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第1章 引きこもり編
(2)※ ステータス・オープン
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「坊っちゃま、起きてください、坊っちゃま」
ううん、誰だ。頭が上手く回らない。てかお袋、俺の部屋に勝手に入って来んなよ。姉貴の部屋から勝手に借りた薄い本、見つかっちまうだろ…
「坊っちゃま?」
何だそれ。お袋はそんな呼び方しない。てか、お袋の声と違う。もっというと、今俺の寝ているベッドはフッカフカで、天蓋が付いている。今更ながら、知らない天井だ。ガバッと起き上がると、メイド服を着た年配の女が、部屋のカーテンを開けている。知らない部屋。立派な部屋だ。カーテンも、量販店の薄いヤツじゃなくて、重たそうな…。
「今日こそは食堂で朝食になさいませんか、坊っちゃま」
「いや…」
俺が混乱している間に、彼女はため息をついて、ぬるま湯の入った桶とタオル、そして朝食を乗せたワゴンを運んできた。
「何かありましたら、お呼びください」
そう言って、下がって行った。
働かない頭で、とりあえず顔を洗うことにする。ぬるま湯とタオルっていうのは、そういうことなんだろう。桶のお湯には、俺の顔が映る。
———角?!
俺の額には、二本の黒い角が生えていた。顔もちょっと違う。もっさりした黒髪と、眠たげな雰囲気は変わらないのだが、なんかこう、ちょっと西洋チックな顔立ちだ。良く見ると、瞳の色も紫で、犬歯が少し長い。肌も白い。これってまさか…
「ステータス、オープン」
名前 メイナード
種族 淫魔
称号 マガリッジ伯爵家長子
レベル 15
HP 150
MP 750
POW 15
INT 75
AGI 15
DEX 45
属性 闇・水
スキル
淫夢 Lv3
魅了 Lv3
転移 Lv2
E 部屋着
スキルポイント 残り 0
うわ、本当に出て来たよ。てか、マガリッジ伯爵家長子って、何。俺、貴族なの?ステータス画面をくまなく調べ、あちこちをタップして内容を読み漁る。そうこうしているうちに、だんだんと頭が正常に働き出した。夢と混同して、自分のことすら忘れていたなんて。
俺はメイナード。今年魔族学園を卒業した、伯爵家の第一子だ。だが俺は淫魔で、突出した能力も持たず、婚約していた令嬢にも見限られ、こうして領地に戻って、ひたすら引きこもっている。そして長子だからといって、俺が伯爵家を継ぐわけではない。俺には優秀な弟メルヴィンがいて、現在学園に在学中。第二王子の側近を務めている。彼は父と同じヴァンパイアで、高い魔力を誇る。順当に行けば弟が家督を継ぐことになるだろう。俺は弟が家を継ぐまでの居候。彼が戻って来るまでに、いずこかの下級貴族家に婿入りするか、平民落ちして弟の補佐として働くか、それとも家を出てどこかでのたれ死ぬしかない。なんせこの能力値では、どこに行っても役に立ちそうにない。
さっきまで、やけにリアルな夢を見ていた。俺は異世界でもパッとしない平民で、まだ早いうちから人生に挫折し、ひたすら引きこもっていた。今の俺と同じだ。彼はただひたすら自慰行為に耽って現実逃避をしていたが、そこだけが俺と違う。
淫魔にとって、性行為は食事と同じ。いずれ力を付けて人間界に潜り込み、人間に淫夢を見させては精気を吸い上げ、生き延びる。これまでは、その人間界に潜り込むために必要な力を身につけることと、いかに人間に淫らな夢を見させるか、それしか考えていなかった。そしてそのどちらも苦手な俺には、絶望しかなかった。一方、自分で自分を慰めるなんてこと、考えたこともなかった。性行為は、多少なりとも大事な魔力を消費することだからだ。魔力に見合う精を得られなければ、単なる浪費でしかない。
だが先ほど見た夢の中には、淫らな映像が沢山含まれていた。あれは良かった。いずれ人間界に降り立って淫夢を見せる時に、あのイメージは役に立つだろう。いつも引きこもってうとうとと眠るだけだった俺だが、一歩前進だ。少なくとも、あと一年半ほどでこの部屋からは出ないといけない。それまでに、何とか苦手な戦闘を鍛え、人間界で淫魔とバレても無事逃げ延び、生き抜けるようにしなければ。
とにかく、毎日ダラダラと部屋の中で過ごすだけで特に腹も減っていないが、俺はワゴンの上の質素な朝食を平らげた。夢の中の俺にしてみればとても豪華なものであるが、食堂に用意されているものに比べて非常に粗末なものだ。当家での俺の立場を如実に表している。ふと窓の外を見ると、使用人たちが忙しなく働き、通りには人も馬車も行き交っている。この部屋に隔絶された俺は、無意識に自分のそこを触っていた。夢の中のように、緩やかな絶望に駆られながら。もうどうせ、誰も自分に期待していない。いっそあっちの俺のように、自慰行為に耽るのもいいかもしれない。そうしよう。
そうして俺は、あの世界で見た薄い本を思い出しながら、ベッドの中で自分の世界に閉じこもった。
「う…あ…」
いざ自分で自慰を始めてみると、それは思ったよりも良かった。夢の中の俺のやる通りにしているつもりだったが、あの世界には魔力がない。今の俺には魔力がある。身体の内外をうっすらと循環する魔力が、あの時にはない快感を与えた。そして、思ったよりもすぐに達してしまった。
あちらよりずっと良い自慰行為に、俺は耽りに耽った。夢中になっていると知らぬ間に昼になっていて、年若いメイドが昼食を運んで来たので、慌てて素知らぬふりをした。彼女は「お顔が赤いですが、お熱でもおありですか」と心配したが、いいからと退がらせた。そして昼食も食べずに、ひたすら行為に没頭した。
知らなかった。自慰が、性行為が、こんなに良いものだったなんて。体が熱い。魔力が活発に循環して、体中が歓んでいるのが分かる。こんな感覚、初めてだ。最初は、脆弱な俺の僅かな魔力は、何度か行為に及んだら枯渇してしまって、いつもの気怠い魔力切れを起こすのではないかと思ったのだが、どうやら自慰行為にはそんなに魔力は必要ないらしい。何だ、こういうことならもっと早くに試してみればよかった。
「はぁっ、はぁっ、あ…あ、あ…!」
自分で言うのもなんだが、さすが淫魔というべきか。何度達しても、精が枯渇する気配がない。むしろ、より満たされて行くような感覚すらある。俺は、あの世界の淫らな本のことを繰り返し反芻して、何度も何度も果てた。
ううん、誰だ。頭が上手く回らない。てかお袋、俺の部屋に勝手に入って来んなよ。姉貴の部屋から勝手に借りた薄い本、見つかっちまうだろ…
「坊っちゃま?」
何だそれ。お袋はそんな呼び方しない。てか、お袋の声と違う。もっというと、今俺の寝ているベッドはフッカフカで、天蓋が付いている。今更ながら、知らない天井だ。ガバッと起き上がると、メイド服を着た年配の女が、部屋のカーテンを開けている。知らない部屋。立派な部屋だ。カーテンも、量販店の薄いヤツじゃなくて、重たそうな…。
「今日こそは食堂で朝食になさいませんか、坊っちゃま」
「いや…」
俺が混乱している間に、彼女はため息をついて、ぬるま湯の入った桶とタオル、そして朝食を乗せたワゴンを運んできた。
「何かありましたら、お呼びください」
そう言って、下がって行った。
働かない頭で、とりあえず顔を洗うことにする。ぬるま湯とタオルっていうのは、そういうことなんだろう。桶のお湯には、俺の顔が映る。
———角?!
俺の額には、二本の黒い角が生えていた。顔もちょっと違う。もっさりした黒髪と、眠たげな雰囲気は変わらないのだが、なんかこう、ちょっと西洋チックな顔立ちだ。良く見ると、瞳の色も紫で、犬歯が少し長い。肌も白い。これってまさか…
「ステータス、オープン」
名前 メイナード
種族 淫魔
称号 マガリッジ伯爵家長子
レベル 15
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MP 750
POW 15
INT 75
AGI 15
DEX 45
属性 闇・水
スキル
淫夢 Lv3
魅了 Lv3
転移 Lv2
E 部屋着
スキルポイント 残り 0
うわ、本当に出て来たよ。てか、マガリッジ伯爵家長子って、何。俺、貴族なの?ステータス画面をくまなく調べ、あちこちをタップして内容を読み漁る。そうこうしているうちに、だんだんと頭が正常に働き出した。夢と混同して、自分のことすら忘れていたなんて。
俺はメイナード。今年魔族学園を卒業した、伯爵家の第一子だ。だが俺は淫魔で、突出した能力も持たず、婚約していた令嬢にも見限られ、こうして領地に戻って、ひたすら引きこもっている。そして長子だからといって、俺が伯爵家を継ぐわけではない。俺には優秀な弟メルヴィンがいて、現在学園に在学中。第二王子の側近を務めている。彼は父と同じヴァンパイアで、高い魔力を誇る。順当に行けば弟が家督を継ぐことになるだろう。俺は弟が家を継ぐまでの居候。彼が戻って来るまでに、いずこかの下級貴族家に婿入りするか、平民落ちして弟の補佐として働くか、それとも家を出てどこかでのたれ死ぬしかない。なんせこの能力値では、どこに行っても役に立ちそうにない。
さっきまで、やけにリアルな夢を見ていた。俺は異世界でもパッとしない平民で、まだ早いうちから人生に挫折し、ひたすら引きこもっていた。今の俺と同じだ。彼はただひたすら自慰行為に耽って現実逃避をしていたが、そこだけが俺と違う。
淫魔にとって、性行為は食事と同じ。いずれ力を付けて人間界に潜り込み、人間に淫夢を見させては精気を吸い上げ、生き延びる。これまでは、その人間界に潜り込むために必要な力を身につけることと、いかに人間に淫らな夢を見させるか、それしか考えていなかった。そしてそのどちらも苦手な俺には、絶望しかなかった。一方、自分で自分を慰めるなんてこと、考えたこともなかった。性行為は、多少なりとも大事な魔力を消費することだからだ。魔力に見合う精を得られなければ、単なる浪費でしかない。
だが先ほど見た夢の中には、淫らな映像が沢山含まれていた。あれは良かった。いずれ人間界に降り立って淫夢を見せる時に、あのイメージは役に立つだろう。いつも引きこもってうとうとと眠るだけだった俺だが、一歩前進だ。少なくとも、あと一年半ほどでこの部屋からは出ないといけない。それまでに、何とか苦手な戦闘を鍛え、人間界で淫魔とバレても無事逃げ延び、生き抜けるようにしなければ。
とにかく、毎日ダラダラと部屋の中で過ごすだけで特に腹も減っていないが、俺はワゴンの上の質素な朝食を平らげた。夢の中の俺にしてみればとても豪華なものであるが、食堂に用意されているものに比べて非常に粗末なものだ。当家での俺の立場を如実に表している。ふと窓の外を見ると、使用人たちが忙しなく働き、通りには人も馬車も行き交っている。この部屋に隔絶された俺は、無意識に自分のそこを触っていた。夢の中のように、緩やかな絶望に駆られながら。もうどうせ、誰も自分に期待していない。いっそあっちの俺のように、自慰行為に耽るのもいいかもしれない。そうしよう。
そうして俺は、あの世界で見た薄い本を思い出しながら、ベッドの中で自分の世界に閉じこもった。
「う…あ…」
いざ自分で自慰を始めてみると、それは思ったよりも良かった。夢の中の俺のやる通りにしているつもりだったが、あの世界には魔力がない。今の俺には魔力がある。身体の内外をうっすらと循環する魔力が、あの時にはない快感を与えた。そして、思ったよりもすぐに達してしまった。
あちらよりずっと良い自慰行為に、俺は耽りに耽った。夢中になっていると知らぬ間に昼になっていて、年若いメイドが昼食を運んで来たので、慌てて素知らぬふりをした。彼女は「お顔が赤いですが、お熱でもおありですか」と心配したが、いいからと退がらせた。そして昼食も食べずに、ひたすら行為に没頭した。
知らなかった。自慰が、性行為が、こんなに良いものだったなんて。体が熱い。魔力が活発に循環して、体中が歓んでいるのが分かる。こんな感覚、初めてだ。最初は、脆弱な俺の僅かな魔力は、何度か行為に及んだら枯渇してしまって、いつもの気怠い魔力切れを起こすのではないかと思ったのだが、どうやら自慰行為にはそんなに魔力は必要ないらしい。何だ、こういうことならもっと早くに試してみればよかった。
「はぁっ、はぁっ、あ…あ、あ…!」
自分で言うのもなんだが、さすが淫魔というべきか。何度達しても、精が枯渇する気配がない。むしろ、より満たされて行くような感覚すらある。俺は、あの世界の淫らな本のことを繰り返し反芻して、何度も何度も果てた。
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