43 / 122
惑星に降り立つ
私の曹長を死なせたりしません
しおりを挟む
ソフィーとミラが話しかけてきた
「やっと見つけたわ」
「追われる覚えはないんだけどどうしたんだ?」
「お願いします!私に剣を教えてください!」
「そうです!私にもお願いします!雑用でもなんでもします!お願いします!」
「そう言われてもな・・・俺は人に教える事なんてできないし、ギルドにもっと俺より上手い奴なんかゴロゴロ居るだろう?」
「教えてあげたいのは山々なんだけど私達これから少し遠征するんです。だから違う人見つけてもらった方が早いと思いますよ?」
「お二人の邪魔はしません!お願いします!この通りです!」
"おい!土下座だ!土下座だぞ!?あの地球の日本の文化にもある土下座がなんでこの惑星にもあるんだ!?"
"曹長 土下座はエクセルシオ銀河加盟国にもある文化ですよ"
"あっ、そうだったな。うっかりしてたよ"
「土下座されてもな・・・」
「二人共少し待ってね」
「トレノ?頭のユウコ様はなんて言ってるの?」
「いや特には何も?ちょっと待ってくれ」
"ユウコ?どうすれば良いと思う?"
"カリホルニウムの事を考えれば味方は居れば居る方が良いです 素性の分からない輩を仲間にするなら考え様ですが この二人になら エルフ ユウコ様も曹長も遅れは とらないでしょう お二人がどのくらい魔法が使えるか分かりませんが 漏れ出してる魔力は エルフ ユウコ 様の20分の1くらいです"
"そんな事まで分かるんだ。さすがだな。ちなみに俺は?"
"曹長は 相手に力量を測らせないため 一切出さないようにしています なのでこの二人がそのように わざと微量を出してるなら中々の強者だと思いますが まぁ大丈夫でしょう"
中々辛辣な事言うな。これこそエクセルシオ軍隊法にある何かに引っかかりそうなんだがな
「頭のユウコが言うにはもし裏切っても問題ないでしょうだと。それと操作してない限りでだがあの二人の魔力はシルビアの20分の1だそうだ」
「そんな魔力感知まで分かるのですか!?さすがです!ならお二人に着いて来てもらってもいいんじゃないですか?トレノも剣の稽古にもなるかもしれませんよ?」
「いや俺の剣はな・・・・まぁ分かったよ。それに魔法剣も試してみたいしな」
「すいません、私は剣が苦手で・・・」
「ゴホンッ!え~とな・・・そんな毎日毎日は教える事はできないし本当に雑用はしてもらうぞ?それでもいいならだがどうする?それと俺達の事は根掘り葉掘り聞くな」
「本当っ!?やったぁ!!!ありがとう!!精一杯頑張ります!!!」
「ありがとうございます!お二人の事は極力聞かないようにします!」
「それで俺達はこれから森を抜けた街に行こうとしてるんだが二人は行軍準備とかできるか?できないのならある程度の準備金は渡してやるが?」
「あっ、サクソンの街に行くんですか?えっと・・・恥ずかしながら・・・その・・・」
「ないんだな。ならここに大金貨2枚ある。あまり贅沢できないかもしれないが必要な物をすぐ買ってこい。ここで待っている」
「こんなにたくさんいいのですか!?急いで準備してきます!!」
「あーあ。大所帯になってしまいましたね」
「まあそうだな。だがあの街はサクソンって言うんだな。あの二人は詳しそうだったな」
『ねぇ~!ねぇ~!人間の女が二人仲間になるの?』
「うん?そうだよ!だからあまり二人が居る時は精霊が喋れると思われたらいけないから緊急時以外は静かにしててくれる?アグニもウンディーネも良い?」
『それくらいは精霊の礼儀で分かってるよ!!!』
『了解・・・』
「シルフもごめんね!だけど寝る前には必ず魔力上げるからね!」
『ほ~いっ!!!』
「これから大事な内輪の話しができなくなるかもしれないから今のうちに言っておく」
"ユウコ、周りに人が来たら教えてくれ"
"了解致しました"
「いつ精霊が進化するか分からないが俺は一つの仮説を立ててる事があるんだ。理由は長いから今度教えるからアグニ、シルフ、ウンディーネ、この丸いのを持っていてくれないか?」
『なんなのこれは?』
『あっ、これはテレポートに使うやつだな!?』
「そうだ。頼む。俺はみんなも知ってると思うが頭のユウコに身体をあげたいんだ。だからどうしても精霊界に行きたいんだ」
『そんな事バレたら俺っちイフリート様に怒られちまうよ!!』
『そうよそうよ!私もジン様に怒られるよ!』
『私も・・・ポセイドン様・・怒られる・・』
「分かっている・・・分かっているが・・他に俺にも方法が思い浮かばないんだ・・・頼む・・・」
"曹長 土下座までしなくても"
「アグニ、シルフ、ウンディーネ?私からもお願い!もしあなた達が大精霊に怒られ、3人の身になにか起これば私の魔力全て糧にしていい・・・と誓います」
『おいおいおい!ユウコそりゃ・・・』
『何言ってるか分かってるの!?精霊の誓いは必ずなんだよ!?』
『・・・・分かった。私持ってる』
『ちょっと!ウンディーネ!?』
『だぁーーー!!仕方無い!分かった分かったよ!だが誓いは果たされた。そうならないように祈るしかない』
「誓いってなんなんだ?」
『精霊の誓いってのはね!絶対に約束される事なの!!アシュタルト様が作った誓いなので絶対なの!果たさなかったら誓いを立てた事が必ず起こるの!だから今回の約束が果たされなかったらユウコの魔力全て糧にする=死ぬの!!!』
「おい!!なんて、事してくれたんだ!!取り消せ!今すぐ取り消せ!」
『ダメだ!精霊の誓いは必ずなんだ!もう取り消せない』
「なんて事を・・・」
「いいよ。私はどうせトレノが居なかったらもう死んでたんだから残りの命はトレノのために使いたい。トレノは国に帰れるか分からないけど・・・帰るんでしょ!?方法が見つかれば・・・グスンっ・・・」
"曹長に 謝らないといけない事があります 実は私にも誓いが立てられてます"
"なんだと!?どういうことだ!?"
それから俺はAIのユウコから事の顛末を聞いて項垂れる
「シルビ・・ユウコ。俺が頭のユウコに聞いたよ・・・既に誓いをしてくれてたみたいだな。気付かずにすまなかった。以前はどうにか帰りたいと思ってたが今はもう帰るつもりはないよ。ユウコを放っておけなし。もし帰るとしてもユウコを連れて行く。約束だ・・・・俺には精霊が居ないから果たされるか分からないが・・俺はエルフ ユウコを俺の命ある限り守り抜く事、一人にしない事を誓う」
『『『トレノ・・・誓いは果たされる』』』
『トレノなぁ~・・・俺っちが誓いを果たす。トレノは意味わからず誓ったと思うが特に対価を言わない場合は命になる』
『そうそう。だからトレノの誓いの対価は命・・』
『・・・誓いは必ず・・果たされる』
「いいさいいさ!俺はもうユウコと離れるつもりはない!それにユウコはエルフだろ?俺より長生きすると思うから俺が死んだ後は分からないが・・・それまでは俺が必ず守るよ。ユウコ?約束だ」
そこからユウコが大泣きして宥めるのに大変だった。だが一つだけ確実な事がある。俺はエルフのユウコのためなら何でもしてやるという事だ
"曹長を誓いがなんだの言っても 曹長は死なせません 精霊だろうと大精霊だろうと神様だろうと曹長を殺したら私は誰にだって宣戦布告し全員殺すと・・・誓います
私は誰にも聞こえない声で静かに自分に誓った"
「やっと見つけたわ」
「追われる覚えはないんだけどどうしたんだ?」
「お願いします!私に剣を教えてください!」
「そうです!私にもお願いします!雑用でもなんでもします!お願いします!」
「そう言われてもな・・・俺は人に教える事なんてできないし、ギルドにもっと俺より上手い奴なんかゴロゴロ居るだろう?」
「教えてあげたいのは山々なんだけど私達これから少し遠征するんです。だから違う人見つけてもらった方が早いと思いますよ?」
「お二人の邪魔はしません!お願いします!この通りです!」
"おい!土下座だ!土下座だぞ!?あの地球の日本の文化にもある土下座がなんでこの惑星にもあるんだ!?"
"曹長 土下座はエクセルシオ銀河加盟国にもある文化ですよ"
"あっ、そうだったな。うっかりしてたよ"
「土下座されてもな・・・」
「二人共少し待ってね」
「トレノ?頭のユウコ様はなんて言ってるの?」
「いや特には何も?ちょっと待ってくれ」
"ユウコ?どうすれば良いと思う?"
"カリホルニウムの事を考えれば味方は居れば居る方が良いです 素性の分からない輩を仲間にするなら考え様ですが この二人になら エルフ ユウコ様も曹長も遅れは とらないでしょう お二人がどのくらい魔法が使えるか分かりませんが 漏れ出してる魔力は エルフ ユウコ 様の20分の1くらいです"
"そんな事まで分かるんだ。さすがだな。ちなみに俺は?"
"曹長は 相手に力量を測らせないため 一切出さないようにしています なのでこの二人がそのように わざと微量を出してるなら中々の強者だと思いますが まぁ大丈夫でしょう"
中々辛辣な事言うな。これこそエクセルシオ軍隊法にある何かに引っかかりそうなんだがな
「頭のユウコが言うにはもし裏切っても問題ないでしょうだと。それと操作してない限りでだがあの二人の魔力はシルビアの20分の1だそうだ」
「そんな魔力感知まで分かるのですか!?さすがです!ならお二人に着いて来てもらってもいいんじゃないですか?トレノも剣の稽古にもなるかもしれませんよ?」
「いや俺の剣はな・・・・まぁ分かったよ。それに魔法剣も試してみたいしな」
「すいません、私は剣が苦手で・・・」
「ゴホンッ!え~とな・・・そんな毎日毎日は教える事はできないし本当に雑用はしてもらうぞ?それでもいいならだがどうする?それと俺達の事は根掘り葉掘り聞くな」
「本当っ!?やったぁ!!!ありがとう!!精一杯頑張ります!!!」
「ありがとうございます!お二人の事は極力聞かないようにします!」
「それで俺達はこれから森を抜けた街に行こうとしてるんだが二人は行軍準備とかできるか?できないのならある程度の準備金は渡してやるが?」
「あっ、サクソンの街に行くんですか?えっと・・・恥ずかしながら・・・その・・・」
「ないんだな。ならここに大金貨2枚ある。あまり贅沢できないかもしれないが必要な物をすぐ買ってこい。ここで待っている」
「こんなにたくさんいいのですか!?急いで準備してきます!!」
「あーあ。大所帯になってしまいましたね」
「まあそうだな。だがあの街はサクソンって言うんだな。あの二人は詳しそうだったな」
『ねぇ~!ねぇ~!人間の女が二人仲間になるの?』
「うん?そうだよ!だからあまり二人が居る時は精霊が喋れると思われたらいけないから緊急時以外は静かにしててくれる?アグニもウンディーネも良い?」
『それくらいは精霊の礼儀で分かってるよ!!!』
『了解・・・』
「シルフもごめんね!だけど寝る前には必ず魔力上げるからね!」
『ほ~いっ!!!』
「これから大事な内輪の話しができなくなるかもしれないから今のうちに言っておく」
"ユウコ、周りに人が来たら教えてくれ"
"了解致しました"
「いつ精霊が進化するか分からないが俺は一つの仮説を立ててる事があるんだ。理由は長いから今度教えるからアグニ、シルフ、ウンディーネ、この丸いのを持っていてくれないか?」
『なんなのこれは?』
『あっ、これはテレポートに使うやつだな!?』
「そうだ。頼む。俺はみんなも知ってると思うが頭のユウコに身体をあげたいんだ。だからどうしても精霊界に行きたいんだ」
『そんな事バレたら俺っちイフリート様に怒られちまうよ!!』
『そうよそうよ!私もジン様に怒られるよ!』
『私も・・・ポセイドン様・・怒られる・・』
「分かっている・・・分かっているが・・他に俺にも方法が思い浮かばないんだ・・・頼む・・・」
"曹長 土下座までしなくても"
「アグニ、シルフ、ウンディーネ?私からもお願い!もしあなた達が大精霊に怒られ、3人の身になにか起これば私の魔力全て糧にしていい・・・と誓います」
『おいおいおい!ユウコそりゃ・・・』
『何言ってるか分かってるの!?精霊の誓いは必ずなんだよ!?』
『・・・・分かった。私持ってる』
『ちょっと!ウンディーネ!?』
『だぁーーー!!仕方無い!分かった分かったよ!だが誓いは果たされた。そうならないように祈るしかない』
「誓いってなんなんだ?」
『精霊の誓いってのはね!絶対に約束される事なの!!アシュタルト様が作った誓いなので絶対なの!果たさなかったら誓いを立てた事が必ず起こるの!だから今回の約束が果たされなかったらユウコの魔力全て糧にする=死ぬの!!!』
「おい!!なんて、事してくれたんだ!!取り消せ!今すぐ取り消せ!」
『ダメだ!精霊の誓いは必ずなんだ!もう取り消せない』
「なんて事を・・・」
「いいよ。私はどうせトレノが居なかったらもう死んでたんだから残りの命はトレノのために使いたい。トレノは国に帰れるか分からないけど・・・帰るんでしょ!?方法が見つかれば・・・グスンっ・・・」
"曹長に 謝らないといけない事があります 実は私にも誓いが立てられてます"
"なんだと!?どういうことだ!?"
それから俺はAIのユウコから事の顛末を聞いて項垂れる
「シルビ・・ユウコ。俺が頭のユウコに聞いたよ・・・既に誓いをしてくれてたみたいだな。気付かずにすまなかった。以前はどうにか帰りたいと思ってたが今はもう帰るつもりはないよ。ユウコを放っておけなし。もし帰るとしてもユウコを連れて行く。約束だ・・・・俺には精霊が居ないから果たされるか分からないが・・俺はエルフ ユウコを俺の命ある限り守り抜く事、一人にしない事を誓う」
『『『トレノ・・・誓いは果たされる』』』
『トレノなぁ~・・・俺っちが誓いを果たす。トレノは意味わからず誓ったと思うが特に対価を言わない場合は命になる』
『そうそう。だからトレノの誓いの対価は命・・』
『・・・誓いは必ず・・果たされる』
「いいさいいさ!俺はもうユウコと離れるつもりはない!それにユウコはエルフだろ?俺より長生きすると思うから俺が死んだ後は分からないが・・・それまでは俺が必ず守るよ。ユウコ?約束だ」
そこからユウコが大泣きして宥めるのに大変だった。だが一つだけ確実な事がある。俺はエルフのユウコのためなら何でもしてやるという事だ
"曹長を誓いがなんだの言っても 曹長は死なせません 精霊だろうと大精霊だろうと神様だろうと曹長を殺したら私は誰にだって宣戦布告し全員殺すと・・・誓います
私は誰にも聞こえない声で静かに自分に誓った"
0
お気に入りに追加
206
あなたにおすすめの小説
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
わがまま令嬢の末路
遺灰
ファンタジー
清く正しく美しく、頑張って生きた先に待っていたのは断頭台でした。
悪役令嬢として死んだ私は、今度は自分勝手に我がままに生きると決めた。我慢なんてしないし、欲しいものは必ず手に入れてみせる。
あの薄暗い牢獄で夢見た未来も、あの子も必ずこの手にーーー。
***
これは悪役令嬢が人生をやり直すチャンスを手に入れ、自由を目指して生きる物語。彼女が辿り着くのは、地獄か天国か。例えどんな結末を迎えようとも、それを決めるのは彼女自身だ。
(※内容は小説家になろうに投稿されているものと同一)
忘却の艦隊
KeyBow
SF
新設された超弩級砲艦を旗艦とし新造艦と老朽艦の入れ替え任務に就いていたが、駐留基地に入るには数が多く、月の1つにて物資と人員の入れ替えを行っていた。
大型輸送艦は工作艦を兼ねた。
総勢250艦の航宙艦は退役艦が110艦、入れ替え用が同数。
残り30艦は増強に伴い新規配備される艦だった。
輸送任務の最先任士官は大佐。
新造砲艦の設計にも関わり、旗艦の引き渡しのついでに他の艦の指揮も執り行っていた。
本来艦隊の指揮は少将以上だが、輸送任務の為、設計に関わった大佐が任命された。
他に星系防衛の指揮官として少将と、退役間近の大将とその副官や副長が視察の為便乗していた。
公安に近い監査だった。
しかし、この2名とその側近はこの艦隊及び駐留艦隊の指揮系統から外れている。
そんな人員の載せ替えが半分ほど行われた時に中緊急警報が鳴り、ライナン星系第3惑星より緊急の救援要請が入る。
機転を利かせ砲艦で敵の大半を仕留めるも、苦し紛れに敵は主系列星を人口ブラックホールにしてしまった。
完全にブラックホールに成長し、その重力から逃れられないようになるまで数分しか猶予が無かった。
意図しない戦闘の影響から士気はだだ下がり。そのブラックホールから逃れる為、禁止されている重力ジャンプを敢行する。
恒星から近い距離では禁止されているし、システム的にも不可だった。
なんとか制限内に解除し、重力ジャンプを敢行した。
しかし、禁止されているその理由通りの状況に陥った。
艦隊ごとセットした座標からズレ、恒星から数光年離れた所にジャンプし【ワープのような架空の移動方法】、再び重力ジャンプ可能な所まで移動するのに33年程掛かる。
そんな中忘れ去られた艦隊が33年の月日の後、本星へと帰還を目指す。
果たして彼らは帰還できるのか?
帰還出来たとして彼らに待ち受ける運命は?
日本帝国陸海軍 混成異世界根拠地隊
北鴨梨
ファンタジー
太平洋戦争も終盤に近付いた1944(昭和19)年末、日本海軍が特攻作戦のため終結させた南方の小規模な空母機動部隊、北方の輸送兼対潜掃討部隊、小笠原増援輸送部隊が突如として消失し、異世界へ転移した。米軍相手には苦戦続きの彼らが、航空戦力と火力、機動力を生かして他を圧倒し、図らずも異世界最強の軍隊となってしまい、その情勢に大きく関わって引っ掻き回すことになる。
小学生最後の夏休みに近所に住む2つ上のお姉さんとお風呂に入った話
矢木羽研
青春
「……もしよかったら先輩もご一緒に、どうですか?」
「あら、いいのかしら」
夕食を作りに来てくれた近所のお姉さんを冗談のつもりでお風呂に誘ったら……?
微笑ましくも甘酸っぱい、ひと夏の思い出。
※性的なシーンはありませんが裸体描写があるのでR15にしています。
※小説家になろうでも同内容で投稿しています。
※2022年8月の「第5回ほっこり・じんわり大賞」にエントリーしていました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる