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本編
20 温泉!!
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ふと目を覚ますと目の前には柔らかな被毛。
微かに揺れる揺りかごの被毛はロシアンブルー。
……たまだ。
もふもふに包まれてどうやら眠ってしまったようだ。
「そろそろだな」
「こんな所にあるなんて知らなかったよ」
「ここら一帯は普通の人にとっては危険地帯だからな。ハク、半径1キロの掃討」
「ワゥ」
「たまもハクと一緒に遊んでおいで。帰る時は呼ぶから」
「にゃう」
テンの寝ぼけ頭に入ってくる会話は全て音としてしか認識されず、いつの間にかもふもふからディオーレンの腕の中に移っていた。
「う~……ん…?」
「起こしたか?」
「うにゅ…でぃー…?」
ぐしぐしと目尻を擦るとそっとディオーレンに外された。
「目は擦るな。傷つくぞ」
代わりにべろりと瞼を舐められ、ビックリして目が覚めた。なんで舐めた…?
ぱちくりと瞬きをすると、さっきまで居た場所とは明らかに異なる環境に驚く。
こ、これはもしや…!?
岩肌の合間から流れ出るもくもくとした湯気。
匂いはしないが流れる水音は、明らかにあれだ!
それは────O・N・SE・N!!
ほぁ~嬉しいぃっ、この世界って湯船に浸かるのは貴族や王族だけなんだよねぇ。
家にお風呂作りたーい。
まあディーとヴィーは貴族だから毎日湯船に入ってるのかもしれないけど。
「すごい!こんなところに温泉があったんだねー!早く入ろうよ!……入れるよね?」
これで入れないって言われたら泣くぞ!ぎゃん泣きだぞ!
「あ、ああ……水とお湯がちょうど良く混ざっているところがあるから、好きな温度のところに入れるぞ」
「……長湯するなら少しぬるめのところにしようね」
おれの勢いに驚いたのか、ディーとヴィーが少し引き気味に見えたのは気のせいか?
だって温泉だよ!元日本人ならテンション上がるでしょ!?そりゃあ温泉嫌いな人もいるけどさぁ。
あ、お湯と水が混ざってるってことは温いところなら温水プールみたいに泳げるかも?
うわぁー早く入りたい!
華麗なクロールをお見せしてやるぜ!
岩肌は長年の水流で滑らかに削られ、丸みを帯びているので素足で歩いても大丈夫そうだ。
おあつらえ向きに露天風呂のように岩で囲まれた少し深そうな場所を発見した。流れが出来ているからかけ流し温泉みたいな感じかな?
「ディー、ヴィー、あそこはどう?露天風呂っぽいよ」
危ないからと降ろしてくれないディオーレンとヴィジスタを誘導し、ようやく降ろしてもらって温度を確かめると丁度いい湯加減。
「ここに入ろう。ヴィー、なんか大きめの桶みたいなのある?」
「あるけど何に使うのかな?」
「え?かけ湯しないの?」
「かけゆ?」
「かけゆって何だ?」
「いきなりお湯に浸かると体がビックリするし、まずは体の汚れをサッと落とさないとね。だから温泉に入る時はちゃんとかけ湯しないとダメだよ。マナー違反!」
「へぇ…」
「……これで大丈夫?」
そう言ってインベントリから取り出したのは陶器の大きな青い深皿だった。
「皿…?」
「さすがに桶は持ってないからね。桶みたいに使っても大丈夫な深皿を出してみたよ」
「……使いにくいけど…お借りします」
お高い食器じゃないよねぇ…?
まあそんな事より、温泉だ。
さっさと脱いでヴィジスタのインベントリに預ける。1番安全だからね。
2人も全裸になり、テンはかけ湯の仕方を教える。
「まずは心臓より遠い所からかけます。いきなり胸にかけると心臓がびっくりしちゃうからね。で、心臓から遠い足から全ての末端にかけます。そして最後に胸にかける……ってこの皿重い…」
陶器の皿は片手で持てなかった。
「僕がかけてあげるよ。足からゆっくりかけるんだね?」
「お願いします」
軽々と片手で持つヴィーにギリィしながら、お湯をかけてもらう。
うーん、すでに気持ちいい!
「体にかけ終わったら、頭にかぶり湯をします。10杯くらい頭からかけてね。その後ゆっくりと入ります。もちろん飛び込みは禁止です!」
「おお…」
「かけゆは掛け湯という意味だったんだね」
深いといっても50センチくらいなので、子供のおれでも座ってゆったりと出来そうだ。
静かに足先から入り、ゆっくりと全身を沈めていく。
「ふぁ~~………きもちいぃ…」
少しぬるめの温度で、長湯するにはピッタリかも。
元日本人スキルで、このお湯は多分38~39℃くらいだろうと当たりをつける。
何故か不思議と当たるんだよねー。
2人もかけ湯とかぶり湯をして中に入るけど、体の大きい2人には浅いみたい。
「んふふ~気持ちいいねぇ」
「ああ、いいな」
「ふふっ、テンがこんなに喜んでくれるとは思わなかったよ」
「喜ぶよ!だってお風呂大好きだもん!やっぱり湯船欲しいよねぇー」
テンのひと言にディオーレンとヴィジスタの空気が凍った。
呑気に鼻歌を歌いながら周囲の大自然を眺めていたおれは全く気が付かずに、のびのびと温泉を堪能していた。
「オーリ…どういうことだろうね…?」
「ヴィズが教えた……とかじゃないよな…」
「じゃあ誰がテンに湯船を教えたんだろうね…?」
「……手っ取り早いのは本人に聞くことだろ?」
「だよねぇ」
「じゃあ俺が後ろでいいか?」
「いいよ。ねえオーリ、そろそろアレを使っても良い頃だと思わない?」
「持ってきてんのか?」
「もちろん。ずっとインベントリに入れてあるよ」
「じゃあ解禁するか。お仕置も兼ねて…な」
ふふふ、あはは…と背後で不気味な笑いを浮かべているとはつゆ知らず、岩場に組んだ腕の上に顎を乗せていると、後ろからディオーレンが覆いかぶさってきた。
「ディー?」
「なあテン。気持ちいい場所で気持ちいい事をしたら、より気持ち良くなると思わないか?」
「は?」
「今日はテンにプレゼントがあるんだよ。受け取って欲しいな」
「へ?」
ディオーレンはテンを背後から抱き締めると、くるりとひっくり返ってヴィジスタの方へ向ける。
するとインベントリから長方形の箱とマジックバッグを取り出して、マジックバッグはディオーレンに渡した。
「俺もインベントリ習得すべきだよな。不便だ」
「オーリはマジックボックスにしておいた方がいいよ」
「無理ってことか。残念だ」
「そうだね。今度見繕っておくよ」
「頼む」
ディオーレンは片腕でテンを拘束しながら、もう片手でマジックバッグを探ると同じ様な長方形の箱を取り出す。
「はい、これがプレゼント」
「どっちから開ける?」
「え……中身は」
「開けてからのお楽しみだよ」
「まあ、どっちも気に入ると思うぞ」
なんだろうか…今までで1番不穏な気配がする…。
2人が差し出したのは高級感の漂う桐の箱のようなもの。同じサイズの箱は優美な筆跡で名前が書いてある。
恐る恐る2人の顔を見比べると、にっこりと微笑むヴィジスタ、うっそりと微笑むディオーレンの目の奥は一切笑っていなかった。
え……さっきまでの上機嫌はどこへ…?
この一瞬で何が起きたの!?
「さあ、テン。選んで」
「ほら、どっちがいい?」
ずいっと押し付けてくる長い箱。
受け取るまでこのやり取りが続くのは目に見えている。
ごくりと喉をならし、謎の緊張に震えながら手に取ったのは…。
微かに揺れる揺りかごの被毛はロシアンブルー。
……たまだ。
もふもふに包まれてどうやら眠ってしまったようだ。
「そろそろだな」
「こんな所にあるなんて知らなかったよ」
「ここら一帯は普通の人にとっては危険地帯だからな。ハク、半径1キロの掃討」
「ワゥ」
「たまもハクと一緒に遊んでおいで。帰る時は呼ぶから」
「にゃう」
テンの寝ぼけ頭に入ってくる会話は全て音としてしか認識されず、いつの間にかもふもふからディオーレンの腕の中に移っていた。
「う~……ん…?」
「起こしたか?」
「うにゅ…でぃー…?」
ぐしぐしと目尻を擦るとそっとディオーレンに外された。
「目は擦るな。傷つくぞ」
代わりにべろりと瞼を舐められ、ビックリして目が覚めた。なんで舐めた…?
ぱちくりと瞬きをすると、さっきまで居た場所とは明らかに異なる環境に驚く。
こ、これはもしや…!?
岩肌の合間から流れ出るもくもくとした湯気。
匂いはしないが流れる水音は、明らかにあれだ!
それは────O・N・SE・N!!
ほぁ~嬉しいぃっ、この世界って湯船に浸かるのは貴族や王族だけなんだよねぇ。
家にお風呂作りたーい。
まあディーとヴィーは貴族だから毎日湯船に入ってるのかもしれないけど。
「すごい!こんなところに温泉があったんだねー!早く入ろうよ!……入れるよね?」
これで入れないって言われたら泣くぞ!ぎゃん泣きだぞ!
「あ、ああ……水とお湯がちょうど良く混ざっているところがあるから、好きな温度のところに入れるぞ」
「……長湯するなら少しぬるめのところにしようね」
おれの勢いに驚いたのか、ディーとヴィーが少し引き気味に見えたのは気のせいか?
だって温泉だよ!元日本人ならテンション上がるでしょ!?そりゃあ温泉嫌いな人もいるけどさぁ。
あ、お湯と水が混ざってるってことは温いところなら温水プールみたいに泳げるかも?
うわぁー早く入りたい!
華麗なクロールをお見せしてやるぜ!
岩肌は長年の水流で滑らかに削られ、丸みを帯びているので素足で歩いても大丈夫そうだ。
おあつらえ向きに露天風呂のように岩で囲まれた少し深そうな場所を発見した。流れが出来ているからかけ流し温泉みたいな感じかな?
「ディー、ヴィー、あそこはどう?露天風呂っぽいよ」
危ないからと降ろしてくれないディオーレンとヴィジスタを誘導し、ようやく降ろしてもらって温度を確かめると丁度いい湯加減。
「ここに入ろう。ヴィー、なんか大きめの桶みたいなのある?」
「あるけど何に使うのかな?」
「え?かけ湯しないの?」
「かけゆ?」
「かけゆって何だ?」
「いきなりお湯に浸かると体がビックリするし、まずは体の汚れをサッと落とさないとね。だから温泉に入る時はちゃんとかけ湯しないとダメだよ。マナー違反!」
「へぇ…」
「……これで大丈夫?」
そう言ってインベントリから取り出したのは陶器の大きな青い深皿だった。
「皿…?」
「さすがに桶は持ってないからね。桶みたいに使っても大丈夫な深皿を出してみたよ」
「……使いにくいけど…お借りします」
お高い食器じゃないよねぇ…?
まあそんな事より、温泉だ。
さっさと脱いでヴィジスタのインベントリに預ける。1番安全だからね。
2人も全裸になり、テンはかけ湯の仕方を教える。
「まずは心臓より遠い所からかけます。いきなり胸にかけると心臓がびっくりしちゃうからね。で、心臓から遠い足から全ての末端にかけます。そして最後に胸にかける……ってこの皿重い…」
陶器の皿は片手で持てなかった。
「僕がかけてあげるよ。足からゆっくりかけるんだね?」
「お願いします」
軽々と片手で持つヴィーにギリィしながら、お湯をかけてもらう。
うーん、すでに気持ちいい!
「体にかけ終わったら、頭にかぶり湯をします。10杯くらい頭からかけてね。その後ゆっくりと入ります。もちろん飛び込みは禁止です!」
「おお…」
「かけゆは掛け湯という意味だったんだね」
深いといっても50センチくらいなので、子供のおれでも座ってゆったりと出来そうだ。
静かに足先から入り、ゆっくりと全身を沈めていく。
「ふぁ~~………きもちいぃ…」
少しぬるめの温度で、長湯するにはピッタリかも。
元日本人スキルで、このお湯は多分38~39℃くらいだろうと当たりをつける。
何故か不思議と当たるんだよねー。
2人もかけ湯とかぶり湯をして中に入るけど、体の大きい2人には浅いみたい。
「んふふ~気持ちいいねぇ」
「ああ、いいな」
「ふふっ、テンがこんなに喜んでくれるとは思わなかったよ」
「喜ぶよ!だってお風呂大好きだもん!やっぱり湯船欲しいよねぇー」
テンのひと言にディオーレンとヴィジスタの空気が凍った。
呑気に鼻歌を歌いながら周囲の大自然を眺めていたおれは全く気が付かずに、のびのびと温泉を堪能していた。
「オーリ…どういうことだろうね…?」
「ヴィズが教えた……とかじゃないよな…」
「じゃあ誰がテンに湯船を教えたんだろうね…?」
「……手っ取り早いのは本人に聞くことだろ?」
「だよねぇ」
「じゃあ俺が後ろでいいか?」
「いいよ。ねえオーリ、そろそろアレを使っても良い頃だと思わない?」
「持ってきてんのか?」
「もちろん。ずっとインベントリに入れてあるよ」
「じゃあ解禁するか。お仕置も兼ねて…な」
ふふふ、あはは…と背後で不気味な笑いを浮かべているとはつゆ知らず、岩場に組んだ腕の上に顎を乗せていると、後ろからディオーレンが覆いかぶさってきた。
「ディー?」
「なあテン。気持ちいい場所で気持ちいい事をしたら、より気持ち良くなると思わないか?」
「は?」
「今日はテンにプレゼントがあるんだよ。受け取って欲しいな」
「へ?」
ディオーレンはテンを背後から抱き締めると、くるりとひっくり返ってヴィジスタの方へ向ける。
するとインベントリから長方形の箱とマジックバッグを取り出して、マジックバッグはディオーレンに渡した。
「俺もインベントリ習得すべきだよな。不便だ」
「オーリはマジックボックスにしておいた方がいいよ」
「無理ってことか。残念だ」
「そうだね。今度見繕っておくよ」
「頼む」
ディオーレンは片腕でテンを拘束しながら、もう片手でマジックバッグを探ると同じ様な長方形の箱を取り出す。
「はい、これがプレゼント」
「どっちから開ける?」
「え……中身は」
「開けてからのお楽しみだよ」
「まあ、どっちも気に入ると思うぞ」
なんだろうか…今までで1番不穏な気配がする…。
2人が差し出したのは高級感の漂う桐の箱のようなもの。同じサイズの箱は優美な筆跡で名前が書いてある。
恐る恐る2人の顔を見比べると、にっこりと微笑むヴィジスタ、うっそりと微笑むディオーレンの目の奥は一切笑っていなかった。
え……さっきまでの上機嫌はどこへ…?
この一瞬で何が起きたの!?
「さあ、テン。選んで」
「ほら、どっちがいい?」
ずいっと押し付けてくる長い箱。
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