【R18BL】転生したらドワーフでした【後日談更新中】

明和里苳

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第23話※ 歯車

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 後宮に転がり込んで、もうすぐ1ヶ月。思えば、8日目には王太子殿下のお手つきになり、9日目に側室にすると陛下とお妃様に宣言。10日目に王太子妃殿下と謎のお茶会。その後は延々殿下のお相手をしつつ、余った時間でアイリーン妃殿下におもちゃを献上。それがことほか喜ばれ、ちらほら注文が入るようになり、しかし毎日ジャック様のお相手でへろへろの俺、もう最近は伯爵領の花街で買ってくれって断っている。一個や二個ならともかく、十個も二十個も手に負えない。てか、その評判って一体どっから。妃殿下がお茶会でバイブ持ち込んで、「これいいですわよ」って広めたりすんの?それとも部屋の隅で控えた侍女とかが?いかん、想像しちゃ駄目だ。お貴族様の世界、平民の俺にはハードルが高すぎる。

 そんな俺は、あれから尻の穴の乾くいとまのない生活をしている。最初の頃に作ったおもちゃは既に用を為さず———あれ、いつの間にか、どっか行ったな。やたら注文が入るようになったし、サンプル品にでもなってるんやろか———隙あらばロイヤルちんぽが差し込まれ、あんあんとメスイキに忙しい。俺、頑丈なドワーフで良かった。人間だったらとっくにケツが死んでる。一方、殿下の方もロイヤルご子息がヒリつくんじゃないかと思うのだが、王家の特注ローションには、ポーションが配合されてるらしい。とんだ子作り仕様だ。

 彼の精力はバケモノじみている。延々と腰を振り続ける体力もさることながら、タマの生産能力、どうなってんの。そしてその貴重なロイヤル子種が、俺のケツの中へガンガン無駄撃ちされている。非常に勿体無いような、しかしやたらタネをばら撒かれたらもっと面倒なような。俺はちょうどいい生きたオナホなんだろう。

 なんか俺、もうケツに突っ込まれんの、慣れてきちゃった。前は「俺は童貞を捨てるんだ、メスなんてやだ」とか思ってたけど、平民の俺はどうしたってここから出られそうにないし、それより側室(?)になった方が、童貞を捨てられる可能性まである。人生割り切りが肝心だ。朝昼晩と掘られて、常に体力ゲージが赤いことさえ目を瞑れば、セックスは普通に気持ち良いし、殿下も楽しそうだし。そのうち飽きられれば、俺もお役御免だろうし、その頃には殿下も上達したテクで、他のお相手と楽しんでいることだろう。そしたら俺は、後宮の片隅で、ぷるぷるおっぱいちゃんと慎ましく愛を育てるのだ。

 うん。俺の未来は、思ったよりも悪くない。



「そこで鉛の玉に、ミスリルをちょこっと付けてみたんです」

「ほほう、それがこれか」

 目の前で鉛にミスリル片を溶接しながら、鉱山に持って行ったなんちゃってエアガンについて説明する。先日王太子殿下に渡したオモチャのエアガンがいたくお気に召したようなので、ならば実戦でどんなものをどう使ったのか、プレゼンすることにした。こうして気を逸らしておけば、セックスに持ち込まれるまでの時間稼ぎになる。殿下自身も、興味あるみたいだしな。

 彼は、自分の職務に関すること———外交のための語学や地理、社交の話題について行けるだけの経済や文化、そういったことには非常に詳しいが、それ以外のことはびっくりするほど知らない。確かに、庶民のことや魔道具のことまで知識を詰め込むと、頭がパンクしてしまうだろう。しかし彼は、こうして説明するとスルスルと理解するだけの頭脳を持ち、また知識欲や好奇心も旺盛だ。

 俺がどうにも腑に落ちないのは、これまでそれらの情報が、ほとんど彼の手元に届いていなかったことだ。知らないことには興味の持ちようがない。

 立派な執務室に対して、一切持ち込まれない仕事。彼の出番は、外交や会食など非常に限られたものだ。そして立派な書棚に対し、並んでいるのは貴族年鑑や王国史など、非常に偏った陳腐なものだけ。彼が手持ち無沙汰にたしなんでいるのは、侍女が用意したという恋愛小説だ。性教育だってそう。いや、王子自身がこれまで、宛てがわれた相手に対して喜ばせようとか奉仕しようとか、そういう発想が無かったのは仕方ない。だけど、こうしたらもっと気持ち良くて楽しいとか、誰か教えてやっても良かったんじゃないか。

 そうだ。それが俺の感じていた違和感。彼には、あらゆる情報が意図的に遮断されているように感じるのだ。

「あなたがたから見れば、私たち王侯貴族はさぞかし奇妙に見えるでしょう。しかし私たちは、所詮歯車。大きな時計の中の、ほんの部品の一つなのです。そこに感情などございませんの。上手く回らなければ、挿げ替えられるだけ」

 王太子妃殿下の言葉が思い出される。ひょっとしたら、いや、多分意図的に、彼女にも王太子殿下にも、子作り以外の役割は求められていないのかも知れない。それどころか、彼らを取り囲む者たちが、彼らに要らない知恵を付けないように、周到に立ち回っている。彼らは決して暗愚ではないが、暗愚であるように仕向けられている。そして彼ら自身も、それを受け入れて、周囲の期待通り、まるで暗愚であるかのように振る舞っている。なぜなら、

「さあ、このくらいにして。クーノ、そろそろ睦み合おうぞ」

「ひえッ?!」

 途中までなんちゃってエアガンの話で盛り上がっていたのに、そこからミスリルの採掘や生産、詳しい性質や込み入った話題になると、彼はさっさと話を切り上げて、セックスに持ち込もうとする。当然、俺たちの話題や行動は、常に護衛や侍女に監視されている。決して王太子殿下が辛抱たまらなくなってさかっているわけではない。と信じたい。

「あっ、あっ、駄目ですッ、今朝もあんなに…んあッ!」

「っはぁ、たまらぬ…!」

 ずちゅずちゅずちゅずちゅ、パンパンパンパン。

 背後から貫かれて、彼の表情を窺い知ることは出来ないが、さっきまであんなに目を輝かせて、未知の知識に耳を傾けていた。あれは多分、だ。いつも退屈そうに恋愛小説を読みながら、皮肉な笑みを浮かべている殿下に、出来ればもっと面白いこと教えてやりたいんだけども…。

「あ”あッ、しょこッ、ああああ、イッぐ…!!!♡」

「ははっ、善いのか、クーノ。ここか!」

 ああもう駄目だ。そこ、連続アクメスイッチ。イっちゃうから、駄目だってば!



 杞憂だと良かったのだが、俺の懸念は間違っていなかった。

「私たちは歯車。領分をわきまえるのが大事ですのよ」

 最新作のおもちゃをアイリーン妃殿下に献上しに訪れた時。彼女に小声で告げられた。「警告はしましたからね」だそうだ。次に、例の古参の侍女さんからも。

「お前はただ、坊っちゃまの寵を、唯々諾々と受けていれば良いのです。余計なことを考えないように」

 うん。これじゃあノーテク坊ちゃんが爆誕するよね。そして更に、殿下の執務室を出たところで、

「殿下に余計なことを吹き込まないように。執務に支障をきたし、お心を乱すような真似は慎むことだ」

 目つきの鋭いオッサンに、そう言われた。

 そんなこと言われてもな。俺は政治的なことはサッパリだし、殿下に知られては困るラインがどの辺か、全然分からない。しかし何度もそう当て擦られると、用心するしかないだろう。俺は、出来るだけ当たり障りのないように、ベーゴマもどきやカードゲームもどきなど、新しいおもちゃを作っては、殿下に披露することにした。



 ———のだが。

 今日の焼き菓子はオシャレだな、なんて思ってたんだ。ちょっとバラの香りのする、小ぶりなフィナンシェ。それを食べて、殿下が喉を抑え、そしてふらりと意識を失った。

「殿下!」

 俺は慌てて駆け寄ろうとしたが、護衛騎士が素早く殿下を横向きにして、慣れた様子で口に指を入れ、食べたものを吐き出させた。その間、部屋付きの侍女さんが侍医を呼ぶよう、外の騎士に取り継いだ。全てがあっという間だった。

 目の前で要人に毒が盛られ、暗殺される瞬間に立ち合い、俺はガタガタと震えるばかりだった。

 幸い、初動が良かったせいか、殿下の命に別条はなかった。侍医は素早く駆けつけ、解毒ポーションを処方し、安静にするように指示して去って行った。どうもみんな慣れてるっぽい。そんな、暗殺未遂とか、しょっちゅうあるんだろうか。

 しかし、ポーションを飲んだからって、ハイ治りました、とはならない。盛る方もプロだ。いくつかの種類の毒を配合したもので、毒に慣らした王族の意識を刈り取り、解毒に時間を要するらしい。仮眠室でこんこんと眠り続ける殿下に、為すすべもなく横で張り付きながら、周囲で公務の調整に文官がバタバタしているのを聞いている。俺は役立たずだ。こんなことが起こっても、何一つ出来ずに、ただ青白い殿下の顔を見ているだけ。枕元の丸椅子に、呆然と座り込む。

「分かったか。余計なことはせぬことだ」

 急に背後から囁かれて、ビクリと振り返る。毛足の長いカーペットが敷かれていて、気付かなかった。例の目つきの鋭いオッサンだ。彼は一瞬ニヤリと片頬を上げ、踵を返して音もなく去って行く。そして理解した。これは、殿下と俺に対する警告だと。

「私たちは、所詮歯車。ほんの部品の一つなのです。上手く回らなければ、挿げ替えられるだけ」

 王太子妃殿下のセリフが蘇る。



 文官や騎士たちが去った後で。俺は控室にある工房のデスクで、一心不乱に彫り物をしていた。俺は王宮の中を自由に歩く権利がない。許可がないと、後宮にも帰れない。そして殿下の暗殺未遂騒動で、みんなそれどころじゃない。言えば後宮まで連れて帰ってくれるだろうが、俺は敢えて執務室に残った。

 殿下が暗殺未遂に遭ったのは、俺のせいだ。俺が余計な知識を殿下に吹き込んだせいで、彼は排除され、挿げ替えられようとしていた。彼は無知で横柄、凡庸な王太子でいなければならなかったのだ。

 俺が彫り上げたのは、防毒・麻痺および状態異常回復の薬師如来と、精神異常無効の文殊菩薩。アールトに鑑定してもらった中で、暗殺を防げそうなものといえば、このくらいか。背面に梵字を彫り込み、真言を捧げて魂を吹き込む。ごめんよ、殿下。早く元気になってくれ。

 チャームを完成させて枕元に置くと、殿下の呼吸は落ち着き、顔色も少しマシになったように見える。もう深夜だ。いつもなら、月明かりの中で散々掘られてる頃だが、こうして寝顔を見ると、多少あどけない。だってまだ17だ。あっちじゃ、DKだもんな。悪いことした。



 翌朝、殿下はすっかり元気を取り戻したようだが、侍医の見立てにより、後宮で三日ほど公務を休むことになった。流石に毒を盛られた直後の性行為は、禁止されたようだ。俺は、チャームを肌身離さず持つようにお願いして、殿下と別れ、久しぶりにランドリー棟の自室で休んだ。

 それにしても。周囲の期待する役割から外れれば、王太子殿下すら排除され、挿げ替えられる。王宮って、何て恐ろしい所なんだろう。しかもあの時、もし俺が先にあの焼き菓子に口を付けていれば、俺がやられていたかも知れない。そして毒に当たったのが俺ならば、殿下のように救命措置など取ってもらえたろうか。

 そう思うと、急に寒気がしてきた。

 そうだ。あれは、無駄に知恵を付けた殿下に対する牽制ではなく、俺を排除するために盛られた毒だったのかも知れない。盛った方にしては、どっちに当たっても良かったんだろうけど。そして、もしその気になれば、即効性の強い毒で、確実に仕留めることもできるんだぞっていう。いや、毒だけじゃない。カーペットが敷いてあったとはいえ、あのオッサンは音もなく背後に忍び寄った。刺そうと思えばいくらでも刺せたはずだ。俺や殿下の命なんか、蝋燭を吹き消すよりも簡単に刈り取ることが出来るだろう。

 しかもだ。もし狙いが俺ではなく殿下単独だったとして、殿下亡き後、果たして俺は生かしてもらえるだろうか?王太子殿下の夜のお相手をするだけの、何の後ろ盾もない、亜人種の平民。俺が他の王族だったら、そんな奴は確実に処分するだろう。だって、後宮や王宮内で、何を見聞きしたか分かったもんじゃない。

 ———もしかして俺、童貞を捨てる以前に、生命の危機なのでは。とてもこの王宮で生き延びられる気がしない。どうしよう、せっかく転生したのに、また童貞のまま死んじゃうのか?もうここから生きて出られないのは、確定なんだろうか。



 翌日。せっかく久しぶりの休みだったのに、一睡も出来ないまま、俺は殿下の部屋に呼ばれた。

「何だ、クーノ。浮かない顔だな。どうした」

「いえ、殿下がご無事で、何よりで…」

 殿下は俺の頭をくしゃくしゃと撫で、馴れ馴れしく肩を抱いて来る。

「心配掛けたな。この通り、すこぶる元気だ。お前のこの珍妙なお守りが効いたのやも知れぬ」

「ああそれ、防毒防麻痺に状態異常回復、そしてそっちは精神異常無効ですから」

「…はっ?」

「いえ、あの、ちゃんと太公代理に鑑定していただいたので、大丈夫かと」

 アイヴァン殿下は固まっている。

「…お前は何を言っている?」

「えっ」

「それが本当ならば、これは国宝どころの騒ぎでは」

 いつもの飄々とした態度を忘れ、彼は真剣な表情で、小声で迫って来た。え、国宝?これが?

「えっと、殿下がお休みの間にチャチャッと彫っただけのアレですけど…?」

「お前、」

 殿下がそう言いかけた時、部屋の外が騒々しいことに気付いた。外からは、「おやめください」とか「お通しするわけには」とか、複数人の声と足音がする。

 そして、王太子殿下の寝所のドアが、何者かによって開かれた。

「やあ、コンラート。ここにいたのか」

 ———あなたは。
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