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第10章 後日談 終わりの始まり
(87)生還
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まるで夜が明けるように周りが明るくなったかと思うと、見知った天井が浮かび上がってきた。
「メイナード、おかえり」
オスカーの柔らかな声色で、待ち望まれて目覚めたんだってことが分かった。
腕の中では、ナイジェルが安らかに眠っていた。俺たち二人は、あの時のまま。オスカーが二人の時を止めて、俺たちの暴走を防ぎながら術式を解除してくれた。一つ違ったのは、ナイジェルの燃えるような赤髪が、母上の故郷の海のように碧くなっていたこと。そして種族名が、ハーフサイレンではなくサイレンに変わっていた。
彼らしい色だ。これが本当の彼だ。そう思った。元より美しい男だったが、眠りながらなお俺の心を焦がしてやまない。彼の心臓から燃え広がった炎の色と同じ。脆く儚い、俺のサイレン。腕に閉じ込めたまま、髪に、額に、瞼に、何度もキスを繰り返す。
しばらくすると、碧いまつ毛がふるりと震え、中から同じ色の瞳が覗いた。
「ナイジェル…ナイジェル!」
歓喜でどうにかなってしまいそうだった。自分の置かれた状況も忘れ、号泣しながらぎゅうぎゅうと抱きしめる。ナイジェルはもぞりと身じろぎし、
「———暑苦しい」
第一声は、それだった。
「暑苦しいって何!し、心配したのに!」
「心配して欲しいなんて言ってない」
「だってあんな」
「お前、他の男を選んだんじゃないのか」
「はぁ?お、俺はただ、ナイジェルはご家族のところに戻るべきだって」
「はぁ。まったく、いつもいつも無駄なことで振り回しやがって」
「無駄ってなんだよ!俺だって真剣にお前のこと」
「あぁもう。改めてお前の『別れて』は、今後一切聞き入れないからな」
「何でだよ!」
解せぬ。緊張感のない俺たちのやりとりに、オスカーが苦笑している。なんかごめん。
驚いたことに、あれから約百年の歳月が経っていた。滅びの歌———ナイジェルの最期の魔力暴走の術式を解明し、解除するために、オスカーは海の眷属を頼り、海底神殿まで足を運んだそうだ。俺はナイジェルの消滅とともに、消えたはずの因子を取り戻してしまった。ナイジェルがあのまま消滅していたら、俺は史上最悪の獣となって、王国どころか世界の破滅の危機だった、らしい。
目を覚ましたのは、かつて王太子の後宮だった王子宮。俺たちはしばらくここに留まり、心身の異常や不調がないか、経過観察されることとなった。実際は、俺たちが落ち着くまでそっとしておいてくれた、と言った方が正しい。なんせ百年もの間、俺たちは表舞台に出ることはなかった。外の世界では失踪扱いになっていて、俺たちがここに匿われていることを知る者は少ない。そして一部の長命種を除いて、この世界に残っている者も。
そんな俺たちを訪ねて来る者は、かつての恋人たちだけ。ラフィは宰相リース伯として、ロッドは補佐官として、王宮を取り仕切っている。
「ふふ。お二人とも相変わらずお若くて、初々しくていらっしゃる」
遠い先祖に聖獣を戴くとはいえ、最も血の影響の薄いラフィが、一番印象が変わった。アラサーといった感じだろうか。一方、ダークエルフのロドリックは、年齢的にはさして変わったようには見えない。髪を伸ばし、騎士というより文官の装いとなったとはいえ、肌艶は未だ青年と少年の間のようだ。相変わらず無口だが、無骨な温かさが伝わってくる。
彼らは忙しい時間の合間を縫って、世情について軽く世間話をして去っていく。
「相変わらずドロドロした世界ですからね。まあ息抜きですよ」
優雅な物腰には磨きが掛かっているが、その裏に見え隠れする恐ろしい何かはそれ以上だ。彼は俺の相手をしていた十年の間に土属性のスキルをいくつか習得し、王都周辺や王家直轄地で公共工事で猛威を振るっていた。今も相変わらずらしい。一方ロッドは転移や飛翔、集音や消音など、機動や諜報に特化したスキル構成となった。元は暗殺者とするために育てられた孤児だが、ラフィが汚れ仕事をさせなかったようだ。
二人とも俺と継続的に関係を持ったせいで、レベルがえげつない。恋人たちは全員、魔王様を凌駕してしまった。俺の特殊性を秘匿するために、彼らの強さは隠蔽して表沙汰にはしていないが、強さで地位が決まると言ってもいいこの国だ。彼らが本気を出せば、爵位の序列が大きく塗り変わってしまうだろう。
そして外見ではなく、関係性が大きく変わったのは、残りの三人。
「よ。調子出たかよ」
いつものように、軽口を叩きながらズカズカと入って来るパーシー。続いて入って来るのは、穏やかな笑みを湛えたメレディス。オスカーが一緒の時もある。
不老不死の不死種メレディスは、あれからほとんど外見に変わりはない。長命な天使族と竜人族のハイブリッドのオスカーもだ。パーシーが、若干ガタイが良くなった感じか。しかし魔眼を使わなくても分かる。彼らの魔力はお互いに馴染んで、見分けがつなかいくらい調和している。
———俺が棺で眠っている間、二人がメレディスを支えてくれたんだ。
俺は安心感と一緒に、奇妙な寂寥感を覚えた。肩の荷が降りたような、もう二度と取り戻せないような。「卒業」って言葉が、一番しっくり来るかもしれない。
「いつまで寝てんだァ?訓練場でパーっとやんぞ!」
「いや、今俺が出て行ったらマズいだろ!メレディスとやってろって!」
この二人の手合わせは、百年前の当時から名物だった。だって強さが別次元だ。パーシーはレベルが上がって、武術系のスキルを次々と極め、一方でメレディスは速度を上げることに特化した。「修行に出るより位階が上がるってなァ納得行かねェ」って言ってたけど、上がっちゃうもんは仕方ない。
「彼らはまだ目覚めたばかりだ。しばらく無理はさせられないよ」
オスカーが助け舟を出してくれる。レベルの上がった彼は、闇属性の「転移」と、その上位互換である光属性の「界渡り」を取得した。空間だけでなく、時間も次元も世界も渡れる奴だ。取得条件はえげつないが、それを駆使して手を尽くさなければ、ナイジェルを復元して俺たちを目覚めさせることは出来なかったらしい。ほんとごめん。
「無事に目覚めて、よかった」
穏やかに微笑むメレディスに、罪悪感が半端ない。そして彼を支えてくれたオスカーと、パーシーにも。
「メイナード、おかえり」
オスカーの柔らかな声色で、待ち望まれて目覚めたんだってことが分かった。
腕の中では、ナイジェルが安らかに眠っていた。俺たち二人は、あの時のまま。オスカーが二人の時を止めて、俺たちの暴走を防ぎながら術式を解除してくれた。一つ違ったのは、ナイジェルの燃えるような赤髪が、母上の故郷の海のように碧くなっていたこと。そして種族名が、ハーフサイレンではなくサイレンに変わっていた。
彼らしい色だ。これが本当の彼だ。そう思った。元より美しい男だったが、眠りながらなお俺の心を焦がしてやまない。彼の心臓から燃え広がった炎の色と同じ。脆く儚い、俺のサイレン。腕に閉じ込めたまま、髪に、額に、瞼に、何度もキスを繰り返す。
しばらくすると、碧いまつ毛がふるりと震え、中から同じ色の瞳が覗いた。
「ナイジェル…ナイジェル!」
歓喜でどうにかなってしまいそうだった。自分の置かれた状況も忘れ、号泣しながらぎゅうぎゅうと抱きしめる。ナイジェルはもぞりと身じろぎし、
「———暑苦しい」
第一声は、それだった。
「暑苦しいって何!し、心配したのに!」
「心配して欲しいなんて言ってない」
「だってあんな」
「お前、他の男を選んだんじゃないのか」
「はぁ?お、俺はただ、ナイジェルはご家族のところに戻るべきだって」
「はぁ。まったく、いつもいつも無駄なことで振り回しやがって」
「無駄ってなんだよ!俺だって真剣にお前のこと」
「あぁもう。改めてお前の『別れて』は、今後一切聞き入れないからな」
「何でだよ!」
解せぬ。緊張感のない俺たちのやりとりに、オスカーが苦笑している。なんかごめん。
驚いたことに、あれから約百年の歳月が経っていた。滅びの歌———ナイジェルの最期の魔力暴走の術式を解明し、解除するために、オスカーは海の眷属を頼り、海底神殿まで足を運んだそうだ。俺はナイジェルの消滅とともに、消えたはずの因子を取り戻してしまった。ナイジェルがあのまま消滅していたら、俺は史上最悪の獣となって、王国どころか世界の破滅の危機だった、らしい。
目を覚ましたのは、かつて王太子の後宮だった王子宮。俺たちはしばらくここに留まり、心身の異常や不調がないか、経過観察されることとなった。実際は、俺たちが落ち着くまでそっとしておいてくれた、と言った方が正しい。なんせ百年もの間、俺たちは表舞台に出ることはなかった。外の世界では失踪扱いになっていて、俺たちがここに匿われていることを知る者は少ない。そして一部の長命種を除いて、この世界に残っている者も。
そんな俺たちを訪ねて来る者は、かつての恋人たちだけ。ラフィは宰相リース伯として、ロッドは補佐官として、王宮を取り仕切っている。
「ふふ。お二人とも相変わらずお若くて、初々しくていらっしゃる」
遠い先祖に聖獣を戴くとはいえ、最も血の影響の薄いラフィが、一番印象が変わった。アラサーといった感じだろうか。一方、ダークエルフのロドリックは、年齢的にはさして変わったようには見えない。髪を伸ばし、騎士というより文官の装いとなったとはいえ、肌艶は未だ青年と少年の間のようだ。相変わらず無口だが、無骨な温かさが伝わってくる。
彼らは忙しい時間の合間を縫って、世情について軽く世間話をして去っていく。
「相変わらずドロドロした世界ですからね。まあ息抜きですよ」
優雅な物腰には磨きが掛かっているが、その裏に見え隠れする恐ろしい何かはそれ以上だ。彼は俺の相手をしていた十年の間に土属性のスキルをいくつか習得し、王都周辺や王家直轄地で公共工事で猛威を振るっていた。今も相変わらずらしい。一方ロッドは転移や飛翔、集音や消音など、機動や諜報に特化したスキル構成となった。元は暗殺者とするために育てられた孤児だが、ラフィが汚れ仕事をさせなかったようだ。
二人とも俺と継続的に関係を持ったせいで、レベルがえげつない。恋人たちは全員、魔王様を凌駕してしまった。俺の特殊性を秘匿するために、彼らの強さは隠蔽して表沙汰にはしていないが、強さで地位が決まると言ってもいいこの国だ。彼らが本気を出せば、爵位の序列が大きく塗り変わってしまうだろう。
そして外見ではなく、関係性が大きく変わったのは、残りの三人。
「よ。調子出たかよ」
いつものように、軽口を叩きながらズカズカと入って来るパーシー。続いて入って来るのは、穏やかな笑みを湛えたメレディス。オスカーが一緒の時もある。
不老不死の不死種メレディスは、あれからほとんど外見に変わりはない。長命な天使族と竜人族のハイブリッドのオスカーもだ。パーシーが、若干ガタイが良くなった感じか。しかし魔眼を使わなくても分かる。彼らの魔力はお互いに馴染んで、見分けがつなかいくらい調和している。
———俺が棺で眠っている間、二人がメレディスを支えてくれたんだ。
俺は安心感と一緒に、奇妙な寂寥感を覚えた。肩の荷が降りたような、もう二度と取り戻せないような。「卒業」って言葉が、一番しっくり来るかもしれない。
「いつまで寝てんだァ?訓練場でパーっとやんぞ!」
「いや、今俺が出て行ったらマズいだろ!メレディスとやってろって!」
この二人の手合わせは、百年前の当時から名物だった。だって強さが別次元だ。パーシーはレベルが上がって、武術系のスキルを次々と極め、一方でメレディスは速度を上げることに特化した。「修行に出るより位階が上がるってなァ納得行かねェ」って言ってたけど、上がっちゃうもんは仕方ない。
「彼らはまだ目覚めたばかりだ。しばらく無理はさせられないよ」
オスカーが助け舟を出してくれる。レベルの上がった彼は、闇属性の「転移」と、その上位互換である光属性の「界渡り」を取得した。空間だけでなく、時間も次元も世界も渡れる奴だ。取得条件はえげつないが、それを駆使して手を尽くさなければ、ナイジェルを復元して俺たちを目覚めさせることは出来なかったらしい。ほんとごめん。
「無事に目覚めて、よかった」
穏やかに微笑むメレディスに、罪悪感が半端ない。そして彼を支えてくれたオスカーと、パーシーにも。
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