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外伝 カリスマドクターのマーカス 01 吸収
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なんじゃ、この小さな黒い球は?
ほほう!自分で動きよる!
不思議じゃ!
この宇宙には まだまだ知らぬことだらけじゃのう!
はっ!はっ!・・はぶっ!!!!
入った!
鼻の穴に!
入った!
変な黒い球が!
わしの鼻の穴に!
入りおったぞ!
なんじゃ!?
体が!
わしの体が勝手に動いておる!
ん!誰か医務室に入ってきた!
「ドクター!カリスマドクターのマーカス!」
「どうしたスパッツのトニー、何事じゃ」
ん!わしが勝手に喋っておる!
「前髪のジョニーの様子がおかしいんです!!カリスマドクターのマーカス!すぐに見て下さい!」
「スパッツのトニー、そこに前髪のジョニーを寝かせなさい」
なんじゃこの感覚は?何度も言うが、わしが勝手に喋っておる!
「これは安静にして様子を見るしかないな」
「そうですか!あ、それとカリスマドクターのマーカス!」
「なんじゃ?スパッツのトニー」
「今この船に向かって謎の物体が接近しています!」
「謎の物体?ぶつかるのか?この船に」
「わかりませんカリスマドクターのマーカス!ですが気を付けて下さい!」
「うむ、ここはわしにまかせてスパッツのトニー、お前さんは持ち場に戻りなさい」
「分かりました!カリスマドクターのマーカス!前髪のジョニーをお願いします!」
「ああ、わしに任せておけ!スパッツのトニー」
任せておけ?わしは何を言っておる!
このビューティー・ヘルメットを被った状態でおかしくなった前髪のジョニーをどうしろというのか!?
しかも謎の物体が船にぶつかるかもしれないなどという事態になっておるのか!
痛っ!?
なんじゃ?痛い!痛い!!
わしは鼻の穴に指を突っ込んで何をしておるのじゃ!
なんじゃ?なんじゃ?
わしの鼻の穴から何か出てきた!
鼻の穴から黒い伸びたモチのようなものを指でつまみ出したぞ!
うわ!入った!
前髪のジョニーの首元から入った!
黒く伸びたものがスルスルっとビューティー・ヘルメットの中に入り込んだぞ!
ぅうおおお!!
なんじゃ!今の衝撃は!
謎の物体が船にぶつかったのか!?
いや!物が動いた気配がない!
わしにだけ感じたものなのか!?
なんじゃこの奇妙な感覚は!?
お!動いた!
前髪のジョニーが立ち上がった!
へ!?
回った!?
前髪のジョニーが回転を始めたぞ!
何じゃこれは!?
ぉお!
ヘルメットから煙が!?
ん!?大変じゃ!
発火しておる!
ビューティー・ヘルメットが燃えておる!
な!何じゃ!?
体が勝手に!!
掃除用のモップを手に取ったぞ!
わしは!わしは何をしておる!
モップで!
掃除用のモップで監視カメラを叩き壊しておるぞ!
なんてことだ!
前髪のジョニーの炎がどんどん激しくなっておる!
お!火災警報器が作動しおった!
これで自動消火システムが作動すればよいのじゃが・・・
な!な!?わしはどこへ行っておる!?
掃除用のモップを持って!
さらに前髪のジョニーを医務室に残して!
わしはどこへ行っておるのじゃ!!
掃除用のモップを持って医務室を後にする カリスマドクターのマーカス!
カリスマドクターのマーカスを操る黒い物体とは一体なんなのか!
謎が深まる中 物語は次のステージへと進み始めた!
次回「外伝 カリスマドクターのマーカス 02 一撃」お楽しみに!
ほほう!自分で動きよる!
不思議じゃ!
この宇宙には まだまだ知らぬことだらけじゃのう!
はっ!はっ!・・はぶっ!!!!
入った!
鼻の穴に!
入った!
変な黒い球が!
わしの鼻の穴に!
入りおったぞ!
なんじゃ!?
体が!
わしの体が勝手に動いておる!
ん!誰か医務室に入ってきた!
「ドクター!カリスマドクターのマーカス!」
「どうしたスパッツのトニー、何事じゃ」
ん!わしが勝手に喋っておる!
「前髪のジョニーの様子がおかしいんです!!カリスマドクターのマーカス!すぐに見て下さい!」
「スパッツのトニー、そこに前髪のジョニーを寝かせなさい」
なんじゃこの感覚は?何度も言うが、わしが勝手に喋っておる!
「これは安静にして様子を見るしかないな」
「そうですか!あ、それとカリスマドクターのマーカス!」
「なんじゃ?スパッツのトニー」
「今この船に向かって謎の物体が接近しています!」
「謎の物体?ぶつかるのか?この船に」
「わかりませんカリスマドクターのマーカス!ですが気を付けて下さい!」
「うむ、ここはわしにまかせてスパッツのトニー、お前さんは持ち場に戻りなさい」
「分かりました!カリスマドクターのマーカス!前髪のジョニーをお願いします!」
「ああ、わしに任せておけ!スパッツのトニー」
任せておけ?わしは何を言っておる!
このビューティー・ヘルメットを被った状態でおかしくなった前髪のジョニーをどうしろというのか!?
しかも謎の物体が船にぶつかるかもしれないなどという事態になっておるのか!
痛っ!?
なんじゃ?痛い!痛い!!
わしは鼻の穴に指を突っ込んで何をしておるのじゃ!
なんじゃ?なんじゃ?
わしの鼻の穴から何か出てきた!
鼻の穴から黒い伸びたモチのようなものを指でつまみ出したぞ!
うわ!入った!
前髪のジョニーの首元から入った!
黒く伸びたものがスルスルっとビューティー・ヘルメットの中に入り込んだぞ!
ぅうおおお!!
なんじゃ!今の衝撃は!
謎の物体が船にぶつかったのか!?
いや!物が動いた気配がない!
わしにだけ感じたものなのか!?
なんじゃこの奇妙な感覚は!?
お!動いた!
前髪のジョニーが立ち上がった!
へ!?
回った!?
前髪のジョニーが回転を始めたぞ!
何じゃこれは!?
ぉお!
ヘルメットから煙が!?
ん!?大変じゃ!
発火しておる!
ビューティー・ヘルメットが燃えておる!
な!何じゃ!?
体が勝手に!!
掃除用のモップを手に取ったぞ!
わしは!わしは何をしておる!
モップで!
掃除用のモップで監視カメラを叩き壊しておるぞ!
なんてことだ!
前髪のジョニーの炎がどんどん激しくなっておる!
お!火災警報器が作動しおった!
これで自動消火システムが作動すればよいのじゃが・・・
な!な!?わしはどこへ行っておる!?
掃除用のモップを持って!
さらに前髪のジョニーを医務室に残して!
わしはどこへ行っておるのじゃ!!
掃除用のモップを持って医務室を後にする カリスマドクターのマーカス!
カリスマドクターのマーカスを操る黒い物体とは一体なんなのか!
謎が深まる中 物語は次のステージへと進み始めた!
次回「外伝 カリスマドクターのマーカス 02 一撃」お楽しみに!
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