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【後日談】第31話※ コンラート君を囲む会(2)

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 アールトは手早く衣服を脱ぎ捨てると、前戯も何もなく、いきなり長大エルフチンポを突っ込んで来た。

「あっ、ひっ、あえ?ゆめ…?」

「そうさ夢だとも。高貴な私の寵愛を受けるなど、尊くて夢のようだろう?」

「なんら、ゆめかっ♡エルフちんぽ、てぇてぇっ♡」

 ディルクとフロルに散々メスイキさせられたからだろうか。疲れて朦朧としているせいか、工房でもないのに、アールトの淫夢を見ている。十分に解れたケツに、カリのない長いちんぽがぬぐぬぐと押し込められ、何往復かで最奥まで到着した。

 とちゅん。

「あひァ♡」

「全く、この淫乱マンコには手を焼いたものだ。さあ、今日も一から淫紋を刻んでやらねばな」

 夢の中のアールトは不敵に笑いながら、ゆるゆると腰を揺する。この奥ってのが厄介なんだ。ディルクみたいにボコボコにされて、一気にアクメまで持って行かれるのも困るんだけど、ゆっくり繰り返しノックされると、快感が蓄積されて逃げられなくなる。てか、

「ち、ちやいましゅ♡マンコ、マンコちや、ウ”ギッ!!」

 ビリビリ!

「やかましい!いつまでオスのつもりだ。何度も言わせるな」

 いつもの如く、乳首に結構な電撃を喰らう。これが痛みと快感をもたらすだけでなく、EMSトレーニングのように筋肉を収縮させ、強制的にケツ穴を締め上げて、甘イキさせられる。その間にも、アールトは俺の下腹に優雅に指を滑らせ、鈍く光る指先で卑猥な紋章を描いていく。これ、毎回夢で見るシーン。だけど起きたら消えてるから、やっぱ夢だよな。

「全く。お前と来たら、アーティファクトで毎回消してしまうからな。———だがしかし、見ろ。何度も描き直したお陰で、お前のメス穴はすっかり私好みのマンコに仕上がっているだろう」

 彼は最後の一筆をツッとなぞり、「これでよし」と呟いた後、てのひらかざして魔力を込めた。ヴン…という微かな振動音と共に、はらん中がじんわり熱くなる。何故かケツから愛液が溢れ、結合部がトロリと濡れて、アールトの抽送が滑らかになって…あー、気持ち良い。

「は♡、あは♡、きもちッ♡、きもちぃ♡」

「ふふ。淫紋は消せても、覚え込ませた快楽は忘れられまい。さあ、服従しろ。お前のマンコは?」

「おえ♡、おえの、マンコッ♡、アールト、しゃまのッ♡、はへ♡」

 ぬくぬくと出入りするエルフちんぽが気持ち良い。まるで本当にマンコになったみたいだけど、これは夢の中だからセーフ。

「何がおエルフ様だ。あのジジイ、顔以外に良いとこなんかひとっつもねェぞ」
「エルフってどいつもこいつもアレだけど、純血のハイエルフってホント救いがないよねぇ♪」
「王家が傲慢な森人エルフ嫌厭けんえんしていたのは知っていたが、まさかここまでとは」

 今日の夢は特別だ。外野からディルクたちの声がする。

「ハハハ、何とでもホザけ、負け犬どもめ。既にコンラートは私のもの。そこで吠え面をかいていろ。———コンラート。お前は里に連れ帰り、仮胎かりばらを授けてやろう。私の子をたんと産むがいい。光栄だろう?」

「ほえ?♡、しゅっさ、プレぃ♡、てぇてぇ♡」

 いいな、出産プレイ。薄い本でよく見るヤツ。現実世界でそんなこと言ったら奥さんに殺されるが、オークになぶられてアクメしながら出産とかたぎる。綺麗なエルフのお姉さんが、ぐっちゃぐちゃに犯られちゃうんだろうな。ぐへへ、てぇてぇ。

「ちょっと待て。仮胎だと?俺のガキ孕ませ放題じゃねぇか!」
「僕とコンラートなら、可愛い子が産まれそうだね♪」
「やはりクーノは、私の子を産む運命だったのだ。ああ、クーノ」

 何で俺が産む流れになってんだろう。産めるわけねぇじゃん。俺オスだし。だけど、奥を繰り返し突かれて、もうずっとアクメが止まらない。トントンやめて。ああ、来る、来る…

「おグ♡、も♡、オグらめッ♡、オグらめッ♡、オッ…♡、グゥッ…♡」

「さあ、そろそろ仕上げと行くか。そら、高貴なる私の子種で、孕めッ!」

 ああ、パンパン来た!パンパン来た!奥ずんずんしないで!ずんずん、ああっ、来ちゃう、

「ギッ…ぢャ…!!!♡♡♡」

「くッ…!」

 いつも穏やかなアールトが、悪代官みたいな顔でドSセックスして、最後は獣のようにガツガツ追い込んで、なりふり構わず種付け。毎度毎度、夢がエロいったらない。まあどうせ夢だし、多少メスイキしたって、気持ち良いしオールオッケーだ。ふああ、オス臭いおエルフ様もふつくしい。てぇてぇ…。



「ふん。まあ勝負は既に付いたようなものだが、これでもまだ挑む者がいると?」

「…貴様のような愛のない男に、断じてクーノは渡せない」

 ほえ。夢の中なのに、王子がベッドに上がって来た。

「ははは、貴様。そのような粗末なもので?身の程を知らぬとは正にこのこと」

 あ、アールト、やめたげて。そこのサイズに触れられるの、地味に凹むから。

「御託はいい。私とクーノの愛の絆、今こそ見せてやる。さあ、クーノ」

 朦朧とベッドにへばっている俺を、殿下はころりと裏返す。そしてやおら腰を掴むと、バックからいきなり突っ込んで来た。

「お”…ッ♡」

「ああ、クーノ。野蛮な巨根に乱雑に犯されて。私だけがお前を天国に導いてやれる」

 ぬちぬちぬちぬち、パンパンパンパン。開始早々、いきなりギアを上げて高速運行だ。

「おま、何見てたんだよ。あんだけ善がってアヘってたろうが!」
「前戯も何もなくいきなり突っ込んで、殿下が一番乱雑じゃん♪」
「何が愛の力だ、ドブネズミめ。短小な上に淫技もおろそかなど、話にならんわ」

「ほう。僅かですが常時魅了のパッシブスキルですね。さすが勇者といったところでしょうか」

 外野から怒涛のツッコミ。てかこれ、夢じゃなかった?何故アールトの後に殿下。それより、散々メスイキさせられて腫れ上がった前立腺が、ダイレクトに刺激される。ヤバい。

「あっやぁん♡、れんかッ♡、しょこ♡、しょこばっか♡、らめぇ♡」

「殿下ではない。ジャック、だ」

 パチン

「あへぇ!♡」

 執拗に前立腺を狙われたところにスパンキングで、一瞬でアクメ。散々絞り尽くされたちんこから、透明の汁がぴゅるっと飛び出る。後はもう、イキっ放しだ。だって、ずーっと前立腺を殴られてんだもん。降りて行きようがない。

「あんッ♡、あんッ♡、あんッ♡、あんッ♡、」

 ギシギシとベッドの軋む音と一緒に、だらしなく唾液をこぼす俺の口から、ひっきりなしに嬌声が漏れる。ああ、これがギシアンだな、なんてぼんやり思いつつ。だって止まらないんだ。全速力で、バックからそこばっか突かれて。

「おい嘘だろ。あんな粗チンでイきまくってるとか」
「コンラートの才能を舐めてたよ。根っからのビッチなんだねぇ」
「ネズミ…お前、何でもいいのか…」

「感じているな、クーノ。さあ、お前に見せたいものがあるんだ」

 彼は腰を振りながら、脱ぎ捨てた上着から何やら取り出した。

 かぽり。ヴーン。

「ひあああああッ♡♡♡」

 俺のちんこに被されたのは、いつぞや俺が彼の前で披露したオナホ。

「ふふ、気に入ったか。お前が残して行ったものを、改良してみた」

「お”おおおおッ!!!お”おおッ!!!吸”わ”れ”ッ!!!」

 改良どころじゃない。尋常じゃない吸引力に、絶妙な振動、うねり。更に先端には、乳首吸い機のペロペロ機能が付いている。ちょっ、彼の前で見せたのは基本の仕組みだけなのに、ほんの短期間でこんな魔改造…!

「そしてこっちもだ」

「に”ぃい”い”い”!!!ヂグビ!!!ヂグビィィ!!!」

 俺は背筋をピィンと弓なりに反らし、激しく絶頂した。こんなの無理だ。乳首とちんことケツから、アホみたいな快感。発情期のメスネコのような濁声だみごえで、全力で吠える。

「くァッ…!クーノッ!」

 殿下は指がめり込むほど俺の腰を掴み、グイッ、グイッと打ち付ける。終わったみたいだ。だけど、終わったんならオナホ取ってくれ。乳首も、乳首も、ああッ無理ッ…

「あひィッ♡、と、取”っでッ…取”ッ、ん”あ”あ!!!」

 ぬちぬちぬちぬち、パンパンパンパン。

「あってめ、一人一回だぞ!」

「イッてない!」

 ディルクのツッコミ。王子は即座に否定する。だけど今イッたよね?

「絶対イッたじゃん」

「イッてない!!」

「さっさと終わらんか、ドブネズミ!」

「イッてない!!」

 その間にも、俺のケツはパンパンと元気良く掘られ、ちんこと乳首はブンブン吸われ続けている。

”め”れェ!!!られが、ろ”め”れぇェ!!!」

 俺の叫びに誰一人として耳を貸さず、俺はそのまま三度ほど注がれた。



如何いかがでしたでしょうか」

 ベッドの上でボロキレのように横たわる俺に、ベルタから無機質なお声が掛かる。

「ハッ、そんなモン、俺に決まってっだろ。なァ?」

「んもう♪ 僕に決まってるじゃないか♪ ねッ♪」

「私だろう?コンラート」

「さあクーノ。共に王都へ帰ろう」

 ぼんやりと見上げると、4人のイケメンフェイスに4本のちんこ。

「…何で…」

「何で、とおっしゃいますと」

「…俺、普通に女の子が好きって言いましたけど…」

 言った。俺、最初に言ったよ?

「つまり、どなたも選べないと。皆様、コンラート様はこうおっしゃってますが」

 水を打ったように広がる静寂。普段の俺なら、耐え切れずに口火を切って場を執り成すところだが、今はもう、指一本動かせない。

「…っち。しゃぁねぇなぁ…」

 静寂を破ったのは、ディルクだった。

「コンラート。お前ェが誰も選べねェのは分かった。悪かった」

 彼はどっかとベッドに腰を下ろし、俺を抱き上げてすっぽりとハグした。疲れ切っていた俺は、気弱になっていたせいか、何となく鼻の奥がツンとする。

「もうやらぁ…。俺、もう掘られたくないぃ」

「もう。可愛いなぁ、コンラートは♪」

 ディルクの胸に身体を預けた俺の背後から、フロルが優しく髪を撫でる。そんなことされると、つい弱った涙腺が決壊してしまう。

「疲れてしまったのだね、コンラート。さあ、これをお飲み」

 アールトが慈愛の微笑みで、美しい小瓶を唇に当て、きらきらした液体を流し込む。爽やかな風味が、張り詰めていた心と身体を癒してくれる。

「ああ、クーノ。お前はいつだって愛らしい」

 そんな俺の側にイケメン王子がはべり、まるでお姫様にするように俺の手を取り、甲に口付ける。俺が女だったら、こんな美味しい逆ハーは無いだろう。しかし俺はオスだ。どうしてこうなった。とりあえず、このトンデモ輪姦劇が終わって、安堵感が半端ない。途中夢かどうか分からない部分もあったが、犬に噛まれたと思って忘れよう。

「さあて、そんじゃ気合い入れて、第二ラウンド行くかァ」

 ———は?

「よぉし、腕が鳴るね♪」
「しつこいドブネズミ共だ。蹴散らしてくれる」
「望むところだ」

「では事前の取り決め通り、第二回戦は混合戦となります」

「え?」

「はっはァ。やっぱお前ェの泣き顔はソソるぜェ」

 ぬちょっ、ズブリ。

「がッ!!!」

 メリメリ、メリメリ。え、ちょ、嘘、なんッ…

「さあ、咥えて♪ コンラート、上手でしょ♪」

「おゴ!!!」

「さあ、淫紋で善がり狂うがいい」

 ヴン。

「余も全力でもってお前を愛そう」

 カチリ、ブブブブブ。

「ン”ゴン”ン”ン”!!!おブッ、ん”ゴ、ン”ボァ!!!」

 背後からディルクにぶっすり刺され、上からフロルにブツを突っ込まれ。下腹の淫紋に魔力が注がれて、ケツがマンコのように濡れて震える中、乳首とちんこには魔改造のおもちゃ。

 二回戦、とは。
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