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買い物は世界を救う
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園芸館に向けて歩いていると、僕の目の前を、白いワイシャツに黒いズボンを履いた男達の集団が通り過ぎて行った。
男達の顔は、何年もの間、水を与えられていないように乾ききり、干からびた干し魚のように見えた。見ようによっては、軒下にブラ下げられている、村上の鮭のように、いぶし銀にひかり輝き、知性という栄養は蓄えられているようにも見える。
彼らは、薄暗い店内を一列に並び、連れだって歩く。その男達の中の1人が、通り過ぎ際に、僕の目の前で何かを落とした。男性が落としたものは、通路を跳ね返り、棚と棚の間の通路に転がっていった。しかし、その男性は、落とした物のことに気が付かず、干し魚の行列に遅れないように、そそくさと歩いて行ってしまった。
僕は男性が落とした物の場所に駆け寄り、それを拾い上げる。それは、ペンだった。僕は、ペンを男性に渡そうと、後を追いかける。
しかし、男達の歩くスピードは異常に早く、あっと言う間に、棚と棚の間の通路へ、次から次へと姿を消してしまった。ペンを落とした男性が棚と棚の間に消えた後、僕はその場に立ち尽くした。なんて、足が速いのか。彼らは何処に行ってしまったのだろう。
僕は拾ったペンを見つめた。
僕が、拾い上げた白いペンには、何やら文字が刻まれている。
その文字を読んでみると、
「買い物は世界を救う」
と書かれている。
会計の時にでも、レジの人に拾った、と言って渡すことにしようと思い、ペンを自分の上着の胸ポケットにしまう。そして、僕はまた歩き出す。
歩き始めてすぐに、車用品を扱っている売り場があった。その売り場の入り口には小さく仕切られたスペースがあり、ゴコショ・タイヤサービスという名前の看板が掲げられていた。テナントとしてタイヤ専門店が店を構えているようだ。それは、聞いた事の無いメーカー名だった。しかし、僕は元来、そういうことには疎い。きっとこれだけ大きな店を構えられるのだから、それなりに有名なのだろう。
中を覗くと、店先に居た真っ白なロボットが僕に気がつき、挨拶をして迎えてくれた。時代はここまで来ているのか、と僕は驚く。そこに有ったのは、田舎のホームセンターには不釣合いなAIロボットだったからだ。でも、僕はAIロボットと会話することなく先を急ぐ。
車用品の売り場の隣には工具の売り場があった。数人のつなぎの作業服を着た男達が、棚に向かって品定めをしている。彼らはお客のようだ。この工具売り場には、随分と専門的な商品が色々と揃っていた。僕も見たい衝動に駆られたが、まずは、するべきことをしてから、また見に来ようと思い前に進む。通路の先には、工具部品や塗装や梱包資材の売り場が続いた。
僕は住宅建材の売り場まで辿り着く。ここまで歩くのに随分と時間がかかった。ペットショップがある入り口からはかなりの距離がある。とっても大きなホームセンターだ。同じ市内に住んでいながら、今まで、一度も立ち寄ったことが無かったのが不思議な感じがする。
だいたい、「ざんまい」と言う地名のエリアに足を踏み入れるのは初めてで、三昧インターがあるのも、今日、初めて気が付いたくらいだ。
このホームセンター内にある店は殆どがテナントで入っているようだった。僕にとっては聞いたことの無いメーカーばかりだった。発展途上国の製品を多く扱っているからかネーミングもアジア的ではあるが面白い。
僕は塗装と建材売り場まで来て、一旦、足を止める。右手に見える塗装用品の売り場にも専用のサービスカウンターがあった。カウンターの向かいは建材置き場で、左手は網戸の展示コーナーがある。塗装用カウンターの上にはゴシキカイ塗装・看板製作店と看板が掲げられていた。ここもテナントで入っているペンキ店のようだった。カウンターの中は誰も居ない。カウンターの上には、電源が入ったままのパソコンが置かれ、「色彩の調合を致します。」と書かれたポップがある。その脇には「御用の方は、このスイッチを押して下さい」とかかれた案内と共に大きなボタン式の呼び出しスイッチが置かれていた。塗装売り場には一斗缶に入れられた様々な色のペンキがあった。そして色々のサイズの筆や刷毛と一緒に、外壁用の塗料や用途別の塗料も並べられていた。
それと並行した棚の反対側には室内用のタイルも展示されている。展示されているタイルとペンキが並べられている棚の側面に立体の様々な模様が施された漆喰の壁のパーツが飾られ、外壁なのか室内用なのか壁の模様の提案がされている。更に奥には、ドアの展示コーナーと荷物の搬出場所に繋がる通路があるようだったが、僕は奥には進まなかった。僕は塗装カウンターに行く手前の通路を左側に曲がって進むことにする。
左に曲がるとその先には、大きな長いカウンターが見えた。その長いカウンターの後ろの壁にはプロカウンターと書かれた看板が掲げられていた。そして、カウンターの奥には事務所があり、人が出入りしている姿が伺えた。
茶色の制服を着た男性が二人、カウンターに備え付けられているレジの前に立っている。立ち姿は、中国の兵馬俑のように直立不動で、店員達は、真っ直ぐ一点を見つめ動かない。ある者は手を股のあたりに置いている。また、ある者は胸の前で両手を交差し、しっかりと何かを抱くような立ち姿でいる。
彼らの立ち姿は仏像のオブジェのようにも見える。僕は、彼らの前を通り過ぎる。二人の男達は一声に「いらしゃいませ」と声をかけて来た。
僕は彼らの方を見て軽く会釈をする。まっすぐ前を見て、前に進もうとすると進行方向の壁一面、プラスチックの塩ビパイプが並んでいるのが見える。その左手には外に通じる出入り口があり、右に行くと、加工所とかかれた看板があった。加工所の前には天井まで届く大きな白い扉があり、脇にガラス張りで出来た小さな自動ドアがある。どちらに進むか、少し迷ったが、加工所近くの通用口から隣の建物に行くことにして、僕はガラス張りの自動ドアを通った。
自動ドアを抜け外へ出ると、屋根が付いた倉庫のような場所に出る。出て直ぐ、目の前には大きさの違う木製のフェンスが並べられていた。フェンスの前には、やはり、大きさの違う木製の縁台がいくつも置かれている。
向かって右側を見上げると、広々とした倉庫の屋根が続いているのが見える。そして、その下には、様々な商品が置かれていた。白い扉の前は広い通路があり外に向かい続いている。その中央の通路を挟み、右側の足元には袋詰めされたものが並べられている。袋にはセメントや砂などの文字が印刷されているのが見える。反対の左手側にも、やはり大袋に入れられたものが並べられ、袋には、888や444などの記載がされている。尿素や、牛糞、鶏糞などの文字も見える。肥料がパレットの上に山積みになっているようだ。
積み上げられた肥料の合間から、駐車場に向かう方向に「会計所」と赤い文字で書かれた看板が見える。その看板の下には、窓付きの小屋のような建物が見える。まだ、誰も居ないようで、小屋の窓から、うかがえる室内は電気が点いていない。窓の前には「停止中」の看板が出ていた。その小屋の脇には鉄でできた門が付けられ扉は閉まっていた。道を挟んだ会計小屋の向かいには別の建物があるのも見える。
僕は、倉庫の右手奥を再び見る。倉庫の屋根の外には、会計小屋の向かいに見えた建物と繋がっている、別棟の建物が、建物続きで広がり、その建物の奥にも、また屋根のある大きな倉庫のようなものが見える。その下には、様々な花々や木々がびっしりと綺麗に並べられていた。
更に、奥には袋詰めにされたものが、美しく整った列を揃え積み上げられている。建物と外を遮断する境界線の突き当たりの壁には、壁一面に微細画のようにレンガが張り巡らされ並んでいるのが見える。思ったより大きな建物だ。多分、今いる場所から見える、建物全体が園芸館である。
僕はその建物に通じる道、道と言うより空間、または、広場のような場所を通り抜け、隣の園芸館に行こうと歩き出す。
男達の顔は、何年もの間、水を与えられていないように乾ききり、干からびた干し魚のように見えた。見ようによっては、軒下にブラ下げられている、村上の鮭のように、いぶし銀にひかり輝き、知性という栄養は蓄えられているようにも見える。
彼らは、薄暗い店内を一列に並び、連れだって歩く。その男達の中の1人が、通り過ぎ際に、僕の目の前で何かを落とした。男性が落としたものは、通路を跳ね返り、棚と棚の間の通路に転がっていった。しかし、その男性は、落とした物のことに気が付かず、干し魚の行列に遅れないように、そそくさと歩いて行ってしまった。
僕は男性が落とした物の場所に駆け寄り、それを拾い上げる。それは、ペンだった。僕は、ペンを男性に渡そうと、後を追いかける。
しかし、男達の歩くスピードは異常に早く、あっと言う間に、棚と棚の間の通路へ、次から次へと姿を消してしまった。ペンを落とした男性が棚と棚の間に消えた後、僕はその場に立ち尽くした。なんて、足が速いのか。彼らは何処に行ってしまったのだろう。
僕は拾ったペンを見つめた。
僕が、拾い上げた白いペンには、何やら文字が刻まれている。
その文字を読んでみると、
「買い物は世界を救う」
と書かれている。
会計の時にでも、レジの人に拾った、と言って渡すことにしようと思い、ペンを自分の上着の胸ポケットにしまう。そして、僕はまた歩き出す。
歩き始めてすぐに、車用品を扱っている売り場があった。その売り場の入り口には小さく仕切られたスペースがあり、ゴコショ・タイヤサービスという名前の看板が掲げられていた。テナントとしてタイヤ専門店が店を構えているようだ。それは、聞いた事の無いメーカー名だった。しかし、僕は元来、そういうことには疎い。きっとこれだけ大きな店を構えられるのだから、それなりに有名なのだろう。
中を覗くと、店先に居た真っ白なロボットが僕に気がつき、挨拶をして迎えてくれた。時代はここまで来ているのか、と僕は驚く。そこに有ったのは、田舎のホームセンターには不釣合いなAIロボットだったからだ。でも、僕はAIロボットと会話することなく先を急ぐ。
車用品の売り場の隣には工具の売り場があった。数人のつなぎの作業服を着た男達が、棚に向かって品定めをしている。彼らはお客のようだ。この工具売り場には、随分と専門的な商品が色々と揃っていた。僕も見たい衝動に駆られたが、まずは、するべきことをしてから、また見に来ようと思い前に進む。通路の先には、工具部品や塗装や梱包資材の売り場が続いた。
僕は住宅建材の売り場まで辿り着く。ここまで歩くのに随分と時間がかかった。ペットショップがある入り口からはかなりの距離がある。とっても大きなホームセンターだ。同じ市内に住んでいながら、今まで、一度も立ち寄ったことが無かったのが不思議な感じがする。
だいたい、「ざんまい」と言う地名のエリアに足を踏み入れるのは初めてで、三昧インターがあるのも、今日、初めて気が付いたくらいだ。
このホームセンター内にある店は殆どがテナントで入っているようだった。僕にとっては聞いたことの無いメーカーばかりだった。発展途上国の製品を多く扱っているからかネーミングもアジア的ではあるが面白い。
僕は塗装と建材売り場まで来て、一旦、足を止める。右手に見える塗装用品の売り場にも専用のサービスカウンターがあった。カウンターの向かいは建材置き場で、左手は網戸の展示コーナーがある。塗装用カウンターの上にはゴシキカイ塗装・看板製作店と看板が掲げられていた。ここもテナントで入っているペンキ店のようだった。カウンターの中は誰も居ない。カウンターの上には、電源が入ったままのパソコンが置かれ、「色彩の調合を致します。」と書かれたポップがある。その脇には「御用の方は、このスイッチを押して下さい」とかかれた案内と共に大きなボタン式の呼び出しスイッチが置かれていた。塗装売り場には一斗缶に入れられた様々な色のペンキがあった。そして色々のサイズの筆や刷毛と一緒に、外壁用の塗料や用途別の塗料も並べられていた。
それと並行した棚の反対側には室内用のタイルも展示されている。展示されているタイルとペンキが並べられている棚の側面に立体の様々な模様が施された漆喰の壁のパーツが飾られ、外壁なのか室内用なのか壁の模様の提案がされている。更に奥には、ドアの展示コーナーと荷物の搬出場所に繋がる通路があるようだったが、僕は奥には進まなかった。僕は塗装カウンターに行く手前の通路を左側に曲がって進むことにする。
左に曲がるとその先には、大きな長いカウンターが見えた。その長いカウンターの後ろの壁にはプロカウンターと書かれた看板が掲げられていた。そして、カウンターの奥には事務所があり、人が出入りしている姿が伺えた。
茶色の制服を着た男性が二人、カウンターに備え付けられているレジの前に立っている。立ち姿は、中国の兵馬俑のように直立不動で、店員達は、真っ直ぐ一点を見つめ動かない。ある者は手を股のあたりに置いている。また、ある者は胸の前で両手を交差し、しっかりと何かを抱くような立ち姿でいる。
彼らの立ち姿は仏像のオブジェのようにも見える。僕は、彼らの前を通り過ぎる。二人の男達は一声に「いらしゃいませ」と声をかけて来た。
僕は彼らの方を見て軽く会釈をする。まっすぐ前を見て、前に進もうとすると進行方向の壁一面、プラスチックの塩ビパイプが並んでいるのが見える。その左手には外に通じる出入り口があり、右に行くと、加工所とかかれた看板があった。加工所の前には天井まで届く大きな白い扉があり、脇にガラス張りで出来た小さな自動ドアがある。どちらに進むか、少し迷ったが、加工所近くの通用口から隣の建物に行くことにして、僕はガラス張りの自動ドアを通った。
自動ドアを抜け外へ出ると、屋根が付いた倉庫のような場所に出る。出て直ぐ、目の前には大きさの違う木製のフェンスが並べられていた。フェンスの前には、やはり、大きさの違う木製の縁台がいくつも置かれている。
向かって右側を見上げると、広々とした倉庫の屋根が続いているのが見える。そして、その下には、様々な商品が置かれていた。白い扉の前は広い通路があり外に向かい続いている。その中央の通路を挟み、右側の足元には袋詰めされたものが並べられている。袋にはセメントや砂などの文字が印刷されているのが見える。反対の左手側にも、やはり大袋に入れられたものが並べられ、袋には、888や444などの記載がされている。尿素や、牛糞、鶏糞などの文字も見える。肥料がパレットの上に山積みになっているようだ。
積み上げられた肥料の合間から、駐車場に向かう方向に「会計所」と赤い文字で書かれた看板が見える。その看板の下には、窓付きの小屋のような建物が見える。まだ、誰も居ないようで、小屋の窓から、うかがえる室内は電気が点いていない。窓の前には「停止中」の看板が出ていた。その小屋の脇には鉄でできた門が付けられ扉は閉まっていた。道を挟んだ会計小屋の向かいには別の建物があるのも見える。
僕は、倉庫の右手奥を再び見る。倉庫の屋根の外には、会計小屋の向かいに見えた建物と繋がっている、別棟の建物が、建物続きで広がり、その建物の奥にも、また屋根のある大きな倉庫のようなものが見える。その下には、様々な花々や木々がびっしりと綺麗に並べられていた。
更に、奥には袋詰めにされたものが、美しく整った列を揃え積み上げられている。建物と外を遮断する境界線の突き当たりの壁には、壁一面に微細画のようにレンガが張り巡らされ並んでいるのが見える。思ったより大きな建物だ。多分、今いる場所から見える、建物全体が園芸館である。
僕はその建物に通じる道、道と言うより空間、または、広場のような場所を通り抜け、隣の園芸館に行こうと歩き出す。
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