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【前回までのクルーたち】
・チーフ (リーダー)
・シークレットヘアーのアンディ(通信担当)
・海パンのリッキー (アミーラ担当)
・もみ上げのザック (操舵担当)
・タンクトップのケビン (船内クルー担当)
・上げすぎズボンのフランク (船内クルー担当)
・前髪のジョニー (船外で異常行動担当)
・スパッツのトニー (船外で異常行動担当)
・カリスマドクターのマーカス (船外で異常行動担当)
・初老のおっさんの孫娘 アミーラ(仲介担当)
----------------------------------------------------------------------
「アトランティス?」
「そ、そうですチーフ!ここはアトランティス大陸です!」
「一夜にして沈んだという、あの大陸か・・・」
「そうですチーフ、だから地形データが合わなかったんです!」
「それじゃシークレットヘアーのアンディ、あの、おっさんは・・・」
「チーフ、おそらく・・・」
「おい!おっさん!」
(「何じゃ?」)
「おっさんの名は!?」
(「我の名は、ポセイドンじゃ!」)
「チ、チーフ!あのおっさん、神様ですよ!」
「そうみたいだな、タンクトップのケビン」
「おい、おっさん!あんたのその三つ又の武器の名前はトライデントなのか!?」
(「トライデント?いい名じゃ!そうじゃ!これからこいつの事をトライデントと呼ぼう!」)
「チーフ!名前が決まっちゃいましたよ!伝説の三又の槍、トライデントの名前が!」
「そうみたいだな、タンクトップのケビン」
「それじゃチーフ、あの女は・・・」
「おい!あんた、メデューサか?」
「お前さん、よく私の名前がわかるな?アミーラ、あんたが教えたのかい?」
「いいや、ばあば、あたしは教えてない」
「チーフ、これって・・・」
「うろたえるな、タンクトップのケビン!うろたえるな!とにかく今やるべき事をやるんだ!」
「了解チーフ!」
「おい、ポセイドン!具体的にはどうやる!どうやって向こう側に戻るんだ!」
(「大量のオリハルコンと我が最強の武器、トライデントを使えば、あっという間じゃ!しかし、1つ問題がある!」)
「それはなんだ?」
(「我が弟、ゼウスの力が必要じゃ!」)
「弟のゼウス?それは向こう側にいる宇宙人のことか?」
(「そうじゃ、お主らをこちら側に送り込んだ者じゃ!」)
「チーフ!あの宇宙人は全知全能の神様だったんですか?」
「どうやらそうなるな、タンクトップのケビン!」
「ポセイドン、今すぐゼウスをこちら側に呼べ!向こう側から来るのは可能なはずだ!」
(「だから門が無いから出来んのじゃ!向こうから連絡が出来ても、こちらからは連絡出来んのじゃ!お主らが門を破壊したからの!」)
「くそ!ポセイドン!ゼウスの何だ、何の力が必要なんだ!」
(「雷じゃ!強大なイカズチの力じゃよ!」)
「ポセイドン!お前にはその力は無いのか!」
(「我は大地と海!弟は天と宇宙じゃ!ジャンルが違う!」))
「ジャンル?」
「チーフ!」
「どうした、海パンのリッキー!」
「ありますよ、チーフ!これがあります!これです!電撃ブーメランパンツです!」
「そうだ、海パンのリッキー!電撃ブーメランパンツがあれば行ける!行けるぞ!」
「そうですチーフ!電撃ブーメランパンツのパワーを最大にすれば!」
(「無理じゃ、そんなもんじゃ無理じゃ・・・・・いや、待て!できるかもしれん」)
「どうすればいい、ポセイドン!」
(「その奇妙なパンツを貸してみろ、オリハルコンと融合させる!」
「融合?」
(「そうじゃ、オリハルコンは単体よりも融合させることでより強大な力が出る!この最強の武器、トライデントもお主らからもらった素晴らしきサスマタにオリハルコンを融合させたものじゃ!」)
「そういう事か・・・ん?その米粒みたいなのがオリハルコンなのか?」
(「そうじゃ!まあ、見ておれ・・・ホアアーッ!トライデントー!!」)
「チ、チーフ!か、輝いています!電撃ブーメランパンツが、輝いている!」
「ああ、美しい輝きだ、海パンのリッキー」
(「出来たぞ!電撃オリハルコン・パンツじゃ!」)
「よし、後は、大量のオリハルコンだな!」
「しかしチーフ、オリハルコンはアトランティスにしか無い伝説の金属です!そう簡単には大量に手に入らないのでは」
「確かにそうだな、シークレットヘアーのアンディ」
(「ホアアーッ!トライデントー!!・・・うむ、やっぱりいい名じゃ!」)
「うるさい、ポセイドン!当然大声を出すな!ところで、オリハルコンはどこにあるんだ!」
(「下じゃ!」)
「下ってどこだ!」
(「この大陸じゃよ!この大陸が全てオリハルコンで出来ておる」)
「ここが全てオリハルコン!?それじゃ探さなくても大量にあるってことだな!」
(「そうじゃ!この大陸分のオリハルコンで一度だけ向こうに戻れる」)
「大陸分で一度だけ?何を言っている!」
(「言葉通りじゃ!この大陸を使って向こうに戻るのじゃ!実はそろそろ、戻ろうと思っておった所なんじゃ」)
「それじゃ、ここに住む人々はどうなる!」
(「もう居ない」)
「もう居ない!?どういう事だ!我が100万の兵だとか言ってたはずだ!」
(「たった今、世界中に移動させた!この大陸の全ての生命を!そう!この我が最強の武器、トライデントでな!」)
「さっき、トライデントー!!って叫んでたのがそうなのか?」
(「そうじゃ!一瞬で世界中に散らばった!爽快な気分じゃ!」)
「そう言えばチーフ、ここの多くの人達もブラック物質108 に侵されているってポセイドンが言ってましたよ」
「だな、シークレットヘアーのアンディ!」
「おい!ポセイドン!ブラック物質108 に侵されている人間はどうなる!メデューサの力で浄化できるのか!」
(「できるわけがない!たった今、世界中に散らばった!それに人間には欲望が必要じゃ!108つでも少ないぐらいじゃ!」)
「百八つ?人間の煩悩の数ですチーフ!アジアで聞く除夜の鐘です!」
「そうだな、タンクトップのケビン!」
「チ、チーフ・・・これって・・・」
「うろたえるな、タンクトップのケビン!うろたえるんじゃない!」
(「それでは皆の物!始めるぞ!よいな!」)
「チーフ、チーフ!」
「あ、ポセイドン!ちょと待ってくれ!どうした、海パンのリッキー!」
「この電撃オリハルコン・パンツは、いつ使えばいいのでしょうか?」
「お!もう履いているのか!海パンのリッキー!」
「素晴らしい履き心地ですチーフ!」
「ポセイドン!このパンツはいつ使うんだ!?」
(「我が最強の武器、トライデントと大量のオリハルコンの力で裂け目に突入したと同時に船に電撃を加える!」)
「船の中からか?」
(「中からでは船もろとも消滅する!外からじゃ」)
「外から?それじゃ、海パンのリッキーはどうなる?」
(「その男はこちら側に残る!それしか方法はない!」)
「な、なんだと!?」
仲間を救うには仲間を犠牲にしなければならない!
苦渋の決断を迫られるクルーたち!
クルーたちの出したその答えとは!
次回「タイムリミット」お楽しみに!
・チーフ (リーダー)
・シークレットヘアーのアンディ(通信担当)
・海パンのリッキー (アミーラ担当)
・もみ上げのザック (操舵担当)
・タンクトップのケビン (船内クルー担当)
・上げすぎズボンのフランク (船内クルー担当)
・前髪のジョニー (船外で異常行動担当)
・スパッツのトニー (船外で異常行動担当)
・カリスマドクターのマーカス (船外で異常行動担当)
・初老のおっさんの孫娘 アミーラ(仲介担当)
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「アトランティス?」
「そ、そうですチーフ!ここはアトランティス大陸です!」
「一夜にして沈んだという、あの大陸か・・・」
「そうですチーフ、だから地形データが合わなかったんです!」
「それじゃシークレットヘアーのアンディ、あの、おっさんは・・・」
「チーフ、おそらく・・・」
「おい!おっさん!」
(「何じゃ?」)
「おっさんの名は!?」
(「我の名は、ポセイドンじゃ!」)
「チ、チーフ!あのおっさん、神様ですよ!」
「そうみたいだな、タンクトップのケビン」
「おい、おっさん!あんたのその三つ又の武器の名前はトライデントなのか!?」
(「トライデント?いい名じゃ!そうじゃ!これからこいつの事をトライデントと呼ぼう!」)
「チーフ!名前が決まっちゃいましたよ!伝説の三又の槍、トライデントの名前が!」
「そうみたいだな、タンクトップのケビン」
「それじゃチーフ、あの女は・・・」
「おい!あんた、メデューサか?」
「お前さん、よく私の名前がわかるな?アミーラ、あんたが教えたのかい?」
「いいや、ばあば、あたしは教えてない」
「チーフ、これって・・・」
「うろたえるな、タンクトップのケビン!うろたえるな!とにかく今やるべき事をやるんだ!」
「了解チーフ!」
「おい、ポセイドン!具体的にはどうやる!どうやって向こう側に戻るんだ!」
(「大量のオリハルコンと我が最強の武器、トライデントを使えば、あっという間じゃ!しかし、1つ問題がある!」)
「それはなんだ?」
(「我が弟、ゼウスの力が必要じゃ!」)
「弟のゼウス?それは向こう側にいる宇宙人のことか?」
(「そうじゃ、お主らをこちら側に送り込んだ者じゃ!」)
「チーフ!あの宇宙人は全知全能の神様だったんですか?」
「どうやらそうなるな、タンクトップのケビン!」
「ポセイドン、今すぐゼウスをこちら側に呼べ!向こう側から来るのは可能なはずだ!」
(「だから門が無いから出来んのじゃ!向こうから連絡が出来ても、こちらからは連絡出来んのじゃ!お主らが門を破壊したからの!」)
「くそ!ポセイドン!ゼウスの何だ、何の力が必要なんだ!」
(「雷じゃ!強大なイカズチの力じゃよ!」)
「ポセイドン!お前にはその力は無いのか!」
(「我は大地と海!弟は天と宇宙じゃ!ジャンルが違う!」))
「ジャンル?」
「チーフ!」
「どうした、海パンのリッキー!」
「ありますよ、チーフ!これがあります!これです!電撃ブーメランパンツです!」
「そうだ、海パンのリッキー!電撃ブーメランパンツがあれば行ける!行けるぞ!」
「そうですチーフ!電撃ブーメランパンツのパワーを最大にすれば!」
(「無理じゃ、そんなもんじゃ無理じゃ・・・・・いや、待て!できるかもしれん」)
「どうすればいい、ポセイドン!」
(「その奇妙なパンツを貸してみろ、オリハルコンと融合させる!」
「融合?」
(「そうじゃ、オリハルコンは単体よりも融合させることでより強大な力が出る!この最強の武器、トライデントもお主らからもらった素晴らしきサスマタにオリハルコンを融合させたものじゃ!」)
「そういう事か・・・ん?その米粒みたいなのがオリハルコンなのか?」
(「そうじゃ!まあ、見ておれ・・・ホアアーッ!トライデントー!!」)
「チ、チーフ!か、輝いています!電撃ブーメランパンツが、輝いている!」
「ああ、美しい輝きだ、海パンのリッキー」
(「出来たぞ!電撃オリハルコン・パンツじゃ!」)
「よし、後は、大量のオリハルコンだな!」
「しかしチーフ、オリハルコンはアトランティスにしか無い伝説の金属です!そう簡単には大量に手に入らないのでは」
「確かにそうだな、シークレットヘアーのアンディ」
(「ホアアーッ!トライデントー!!・・・うむ、やっぱりいい名じゃ!」)
「うるさい、ポセイドン!当然大声を出すな!ところで、オリハルコンはどこにあるんだ!」
(「下じゃ!」)
「下ってどこだ!」
(「この大陸じゃよ!この大陸が全てオリハルコンで出来ておる」)
「ここが全てオリハルコン!?それじゃ探さなくても大量にあるってことだな!」
(「そうじゃ!この大陸分のオリハルコンで一度だけ向こうに戻れる」)
「大陸分で一度だけ?何を言っている!」
(「言葉通りじゃ!この大陸を使って向こうに戻るのじゃ!実はそろそろ、戻ろうと思っておった所なんじゃ」)
「それじゃ、ここに住む人々はどうなる!」
(「もう居ない」)
「もう居ない!?どういう事だ!我が100万の兵だとか言ってたはずだ!」
(「たった今、世界中に移動させた!この大陸の全ての生命を!そう!この我が最強の武器、トライデントでな!」)
「さっき、トライデントー!!って叫んでたのがそうなのか?」
(「そうじゃ!一瞬で世界中に散らばった!爽快な気分じゃ!」)
「そう言えばチーフ、ここの多くの人達もブラック物質108 に侵されているってポセイドンが言ってましたよ」
「だな、シークレットヘアーのアンディ!」
「おい!ポセイドン!ブラック物質108 に侵されている人間はどうなる!メデューサの力で浄化できるのか!」
(「できるわけがない!たった今、世界中に散らばった!それに人間には欲望が必要じゃ!108つでも少ないぐらいじゃ!」)
「百八つ?人間の煩悩の数ですチーフ!アジアで聞く除夜の鐘です!」
「そうだな、タンクトップのケビン!」
「チ、チーフ・・・これって・・・」
「うろたえるな、タンクトップのケビン!うろたえるんじゃない!」
(「それでは皆の物!始めるぞ!よいな!」)
「チーフ、チーフ!」
「あ、ポセイドン!ちょと待ってくれ!どうした、海パンのリッキー!」
「この電撃オリハルコン・パンツは、いつ使えばいいのでしょうか?」
「お!もう履いているのか!海パンのリッキー!」
「素晴らしい履き心地ですチーフ!」
「ポセイドン!このパンツはいつ使うんだ!?」
(「我が最強の武器、トライデントと大量のオリハルコンの力で裂け目に突入したと同時に船に電撃を加える!」)
「船の中からか?」
(「中からでは船もろとも消滅する!外からじゃ」)
「外から?それじゃ、海パンのリッキーはどうなる?」
(「その男はこちら側に残る!それしか方法はない!」)
「な、なんだと!?」
仲間を救うには仲間を犠牲にしなければならない!
苦渋の決断を迫られるクルーたち!
クルーたちの出したその答えとは!
次回「タイムリミット」お楽しみに!
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