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第十四章 滂 沱
滂 沱
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再び、からだは馬上にあった。放心の兄を、兵太郎と休賀斎の老公が交替で、見守っていた。
夜が明けないうちに舞阪の湊まで近づけば、沖に佐助と弥右衛門が乗った大船が見えるはずである。兵太郎によれば、狼煙をあげれば浜まで小舟で漕いできてくれるはずである……。
けれども、その船に乗るまでは安堵できない。
彦左は浜まで見送りたいと、家来衆を二股城に残し単身でついてきた。
いずれにせよ、別離のときが近づきつつあった。
知多半島で下船し、陸路を安土へ向かうつもりでいた。おそらく兄は、船でそのまま西国へ落ち延びていくのだろう。あるいは兵太郎は、兄信康に、小太郎こと足利義高さま、つまりは南光坊天誉さまとともに、各地の寺院を廻る厳しい修行をさせようと思案していたのかもしれない。
「……いまこのときから、芦名兵太郎の名を、おまえにくれてやる!」
休息のとき、兵太郎は兄に向かってそんなことを切り出した。
さすがに何を云われているのかわからずに、兄は呆けたように兵太郎を見返した。かれの正体を知らない兄にしてみれば、もっともなことであったろう。
わたしは、先の海戦で、毛利方の水軍に味方した芦名水軍の首領だと、兄に伝えた。一度は大勝し、一度は大敗を喫したことも告げた。
「……がそのときに、一度おれは死人となった。いまのおまえも同じだ。だから、たった今から、三郎信康よ、おまえが、芦名兵太郎と名乗るがいい!」
あれこれとなにやら思案し出した兄を見て、わたしは嬉しくなった。考えることが、生きる力ともなっていくのだ。考え、悩み、また考え、ときにはわたしのように想像し、推測し、落ち込み、へまをやらかし、また考える。……それでいいのだとおもう。
「兵太郎の名がなくなったら、これからは、天海さまと呼べばよろしいのですね」
わたしが口をはさむと、兵太郎は、
「応よ、これからは南光坊天海で押し通してやろうぞ! 小太郎、いや、南光坊天誉とともに、新たな道を征くのみぞ!」
兵太郎の得意の哄笑に調子を合わせながら、つられてわたしも笑った。小太郎のことを、ざっと兄に告げた。
隣で聴き耳を立てていた彦左が、飛び上がって驚いた。
「げえっ!あ、あの小太郎が、あいつが……将軍義輝公の遺児、義高さま!」
「あら、彦左は、知らされていなかったの?」
「は、初めて聴いたぞ……」
彦左は唖然としている。横から兵太郎が口を入れた。
「……その南光坊天誉は、いまは、一介の修行僧として、とぼとぼと歩きはじめた。なあ、信康よ、おまえの周りには、このように死人どもがわんさかといるぜ。一度死んで、前の世のしがらみを捨て去り、生きていくのも、またおもしろきかな」
兵太郎が云うと、微かに兄が頷いたように見えた。
かつてのわたしのように、知らない人の名やその人にまつわる物語が、ぐるぐると頭裡を駆け巡り、とまどっているのだろうけれど、そのうちに整理がつけば、見い出せるなにものかと出逢うことがあるかもしれない。そうであって欲しい……わたしは心底、そうおもっていた。
舞阪の浜で、小枝を重ねて壇をつくり、火を灯した。
白い狼煙があがると、沖合いの大船から、小舟が漕ぎ出してくるのがはっきりと見えた。舟の上の小さな人影が、手を振っていた。
「あっ、佐助だ!あれは佐助にちがいないぞ!」
いきなり彦左が、両の手を天に突き出して駆け出した。ばしゃばしゃと音を立てた。
そのときである。
無数の矢が、天から降ってきた。
「お亀っ!」
いきなり兵太郎がわたしの体に覆い被さった。厚い胸にくるまれるように倒れて砂に埋まった。
わたしは、息苦しくて、むせた。臭いとざわめき。温かい肌。しばらくじっとしていたが、兵太郎は動かない。
わたしは、拳をつくって、体を突き上げて這い出た。
そして視たのだ。
兵太郎の背を、五本の矢が貫いていた。掌に、生温かい血がべっとりとついていた。
「兵太郎!兵太郎っ!」
狂ったようにわたしは叫び続けていたはずである。
返辞はなかった。
見上げると、芦名衆が太刀を抜いて応戦している。誰が、襲ってきたのかは、雑木林のあたりで指図していた隻眼の武者をみたとき、あの黒母衣衆の生き残りだとわかった。やはり執拗に、兵太郎たちを狙っていたのだ。いや、かれらの目的は、あるいはこのわたしであったのかもしれない。
そうおもったとき、休賀斎の老公が右手に太刀、左手に脇差を握り、二刀を振り回して戦っている姿が目にはいった。
まるで扇をあやつり、踊り舞っているかのように見えた。彦左は、兄信康を背にして護りながら、槍をしごき、降ってくる矢を落としていた。
敵の別隊が横側から斬りかかってきた。目を閉じた瞬間、しゅゅっるるっと、鞭がしなる音を耳がとらえた。
彦左と兄に斬りかかってきた敵の手から太刀が跳んだ。
佐助の鞭だ。
「姫っ!ご無事でございまするか!」
小舟から跳び降りた弥右衛門が、走り寄ってきて、わたしの体を支えてくれた。
「兵太郎が、兵太郎がっ!」
同じことを繰り返し叫んでいた。
兄と彦左が無事であることをたしかめてから、再び、休賀斎の老公の姿を目で追った。
こちらへ向かって駆けてくる老公の刀は、すでに鞘に納まっていた。
「て、敵は?」
「すべて討ち果たしてござる」
少し息が荒かったが、老公の表情は変わっていなかった。わたしが傷を負っていないことを確かめると、老公は、兵太郎の背に刺さった矢を抜いた。
うっっ、と呻いたのは、誰だったろうか。
兵太郎の背に板を敷き、仰向けにすると、すでに、息も絶え絶えになっていた。
「兵太郎!兵太郎!」
抱きつこうとするのを、兵太郎の手が止め、代わりに、兄信康の胸倉をつかんで引き寄せた。
「……このさい、おまえに、南光坊天海の名も、くれてやるぞ。よいか、小僧、せいぜい長生きしろよっ!」
手が放たれ落ちるまさにそのとき、兵太郎の人差し指がわたしを差したような気がした。うっすらと兵太郎の口の端に笑みが浮かんでいた。
休賀斎の老公が、兵太郎の頸に指をあて、しばらくして、頭を横に振った。
まさかこの浜で、しかも船を目の前にして兵太郎が逝ってしまうとは、わたしには信じられなかった。
母のときにはすでに涙は枯れていたけれど、このとき、とめどなく涙があふれた。
滂沱の目の雫とともに、なんともいえない憤りが、わたしのなかを衝き、抉り続けていた。
ふと見ると兄は合掌していた。そうして、呟いているその声を耳にした。
〈オレは生きてやる、とことん、生き抜いてやる・・・・〉
わたしはおもった。逝った兵太郎が、兄を生かしてくれたのだと。
本当にそう信じられそうな気がした。佐助が小舟にもどって、手をつないで連れてきた少女を見た。優華様は四、五歳と聴いている。
「彦左っ!ほら、優華様よ!秀華様の妹よ!」
われに返った彦左が立ち上がり、転びそうになりながらも走っていって、姫を抱かかえた。すると、彦左を追って駆けていくあかしの姿をみた。
さらにそのあとを巣鴨が追っていった。
優華様は、あかしをみとめた途端、異国のことばを発しながら、あかしに飛びついた。
子犬がじゃれるように奇声を発して互いのからだを揺すり、たたき、撫でていた。母国を離れて、大海を渡り、ことばもわからないこの異国の地で、猟犬に追われるように流浪してきたのだ。巣鴨の瞳からも滂沱のごとく光り流れ落ちるものがみえた。
夜が明けないうちに舞阪の湊まで近づけば、沖に佐助と弥右衛門が乗った大船が見えるはずである。兵太郎によれば、狼煙をあげれば浜まで小舟で漕いできてくれるはずである……。
けれども、その船に乗るまでは安堵できない。
彦左は浜まで見送りたいと、家来衆を二股城に残し単身でついてきた。
いずれにせよ、別離のときが近づきつつあった。
知多半島で下船し、陸路を安土へ向かうつもりでいた。おそらく兄は、船でそのまま西国へ落ち延びていくのだろう。あるいは兵太郎は、兄信康に、小太郎こと足利義高さま、つまりは南光坊天誉さまとともに、各地の寺院を廻る厳しい修行をさせようと思案していたのかもしれない。
「……いまこのときから、芦名兵太郎の名を、おまえにくれてやる!」
休息のとき、兵太郎は兄に向かってそんなことを切り出した。
さすがに何を云われているのかわからずに、兄は呆けたように兵太郎を見返した。かれの正体を知らない兄にしてみれば、もっともなことであったろう。
わたしは、先の海戦で、毛利方の水軍に味方した芦名水軍の首領だと、兄に伝えた。一度は大勝し、一度は大敗を喫したことも告げた。
「……がそのときに、一度おれは死人となった。いまのおまえも同じだ。だから、たった今から、三郎信康よ、おまえが、芦名兵太郎と名乗るがいい!」
あれこれとなにやら思案し出した兄を見て、わたしは嬉しくなった。考えることが、生きる力ともなっていくのだ。考え、悩み、また考え、ときにはわたしのように想像し、推測し、落ち込み、へまをやらかし、また考える。……それでいいのだとおもう。
「兵太郎の名がなくなったら、これからは、天海さまと呼べばよろしいのですね」
わたしが口をはさむと、兵太郎は、
「応よ、これからは南光坊天海で押し通してやろうぞ! 小太郎、いや、南光坊天誉とともに、新たな道を征くのみぞ!」
兵太郎の得意の哄笑に調子を合わせながら、つられてわたしも笑った。小太郎のことを、ざっと兄に告げた。
隣で聴き耳を立てていた彦左が、飛び上がって驚いた。
「げえっ!あ、あの小太郎が、あいつが……将軍義輝公の遺児、義高さま!」
「あら、彦左は、知らされていなかったの?」
「は、初めて聴いたぞ……」
彦左は唖然としている。横から兵太郎が口を入れた。
「……その南光坊天誉は、いまは、一介の修行僧として、とぼとぼと歩きはじめた。なあ、信康よ、おまえの周りには、このように死人どもがわんさかといるぜ。一度死んで、前の世のしがらみを捨て去り、生きていくのも、またおもしろきかな」
兵太郎が云うと、微かに兄が頷いたように見えた。
かつてのわたしのように、知らない人の名やその人にまつわる物語が、ぐるぐると頭裡を駆け巡り、とまどっているのだろうけれど、そのうちに整理がつけば、見い出せるなにものかと出逢うことがあるかもしれない。そうであって欲しい……わたしは心底、そうおもっていた。
舞阪の浜で、小枝を重ねて壇をつくり、火を灯した。
白い狼煙があがると、沖合いの大船から、小舟が漕ぎ出してくるのがはっきりと見えた。舟の上の小さな人影が、手を振っていた。
「あっ、佐助だ!あれは佐助にちがいないぞ!」
いきなり彦左が、両の手を天に突き出して駆け出した。ばしゃばしゃと音を立てた。
そのときである。
無数の矢が、天から降ってきた。
「お亀っ!」
いきなり兵太郎がわたしの体に覆い被さった。厚い胸にくるまれるように倒れて砂に埋まった。
わたしは、息苦しくて、むせた。臭いとざわめき。温かい肌。しばらくじっとしていたが、兵太郎は動かない。
わたしは、拳をつくって、体を突き上げて這い出た。
そして視たのだ。
兵太郎の背を、五本の矢が貫いていた。掌に、生温かい血がべっとりとついていた。
「兵太郎!兵太郎っ!」
狂ったようにわたしは叫び続けていたはずである。
返辞はなかった。
見上げると、芦名衆が太刀を抜いて応戦している。誰が、襲ってきたのかは、雑木林のあたりで指図していた隻眼の武者をみたとき、あの黒母衣衆の生き残りだとわかった。やはり執拗に、兵太郎たちを狙っていたのだ。いや、かれらの目的は、あるいはこのわたしであったのかもしれない。
そうおもったとき、休賀斎の老公が右手に太刀、左手に脇差を握り、二刀を振り回して戦っている姿が目にはいった。
まるで扇をあやつり、踊り舞っているかのように見えた。彦左は、兄信康を背にして護りながら、槍をしごき、降ってくる矢を落としていた。
敵の別隊が横側から斬りかかってきた。目を閉じた瞬間、しゅゅっるるっと、鞭がしなる音を耳がとらえた。
彦左と兄に斬りかかってきた敵の手から太刀が跳んだ。
佐助の鞭だ。
「姫っ!ご無事でございまするか!」
小舟から跳び降りた弥右衛門が、走り寄ってきて、わたしの体を支えてくれた。
「兵太郎が、兵太郎がっ!」
同じことを繰り返し叫んでいた。
兄と彦左が無事であることをたしかめてから、再び、休賀斎の老公の姿を目で追った。
こちらへ向かって駆けてくる老公の刀は、すでに鞘に納まっていた。
「て、敵は?」
「すべて討ち果たしてござる」
少し息が荒かったが、老公の表情は変わっていなかった。わたしが傷を負っていないことを確かめると、老公は、兵太郎の背に刺さった矢を抜いた。
うっっ、と呻いたのは、誰だったろうか。
兵太郎の背に板を敷き、仰向けにすると、すでに、息も絶え絶えになっていた。
「兵太郎!兵太郎!」
抱きつこうとするのを、兵太郎の手が止め、代わりに、兄信康の胸倉をつかんで引き寄せた。
「……このさい、おまえに、南光坊天海の名も、くれてやるぞ。よいか、小僧、せいぜい長生きしろよっ!」
手が放たれ落ちるまさにそのとき、兵太郎の人差し指がわたしを差したような気がした。うっすらと兵太郎の口の端に笑みが浮かんでいた。
休賀斎の老公が、兵太郎の頸に指をあて、しばらくして、頭を横に振った。
まさかこの浜で、しかも船を目の前にして兵太郎が逝ってしまうとは、わたしには信じられなかった。
母のときにはすでに涙は枯れていたけれど、このとき、とめどなく涙があふれた。
滂沱の目の雫とともに、なんともいえない憤りが、わたしのなかを衝き、抉り続けていた。
ふと見ると兄は合掌していた。そうして、呟いているその声を耳にした。
〈オレは生きてやる、とことん、生き抜いてやる・・・・〉
わたしはおもった。逝った兵太郎が、兄を生かしてくれたのだと。
本当にそう信じられそうな気がした。佐助が小舟にもどって、手をつないで連れてきた少女を見た。優華様は四、五歳と聴いている。
「彦左っ!ほら、優華様よ!秀華様の妹よ!」
われに返った彦左が立ち上がり、転びそうになりながらも走っていって、姫を抱かかえた。すると、彦左を追って駆けていくあかしの姿をみた。
さらにそのあとを巣鴨が追っていった。
優華様は、あかしをみとめた途端、異国のことばを発しながら、あかしに飛びついた。
子犬がじゃれるように奇声を発して互いのからだを揺すり、たたき、撫でていた。母国を離れて、大海を渡り、ことばもわからないこの異国の地で、猟犬に追われるように流浪してきたのだ。巣鴨の瞳からも滂沱のごとく光り流れ落ちるものがみえた。
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