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マッサージチェアー
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「おまえ、さっき、下屋下で積み込みしていただろう。」とその男性は言う。
僕は、積み込みをした時のメンバーの1人が声を掛けてきたことに気が付く。
フクロウに似た小太りの黒縁眼鏡をかけた鈴木氏が言っていた、「上腕クラブ」のメンバーの一人だ。
その男性は、還暦間近に見える。頭は禿げ上がり、中肉中背。脂ぎった臭いがする。いかにも労働者という感じだった。
この店の店員と、お揃いの茶色のエプロンを着け、胸元には、「渡辺」という名札がつけられている。その「渡辺」という名札がついた男性は、また、僕の手元にポンっと何かを投げ渡す。
僕は、投げ渡されたものが、手からこぼれ落ちそうになるのをあわてて押さえる。手の中を見ると、そこにはワンカップの日本酒が入っていた。
僕は、何故、見ず知らずの人からお酒を手渡されるのか困惑した。もらう理由が無い。ここで飲めという意味なら、飲むわけには行かない。僕は、ここに車で来ている。僕は、そのワンカップを投げて渡した渡辺さんに、「車で来たのでお酒は飲めないのです。」と言い、返そうとした。
渡辺さんは、「どうせ帰れないよ、飲みな。これも何かの縁さ、再開に、乾杯しようぜ、それとも、69番は、こっちの方が良いのか」と言い、片手に二つ持ったドリンクカップを見せた。
カップにはそれぞれにホエイプロテインとBCAA アミノバイタル グレープフルーツ味と書かれていた。
それから、渡辺さんは、家電コーナーに並べられたいくつかのマッサージチェアーの中の1台にドカッと腰を下ろす。
マッサージチェアーの前には、数台のテレビが展示されていた。
展示品のテレビは点いていなかったが、その中に置かれた、一際、大きなテレビの画面だけ点いていた。
その大型テレビのモニターにはサッカーの試合が映し出され、歓声が聞こえていた。
僕は渡辺さんに「いや、すみませんがお気持ちだけで結構です。私は時計の修理を待っているだけなので、電池交換が終わったら、家に帰らないといけないのです。車で来ていますのでお酒は飲めないです。筋肉を付けるつもりも無いのでプロテインも必要ないです。」と相手が気分を害さないように出来るだけ配慮しつつ断った。
渡辺さんは「へー・・・じゃー、なんで、さっき、荷物運びを手伝ったんだい。自分の得にもならないことに手を出すなんて、お前、変わったやつだな。まぁ、いいや、俺は上腕クラブの主任で出入荷担当だからさ、手伝ってくれたお礼に、時計の電池交換が終わったか聞いてみてやるよ」と言うと、持っていた携帯でサービスカウンターへ内線を掛けた。
「もしもし、上腕の渡辺だけど、時計の修理を出した69番さんの時計は動くようになったか?」と受話器の向こう側の誰かに訊く。
渡辺さんはしばらく黙って握り締めた受話器の向こう側の声に耳を澄ませていた。相手から何かしら返答があったようで、受話器に向かって
「うん、うん わかった。じゃー そうー伝えておく」と言い電話を切る。
渡辺さんは僕を見ると、「古い時計が刻んだ時間なんて忘れちまいなよ・・・あんたが前に進まない限り、修理はまだだって」と意味不明のことを言った。
そして、そういい終わるとワンカップの蓋をあけて飲み始めた。
「いやぁー うまい 筋トレの後には、これだよ。薬屋の脇にある倉庫にロスする予定の廃棄分が沢山あるから、あんたも、ここにいる間に好きなだけ飲むといいよ。」と言い、テレビで放映されているサッカーの試合を見入り始めた。
僕は、彼が言った言葉がどういう意味なのか気になった。その意味を聞こうと思ったが、渡辺さんはサッカーの試合に夢中で声を掛けても返事は無いように思えた。彼が言ったことの意味は分からないが、ここで、時間を無駄にするわけにはいかない。僕は、お礼を言い、この場を立ち去ろうと思った。
「時計の修理の状況を調べて頂いてありがとうございます。僕は時計の修理はカウンターで待ちます。あの。それと、さっき、僕が参加した、荷物運びが上腕クラブという、クラブの集まりである、と言うことは、鈴木さんという方から聞きました。
僕は、たまたま、皆さんがお荷物を運んでいる時に、その脇を通り過ぎたのです。そして、いつの間にか、お仲間に入っていました。サークルのおじゃまをするつもりは無かったのです。すみません。僕は、この店の客で上腕クラブのメンバーでは無いのです。」と言った。
「へー。そうだったの。まぁ 色々なクラブがあるからね。良かったらうちのクラブに入れば良いよ。何処かしらに所属することになると思うし、あぁ、でも、生き地獄系のクラブは止めた方が良いよ。余計なお世話かもしれないけれど、ありゃシンドイからね。どういうわけか、中央に行きたがるやつほど、生き地獄系クラブを選ぶんだよな。」と言う。
僕は「生き地獄系のクラブ・・・」と呟く。
すると、突然、渡辺さんは、僕の手をつかみ、ひっぱった。
そしてマッサージチェアーに僕を座らせる。僕は引っ張られるままに、手を取られ、マッサージチェアーに崩れ落ちるように座った。
「使い方、わかる・・・ここを押して、こうするんだ・・・」と渡辺さんは、マッサージチェアーの電源を入れながら、何かをセットし始める。
座らせられたマッサージチェアーは最新型のようで、大きな椅子の右上に備え付けられたリモコンのスイッチには無重力やリラックスなどの文字が書かれている。
僕はこれ以上、何も言葉にすることが出来ずにいた。自分では何一つ操作することなく、渡辺さんの好きなように任せておいた。
渡辺さんは独り言のように「どうせ、苦痛を味わうなら、筋肉を鍛える苦痛に超したものはないよ。その後のマッサージも最高だしね。」と言い、スイッチを入れた。
椅子は低く唸ると動き始めた。僕は手に持ったお酒のカップをあわてて、膝の上に置く。このマッサージチェアーは手のマッサージもしてくれるようで、両手を椅子の手も垂れに挟んでマッサージするようになっていた。
ゆっくりと低いモーター音が鳴り響き、椅子は僕の体格を測定し始める。そして、マッサージが始まった。渡辺さんが僕の為に選択したコースは無重力コースだった。
僕の体はだんだん椅子に沈み込み、すっぽりと椅子のレザーに包み込まれる。マッサージチェアーから微かな振動を感じる。その振動が続き、心地よいリズムで機械によるマッサージが始まった。
僕の体はマッサージチェアーにどんどん沈み込み嵌まって行く。
あぁ 何という心地よさ。
思わず、声が漏れそうになる。
ここに来て、今まで抑えていた眠気が、僕を一気に襲う。連日、連夜の徹夜続きで、夕べも一睡もしていない。僕の意識が眠りの世界へと吸い込まれるのは数分とかからなかった。
意識が遠のくのと同時に、僕の体はマッサージチェアーに更に沈み込み、深い、深い闇へと落ちて行った。
僕は、積み込みをした時のメンバーの1人が声を掛けてきたことに気が付く。
フクロウに似た小太りの黒縁眼鏡をかけた鈴木氏が言っていた、「上腕クラブ」のメンバーの一人だ。
その男性は、還暦間近に見える。頭は禿げ上がり、中肉中背。脂ぎった臭いがする。いかにも労働者という感じだった。
この店の店員と、お揃いの茶色のエプロンを着け、胸元には、「渡辺」という名札がつけられている。その「渡辺」という名札がついた男性は、また、僕の手元にポンっと何かを投げ渡す。
僕は、投げ渡されたものが、手からこぼれ落ちそうになるのをあわてて押さえる。手の中を見ると、そこにはワンカップの日本酒が入っていた。
僕は、何故、見ず知らずの人からお酒を手渡されるのか困惑した。もらう理由が無い。ここで飲めという意味なら、飲むわけには行かない。僕は、ここに車で来ている。僕は、そのワンカップを投げて渡した渡辺さんに、「車で来たのでお酒は飲めないのです。」と言い、返そうとした。
渡辺さんは、「どうせ帰れないよ、飲みな。これも何かの縁さ、再開に、乾杯しようぜ、それとも、69番は、こっちの方が良いのか」と言い、片手に二つ持ったドリンクカップを見せた。
カップにはそれぞれにホエイプロテインとBCAA アミノバイタル グレープフルーツ味と書かれていた。
それから、渡辺さんは、家電コーナーに並べられたいくつかのマッサージチェアーの中の1台にドカッと腰を下ろす。
マッサージチェアーの前には、数台のテレビが展示されていた。
展示品のテレビは点いていなかったが、その中に置かれた、一際、大きなテレビの画面だけ点いていた。
その大型テレビのモニターにはサッカーの試合が映し出され、歓声が聞こえていた。
僕は渡辺さんに「いや、すみませんがお気持ちだけで結構です。私は時計の修理を待っているだけなので、電池交換が終わったら、家に帰らないといけないのです。車で来ていますのでお酒は飲めないです。筋肉を付けるつもりも無いのでプロテインも必要ないです。」と相手が気分を害さないように出来るだけ配慮しつつ断った。
渡辺さんは「へー・・・じゃー、なんで、さっき、荷物運びを手伝ったんだい。自分の得にもならないことに手を出すなんて、お前、変わったやつだな。まぁ、いいや、俺は上腕クラブの主任で出入荷担当だからさ、手伝ってくれたお礼に、時計の電池交換が終わったか聞いてみてやるよ」と言うと、持っていた携帯でサービスカウンターへ内線を掛けた。
「もしもし、上腕の渡辺だけど、時計の修理を出した69番さんの時計は動くようになったか?」と受話器の向こう側の誰かに訊く。
渡辺さんはしばらく黙って握り締めた受話器の向こう側の声に耳を澄ませていた。相手から何かしら返答があったようで、受話器に向かって
「うん、うん わかった。じゃー そうー伝えておく」と言い電話を切る。
渡辺さんは僕を見ると、「古い時計が刻んだ時間なんて忘れちまいなよ・・・あんたが前に進まない限り、修理はまだだって」と意味不明のことを言った。
そして、そういい終わるとワンカップの蓋をあけて飲み始めた。
「いやぁー うまい 筋トレの後には、これだよ。薬屋の脇にある倉庫にロスする予定の廃棄分が沢山あるから、あんたも、ここにいる間に好きなだけ飲むといいよ。」と言い、テレビで放映されているサッカーの試合を見入り始めた。
僕は、彼が言った言葉がどういう意味なのか気になった。その意味を聞こうと思ったが、渡辺さんはサッカーの試合に夢中で声を掛けても返事は無いように思えた。彼が言ったことの意味は分からないが、ここで、時間を無駄にするわけにはいかない。僕は、お礼を言い、この場を立ち去ろうと思った。
「時計の修理の状況を調べて頂いてありがとうございます。僕は時計の修理はカウンターで待ちます。あの。それと、さっき、僕が参加した、荷物運びが上腕クラブという、クラブの集まりである、と言うことは、鈴木さんという方から聞きました。
僕は、たまたま、皆さんがお荷物を運んでいる時に、その脇を通り過ぎたのです。そして、いつの間にか、お仲間に入っていました。サークルのおじゃまをするつもりは無かったのです。すみません。僕は、この店の客で上腕クラブのメンバーでは無いのです。」と言った。
「へー。そうだったの。まぁ 色々なクラブがあるからね。良かったらうちのクラブに入れば良いよ。何処かしらに所属することになると思うし、あぁ、でも、生き地獄系のクラブは止めた方が良いよ。余計なお世話かもしれないけれど、ありゃシンドイからね。どういうわけか、中央に行きたがるやつほど、生き地獄系クラブを選ぶんだよな。」と言う。
僕は「生き地獄系のクラブ・・・」と呟く。
すると、突然、渡辺さんは、僕の手をつかみ、ひっぱった。
そしてマッサージチェアーに僕を座らせる。僕は引っ張られるままに、手を取られ、マッサージチェアーに崩れ落ちるように座った。
「使い方、わかる・・・ここを押して、こうするんだ・・・」と渡辺さんは、マッサージチェアーの電源を入れながら、何かをセットし始める。
座らせられたマッサージチェアーは最新型のようで、大きな椅子の右上に備え付けられたリモコンのスイッチには無重力やリラックスなどの文字が書かれている。
僕はこれ以上、何も言葉にすることが出来ずにいた。自分では何一つ操作することなく、渡辺さんの好きなように任せておいた。
渡辺さんは独り言のように「どうせ、苦痛を味わうなら、筋肉を鍛える苦痛に超したものはないよ。その後のマッサージも最高だしね。」と言い、スイッチを入れた。
椅子は低く唸ると動き始めた。僕は手に持ったお酒のカップをあわてて、膝の上に置く。このマッサージチェアーは手のマッサージもしてくれるようで、両手を椅子の手も垂れに挟んでマッサージするようになっていた。
ゆっくりと低いモーター音が鳴り響き、椅子は僕の体格を測定し始める。そして、マッサージが始まった。渡辺さんが僕の為に選択したコースは無重力コースだった。
僕の体はだんだん椅子に沈み込み、すっぽりと椅子のレザーに包み込まれる。マッサージチェアーから微かな振動を感じる。その振動が続き、心地よいリズムで機械によるマッサージが始まった。
僕の体はマッサージチェアーにどんどん沈み込み嵌まって行く。
あぁ 何という心地よさ。
思わず、声が漏れそうになる。
ここに来て、今まで抑えていた眠気が、僕を一気に襲う。連日、連夜の徹夜続きで、夕べも一睡もしていない。僕の意識が眠りの世界へと吸い込まれるのは数分とかからなかった。
意識が遠のくのと同時に、僕の体はマッサージチェアーに更に沈み込み、深い、深い闇へと落ちて行った。
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