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本編

3 これっておせっせですよねぇ… ※ショタエロ注意

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出会いの回想をしているうちにいつの間にか全裸になっていた。
まあよくある事だ。

「今日もたくさん気持ちよくなろうね」
「早く俺達を受け入れてくれよ」

気持ちいいのは認める。
けどまだ5歳!5歳だから!まだ入りません!

「…っん…ん…」

ディオーレンにちゅぱちゅぱと柔らかく唇を食まれながら背後からヴィジスタに乳首をカリカリとくすぐられると、じんわりと熱が体に篭もり始める。
婚約してから2年、暇さえあれば性感帯を開発する日々に順応したこの体は、2人の手のひらでするりと撫でられるだけで気持ちが良くなってしまった。
快感でふるりと体が震えて身じろぐと、2人は嬉しそうに笑う。

この嬉しそうな様子に絆された。
最初は男同士とか無理!なんて拒否してたけれど、なにせとにかく顔が良い。こいつらの顔が良すぎて嫌悪感が一切なかった。
ヴィーは近くで見ても透明感が半端ないエルフで美少年だし(エルフでは無い)、ディーはどこから見て非の打ち所のないイケメンだし。

「んくっ……はふっ…」

ディオーレンの唾液を飲み下し、ヴィジスタのゆったりとした愛撫にふにゃりと体が蕩ける。
潤んだ瞳に上気した頬、唾液で濡れた赤い唇を見たディオーレンは舌なめずりをした。

「ん、はぁ……エロ…」
「ふふっテンの良いところ…触って欲しい?」

耳に息を吹き込みながら囁かれ、へその下あたりを人差し指の腹ですりすりとくすぐられると肌がぞわりと粟立つ。

「ぁっ…ぁっ…」

もう少し下に指が進めば一番ダイレクトに快感を得られる場所にたどり着く。未だ精通は来ていないけれど一丁前に勃ってしまう自分の息子は、今か今かと触れられるのを待ち遠しそうにふるふると震えてちょこんと持ち上がっている。

「んゃ、はやく…さわってぇ…ヴィー…」
「どうしたの?…はっきりどこを触って欲しいのか言ってくれないとわからないよ?」
「その可愛い声で触って欲しいところ、言ってみろ」
「ゃぁ…いじわ、る…あぁっ…」

その間もイタズラするように内股を上がってくる手のひらと恥骨の上辺りのギリギリを行き来する指に、期待で息が上がる。

「んっ…ぁ……ち…んち……さわ、てぇ……っ…」
「なあに?」
「んー?聞こえねーな。大きい声で言ってくれなきゃわかんねーよ……ほら、もう一回な…」

鬼!
こうなったら意地でもおれに恥ずかしい事を言わせようとするんだから!最悪だ!

むむむっと頬を膨らませて無言の抗議をしても何処吹く風。にまにまとこちらを観察しながらも的確に気持ちのいい所に触れて、体の熱を上げられる。
おしりの下にある硬いヴィジスタのものがぐりぐりと擦り付けられ、目の前のディオーレンの下ばきはテントが張っているのに平然とした顔で意地悪をしてくる。
ねえ、本当にこいつら7歳ですか?

おれが言うまでゆるゆると愛撫されて焦らされるのは、この2年で嫌でも覚えさせられた。
変な意地を張って長引くのは避けたい。覚悟を決めるんだテン!

「……おっ…お、おれの…お、おち…ん…ちん…さわってぇ!」

ふえええっ何回言っても慣れないからぁ!

じわりと目尻に涙が滲むと、目の前のディーが興奮したようにおれの両足をガバリと開いた。

「ひぁっ!?」
「あーっクソっ、可愛すぎんだろ!」

我慢できないとばかりにテンの小さなペニスを陰嚢ごと口に入れてジュルルルルっと吸い上げると、テンは刺激の強さに一気に昇りつめ、ディオーレンの口内にプシャッと潮を吹きだした。

「ひにゃああああっ!?」
「んっぐ、ごく…こくっ……ちゅぷ…ちゅっ」
「あっ…あっ…あっ」
「よしよし、今日もじょうずに潮吹きできたね」

ディオーレンは潮を全部舐めとる勢いでペニスを舐り、ヴィジスタはテンのサラサラの髪を撫で、あやす様にちゅっちゅっと目尻にキスを落とす。

体が落ち着くのを待っている間、テンは思う。

もう…ほんと…何回経験しても脳内が真っ白になる感覚には慣れないし、ペニスから出た液体を飲むのもやめて欲しい…。

ぐったりとヴィジスタに凭れていると、ペニスを舐っていたディオーレンが粘液を辿るように会陰へと舌を這わしていた。

「やっ、そこ汚い!」
「ぢゅっ、テンの体に汚い所なんてないだろ、ん」
「やだぁっ舌いれちゃだめぇっ」

ひくひくと震える蕾のぷりぷりとした弾力を楽しむように舌でつつき、ぬろーっと肉厚の舌を侵入させる。
ぐぢゅっぐぢゅっと腸液と唾液をかき混ぜるような舌の動きに卑猥な水音が部屋に響く。

「やぁっんぶっ!?」

嫌だと言おうと口を開いた途端、ヴィーの唇で塞がれた。ディオーレンのキスは噛み付くような激しさで、ヴィジスタのキスはじっくりねっとりと味わうような緩やかなものを好む。
どっちも苦しいことには変わりない。



…………どっちも気持ちいいけどね…。


上の口と下の口同時に舌で攻められ、呼吸もままならない感覚はまるで溺れているみたいだ。
酸欠状態の脳は徐々に朦朧としてくる。

「そろそろ指いれるな…これだけトロトロなら3本いけるかもな」
「3本入れば僕達のもいけるかな?」
「そうだな…先っちょくらいならいけるか?」

なんて不穏な会話も全く聞こえず、ただただおれはあんあん喘いでいた。


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