87 / 122
この惑星で生き抜く
龍王の座
しおりを挟む
「おい!?いきなり攻撃か!?どうなってるんだ!?ルクス助かった!」
「曹長、このドラゴンはコクリュウと同じですが目がおかしいです!」
「ハァーハァー・・・・」
「ミラ?大丈夫?」
「ユウコ様すいません」
「襲ってきたから倒していいよな?コクリュウも怒らないよな?」
「そんな悠長な考えはらしくないですよ。対象がまた魔力を込めてます」
以前なら間違いなくビックリしてもしかしたらルクスのサンクチュアリがなければ殺されてたかもしれないがどうもコクリュウを見てるせいかあまり脅威に感じないな
「シルビア?あのドラゴン倒せそうか?」
「なに言ってるの!?倒せるわけなーーくはない!?あれ?倒せそうな気がする」
「実は俺もなんだ。コクリュウなら無理だがあのドラゴンはコクリュウと比べると弱そうだ。だがルクスが行使してるサンクチュアリは魔力消費が激しいから俺が対処するが良いか?」
「は、はい!お願いします!」
「ルクス!折角だからって言い方は悪いがドラゴンは色々肉が美味かったり皮を使ったり使い道が多いらしい。金は俺はもういらないが破格な値段になると思う。チャージライフルを使う!頭だけ貫通させる!アシスト頼む!」
「了解です!一発で仕留めてください!・・・今です!」
ドォォォォォーーーーーーーン
「対象の生命反応確認 喪失した事を確認!障壁解除します。曹長お見事です!最近射撃練習してませんがさすがエクセルシオ航宙学校468期生 一番の成績を残した曹長です!」
「恥ずかしいから辞めてくれ。シルビア、ミラももう大丈夫だぞ!」
『さすがトレノ!あーしの全力魔法よりその銃と言ったか?の方が強そうだな!トレノの国の魔法は凄いな!』
「ルカは俺の記憶見たならこれが魔法じゃない事くらい分かるだろ?」
『おうおう!俺っちが倒そうとしたのにトレノやってくれたな!』
『トレノ!人間にしてはカッコよかったよ!』
『・・・・あの魔法凄い・・』
「みんなありがとな。それでとりあえずコクリュウに聞いてくるから待っててくれ。ルクス頼む」
俺は簡単に告げてコクリュウの場所に転送で出向いた。コクリュウが居た山の頂上に着くとコクリュウはドラゴン姿で寝ていた
「呑気なもんだな。おい!おっさん!コクリュウ!?起きてくれ!」
「誰じゃ?我の眠りを妨げーーおう!トレノか!どうしたんじゃ?ランプーがなくなったか?」
「あんたの眷属が俺が居る拠点に来て魔法ぶっ放してきたからどうしようかと思ったが対処させてもらったが大丈夫だったか?」
「なに!?どのドラゴンだ!?」
「ルクス?あの倒したドラゴンだけ転送できるか?」
「できます。少しお待ちください」
「うん?誰じゃ此奴は?・・・あぁ、1000年程前に我に挑んできた奴か」
「知り合いか?」
「いや、昔此奴が我の座が欲しいと言ったんでな?あの地球の言葉を借りてカッコよく返したんじゃ。龍王の座は軽くないぞ?とな。すると我に攻撃してきたからしかたなく相手してやったんじゃが我の一撃にすら耐えれずに何処かに飛んで逃げて行ったんだがまさか堕ちておるとはのう。此奴言葉を話しておったか?」
「いや咆哮しか言ってなかった。堕ちるとは?」
コクリュウが教えてくれた。アシュタルト様の眷属、精霊にしろドラゴンにしろ本来は魔力を取り込みそれを糧にして生きてるらしい。だから魔力・・・つまり体内のマナがなくならない限り消滅はしないが逆に吸収しすぎるとこのドラゴンみたいに堕ちてしまうらしい。
ルクスはこの出来事が精霊の身体を貰ったから分かるらしく俺にも分かりやすく教えてくれた。簡単に言えば魔力中毒・・・恐らくこのドラゴンは巨大な魔力の塊のこのコクリュウに今度こそ勝つ為に体内のマナに魔力を集めて居たと思う。だがそれを放出せずに溜めて溜めて長き月日が経つと魔力の溜めすぎにより中毒になり学習能力が落ち知性がなくなるらしい。だから喋れなくなったと。
「ならなんで俺達を襲ったんだ?」
「多分、我の臭いがしたからじゃないかのう?あの小さい人間の女子(おなご)に我がマナを弄ったから臭いが付いてしまったから堕ちても我に挑みたく勘違いしたんじゃないか?がははは!我と人間すら区別付かんとは・・・まこと愚かな!フンッ!!」
ビシュンッ
コクリュウの爪でこのドラゴンの頭が胴体と離れた
「トレノ!この堕ドラゴンの肉体は貴様に渡そう。だがこのマナは我にくれぬか?勝者の掟を破る卑劣な事を言っておることは分かるがかまわないか?」
「ああ。かまわん。コクリュウに任す」
この倒したドラゴンを見る眼・・・コクリュウはどことなく悲しそうな眼をしてる感じがしたから俺はでかいマナ。宝石ぽい物を貰わずコクリュウに任す事にした。
「本当にこのドラゴン貰っていいんだな?」
「ああ。此奴のマナは我が持っている。肉体はどうとでもするが良い。人間にとって価値があるのじゃろう?我程は皮も分厚くないし肉も少ないが勝者は好きにして良い決まりじゃ」
コロンッ
「ドラゴンがどういう風にするかは分からないが俺の国では死んだ者の遺品を燃やす事もある。魔法で燃やす事もできるかもしれないが・・・俺がコクリュウに傷を付けた武器の燃料だ。よければ使ってくれ」
「・・・・・・・・・・恩にきる」
どことなくやはり悲しそうな眼をしたコクリュウを軽く叩いて転送で戻った。アグニ、シルビア、ミラにさっきの事情を話しこの肉体だけ貰った事を伝えた。コクリュウを知らなければ食べようとも思うが俺はドラゴンを今後食べれなくなりそうだ。コクリュウは勝者の決まりとか言ったが・・・・ミラもシルビアも同じみたいだからこの倒したドラゴンは明日オギゴに持っていき同じ競売に出してもらう事にした。体長40メートル程はあるか?いやもう少しでかいか。マジックバックに入らないからどうしようか。
「曹長、このドラゴンはコクリュウと同じですが目がおかしいです!」
「ハァーハァー・・・・」
「ミラ?大丈夫?」
「ユウコ様すいません」
「襲ってきたから倒していいよな?コクリュウも怒らないよな?」
「そんな悠長な考えはらしくないですよ。対象がまた魔力を込めてます」
以前なら間違いなくビックリしてもしかしたらルクスのサンクチュアリがなければ殺されてたかもしれないがどうもコクリュウを見てるせいかあまり脅威に感じないな
「シルビア?あのドラゴン倒せそうか?」
「なに言ってるの!?倒せるわけなーーくはない!?あれ?倒せそうな気がする」
「実は俺もなんだ。コクリュウなら無理だがあのドラゴンはコクリュウと比べると弱そうだ。だがルクスが行使してるサンクチュアリは魔力消費が激しいから俺が対処するが良いか?」
「は、はい!お願いします!」
「ルクス!折角だからって言い方は悪いがドラゴンは色々肉が美味かったり皮を使ったり使い道が多いらしい。金は俺はもういらないが破格な値段になると思う。チャージライフルを使う!頭だけ貫通させる!アシスト頼む!」
「了解です!一発で仕留めてください!・・・今です!」
ドォォォォォーーーーーーーン
「対象の生命反応確認 喪失した事を確認!障壁解除します。曹長お見事です!最近射撃練習してませんがさすがエクセルシオ航宙学校468期生 一番の成績を残した曹長です!」
「恥ずかしいから辞めてくれ。シルビア、ミラももう大丈夫だぞ!」
『さすがトレノ!あーしの全力魔法よりその銃と言ったか?の方が強そうだな!トレノの国の魔法は凄いな!』
「ルカは俺の記憶見たならこれが魔法じゃない事くらい分かるだろ?」
『おうおう!俺っちが倒そうとしたのにトレノやってくれたな!』
『トレノ!人間にしてはカッコよかったよ!』
『・・・・あの魔法凄い・・』
「みんなありがとな。それでとりあえずコクリュウに聞いてくるから待っててくれ。ルクス頼む」
俺は簡単に告げてコクリュウの場所に転送で出向いた。コクリュウが居た山の頂上に着くとコクリュウはドラゴン姿で寝ていた
「呑気なもんだな。おい!おっさん!コクリュウ!?起きてくれ!」
「誰じゃ?我の眠りを妨げーーおう!トレノか!どうしたんじゃ?ランプーがなくなったか?」
「あんたの眷属が俺が居る拠点に来て魔法ぶっ放してきたからどうしようかと思ったが対処させてもらったが大丈夫だったか?」
「なに!?どのドラゴンだ!?」
「ルクス?あの倒したドラゴンだけ転送できるか?」
「できます。少しお待ちください」
「うん?誰じゃ此奴は?・・・あぁ、1000年程前に我に挑んできた奴か」
「知り合いか?」
「いや、昔此奴が我の座が欲しいと言ったんでな?あの地球の言葉を借りてカッコよく返したんじゃ。龍王の座は軽くないぞ?とな。すると我に攻撃してきたからしかたなく相手してやったんじゃが我の一撃にすら耐えれずに何処かに飛んで逃げて行ったんだがまさか堕ちておるとはのう。此奴言葉を話しておったか?」
「いや咆哮しか言ってなかった。堕ちるとは?」
コクリュウが教えてくれた。アシュタルト様の眷属、精霊にしろドラゴンにしろ本来は魔力を取り込みそれを糧にして生きてるらしい。だから魔力・・・つまり体内のマナがなくならない限り消滅はしないが逆に吸収しすぎるとこのドラゴンみたいに堕ちてしまうらしい。
ルクスはこの出来事が精霊の身体を貰ったから分かるらしく俺にも分かりやすく教えてくれた。簡単に言えば魔力中毒・・・恐らくこのドラゴンは巨大な魔力の塊のこのコクリュウに今度こそ勝つ為に体内のマナに魔力を集めて居たと思う。だがそれを放出せずに溜めて溜めて長き月日が経つと魔力の溜めすぎにより中毒になり学習能力が落ち知性がなくなるらしい。だから喋れなくなったと。
「ならなんで俺達を襲ったんだ?」
「多分、我の臭いがしたからじゃないかのう?あの小さい人間の女子(おなご)に我がマナを弄ったから臭いが付いてしまったから堕ちても我に挑みたく勘違いしたんじゃないか?がははは!我と人間すら区別付かんとは・・・まこと愚かな!フンッ!!」
ビシュンッ
コクリュウの爪でこのドラゴンの頭が胴体と離れた
「トレノ!この堕ドラゴンの肉体は貴様に渡そう。だがこのマナは我にくれぬか?勝者の掟を破る卑劣な事を言っておることは分かるがかまわないか?」
「ああ。かまわん。コクリュウに任す」
この倒したドラゴンを見る眼・・・コクリュウはどことなく悲しそうな眼をしてる感じがしたから俺はでかいマナ。宝石ぽい物を貰わずコクリュウに任す事にした。
「本当にこのドラゴン貰っていいんだな?」
「ああ。此奴のマナは我が持っている。肉体はどうとでもするが良い。人間にとって価値があるのじゃろう?我程は皮も分厚くないし肉も少ないが勝者は好きにして良い決まりじゃ」
コロンッ
「ドラゴンがどういう風にするかは分からないが俺の国では死んだ者の遺品を燃やす事もある。魔法で燃やす事もできるかもしれないが・・・俺がコクリュウに傷を付けた武器の燃料だ。よければ使ってくれ」
「・・・・・・・・・・恩にきる」
どことなくやはり悲しそうな眼をしたコクリュウを軽く叩いて転送で戻った。アグニ、シルビア、ミラにさっきの事情を話しこの肉体だけ貰った事を伝えた。コクリュウを知らなければ食べようとも思うが俺はドラゴンを今後食べれなくなりそうだ。コクリュウは勝者の決まりとか言ったが・・・・ミラもシルビアも同じみたいだからこの倒したドラゴンは明日オギゴに持っていき同じ競売に出してもらう事にした。体長40メートル程はあるか?いやもう少しでかいか。マジックバックに入らないからどうしようか。
0
お気に入りに追加
206
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
「メジャー・インフラトン」序章4/7(僕のグランドゼロ〜マズルカの調べに乗って。少年兵の季節JUMP! JUMP! JUMP! No1)
あおっち
SF
港に立ち上がる敵AXISの巨大ロボHARMOR。
遂に、AXIS本隊が北海道に攻めて来たのだ。
その第1次上陸先が苫小牧市だった。
これは、現実なのだ!
その発見者の苫小牧市民たちは、戦渦から脱出できるのか。
それを助ける千歳シーラスワンの御舩たち。
同時進行で圧力をかけるAXISの陽動作戦。
台湾金門県の侵略に対し、真向から立ち向かうシーラス・台湾、そしてきよしの師範のゾフィアとヴィクトリアの機動艦隊。
新たに戦いに加わった衛星シーラス2ボーチャン。
目の離せない戦略・戦術ストーリーなのだ。
昨年、椎葉きよしと共に戦かった女子高生グループ「エイモス5」からも目が離せない。
そして、遂に最強の敵「エキドナ」が目を覚ましたのだ……。
SF大河小説の前章譚、第4部作。
是非ご覧ください。
※加筆や修正が予告なしにあります。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
ミネルヴァ大陸戦記
一条 千種
ファンタジー
遠き異世界、ミネルヴァ大陸の歴史に忽然と現れた偉大なる術者の一族。
その力は自然の摂理をも凌駕するほどに強力で、世界の安定と均衡を保つため、決して邪心を持つ人間に授けてはならないものとされていた。
しかし、術者の心の素直さにつけこんだ一人の野心家の手で、その能力は拡散してしまう。
世界は術者の力を恐れ、次第に彼らは自らの異能を隠し、術者の存在はおとぎ話として語られるのみとなった。
時代は移り、大陸西南に位置するロンバルディア教国。
美しき王女・エスメラルダが戴冠を迎えようとする日に、術者の末裔は再び世界に現れる。
ほぼ同時期、別の国では邪悪な術者が大国の支配権を手に入れようとしていた。
術者の再臨とともに大きく波乱へと動き出す世界の歴史を、主要な人物にスポットを当て群像劇として描いていく。
※作中に一部差別用語を用いていますが、あくまで文学的意図での使用であり、当事者を差別する意図は一切ありません
※作中の舞台は、科学的には史実世界と同等の進行速度ですが、文化的あるいは政治思想的には架空の設定を用いています。そのため近代民主主義国家と封建制国家が同じ科学レベルで共存している等の設定があります
※表現は控えめを意識していますが、一部残酷描写や性的描写があります
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる