24 / 40
第24話 初めての気づき1
しおりを挟む
「わ…私は彼のことちゃんとスキだし、スキって伝えていたんですよ!」
「むしろ…だんだんスキとか言ってくれなくなったのは彼…」
「もちろんスキとかを言葉でも伝える事は大切な事だと思うよ」
「それに…彼の前でしか…甘えたりしないし、、素は出していないし…」
「うーん…むしろはるかちゃんのそう言うところがもっと彼氏さんを追い込んでしまったのかな」
「…全然わかりません、、」
「…彼にそう言う行為をすることが…いけない…こと?」
「はるかちゃんのしていることって、彼氏さんだからだと思うの」
「スキって言ったり、甘えたりすること」
「これは良いことだし相手に自分の気持ちを言葉でも行為でも伝えられることだからね」
「じゃあ…なんで先生がさっき言ったことになるんですか…」
「彼氏って思われていないなんて…
ぐすんぅ。。
「…正直に話すとね。」
「そこまで思っている彼氏さんなのに、はるかちゃんが話したり相談してきた内容って彼氏さんに対してしちゃイケナイことが多いよ」
「…やっぱり、、けいすけさんの奥さんの事とか…」
「違う違う。あの時はしょうがなかったと思う。まぁないほうがよかった事ではあるけど」
「…じゃあ…なんで。。」
「その人でなくてもだけど…そもそもね」
「相手に異性の話をするってすごいセンシティブな事だよ」
「…」
「結婚してたりカップル同士ならなおさらね」
「あまり言っちゃいけないことだけど…私の占いの相談でもよく聞く」
「異性の上司の愚痴とかならまだいいんだよ」
「…はい」
「でもね、今日あった事の話を聞いて欲しくて女性は色々話すんだけど、例えばそれがさ」
-
「今日ね!行きたかった美容院行ってきたんだけど、どーかな?」
「めっちゃ綺麗になったね!」
「ありがとうー!」
「しかもね担当してくれた人がめっちゃイケメンで!ずっとウキウキだったのー」
-
「こう言う話よくあると思うけど」
「サラッと言ったことが相手が不快な気持ちにさせてしまっている事に女性は気がつかないんだよ」
「特に相手が自分にとって大切だったり信頼している人ほど無意識に話してしまう」
「……」
「信頼している相手だから素で色んな話ができるって言えるんだけど…それが聞いている側がどんな気持ちになるか本音は分からないでしょ?」
「………」
自分の事だと感じた。
「それでね、自分の主張を強く言える相手だったらそこで反発したり怒ったりするの」
「でもね…強く言えなかったり優しい人はそのままうんうんって話を聞いてしまう事が多いんだ」
「…うん、、」
「そうなるとね、どんな話でもうんうんって聞く事が2人の中で普通になる」
「例えそれが彼にとってとても嫌な話だったとしてもね…」
「…………」
「それが積み重なるとね、彼の中で自分はなんなんだろう?って思う気持ちとか、彼氏ではない自分が出てきたりするの」
「それって、どうゆうことかわかる??」
「…はい…わかりました。。」
「うん…そうゆうことが起きるのが前提の中ではるかちゃんは、けいすけさんとのLINEを見せたり、異性の相談をしたりしてたでしょ」
「はるかちゃんとしては困ってるからとかで相談してたと思うし、彼は困ってるから聞いたりしてたと思う」
「…はい」
「でも、それってね」
「すっごい異常なことなんだよ」
「…」
「その結果、彼は自分自身のことなんなんだろう?って考えちゃうし…」
「心壊れちゃう…」
「うん…」
「彼はけいすけさんとのあの日、はるかちゃんがセックスしてきたからとかで、気持ちが離れたりした訳じゃなくて」
「色んな積み重ねでもうかなり前から心が壊れ、はるかちゃんに対しての気持ちが薄れていってたんじゃないかな?」
「……ゆうま」
------------------------
お読みくださいましてありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?
ぜひお気に入り登録、評価などをしていただけたら今後の参考と活力にさせていただきます!
「むしろ…だんだんスキとか言ってくれなくなったのは彼…」
「もちろんスキとかを言葉でも伝える事は大切な事だと思うよ」
「それに…彼の前でしか…甘えたりしないし、、素は出していないし…」
「うーん…むしろはるかちゃんのそう言うところがもっと彼氏さんを追い込んでしまったのかな」
「…全然わかりません、、」
「…彼にそう言う行為をすることが…いけない…こと?」
「はるかちゃんのしていることって、彼氏さんだからだと思うの」
「スキって言ったり、甘えたりすること」
「これは良いことだし相手に自分の気持ちを言葉でも行為でも伝えられることだからね」
「じゃあ…なんで先生がさっき言ったことになるんですか…」
「彼氏って思われていないなんて…
ぐすんぅ。。
「…正直に話すとね。」
「そこまで思っている彼氏さんなのに、はるかちゃんが話したり相談してきた内容って彼氏さんに対してしちゃイケナイことが多いよ」
「…やっぱり、、けいすけさんの奥さんの事とか…」
「違う違う。あの時はしょうがなかったと思う。まぁないほうがよかった事ではあるけど」
「…じゃあ…なんで。。」
「その人でなくてもだけど…そもそもね」
「相手に異性の話をするってすごいセンシティブな事だよ」
「…」
「結婚してたりカップル同士ならなおさらね」
「あまり言っちゃいけないことだけど…私の占いの相談でもよく聞く」
「異性の上司の愚痴とかならまだいいんだよ」
「…はい」
「でもね、今日あった事の話を聞いて欲しくて女性は色々話すんだけど、例えばそれがさ」
-
「今日ね!行きたかった美容院行ってきたんだけど、どーかな?」
「めっちゃ綺麗になったね!」
「ありがとうー!」
「しかもね担当してくれた人がめっちゃイケメンで!ずっとウキウキだったのー」
-
「こう言う話よくあると思うけど」
「サラッと言ったことが相手が不快な気持ちにさせてしまっている事に女性は気がつかないんだよ」
「特に相手が自分にとって大切だったり信頼している人ほど無意識に話してしまう」
「……」
「信頼している相手だから素で色んな話ができるって言えるんだけど…それが聞いている側がどんな気持ちになるか本音は分からないでしょ?」
「………」
自分の事だと感じた。
「それでね、自分の主張を強く言える相手だったらそこで反発したり怒ったりするの」
「でもね…強く言えなかったり優しい人はそのままうんうんって話を聞いてしまう事が多いんだ」
「…うん、、」
「そうなるとね、どんな話でもうんうんって聞く事が2人の中で普通になる」
「例えそれが彼にとってとても嫌な話だったとしてもね…」
「…………」
「それが積み重なるとね、彼の中で自分はなんなんだろう?って思う気持ちとか、彼氏ではない自分が出てきたりするの」
「それって、どうゆうことかわかる??」
「…はい…わかりました。。」
「うん…そうゆうことが起きるのが前提の中ではるかちゃんは、けいすけさんとのLINEを見せたり、異性の相談をしたりしてたでしょ」
「はるかちゃんとしては困ってるからとかで相談してたと思うし、彼は困ってるから聞いたりしてたと思う」
「…はい」
「でも、それってね」
「すっごい異常なことなんだよ」
「…」
「その結果、彼は自分自身のことなんなんだろう?って考えちゃうし…」
「心壊れちゃう…」
「うん…」
「彼はけいすけさんとのあの日、はるかちゃんがセックスしてきたからとかで、気持ちが離れたりした訳じゃなくて」
「色んな積み重ねでもうかなり前から心が壊れ、はるかちゃんに対しての気持ちが薄れていってたんじゃないかな?」
「……ゆうま」
------------------------
お読みくださいましてありがとうございます。
いかがでしたでしょうか?
ぜひお気に入り登録、評価などをしていただけたら今後の参考と活力にさせていただきます!
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
氷雨と猫と君〖完結〗
カシューナッツ
恋愛
彼とは長年付き合っていた。もうすぐ薬指に指輪をはめると思っていたけれど、久しぶりに呼び出された寒い日、思いもしないことを言われ、季節外れの寒波の中、帰途につく。
エリート警察官の溺愛は甘く切ない
日下奈緒
恋愛
親が警察官の紗良は、30歳にもなって独身なんてと親に責められる。
両親の勧めで、警察官とお見合いする事になったのだが、それは跡継ぎを産んで欲しいという、政略結婚で⁉
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
甘過ぎるオフィスで塩過ぎる彼と・・・
希花 紀歩
恋愛
24時間二人きりで甘~い💕お仕事!?
『膝の上に座って。』『悪いけど仕事の為だから。』
小さな翻訳会社でアシスタント兼翻訳チェッカーとして働く風永 唯仁子(かざなが ゆにこ)(26)は頼まれると断れない性格。
ある日社長から、急ぎの翻訳案件の為に翻訳者と同じ家に缶詰になり作業を進めるように命令される。気が進まないものの、この案件を無事仕上げることが出来れば憧れていた翻訳コーディネーターになれると言われ、頑張ろうと心を決める。
しかし翻訳者・若泉 透葵(わかいずみ とき)(28)は美青年で優秀な翻訳者であるが何を考えているのかわからない。
彼のベッドが置かれた部屋で二人きりで甘い恋愛シミュレーションゲームの翻訳を進めるが、透葵は翻訳の参考にする為と言って、唯仁子にあれやこれやのスキンシップをしてきて・・・!?
過去の恋愛のトラウマから仕事関係の人と恋愛関係になりたくない唯仁子と、恋愛はくだらないものだと思っている透葵だったが・・・。
*導入部分は説明部分が多く退屈かもしれませんが、この物語に必要な部分なので、こらえて読み進めて頂けると有り難いです。
<表紙イラスト>
男女:わかめサロンパス様
背景:アート宇都宮様
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
恋とキスは背伸びして
葉月 まい
恋愛
結城 美怜(24歳)…身長160㎝、平社員
成瀬 隼斗(33歳)…身長182㎝、本部長
年齢差 9歳
身長差 22㎝
役職 雲泥の差
この違い、恋愛には大きな壁?
そして同期の卓の存在
異性の親友は成立する?
数々の壁を乗り越え、結ばれるまでの
二人の恋の物語
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる