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番外編 インキュバスの能力を得た俺が、現実世界で気持ちいい人生を送る話
(6)※ 淫魔
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「んんっ…はぁ…っ」
琉海を宥めるように、甘く深いキス。まあ、いつかはこうなるだろうなって気はしてた。だけど早かったな。まだ火曜日なんだけど…。
ゆっくりと舌を絡め合い、時々息継ぎをしながら、角度を変えて繰り返す。彼は最初は遠慮がちに、次第に情熱的に、俺の背中に腕を回し、それに応える。琉海の唇から溢れるため息と、鼻にかかった喘ぎ声が、ゾクゾクと俺をそそる。ソロプレイではキスはできない。やっぱこういうの、いいな。
「…すっごい…。こんなキス、初めて…」
琉海はトロリと潤んだ瞳で囁く。女の「こんなの初めて」はほとんど演技だと聞くが、これも演技なのか。
「いやごめん、ファーストキスなんだけど」
「嘘…」
彼の目がまん丸だ。そんなにびっくりすることだろうか。まあ夢の中では、淫魔として恋人と散々やりまくってたんだけど。
「えっと、もしよかったら、俺が」
と言いかける彼を抱き寄せ、髪を掻き上げて耳に吹き込む。
「…今日、俺がしたいようにして、いい?」
「あ…っ!」
彼は身体をびくりとしならせて喘ぎ、それからそっと頷いた。
「もう、準備してあるから…」
パジャマのボタンに手を掛け、顕になったそばからキスを散らして行く。首筋、鎖骨、胸元、そしてその飾り。彼は処女のように恥じらいながら、その全てに淫らに反応する。
「…はぁン!」
脇腹をそろりと舐め上げると、悩ましい悲鳴を上げ、慌てて口を押さえる。何てエロさだ。
彼の肌からは、甘い誘惑の香りが漂う。ボディーソープとかそういうんじゃない。これは美味い身体だって、本能に訴えてくる。まさしくフェロモン。オスを誘蛾灯のように誘き寄せ、滾らせ、理性を狂わせ、離れられなくする。言葉では言い表せないが、彼が元彼だけでなく何人もの男たちに執着され、蹂躙された理由が分かる。これは溺れる。
彼のそこは、もう先から蜜を滴らせて、溢れんばかりに猛っている。旨そうだ。こないだは、知らないうちに口にしていたであろう、他人の精の味。琉海の精は、どこまでも甘美で、ずっとしゃぶっていたくなる味だ。
「あ、駄目っ…駄目…!!」
舌を使いながら啜り上げると、彼は腰を浮かして呆気なく達した。これ、めちゃくちゃ美味しい。
彼の言った通り、後ろはもう、事前に彼が準備を済ませたようだ。魔力を乗せて指でなぞると、入り口はすんなりと俺の指を飲み込む。だが、彼の声には少し苦痛の色が混じる。いつも乱暴に扱われているのか、傷付いているようだ。ヒールを掛けておこう。
「え、嘘、痛くない…」
彼のそこにあれを押し当て、中に推し進めようとすると、彼は小声で呟いた。コイツ、痛いセックスしか知らないんだろうか。それはいかんな。気持ちいいヤツ、教えてやろう。てか俺、童貞だけど。
男を知っているだけあって、琉海は俺をゆっくりと受け入れていく。だが、緩いわけじゃない。むしろ俺より狭い。彼は、はぁっ、はぁっと深く呼吸をし、異物が侵入して来る圧を逃がしながら、泣きそうな顔で「大っき…」と溢している。やがて全て飲み込んだ時には、俺にしがみついて一杯一杯だった。それでも、
「す、好きに…動いて…」
潤んだ瞳で切なく俺を見上げ、震える声で言った。これも演技なのか…いや、彼のあれは、さっき俺が吸い上げたばかりなのに、もう達しそうになっている。非常に勿体ない。
「琉海、ちょっとここ、もらうね」
『もらう』の意味を理解していない琉海のあれを、俺は転移で自分の中に導く。ああ、他の男のが入って来る。俺のと全然感覚が違う。めっちゃいい。
「あ、ああああ…!」
琉海は、自分に何が起こっているかも分からず、あっという間に射精した。すごい。さっき口で受け止めたのと、中に注がれたのとでは、本当に全然違う。夢の中の俺がやってたこと———お互いのそれを、お互いに挿れ合う———これが一番やってみたかった。内側から、えもいわれぬ幸福感で満たされる。これ、快いな…!
改めて、琉海の中は温かくて狭くて、まるで最初から俺のために作られたように、ぴったりとフィットする。ちょっとでも動くと、彼は敏感に反応して、全身で歓びを表現する。しなやかな体をびくびくと震わせ、腰は俺に合わせて淫らに揺らぎ、鼻にかかった甘い鳴き声を漏らし…なのに処女のように恥じらい、声を漏らさないように枕に顔を埋め、襲いかかる快楽に、必死に抗っている。何だ、このエロい生き物は。淫魔って俺じゃなくて、こういうヤツを言うんじゃないのか。
「何っ、これっ…こんな、こんなぁ…っ…!」
余裕のカケラもなく、裏返って震える声で悲鳴を上げる琉海が、めっちゃセクシーだ。愛しくてたまらない。ああもう、俺も持たない。中に、射精す…!
「あ”あっ、あ”あああ…!」
彼は俺の射精に合わせて背中を大きく反らし、全身で俺をぎゅうっと締め付けた。
だがしかし、ここからが始まりだった。
「えっ?えっ?あ、…ああ…何っ…」
彼の身体が、じわじわと桜色に染まって行く。強い酒を飲んだみたいに呂律が回らなくなり、目には怪しい紋様がじわりと浮かんで来る。彼の下腹にも。
淫魔の俺の体液には、魅了効果と催淫作用がある。特に精液のそれは、何度も摂取すると廃人になるほど。そして最後には、隷属紋という紋様が瞳と腹に刻まれ、永続的に魅了状態が固定される。
そう、何度も摂取すると、だったはず。こんな一発で、出ちゃうもんなのか?ああそうか、あっちの魔人とこっちの人間族では、ステータスの桁が違うけど、そういう…
「あっ、あっ、弓月ぃ…っ」
彼のステータスが、見る見る「魅了・強」から「魅了・極」、そして「魅了固定・隷属紋定着」へ。あっという間だった。やっべ、定着しちゃった…
「どうしよ、体っ…体が熱くて…俺…」
卑猥な紋章を潤んだ瞳に浮かべ、甘い声でねだる琉海。最初のフェラと、さっき俺の中に受け入れた時、そして俺に注がれた後。三度も射精したのに、彼のあれは、俺の中でギンギンになっている。もちろん俺だって、一回くらいじゃ収まらない。琉海のそこもいやらしくうねり、貪欲に俺を搾り取ろうとしている。俺の中の淫魔の力を甘く見ていた。琉海、これ、明日大丈夫なのか。
———ええい、知るか。俺はヤりたい。琉海も欲しがってる。難しく考える必要はない。ヤりたいだけヤろう。明日のことは明日考えよう。
「琉海…」
俺は何度も名前を呼びながら、彼の肉体を思う存分味わった。壁が薄く床が軋む部屋では、彼を強く抱くことはできなかったが、そのもどかしさがまたたまらない。彼は声が我慢できず、最後まで枕をきつく抱きしめて、何度も何度も俺の中に精を放った。彼の表情がよく見えなかったことだけが、心残りだった。
あーあ。やっぱり、やっちゃった。
でも後悔していない。めっちゃ良かった。
琉海を宥めるように、甘く深いキス。まあ、いつかはこうなるだろうなって気はしてた。だけど早かったな。まだ火曜日なんだけど…。
ゆっくりと舌を絡め合い、時々息継ぎをしながら、角度を変えて繰り返す。彼は最初は遠慮がちに、次第に情熱的に、俺の背中に腕を回し、それに応える。琉海の唇から溢れるため息と、鼻にかかった喘ぎ声が、ゾクゾクと俺をそそる。ソロプレイではキスはできない。やっぱこういうの、いいな。
「…すっごい…。こんなキス、初めて…」
琉海はトロリと潤んだ瞳で囁く。女の「こんなの初めて」はほとんど演技だと聞くが、これも演技なのか。
「いやごめん、ファーストキスなんだけど」
「嘘…」
彼の目がまん丸だ。そんなにびっくりすることだろうか。まあ夢の中では、淫魔として恋人と散々やりまくってたんだけど。
「えっと、もしよかったら、俺が」
と言いかける彼を抱き寄せ、髪を掻き上げて耳に吹き込む。
「…今日、俺がしたいようにして、いい?」
「あ…っ!」
彼は身体をびくりとしならせて喘ぎ、それからそっと頷いた。
「もう、準備してあるから…」
パジャマのボタンに手を掛け、顕になったそばからキスを散らして行く。首筋、鎖骨、胸元、そしてその飾り。彼は処女のように恥じらいながら、その全てに淫らに反応する。
「…はぁン!」
脇腹をそろりと舐め上げると、悩ましい悲鳴を上げ、慌てて口を押さえる。何てエロさだ。
彼の肌からは、甘い誘惑の香りが漂う。ボディーソープとかそういうんじゃない。これは美味い身体だって、本能に訴えてくる。まさしくフェロモン。オスを誘蛾灯のように誘き寄せ、滾らせ、理性を狂わせ、離れられなくする。言葉では言い表せないが、彼が元彼だけでなく何人もの男たちに執着され、蹂躙された理由が分かる。これは溺れる。
彼のそこは、もう先から蜜を滴らせて、溢れんばかりに猛っている。旨そうだ。こないだは、知らないうちに口にしていたであろう、他人の精の味。琉海の精は、どこまでも甘美で、ずっとしゃぶっていたくなる味だ。
「あ、駄目っ…駄目…!!」
舌を使いながら啜り上げると、彼は腰を浮かして呆気なく達した。これ、めちゃくちゃ美味しい。
彼の言った通り、後ろはもう、事前に彼が準備を済ませたようだ。魔力を乗せて指でなぞると、入り口はすんなりと俺の指を飲み込む。だが、彼の声には少し苦痛の色が混じる。いつも乱暴に扱われているのか、傷付いているようだ。ヒールを掛けておこう。
「え、嘘、痛くない…」
彼のそこにあれを押し当て、中に推し進めようとすると、彼は小声で呟いた。コイツ、痛いセックスしか知らないんだろうか。それはいかんな。気持ちいいヤツ、教えてやろう。てか俺、童貞だけど。
男を知っているだけあって、琉海は俺をゆっくりと受け入れていく。だが、緩いわけじゃない。むしろ俺より狭い。彼は、はぁっ、はぁっと深く呼吸をし、異物が侵入して来る圧を逃がしながら、泣きそうな顔で「大っき…」と溢している。やがて全て飲み込んだ時には、俺にしがみついて一杯一杯だった。それでも、
「す、好きに…動いて…」
潤んだ瞳で切なく俺を見上げ、震える声で言った。これも演技なのか…いや、彼のあれは、さっき俺が吸い上げたばかりなのに、もう達しそうになっている。非常に勿体ない。
「琉海、ちょっとここ、もらうね」
『もらう』の意味を理解していない琉海のあれを、俺は転移で自分の中に導く。ああ、他の男のが入って来る。俺のと全然感覚が違う。めっちゃいい。
「あ、ああああ…!」
琉海は、自分に何が起こっているかも分からず、あっという間に射精した。すごい。さっき口で受け止めたのと、中に注がれたのとでは、本当に全然違う。夢の中の俺がやってたこと———お互いのそれを、お互いに挿れ合う———これが一番やってみたかった。内側から、えもいわれぬ幸福感で満たされる。これ、快いな…!
改めて、琉海の中は温かくて狭くて、まるで最初から俺のために作られたように、ぴったりとフィットする。ちょっとでも動くと、彼は敏感に反応して、全身で歓びを表現する。しなやかな体をびくびくと震わせ、腰は俺に合わせて淫らに揺らぎ、鼻にかかった甘い鳴き声を漏らし…なのに処女のように恥じらい、声を漏らさないように枕に顔を埋め、襲いかかる快楽に、必死に抗っている。何だ、このエロい生き物は。淫魔って俺じゃなくて、こういうヤツを言うんじゃないのか。
「何っ、これっ…こんな、こんなぁ…っ…!」
余裕のカケラもなく、裏返って震える声で悲鳴を上げる琉海が、めっちゃセクシーだ。愛しくてたまらない。ああもう、俺も持たない。中に、射精す…!
「あ”あっ、あ”あああ…!」
彼は俺の射精に合わせて背中を大きく反らし、全身で俺をぎゅうっと締め付けた。
だがしかし、ここからが始まりだった。
「えっ?えっ?あ、…ああ…何っ…」
彼の身体が、じわじわと桜色に染まって行く。強い酒を飲んだみたいに呂律が回らなくなり、目には怪しい紋様がじわりと浮かんで来る。彼の下腹にも。
淫魔の俺の体液には、魅了効果と催淫作用がある。特に精液のそれは、何度も摂取すると廃人になるほど。そして最後には、隷属紋という紋様が瞳と腹に刻まれ、永続的に魅了状態が固定される。
そう、何度も摂取すると、だったはず。こんな一発で、出ちゃうもんなのか?ああそうか、あっちの魔人とこっちの人間族では、ステータスの桁が違うけど、そういう…
「あっ、あっ、弓月ぃ…っ」
彼のステータスが、見る見る「魅了・強」から「魅了・極」、そして「魅了固定・隷属紋定着」へ。あっという間だった。やっべ、定着しちゃった…
「どうしよ、体っ…体が熱くて…俺…」
卑猥な紋章を潤んだ瞳に浮かべ、甘い声でねだる琉海。最初のフェラと、さっき俺の中に受け入れた時、そして俺に注がれた後。三度も射精したのに、彼のあれは、俺の中でギンギンになっている。もちろん俺だって、一回くらいじゃ収まらない。琉海のそこもいやらしくうねり、貪欲に俺を搾り取ろうとしている。俺の中の淫魔の力を甘く見ていた。琉海、これ、明日大丈夫なのか。
———ええい、知るか。俺はヤりたい。琉海も欲しがってる。難しく考える必要はない。ヤりたいだけヤろう。明日のことは明日考えよう。
「琉海…」
俺は何度も名前を呼びながら、彼の肉体を思う存分味わった。壁が薄く床が軋む部屋では、彼を強く抱くことはできなかったが、そのもどかしさがまたたまらない。彼は声が我慢できず、最後まで枕をきつく抱きしめて、何度も何度も俺の中に精を放った。彼の表情がよく見えなかったことだけが、心残りだった。
あーあ。やっぱり、やっちゃった。
でも後悔していない。めっちゃ良かった。
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