度行った場所は即座に行けるような物があるからな。これだ。これが中継機。これを置いている場所なら行けるぞ?ちなみに魔法ではないぞ?」
「なにそれ!?魔法でもテレポートってあるけど古の究極魔法なのよ!?そんな便利な物あるなんて反則じゃない!?」
「いやそう言われてもだな・・・。とにかくオギゴはまだ南か?」
「また今度その事教えてね!?オギゴはまだここからさらに南に進んだところだよ!」
「何日くらい進んだところかしら?」
「後・・・4日くらいかな?」
「みんなもう一度集まって!!」
バァーーーーーーンッ
「やだ!?本当に目と鼻の先じゃん!?」
「みんな!静かに!誰か近くに居る!4人だ!」
「うん!?何で分かるの!?」
「いいから!静かに!さすがミシェル中将!」
転送した瞬間に一応念の為ビーコン反射の要領でマナの反射を試してみたが当たりだな。これは素晴らしいレーダー扱いだな。なんかの魔物も居るがそちらはどうでもいい。
あの動き方は人間、4人だな。いや向こうも気付いたか?こちらに向かって来ているな。まあ街?も近い事だししょうがないか。
「いやみんなすまん。別にこそこそする必要はなかったよな。長年の任務のせいでな?許せ」
「なーんだ。てっきり賊か何かかと思ったよ!」
「チッ。胸糞悪い!そもそもはあのまぐれでドラゴンを倒した男のせいだ!」
「そこはしょうがないでしょ?うん?シッ!誰か近くに居る!」
「誰かの追跡か!?」
「マーク!黙って!」
「怪しいわね?向こうも静かになった」
「チッ。面白くない!もう誰でも良い!魔物にやられたように見せて金を奪いとろうぜ?ブラン侯爵にはこっぴどく怒られたし、遠征費も貰えないしイライラする!」
「そうね。こんな田舎に来て化粧品の一つも買えない報奨金もないなんて最悪よ」
「よっ!さすがハンナ!泣く子も黙るハンナ魔導士だな!ははは!」
「あの時は不意打ちでやられはしたけど本来なら誰にも私は負けないからね。私もむしゃくしゃする。声から察するに女が最低3人は居る。溜まってんでしょ?殺す前に出すもの出せば?」
「ミカエラも分かってんな?金は俺達より多めに分けてやる!よし・・・狩るぞ。男は先に殺す」
「う~ん。今の一瞬でこちらに向かうとは相手は優秀なのか?」
「ミシェルさん?」
「うん。さっきの奴等がこちらに来ている。追跡されるのは嫌いだ。先に用を聞こう」
"オリビア聞こえるか?"
"はい!聞こえます!"
"気付いてると思うが追跡の仕方がおかしい。明らかに獲物を狩る追跡方法だ。人間でももう問題ないよな?"
"問題ありません。そもそも私がーー"
"いや、今後の事も踏まえて私が対処する。オリビアは不測の事態に備えてくれ"
「おい!4人!止まれ!物陰からコソコソお前達は全人類の敵、ゴキブリと同じか?」
「ほう?気付くか。お!?偉い可愛い女じゃねーか!アドル?あいつは俺が食うぞ!お前は後ろの芋臭い女にしておけ!」
「今なんつった?な?私を食うだと?それは私を格下に見ているわけか?」
「田舎者のお前達に教えてやる。俺達は帝都の特級冒険者紅蓮のーー」
「知らねーよ!お前は私の1番嫌いな考えの持ち主だ!問答無用!」
「ミシェルさん!?まずい!手をだしてはーー」
「うん?」
「ははは!ハンナ!殺れ!」
「もう詠唱は済んだ!くらいなさい!ファイヤトルネード!」
グゥォォォォォーーーーーー
「ははは!熱風で近寄れまい!男!恨むなよ!恨むなら己れの弱さを恨め!」
ガキンッ カンッ
「ヨハン?大丈夫かしら?私がミシェル中将以外を守るのは稀有なのよ?感謝してよね?」
「オリビア・・様・・・」
「なんだ!?てめーは!?お前も犯されたいのか!?」
「口を慎みなさい!貴方は右腕に回復不能な攻撃を受ける!ドゥーム!」
パァァンッ!!
「え!?オリビア様!?さっき攻撃できないって!?」
「あれは嘘よ。私のドゥームはネガティブな運命を描くこと。この人間の男は右腕に回復不能な攻撃を受ける。つまり私のマナでこの男の右腕をマナとマナをぶつけて潰す運命に書き換えたの」
最早私ですら意味が分からない。私は出遅れたわけだが・・・。まあいい。あの魔法女をやるか。熱風ならばで近づけないなら吸収すればいいだけ。
「ブラックホール!!」
シュゥーーーーーー!
「私のファイヤトルネードが!?その魔法はなんだ!?詠唱はどうした!?」
「煩いわね?トレノなら優しいからあなた達を拘束で終わらすだろうけど私は甘くない」
「な、何を!?今一度・・・アシュタルト様が………」
「マスターボム!」
ブシャンッ
「は、ハンナ!?お、おい!?ハンナどこに行った!?」
「おや?そいつはハンナという奴だったのか?残念だな。ハンナの欠片ならお前の足下にあるだろう?肉の一部だがな?」
「キャァァァァーーーー!!!」
「おい!ミカエラ!どこに行く!?」
「逃すわけないだろ?まあだがお前は直接攻撃は仕掛けて来ていないから左足で堪えてやろう。ヘルファイアソード!!おっ!出た出た!昔見た映画でこれで斬り合っていた剣だ!」
「ミシェル中将!お見事です!」
ビシュンッ!!
「お!凄まじい斬れ味だな!」
「私の足がぁぁぁぁぁ!!!!」
「囀るな!たかだか左足がなくなっただけだ!」
「ミシェル中将?そろそろ・・・」
「うん?もうそろそろか。やはり燃費が悪いなこの魔法は。オリビア?もういいぞ?」
シューーーーーーーン ポンッ
「あれ?どうなってるの!?私は死んだはずじゃ!?」
「俺の右腕は!?ある!?動かせる!?どうなってやがる!?」
「ミシェルさん!?どうなってるのですか!?」
これは例の孤島でオリビアと考えた仮装戦闘だ。オリビア有り気の魔法だが、簡単に言えば実際に起こりうる事象の運命を相手に味方に見せる魔法だ。実際には戦闘はまだ起こっていない。だが戦えば必ずそうなるのだ。
まあ要は脅しだ。オリビアがそうなる運命を見せているだけだし今回初めて使ったが効果覿面のようだ。あの私が殺した女は失禁してるしな。だが、この魔法は凄まじく燃費が悪い。
先の世界をオリビアが見せるという事は抵抗(レジスト)されないで見せないといけないわけだ。最低限、相手の魔力の倍は消費するし味方も欺かないといけないわけだからかなり魔力を消費する。だからもって、15分くらいなのだ。
「はぁー、はぁー」
「オリビア?すまんな。休んでてくれ。リリー?オリビアを見てくれ。それで?マークだったか?これより先は本物の戦いだ。殺るか?私はどちらかと言うと戦う方をお勧めする。無抵抗で捕えられたくはないだろう?」
これ以降は簡単に落ちた。というか無気力にみんななっていた。余程なのか。紅蓮?とか抜かすパーティーは自分達から後ろ手になっていた。
「リリー?オギゴにも犯罪者を収容する組織はあるのだろう?」
「あります!警備隊が居ます!けどその人達は・・・」
「うん?さっきも何か言ってたがいけないのか?」
「い、いえ。とりあえずオギゴに行きましょう」
「そうだな。私が引っ張って行こう。お前ら!歩けよ!おい!女!お前等から突っかかって来たのだ!その尿で私を汚すなよ?本当に木っ端微塵にしてやるぞ!」
「は、は、はい・・・」
ふん。情け無い奴等だ。
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