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この惑星で生き抜く
ミシェル中将の奮闘
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これは凄い。俺はこの惑星のお金の価値はあまり分からないが一つだけ言える事はとんでもないお金が動いててる事が分かる。
大金貨どころではないな。
「曹長?面白い展開になりましたね」
「そうか?どんどん値が上がるのは良い事だが・・・」
そのまま競売は続き、ランプーの他に俺達以外の冒険者が取ってきたであろう見た事ない花や草まで競売に並んでいた。
「曹長?あの赤色の花はエクセルシオにもある麻酔の原料となるアカザの花に似ています」
「そうか。俺はそこまで分からなかったよ」
まだまだこの惑星の事知らないせいかルクスは競売の方に夢中だ。
「さぁ!皆さまお待ちかねのドラゴンに移りたいと思います!まずは鱗一枚から始めます!」
「金貨10枚!」「金貨15枚!」
「大金貨100枚!!!」
「「「「・・・・・・・・」」」」
「他の方居ませんか!?」
小太りの男が一気に値を上げると回りの人が静かになった。
「では決定!ルッチ商会長!」
ムカつくくらいのドヤ顔だな。ルッチ商会長・・・誰だろうな。
「トレノ?あの人が例の商会の・・・」
「さすがシルビア!物知りだな。分かった。ありがとう」
"ルクス?あいつを覚えておくように"
"了解致しました"
それからしばらくは同じような光景が続きドラゴンの血に入ったところで、さっきまで商人風の人達が居たが一斉に散っていき、残ったのは豪華な服やアクセサリーを付けた人達だけが残った。
「さぁ、万病に効く薬から殿方の夜の方まであらゆる悩みに効くと言われているドラゴンの血!まずはこの瓶一つの値段から始めます!」
「大金貨100枚!」「大金貨200枚!」
いや俺が出した物だが値段の上がり方がさっきとは違うな。そんなにまでしてこの血はいいのか。不思議だな。
「聖金貨10枚!!」
チッ。またあのルッチ商会長ってやつか。あのドヤ顔が気に食わないな。
「トレノ!!聖金貨10枚よ!?分かってるの!?」
「え?あぁ。聖金貨だろう?凄いな」
「もう!全然驚いていないじゃん!!!」
確かにそこまで驚いてはいないかもしれない。そもそも金を使う価値がまだ俺には分かっていないってのもあるが。
それからまた暫く同じ光景が続きさすがに飽きてきたので俺達は宿に戻った。
「おや?本人は帰ってきたのかい?」
宿の酒場に暁のパーティー達が居た。
「えぇ。値が上がるのは嬉しいですが同じ光景ですしずっと居ろとも言われてませんからね。明日にギルドに行きお金を貰い終わりってだけですよ」
「おや?競売は2日あると思ってるんだが?」
「今日1日の銭だけ貰い後はギルドカードに入れて貰うだけだからな。それで大丈夫だろう」
「君は案外冷めた所があるんだな?」
「そんな事もないけどな。それと出発の日なんだがーー」
「決心してくれたんだね。なら、1日早い明後日に出発なんてどうだい?」
「了解。それでいい」
結局俺達はこのまま少し酒を飲み雑談をして競売1日目が終わった。部屋に戻った俺はルクス達を呼び出した。
「屋台の方もかなり上々だったと思う。正直驚いているんだが予定分がなくなれば明日はそれで終わりにしないか?」
「私は構いませんが疲れましたか?」
正直疲れた。と言いたいところだが俺が始めようと言った手前言いにくいな。
「シルビア?曹長の顔を見て分かりませんか?だいぶお疲れの様です。明日は、ミラと私達で屋台をしましょう。それに明後日には帝国に向け出発するのだから私達も体を休めてておきましょう」
「分かりました」
ルクスは俺が疲れている事気づいてくれてるのだな。助かるな。
明日も頑張ろうと言い寝静まった、この日の夜中にそれは唐突に訪れた。
「曹長!大丈夫ですか?」
「うん?もう朝か?おはよう」
「違います!微かにですがエクセルシオで使われている電波らしき残滓を捉えました。物凄く古い規格のものですが・・・」
「どういう意味だ!?遭難者か!?いやそんなわけないよな。救助が来たのか!?」
「分かりません!微かに捉えた程度で今は反応が消えています。ソンブレロを気にしないのであればビーコン反射して確かめますが・・・」
「いやそこまでしなくていい。もし救助隊が来るのであればもっと大きな部隊で来るだろう。こちらからは捉えるのみ。ルクスが俺の救助と断定できれば判断は任す!」
「了解致しました!」
なんだろう。帰れないと思っていたが急に帰れると思うと嬉しい反面違う感情が出てくる。エルフのユウコを放っていけない。この惑星の事ももう放ってはおけない。いや俺がどうにかしないといけない気がする。
"オリビア?進展はあったか?"
"ミシェル中将 先行していたドローンが偵察しておりますが一度 極超短波を使いましたが反応はありませんでした"
"分かった。ソンブレロに見つかりそうにはないのだな?"
"さすがに惑星間まで届く電波ではないですし規格も古い事もありますので99%大丈夫かと思います"
"分かった。私も早く降りて自分の目で確かめる!着陸できるところを早急に探してくれ!"
"実はもう目星は付けてあります ビジョンモードにて地図を映します これがこの惑星の全体図 そしてこれが人間らしき者と似た生き物の分布図です"
"へぇ~。案外いい星じゃないか!このモヤが掛かった場所はなんだ?"
"そこは解析不明の未知の場所です トレノ曹長の救出任務のため放置しました"
"ふ~ん。まあこの任務とは関係ないから放置でいい。それと未知の物質とやらは人体に影響ないのだな?"
"はい もし異常があるようでしたらスリープモードにしこの艦(ふね)ですぐにミシェル中将を乗せエクセルシオに帰ります"
"まあこれだけ人間が住んでるなら大丈夫だろう。だがもう一度飛び立てば任務失敗だ。何かあってもギリギリまで探すぞ。もうここしかないと思っている"
"了解致しました では惑星に突入します"
ギュォァーーーーーー
"おい!あの生物はなんだ!?"
"エクセルシオの歴史に居た昔の生物の様に思います このまま着陸態勢に入ります"
"大丈夫なのか!?襲ってくるような声だったぞ!?"
"ドローンも何回か接近はしてきましたが攻撃はされませんでした 高い知能を持っている生物と断定致します"
恐竜に似た生物と人間が共存している惑星なんてエクセルシオ加盟国には一つもないぞ!?どうなっているんだ!?
大金貨どころではないな。
「曹長?面白い展開になりましたね」
「そうか?どんどん値が上がるのは良い事だが・・・」
そのまま競売は続き、ランプーの他に俺達以外の冒険者が取ってきたであろう見た事ない花や草まで競売に並んでいた。
「曹長?あの赤色の花はエクセルシオにもある麻酔の原料となるアカザの花に似ています」
「そうか。俺はそこまで分からなかったよ」
まだまだこの惑星の事知らないせいかルクスは競売の方に夢中だ。
「さぁ!皆さまお待ちかねのドラゴンに移りたいと思います!まずは鱗一枚から始めます!」
「金貨10枚!」「金貨15枚!」
「大金貨100枚!!!」
「「「「・・・・・・・・」」」」
「他の方居ませんか!?」
小太りの男が一気に値を上げると回りの人が静かになった。
「では決定!ルッチ商会長!」
ムカつくくらいのドヤ顔だな。ルッチ商会長・・・誰だろうな。
「トレノ?あの人が例の商会の・・・」
「さすがシルビア!物知りだな。分かった。ありがとう」
"ルクス?あいつを覚えておくように"
"了解致しました"
それからしばらくは同じような光景が続きドラゴンの血に入ったところで、さっきまで商人風の人達が居たが一斉に散っていき、残ったのは豪華な服やアクセサリーを付けた人達だけが残った。
「さぁ、万病に効く薬から殿方の夜の方まであらゆる悩みに効くと言われているドラゴンの血!まずはこの瓶一つの値段から始めます!」
「大金貨100枚!」「大金貨200枚!」
いや俺が出した物だが値段の上がり方がさっきとは違うな。そんなにまでしてこの血はいいのか。不思議だな。
「聖金貨10枚!!」
チッ。またあのルッチ商会長ってやつか。あのドヤ顔が気に食わないな。
「トレノ!!聖金貨10枚よ!?分かってるの!?」
「え?あぁ。聖金貨だろう?凄いな」
「もう!全然驚いていないじゃん!!!」
確かにそこまで驚いてはいないかもしれない。そもそも金を使う価値がまだ俺には分かっていないってのもあるが。
それからまた暫く同じ光景が続きさすがに飽きてきたので俺達は宿に戻った。
「おや?本人は帰ってきたのかい?」
宿の酒場に暁のパーティー達が居た。
「えぇ。値が上がるのは嬉しいですが同じ光景ですしずっと居ろとも言われてませんからね。明日にギルドに行きお金を貰い終わりってだけですよ」
「おや?競売は2日あると思ってるんだが?」
「今日1日の銭だけ貰い後はギルドカードに入れて貰うだけだからな。それで大丈夫だろう」
「君は案外冷めた所があるんだな?」
「そんな事もないけどな。それと出発の日なんだがーー」
「決心してくれたんだね。なら、1日早い明後日に出発なんてどうだい?」
「了解。それでいい」
結局俺達はこのまま少し酒を飲み雑談をして競売1日目が終わった。部屋に戻った俺はルクス達を呼び出した。
「屋台の方もかなり上々だったと思う。正直驚いているんだが予定分がなくなれば明日はそれで終わりにしないか?」
「私は構いませんが疲れましたか?」
正直疲れた。と言いたいところだが俺が始めようと言った手前言いにくいな。
「シルビア?曹長の顔を見て分かりませんか?だいぶお疲れの様です。明日は、ミラと私達で屋台をしましょう。それに明後日には帝国に向け出発するのだから私達も体を休めてておきましょう」
「分かりました」
ルクスは俺が疲れている事気づいてくれてるのだな。助かるな。
明日も頑張ろうと言い寝静まった、この日の夜中にそれは唐突に訪れた。
「曹長!大丈夫ですか?」
「うん?もう朝か?おはよう」
「違います!微かにですがエクセルシオで使われている電波らしき残滓を捉えました。物凄く古い規格のものですが・・・」
「どういう意味だ!?遭難者か!?いやそんなわけないよな。救助が来たのか!?」
「分かりません!微かに捉えた程度で今は反応が消えています。ソンブレロを気にしないのであればビーコン反射して確かめますが・・・」
「いやそこまでしなくていい。もし救助隊が来るのであればもっと大きな部隊で来るだろう。こちらからは捉えるのみ。ルクスが俺の救助と断定できれば判断は任す!」
「了解致しました!」
なんだろう。帰れないと思っていたが急に帰れると思うと嬉しい反面違う感情が出てくる。エルフのユウコを放っていけない。この惑星の事ももう放ってはおけない。いや俺がどうにかしないといけない気がする。
"オリビア?進展はあったか?"
"ミシェル中将 先行していたドローンが偵察しておりますが一度 極超短波を使いましたが反応はありませんでした"
"分かった。ソンブレロに見つかりそうにはないのだな?"
"さすがに惑星間まで届く電波ではないですし規格も古い事もありますので99%大丈夫かと思います"
"分かった。私も早く降りて自分の目で確かめる!着陸できるところを早急に探してくれ!"
"実はもう目星は付けてあります ビジョンモードにて地図を映します これがこの惑星の全体図 そしてこれが人間らしき者と似た生き物の分布図です"
"へぇ~。案外いい星じゃないか!このモヤが掛かった場所はなんだ?"
"そこは解析不明の未知の場所です トレノ曹長の救出任務のため放置しました"
"ふ~ん。まあこの任務とは関係ないから放置でいい。それと未知の物質とやらは人体に影響ないのだな?"
"はい もし異常があるようでしたらスリープモードにしこの艦(ふね)ですぐにミシェル中将を乗せエクセルシオに帰ります"
"まあこれだけ人間が住んでるなら大丈夫だろう。だがもう一度飛び立てば任務失敗だ。何かあってもギリギリまで探すぞ。もうここしかないと思っている"
"了解致しました では惑星に突入します"
ギュォァーーーーーー
"おい!あの生物はなんだ!?"
"エクセルシオの歴史に居た昔の生物の様に思います このまま着陸態勢に入ります"
"大丈夫なのか!?襲ってくるような声だったぞ!?"
"ドローンも何回か接近はしてきましたが攻撃はされませんでした 高い知能を持っている生物と断定致します"
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