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惑星に降り立つ
遺跡とは
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「ミーアさんおはようございます。よければなんですが、急な入り用になったのでゴブリンと角ウサギの分だけでも報酬頂けないかなと思いまして・・・」
「そうなんですね!後例の賊の賞金も預かっておりますよ!カード貸して頂けますか?」
「はいお待たせしました!これで賞金合わせて3000万ギル入ってます!確認してください!」
「聞きたい事があるのですが、この冒険者のカードにお金を入れててもこの町では買い物できる所が多いです?」
「はい!小さな村にはカード魔道具が置いてる所が少ないかと思いますが、この町なら多分どの店もいけると思いますよ!」
「そうですか。分かりましたありがとうございます。なら念のため大金貨20枚だけ両替してくれますか?」
「手数料が掛かりますが・・・魔剣の事もあるので今回はサービスしておきますね!」
「ありがとうございます」
"結構しっかり取るとこは取るんだな"
"案外 エクセルシオの銀行に近い事もしているかもしれませんね"
それから俺達はロイズ商店に向かい、行軍に必要な食糧、着替え、マナポーションというのとキュアポーションというのを購入した。したというか買わされた。あれよあれよとロイズさんが進めるので俺はこの国の勝手が知らず言われた物を全部購入してしまい、マジックバックがやはり1番高かったが1000万ギルも使ってしまった。
「ほほほほ!またまたこんなにお買い上げありがとうございます!またのご贔屓をお願いしますね」
「あれもこれもと色々買ってしまいましたね!でもこれで行軍も完璧ですね!」
「いやさすがに、これは買い過ぎだと思う。でもこのマジックバックは便利だな。魔力を込めて欲しい物が分かるんだからな。これに関しては俺の国に持って帰ったとしても真似できない逸品だ」
「まあ人によって言い方は違いますけどね。マジックバックとかアイテムボックスとかマジックボックスとかとも言いますよ。稀に遺跡なんかに魔力を使わなくてもいいマジックアイテムとかもありますよ」
「遺跡とはなんだ?」
ユウコが言うには遺跡は魔族が昔栄えてた所にできるその遺跡自体が生きてる土地なんだそうだ。大まかに言えば、エルフも他の種族にドワーフ、ゴブリン、空人(ハーピー)、大鬼(オーガ)、悪魔、これらの族称が魔族らしい。魔族はエルフに劣らないくらい長命且つ魔力が多い種族だったらしいけど争いや混沌が好きな種族が多く万年戦争をして、その屍が重なり魔族のマナが重なり融合してダンジョンができ長い年月をかけ遺跡に変わるらしい。その遺跡は来る者を糧として成長し続けると言われ、遺跡自体生きてるため魔力を使い魅力的な宝なんかを配置して人が来るように仕向けてるらしい。
「へぇ~。聞けば聞くほど不思議な世界だな。だがその遺跡が生きてたとしても別に攻撃とかしてくるわけじゃないんだろ?」
「いやそんな事ありませんよ!その遺跡から魔物が湧いたりトラップがあったりするのです!遺跡の最深部に到達して遺跡の核を破壊または台座から取れば遺跡が死にます」
「遺跡が死ぬとどうなるんだ?」
「ただの廃墟になるだけです。ちなみにその遺跡の核は聖白金貨1000枚はすると言われています。とてつもない魔力の塊なのです」
「また聞いた事ない金の種類だな」
「聖白金貨は世界に数が2000枚しかないらしいです。お金自体に魔力が入っているらしいです。私も聞いた事しかありません」
「そうなんだ。いつか暇を見つけたらユグドラシルの木と一緒に調査したいな」
「トレノ!人の話し聞いてたの!?危ないのよ!?」
"私も 知識の泉のため 調査希望します"
「頭のユウコも賛成してるぞ!まぁこれは落ち着いてからだな」
『おいおい!アシュタルト様の木をどうかするのか?』
「うん?いやユグドラシルの木は俺はまだ見た事ないんだけどな、俺の国の武器が通用するか試してみたいんだ」
『なっ何を言ってるのよ!アシュタルト様に弓引く事はさせられないよ!!』
「えっ!?そうなのか!?俺は試しにと思ったんだけど・・」
『もし・・・トレノの・・・お家の近くに・・試しに魔法が撃ち込まれたら・・・どう思う?』
『ウンディーネの言う通りよ!』
『そーだそーだ!』
「確かに怒るな。何してるんだ!!ってなるよな。いやすまん。なら辞めておこう」
『もしそんな事したら不本意だけどアグニとウンディーネと協力して複合魔法でトレノを吹っ飛ばすわよ!!』
"どうやらユグドラシルの木はダメらしい。精霊の逆鱗に触れたようだ"
"そのようです 諦めましょう 私は元々乗り気じゃなかったのですが"
"チッ逃げたな"
そうこう喋ってたら木漏れ日亭に着き宿の奥さんに早いけどとりあえずこれで一旦引き払う事を伝えた。渡していたお金は今後も寄る事がある時もあるからかなり渋られたが受け取ってもらった。
"かなり良い人でしたね ここは覚えておきましょう"
"そうだな。あの宿にはまた泊まりたい。飯も美味いしな"
「あっ、居た居た!トレノ様!!」
振り向くと先日の冒険者パーティースピカの二人に呼び止められた。
「そうなんですね!後例の賊の賞金も預かっておりますよ!カード貸して頂けますか?」
「はいお待たせしました!これで賞金合わせて3000万ギル入ってます!確認してください!」
「聞きたい事があるのですが、この冒険者のカードにお金を入れててもこの町では買い物できる所が多いです?」
「はい!小さな村にはカード魔道具が置いてる所が少ないかと思いますが、この町なら多分どの店もいけると思いますよ!」
「そうですか。分かりましたありがとうございます。なら念のため大金貨20枚だけ両替してくれますか?」
「手数料が掛かりますが・・・魔剣の事もあるので今回はサービスしておきますね!」
「ありがとうございます」
"結構しっかり取るとこは取るんだな"
"案外 エクセルシオの銀行に近い事もしているかもしれませんね"
それから俺達はロイズ商店に向かい、行軍に必要な食糧、着替え、マナポーションというのとキュアポーションというのを購入した。したというか買わされた。あれよあれよとロイズさんが進めるので俺はこの国の勝手が知らず言われた物を全部購入してしまい、マジックバックがやはり1番高かったが1000万ギルも使ってしまった。
「ほほほほ!またまたこんなにお買い上げありがとうございます!またのご贔屓をお願いしますね」
「あれもこれもと色々買ってしまいましたね!でもこれで行軍も完璧ですね!」
「いやさすがに、これは買い過ぎだと思う。でもこのマジックバックは便利だな。魔力を込めて欲しい物が分かるんだからな。これに関しては俺の国に持って帰ったとしても真似できない逸品だ」
「まあ人によって言い方は違いますけどね。マジックバックとかアイテムボックスとかマジックボックスとかとも言いますよ。稀に遺跡なんかに魔力を使わなくてもいいマジックアイテムとかもありますよ」
「遺跡とはなんだ?」
ユウコが言うには遺跡は魔族が昔栄えてた所にできるその遺跡自体が生きてる土地なんだそうだ。大まかに言えば、エルフも他の種族にドワーフ、ゴブリン、空人(ハーピー)、大鬼(オーガ)、悪魔、これらの族称が魔族らしい。魔族はエルフに劣らないくらい長命且つ魔力が多い種族だったらしいけど争いや混沌が好きな種族が多く万年戦争をして、その屍が重なり魔族のマナが重なり融合してダンジョンができ長い年月をかけ遺跡に変わるらしい。その遺跡は来る者を糧として成長し続けると言われ、遺跡自体生きてるため魔力を使い魅力的な宝なんかを配置して人が来るように仕向けてるらしい。
「へぇ~。聞けば聞くほど不思議な世界だな。だがその遺跡が生きてたとしても別に攻撃とかしてくるわけじゃないんだろ?」
「いやそんな事ありませんよ!その遺跡から魔物が湧いたりトラップがあったりするのです!遺跡の最深部に到達して遺跡の核を破壊または台座から取れば遺跡が死にます」
「遺跡が死ぬとどうなるんだ?」
「ただの廃墟になるだけです。ちなみにその遺跡の核は聖白金貨1000枚はすると言われています。とてつもない魔力の塊なのです」
「また聞いた事ない金の種類だな」
「聖白金貨は世界に数が2000枚しかないらしいです。お金自体に魔力が入っているらしいです。私も聞いた事しかありません」
「そうなんだ。いつか暇を見つけたらユグドラシルの木と一緒に調査したいな」
「トレノ!人の話し聞いてたの!?危ないのよ!?」
"私も 知識の泉のため 調査希望します"
「頭のユウコも賛成してるぞ!まぁこれは落ち着いてからだな」
『おいおい!アシュタルト様の木をどうかするのか?』
「うん?いやユグドラシルの木は俺はまだ見た事ないんだけどな、俺の国の武器が通用するか試してみたいんだ」
『なっ何を言ってるのよ!アシュタルト様に弓引く事はさせられないよ!!』
「えっ!?そうなのか!?俺は試しにと思ったんだけど・・」
『もし・・・トレノの・・・お家の近くに・・試しに魔法が撃ち込まれたら・・・どう思う?』
『ウンディーネの言う通りよ!』
『そーだそーだ!』
「確かに怒るな。何してるんだ!!ってなるよな。いやすまん。なら辞めておこう」
『もしそんな事したら不本意だけどアグニとウンディーネと協力して複合魔法でトレノを吹っ飛ばすわよ!!』
"どうやらユグドラシルの木はダメらしい。精霊の逆鱗に触れたようだ"
"そのようです 諦めましょう 私は元々乗り気じゃなかったのですが"
"チッ逃げたな"
そうこう喋ってたら木漏れ日亭に着き宿の奥さんに早いけどとりあえずこれで一旦引き払う事を伝えた。渡していたお金は今後も寄る事がある時もあるからかなり渋られたが受け取ってもらった。
"かなり良い人でしたね ここは覚えておきましょう"
"そうだな。あの宿にはまた泊まりたい。飯も美味いしな"
「あっ、居た居た!トレノ様!!」
振り向くと先日の冒険者パーティースピカの二人に呼び止められた。
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