お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説
終わる世界の夢見人
猫子
ファンタジー
ルーンは二人の少女と共に、森近くの家で平穏に暮らしていた。代わり映えしない、少し退屈な日々。しかしルーンは、その日常を愛していた。
あるときルーンは恐ろしい夢を見る。夢の中でルーンは戦争に参加しており、《次元の杖》と呼ばれる兵器を用いて、敵の兵士を惨殺していたのだ。
ルーンはただの夢だと、自分にそう言い聞かせていた。しかし、彼女は家の近くで、夢で見た《次元の杖》を見つけてしまう。
それを手にした瞬間、ルーン達の穏やかな日常は崩壊することになる。花畑は消え、石は骸に変わる。異形の姿をした怪物達が、朽ちた森を這い回る。これまで見ていた穏やかな日常は、ただの夢に過ぎなかったのだ。
『私の元までくれば、願いを一つ叶えてあげよう』
壁に現れた、謎の文章。ルーン達は真実を求めて旅に出た。それは、長い、長い、狂気の旅路の始まりであった。
黎明の残滓
入江瑞溥
ファンタジー
それほど血なまぐさくない(つもり)ですが一応戦闘シーンもありますので、苦手な方はご注意ください。
世の中心にあって全てを超越した存在、尊君(とうとぎみ)。しかし、いつからか暴君へと変じた彼女を、人は永らく止めることができなかった
——その時までは。
尊君が弑(しい)されて10年。憂いの種を除いたはずの世界は、皮肉なことに、繁栄を享受するどころか破滅の道を辿りつつあった。
荒廃する大地。
争い合う人々。
尊君を止めた英雄の行方は杳(よう)として知れず。
混迷を極め、滅びを待つしかないかに見える世界の中で、一縷(いちる)の希望に賭ける者が居た。
異世界ハニィ
ももくり
ファンタジー
ある日突然、異世界へ召喚されてしまった女子高生のモモ。「えっ、魔王退治はしなくていいんですか?!」あうあう言っているうちになぜか国境まで追いやられ、隙あらば迫ってくるイケメンどもをバッサバッサとなぎ倒す日々。なんか思ってたのと違う異世界でのスローライフが、いま始まる。※表紙は花岡かおろさんのイラストをお借りしています。※申し訳ありません、今更ですがジャンルを恋愛からファンタジーに変更しました。
天空よりくるもの~過酷な運命を背負った、とある少女の物語~
木立 花音
ファンタジー
「五百年の刻(とき)を越え古の天空都市が再び動くとき、災厄の影も忍び寄る。一人の少女の目覚めとともに」
天翼族で侍のリン。
小人族の修道僧(モンク)、シャン。
魔術師の少女、コノハ。
エルフ族でスカウトのオルハ。
港街ブレストを拠点に活動していた、女性ばかりで構成されている冒険者グループ『ヒートストローク』。彼女らはある日、飛行船から落下した少女を拾う。
翡翠色の長い髪と瞳。物珍しい外見を持ち、飛行船から落下してなお無傷という謎だらけの少女であったが、彼女は『ルティス』という単語以外なにも覚えていないのだった。
記憶喪失の少女、ルティスと行動を共にするようになった彼女らは、少女の目覚めと呼応したかのように復活した古の天空都市、「ラガン」をめぐる事件に巻き込まれていく。
「ラガン」がかつて所持していたという「最終兵器」とは何か?
ルティスの記憶が戻ったその時、彼女いったい何を語るのか?
「最終兵器」復活を食い止めるため、ヒートストロークの戦いがいま始まる。
※十年以上前に、テーブルトークRPGで行ったキャンペーンセッションの内容を小説にしたものです。
※既存作品「麻薬と少女と呪いの指輪」の続編となります。
※表紙絵は、あだきこう様に描いていただきました。
滅びの国の魔女紀行
浅里紘太(kou-sh)
ファンタジー
灯りの魔法使い「メイナ」。灰の魔法使い「リティ」。
このふたりが、『氷の年』に滅んだ世界で北の聖地を目指す、文芸寄りのハイファンタジーです。
エピソード単位で起承転結があるので、短編集みたいな読み方もできます。気楽にお楽しみください。
▼見どころ
主人公のふたりは、ごく限られた魔法の力だけを頼りにサバイバルをしながら、『氷の年』によって滅んだ世界をゆるく旅をします。
静かでやさしくも、ときに切なく、ときに熱いお話です。
▼キャラクター
◇メイナ
灯りをともす魔法を使える、赤髪の脳天気な少女。
口癖は「レガーダ」(彼女が崇拝する筋肉の神様らしい)
◇リティ
触れた物を灰にする魔法を使える、銀髪の寡黙な少女。灰の魔法は体の負担が大きく多用不可。自分の力を嫌っている。
◇アズナイ
ふたりの師匠で結晶の魔法使い。ふたりを『氷の年』から守るために結晶に閉じ込めた。
▼舞台
◇レイゴルム王国
ミュートの祝福により大地を預かったとされる、レイゴルム王家が支配する王国。
氷の年によってすべてが凍てついて滅びた。
◇北の聖地ファナス
北のはてにあるミュートを祀る聖地とされる。
詳細はレイゴルム王家のみが知る。
▼神話
◇女神ミュート
原初の氷より万物を生み出したとされる女神。
『氷星』のシンボルによって象徴される。
◇太陽神アルガーダ
ミュートの弟であり、太陽などの天体や豊穣を司る。
『黄金の円』のシンボルによって象徴される。
◇戦神レガーダ
アルガーダの弟であり、勇気と冒険と戦争を司る。
『斧』のシンボルによって象徴される。
※当作品はカクヨムでも連載しています
フサフサの犬耳が、王族少女のお気に召したらしい。
いく
ファンタジー
犬族の領域で姉と2人つつましやかに生活していたタロットは、ある日家の前で倒れていた少女を拾った。その少女はまさかまさかの王族のお嬢様で、誘拐されたところから逃げ出してきたという。
姉に脅され、致し方なくタロットは王族のお嬢様を家まで送るという役目を引き受けることに…
【完結】言いたいことがあるなら言ってみろ、と言われたので遠慮なく言ってみた
杜野秋人
ファンタジー
社交シーズン最後の大晩餐会と舞踏会。そのさなか、第三王子が突然、婚約者である伯爵家令嬢に婚約破棄を突き付けた。
なんでも、伯爵家令嬢が婚約者の地位を笠に着て、第三王子の寵愛する子爵家令嬢を虐めていたというのだ。
婚約者は否定するも、他にも次々と証言や証人が出てきて黙り込み俯いてしまう。
勝ち誇った王子は、最後にこう宣言した。
「そなたにも言い分はあろう。私は寛大だから弁明の機会をくれてやる。言いたいことがあるなら言ってみろ」
その一言が、自らの破滅を呼ぶことになるなど、この時彼はまだ気付いていなかった⸺!
◆例によって設定ナシの即興作品です。なので主人公の伯爵家令嬢以外に固有名詞はありません。頭カラッポにしてゆるっとお楽しみ下さい。
婚約破棄ものですが恋愛はありません。もちろん元サヤもナシです。
◆全6話、約15000字程度でサラッと読めます。1日1話ずつ更新。
◆この物語はアルファポリスのほか、小説家になろうでも公開します。
◆9/29、HOTランキング入り!お読み頂きありがとうございます!
10/1、HOTランキング最高6位、人気ランキング11位、ファンタジーランキング1位!24h.pt瞬間最大11万4000pt!いずれも自己ベスト!ありがとうございます!
悪魔退治は異世界で
tksz
ファンタジー
タカシは霊や妖を見ることができるという異能を持っている。
いつものように退魔師の友人に同行して除霊に赴いたタカシ。
いつもと見え方が違う悪霊に違和感を持つが友人とともに除霊を行うが5体の霊たちに襲われる。
友人から託されていた短剣で3体の悪霊を切り伏せたが4体目を切った瞬間に反撃を食らってしまった。
意識を取り戻した時に見たのは病室に横たわる自分の姿。
そして導かれて訪れた花畑の中の東屋で会った神様に驚くべき真実が告げられる。
悪霊と思っていた霊は実は地球の人々の邪心と悪意が生み出した悪魔だった。
タカシが食らった反撃は呪いようなものであの悪魔を倒さないとタカシは助からない。
地球の時間で3日のうちに異世界パスロに逃げた悪魔を倒すために神様の加護をもらいタカシは異世界へと旅立つ。
地球から不当に召喚された人たちも守っり、神様の加護で無双できる力は持っているけど、それでは解決できない問題の方が多いよね。
本当の力、本当に強いって何だろう。
他のサイトでも公開中の作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる