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第2章 王都編
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二十時。俺は指定された部屋までやって来た。こういう、相手の予定も聞かずに平気で時間を奪う奴ってどうかと思う。まあ、上級貴族には、そういうことは分からないだろうが。
ノックして名前を告げると、「入れ」と一言。そこは立派な部屋だった。調度品も一流だ。
彼はバスローブを纏ってベッドに腰掛けていた。そしてシャワーを浴びて来いという。待てよ、そういうことなのか?よくよく彼のウィンドウを注視すると、「魅了・中」と出ている。おいおい。確かに昨日、あれに奉仕をしながら魔眼を放ったが、まさかまともにレジストできなかっただけでなく、まだ効果が切れていないとか。首席のサイレン様が、そんな…
名前 ナイジェル
種族 ハーフサイレン
称号 ノースロップ侯爵家長子
レベル 88
HP 1,760
MP 3,520
POW 176
INT 352
AGI 176
DEX 176
属性 闇・水
スキル
呪歌 Lv6
剣術 Lv6
ヒール Lv5
キュアー Lv5
ウォーターボール Lv5
E バスローブ
E 聖銀のバングル
スキルポイント 残り 10
状態 魅了・中
本当に種族名がハーフサイレンと出ている。というか、彼のステータス、かなりしょっぱいな。いや、学園を卒業して半年ほどで、このステータスは大したもの、なのか。俺なんかついこの間まで、レベル十五の最弱淫魔だったことだし。対して、今の俺はレベル三百超えだ。一日で魅了が解けなくとも、無理はないのかもしれない。
俺は、指示された通りにシャワーを浴びた。流石一流ホテル、アメニティも充実している。美しい俺には上質なものが相応しい。自分に惚れ惚れしている間に、少し時間が経ってしまったようだ。ベッドルームに戻ると、ナイジェルはいつもの不機嫌な調子で、「遅い」と漏らした。
そんな彼の前に、昨日と同じように跪こうとすると、彼は立ち上がってそれを制し、
「俺の情けが欲しいのだろう」
と言って、俺に口付けた。
彼の、相手の事など全く考慮に入れない荒々しいキスは、俺の中を無闇やたらに掻き回す。まるで昨日、俺の髪を掴んで彼のそれに押し付けたように。駄目だ、ナイジェル。そんなことをしたら…
「んんっ…」
淫魔の体液は、全てが媚薬だ。次第に彼の呼吸は荒くなり、俺を強く抱きしめては、角度を変えてもう一度深く口付けてくる。ぐい、と押し付けてくるそこは、もう硬く熱く、脈を帯びている。至近距離から彼のステータスを覗くと、「魅了・強」となっている。ほら、言わんこっちゃない。
ああ、いつまでもこんな幼稚なキスなんかしていられない。俺も初めてだが、本能で分かる。彼の頬に手を滑らせ、一度唇を解くと、改めて俺から重ねた。ゆっくりと、舌に舌を絡め、スローなワルツを踊るように。彼もおずおずと俺の手を取り、ステップを合わせてきた。唾液にわずかに含まれるナイジェルの魔力と精が、美味しくて癖になる。
ちゅくちゅくといやらしい水音を立てながらしばらくキスに没頭していると、彼は乱暴に俺を引き離し、そしてベッドへ突き飛ばした。緩く結んでいたベルトがするりと外れ、ローブが大きくはだける。露わになった俺の肢体を見て、ナイジェルが息を呑む。そして何かに操られるかのように、俺の上に覆い被さり、改めて口付けを落としてきた。
唇、耳、首筋、胸元。俺の硬い蕾に舌を這わせ、軽く吸いながら、舌先で転がしてくる。流石に女くらい抱いたことはあるのだろう。先程までの乱雑な扱いから一転、魅了が進み、彼はまるで俺を女のように愛し始めた。
「あ…は…」
いい。さっきのキスも、そしてくまなく全身に降らされる愛撫も。これらは自分一人では出来ないことだ。彼はこれまでと打って変わって、俺を丁寧に責め、確実に昂らせて行く。彼もまた、他を惑わせる魔力を持つサイレンの末裔だ。
「メイナード…」
「あ…っ!」
耳元で囁く声に、呪歌の魔力が乗っている。溶けてしまいそうだ。ナイジェルの背中に腕を回し、彼の髪を掻き撫でながら、彼の寵愛を一身に受ける。彼もまた昂り、先から蜜を滴らせながら、俺のものと切なそうに擦り合わせてくる。俺のそこも彼に応え、お互いの先走りでぬるぬると絡み合うのが気持ち良い。そろそろ彼も我慢できなくなってきたようだ。俺の内腿を撫で上げると、膝を掴んで押し広げ、俺の陰部を露わにした。そして女にするように、俺の先端に舌を這わせ…
「あ、駄目!そこは!」
俺が慌てて抵抗しようとすると、彼は余計に腕に力を入れ、そして躊躇うことなく俺のものを口に含んだ。その途端、
「んんっ…!!」
彼は一瞬動きを止めた後、俺のそこを一心不乱にしゃぶりだした。ほら、言わんこっちゃない。淫魔の精液ほど危険な媚薬はない。それは先程までの唾液などとは比べ物にならない。ああ、駄目だ。ナイジェル、俺は止めたぞ。お前が悪いんだからな。
「はああ…っ!」
「!」
口の中に出され、彼はびくりと戸惑っていたが、やがて射精が終わると、それを飲み干し、そして綺麗に舐め取った。まるで昨日俺がしたみたいに。分かる。精液って美味しいよな。しかし…
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
彼の様子がおかしい。荒い呼吸を繰り返し、目が据わっている。彼のステータスには「魅了・極」という文字が。そして虹彩には、完全に魅了に屈した者に現れる隷属紋が、紅く刻まれている。
改めて彼は、俺の膝を掴んで大きく広げ、俺の秘部にそれを押し当てた。
恐らく彼は、女を抱く要領で、俺を辱めたかったのだろう。貴族が高級娼婦を利用する手順で、専用のホテルを押さえ、都合の良い時間に呼び出して。ベッドにはちゃんと、女を抱くための用意がしてあった。女にするように俺を昂らせ、しっかりと欲しがらせてから、散々焦らして懇願させる。隷属紋を通して、彼の思考が垣間見える。
だが、いくら相手を追い詰めるつもりでも、淫魔の精液など口にするもんじゃない。彼はすっかり従順な愛の奴隷…を通り越して、暴走を始めた。隷属紋は強い光を放ち、彼は何の用意も出来ていない俺のそこに、はち切れんばかりのそれを押し当て、強引に割り入ってくる。
「ま、待って、あ…!」
いつもは自分の分身の方に魔力を纏わせるのだが、今回は慌てて受け入れる側にそうしててみた。良かった、ちゃんと機能したみたいだ。それにしても、あちらの世界だと、男が男と交わるためには、いろんな準備が必要だ。こちらでは魔力を込めるだけで、大体何とかなってしまう。ゴムもローションも要らない。淫魔ってチートだ。それにしても…
「あ、あ、あ、」
快い。改めて、自分とは違う波長の魔力を受け入れて、激しく蹂躙されるの、すごく快い。自分で自分を愛でるのとは違って、どこが良いのか分からないまま、闇雲に犯される。そのもどかしさと、そして自分とは違う場所を違う角度で抉られるのが、すごく快い。
「ああっ、ダメっ、イっく…!」
たまらず先に達してしまうと、俺を追いかけるように、彼もまた俺の中で精を放った。
「あっ!ああっ!あっ!…」
ああ、昨日酔いしれたあの味が、下腹から染み渡る。たまらない。口で受け止めるのも良いが、俺には下から注がれる方が合ってるみたいだ。
彼は俺の中に放った後、しばらく俺に折り重なって脱力していたが、体をぶるりと震わせたかと思うと、また俺を穿ちだした。可哀想に、俺の精液なんか飲むから。彼は今晩、一滴も残らず俺に搾り取られるだろう。
オークの精液にも催淫作用と強壮作用があるが、彼らのそれは所詮繁殖用。淫魔のは純粋に、セックスのためのものだ。効き目には、天と地ほどの差がある。
俺を抱き、辱め、支配下に置いて愉悦に浸りたかったナイジェルは今、俺の上で、オークのように一心不乱に腰を振っている。普段理知的な彼が、知性の欠片も見当たらない、ただ性欲に突き動かされて、獣のようなセックスをする。
「あっ、あっ、もっと…っ…!」
そうだ。もっと注げ。俺をめちゃくちゃに犯して、そしてもっと俺を悦ばせてみせろ。
俺は、昨晩を超える、めくるめく一夜を過ごした。
ノックして名前を告げると、「入れ」と一言。そこは立派な部屋だった。調度品も一流だ。
彼はバスローブを纏ってベッドに腰掛けていた。そしてシャワーを浴びて来いという。待てよ、そういうことなのか?よくよく彼のウィンドウを注視すると、「魅了・中」と出ている。おいおい。確かに昨日、あれに奉仕をしながら魔眼を放ったが、まさかまともにレジストできなかっただけでなく、まだ効果が切れていないとか。首席のサイレン様が、そんな…
名前 ナイジェル
種族 ハーフサイレン
称号 ノースロップ侯爵家長子
レベル 88
HP 1,760
MP 3,520
POW 176
INT 352
AGI 176
DEX 176
属性 闇・水
スキル
呪歌 Lv6
剣術 Lv6
ヒール Lv5
キュアー Lv5
ウォーターボール Lv5
E バスローブ
E 聖銀のバングル
スキルポイント 残り 10
状態 魅了・中
本当に種族名がハーフサイレンと出ている。というか、彼のステータス、かなりしょっぱいな。いや、学園を卒業して半年ほどで、このステータスは大したもの、なのか。俺なんかついこの間まで、レベル十五の最弱淫魔だったことだし。対して、今の俺はレベル三百超えだ。一日で魅了が解けなくとも、無理はないのかもしれない。
俺は、指示された通りにシャワーを浴びた。流石一流ホテル、アメニティも充実している。美しい俺には上質なものが相応しい。自分に惚れ惚れしている間に、少し時間が経ってしまったようだ。ベッドルームに戻ると、ナイジェルはいつもの不機嫌な調子で、「遅い」と漏らした。
そんな彼の前に、昨日と同じように跪こうとすると、彼は立ち上がってそれを制し、
「俺の情けが欲しいのだろう」
と言って、俺に口付けた。
彼の、相手の事など全く考慮に入れない荒々しいキスは、俺の中を無闇やたらに掻き回す。まるで昨日、俺の髪を掴んで彼のそれに押し付けたように。駄目だ、ナイジェル。そんなことをしたら…
「んんっ…」
淫魔の体液は、全てが媚薬だ。次第に彼の呼吸は荒くなり、俺を強く抱きしめては、角度を変えてもう一度深く口付けてくる。ぐい、と押し付けてくるそこは、もう硬く熱く、脈を帯びている。至近距離から彼のステータスを覗くと、「魅了・強」となっている。ほら、言わんこっちゃない。
ああ、いつまでもこんな幼稚なキスなんかしていられない。俺も初めてだが、本能で分かる。彼の頬に手を滑らせ、一度唇を解くと、改めて俺から重ねた。ゆっくりと、舌に舌を絡め、スローなワルツを踊るように。彼もおずおずと俺の手を取り、ステップを合わせてきた。唾液にわずかに含まれるナイジェルの魔力と精が、美味しくて癖になる。
ちゅくちゅくといやらしい水音を立てながらしばらくキスに没頭していると、彼は乱暴に俺を引き離し、そしてベッドへ突き飛ばした。緩く結んでいたベルトがするりと外れ、ローブが大きくはだける。露わになった俺の肢体を見て、ナイジェルが息を呑む。そして何かに操られるかのように、俺の上に覆い被さり、改めて口付けを落としてきた。
唇、耳、首筋、胸元。俺の硬い蕾に舌を這わせ、軽く吸いながら、舌先で転がしてくる。流石に女くらい抱いたことはあるのだろう。先程までの乱雑な扱いから一転、魅了が進み、彼はまるで俺を女のように愛し始めた。
「あ…は…」
いい。さっきのキスも、そしてくまなく全身に降らされる愛撫も。これらは自分一人では出来ないことだ。彼はこれまでと打って変わって、俺を丁寧に責め、確実に昂らせて行く。彼もまた、他を惑わせる魔力を持つサイレンの末裔だ。
「メイナード…」
「あ…っ!」
耳元で囁く声に、呪歌の魔力が乗っている。溶けてしまいそうだ。ナイジェルの背中に腕を回し、彼の髪を掻き撫でながら、彼の寵愛を一身に受ける。彼もまた昂り、先から蜜を滴らせながら、俺のものと切なそうに擦り合わせてくる。俺のそこも彼に応え、お互いの先走りでぬるぬると絡み合うのが気持ち良い。そろそろ彼も我慢できなくなってきたようだ。俺の内腿を撫で上げると、膝を掴んで押し広げ、俺の陰部を露わにした。そして女にするように、俺の先端に舌を這わせ…
「あ、駄目!そこは!」
俺が慌てて抵抗しようとすると、彼は余計に腕に力を入れ、そして躊躇うことなく俺のものを口に含んだ。その途端、
「んんっ…!!」
彼は一瞬動きを止めた後、俺のそこを一心不乱にしゃぶりだした。ほら、言わんこっちゃない。淫魔の精液ほど危険な媚薬はない。それは先程までの唾液などとは比べ物にならない。ああ、駄目だ。ナイジェル、俺は止めたぞ。お前が悪いんだからな。
「はああ…っ!」
「!」
口の中に出され、彼はびくりと戸惑っていたが、やがて射精が終わると、それを飲み干し、そして綺麗に舐め取った。まるで昨日俺がしたみたいに。分かる。精液って美味しいよな。しかし…
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
彼の様子がおかしい。荒い呼吸を繰り返し、目が据わっている。彼のステータスには「魅了・極」という文字が。そして虹彩には、完全に魅了に屈した者に現れる隷属紋が、紅く刻まれている。
改めて彼は、俺の膝を掴んで大きく広げ、俺の秘部にそれを押し当てた。
恐らく彼は、女を抱く要領で、俺を辱めたかったのだろう。貴族が高級娼婦を利用する手順で、専用のホテルを押さえ、都合の良い時間に呼び出して。ベッドにはちゃんと、女を抱くための用意がしてあった。女にするように俺を昂らせ、しっかりと欲しがらせてから、散々焦らして懇願させる。隷属紋を通して、彼の思考が垣間見える。
だが、いくら相手を追い詰めるつもりでも、淫魔の精液など口にするもんじゃない。彼はすっかり従順な愛の奴隷…を通り越して、暴走を始めた。隷属紋は強い光を放ち、彼は何の用意も出来ていない俺のそこに、はち切れんばかりのそれを押し当て、強引に割り入ってくる。
「ま、待って、あ…!」
いつもは自分の分身の方に魔力を纏わせるのだが、今回は慌てて受け入れる側にそうしててみた。良かった、ちゃんと機能したみたいだ。それにしても、あちらの世界だと、男が男と交わるためには、いろんな準備が必要だ。こちらでは魔力を込めるだけで、大体何とかなってしまう。ゴムもローションも要らない。淫魔ってチートだ。それにしても…
「あ、あ、あ、」
快い。改めて、自分とは違う波長の魔力を受け入れて、激しく蹂躙されるの、すごく快い。自分で自分を愛でるのとは違って、どこが良いのか分からないまま、闇雲に犯される。そのもどかしさと、そして自分とは違う場所を違う角度で抉られるのが、すごく快い。
「ああっ、ダメっ、イっく…!」
たまらず先に達してしまうと、俺を追いかけるように、彼もまた俺の中で精を放った。
「あっ!ああっ!あっ!…」
ああ、昨日酔いしれたあの味が、下腹から染み渡る。たまらない。口で受け止めるのも良いが、俺には下から注がれる方が合ってるみたいだ。
彼は俺の中に放った後、しばらく俺に折り重なって脱力していたが、体をぶるりと震わせたかと思うと、また俺を穿ちだした。可哀想に、俺の精液なんか飲むから。彼は今晩、一滴も残らず俺に搾り取られるだろう。
オークの精液にも催淫作用と強壮作用があるが、彼らのそれは所詮繁殖用。淫魔のは純粋に、セックスのためのものだ。効き目には、天と地ほどの差がある。
俺を抱き、辱め、支配下に置いて愉悦に浸りたかったナイジェルは今、俺の上で、オークのように一心不乱に腰を振っている。普段理知的な彼が、知性の欠片も見当たらない、ただ性欲に突き動かされて、獣のようなセックスをする。
「あっ、あっ、もっと…っ…!」
そうだ。もっと注げ。俺をめちゃくちゃに犯して、そしてもっと俺を悦ばせてみせろ。
俺は、昨晩を超える、めくるめく一夜を過ごした。
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