宙域艦隊士が遭難し不時着した星は魔法がある惑星でした

デンデンムシ

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この惑星で生き抜く

謎の島に上陸

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 それからしばらくするとミラが起きて来て謝られた。

 「みなさんより遅くまで寝てすいません!すぐにお掃除しておきます!」

 「いやいや、そこまでしなくていいしなんならもっと寝てもいいからな?」

 『おうおう!トレノは朝っぱらからミラをいじめてるのか!?』

 『アグニうるさいよ!私はまだ眠たいのよ』

 好き放題言うてくれる精霊だな。何もいじめてなんかないだろ!?

 「アグニ達精霊は最近はミラに着きっきりだよな。ユウコの精霊じゃないみたいだな」

 『もうあれだけ魔法覚えたらそうそう人間にはやられないでしょ!?それに私達はユウコが危なくなれば魔力のざわつきで分かるのよ』

 『そうそう。ユウコが危なくなったら俺っちがすぐ助けてやるんだ!』

 それからミラに1人冒険者ギルドの獣人族の女性が居る事を伝え、起きればこの拠点を片付けて新しい場所に移る事、その拠点に移る前に例の島に行く事を伝えた

 「ミラは着いて行って大丈夫なのですか?」

 「うん?多分大丈夫だろう。それに万が一危なくても転送ですぐ帰れるから安心してくれ。少なくともミラは絶対大丈夫だ。ルクスにも言ってあるし、ドローンも念の為三機護衛呼んである」

 「ならいいんですけど、もし足手纏いになったらすいません!」

 「大丈夫!今のミラは俺が知っているギルドのボンクラより遥かに強いと思うぞ?ライトアローだけでもかなりのもんだと思うぞ?だから自信を持て!」

 結局ユウコとカエラは本当に昼前まで寝ていた。まあユウコが熟睡できだしたのはここ最近だもんな。それまで奴隷で満足に睡眠もできなかったはずだしな。

 「あっ、トレノおはよう!寝過ぎてしまったみたい!ごめん!」

 「トレノさん!おはようございます!今日はお泊まりさせてもらってありがとうございます!トレノさん達は今日は何するんっすか?」

 「今日からしばらく行く所がある。カエラはオギゴに帰るといい。昨日冷たく言ったが何も言わず追跡みたいな真似をしたからだ。以後気をつけてくれ」

 「それは・・・それは私が悪かったっす!謝るっす!ごめんなさい」

 「うん。別にもう良いぞ。じゃあまた今度な。シルビア?シルビアはルクスに聞いて風呂でも入ってきてくれ。ルクス頼む」

 「了解致しました。さあシルビアこっちに行きましょう」

 まさかとは思うがさすがにもう追跡はしてこないよな!?転送でも臭い残るんだな。覚えておこう。

 「聞いたと思うが例の島に向かおうと思う。途中何かあればすぐ転送で戻る予定だ。アグニ達精霊も何かあれば言ってくれ。ユウコ、ミラも無理はしないで帰りたくなったらすぐに言ってくれ」

 「大丈夫!」

 「私も大丈夫です!」

 『精霊は不測の事態なんて起こらないの!!トレノ!行きましょう!』

 『・・・・・・行こう』

 「ルクス!最終確認、行軍日数と戦闘食、予備食、武器の確認をしてくれ」

 「はい。曹長の予定通り第一回調査では5日を予定しています。戦闘食は人数4人15食、予備10食分を装備しております。チャージライフル燃料満タン、ディスラプター銃拡張マガジン100発分、物理銃10000万発装備のドローン2機、ディスラプター、チャージライフル銃装備の攻撃ドローン1機を予備役として行軍に連れて行きます」

 「よろしい。見事だ!では安全に大胆に調査を開始する!」

 パチパチパチパチパチ

 「見事な口上だったね!見直したよ!」

 「帝都の隊長みたいでしたよ!!」

 「あれは俺達の国では遠征前では必ずする事なんだ。カッコつけたようには言ったけどな。よしドローンに触ってくれ!ルクス頼む」

 「転送はじめます」


 キュォーーー!ギャァァァァーーー!グゴォォーーーー!


 「おいおい!いきなり聞いた事ない生き物の鳴き声が聞こえるぞ!?」

 「何あの鳴き声!?あんな鳴き声の魔物とか知らないよ!?」

 「とりあえずドローンを先行させる。ルクス怪しい所から頼む」












 とりあえずは素直に帰らせてもらいましたが・・・なんか企みがありそうっすね。けどさすがにまた追跡したら本当に終わりっすよね・・・トレノさんは本当に50キロ先から分かってたんっすかね!?冗談なんか・・・言う人じゃなさそうっすね。けど気になるっすね・・・・忘れ物って程で戻りましょう
あれっ!?確かここだったはずっすけど・・・跡形もなく消えてる!?どこに行ったっすか!?臭いは・・・海の方角っすか!?それにシルビアさんの匂いもあの小さな女の子の匂いも!?どうなってるっすか!?
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