【完結・R18BL】手乗りスライムのロームと僕〜スライムを拾ったら、なぜか侯爵令息に溺愛されました？！【御礼SS追加】

余話

あとがき

あとがき

この度は、本作品を最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
あまつさえ、お気に入り、ブックマーク、投票、コメントなど、数々の応援を頂き、心より御礼申し上げます。

もともとこの作品はムーンさんで短編5本、中編3本のシリーズで投稿し、最後は「最果ての皇子ととある斥候の独白」を最終話として完結していましたが、この度アルファポリスさんに一括でまとめて掲載、その際に「薄い本」のストーリーを2話、そして最終話「君の元へ」を加筆したものです。

「最果ての～」での終幕は消化不良と申しますか、書ききれなかった部分をこうして改めて書かせていただいて、やっとスライムシリーズが終わったな、という感じがします。

この作品は、私が思ったより多くの方に応援していただいて、心の底から楽しんで書かせて頂きました。全部まとめてみると20万字超。こうして完結まで走り切れたのも、ひとえに読者の皆様のお陰様です。本当に、ありがとうございます！

今後も、難しいこと抜きの、頭を空っぽにして楽しんで頂けるような作品を目指して、執筆を続けて参ります。よかったら、またお付き合い頂けましたら幸いです。

重ねまして、読者の皆様の温かい応援に、心から感謝申し上げます！

明和里苳











↓以下蛇足のネタバレまとめ










Jasper Joule ジャスパー・ジュール
ジュール子爵家三男。
薄い茶髪に翠玉の目。頬にそばかすのある幼い容姿だったが、後に王子のような線の細い貴公子へ。
運動神経はからっきし、と本人は思っているが、実は伝説の暗殺者の実母から、護身術という名の身のこなしをそっと刷り込まれている。

約1万年前の乙女ゲーの世界では、精霊の愛し子＝魔王。
今世は碧の賢者の肉体の中に宿っている。



Rome ローム
ジャスパーの従魔。
かつての精霊王がスライムに擬態したもの。
本来は水色の長髪に金色の瞳の絶世の美丈夫。割とチートなスパダリ。
何にでも巧妙に擬態するが、いまいち人間の常識や情緒を理解していない。



Keith Kellegher キース・ケラハー
ケラハー侯爵家次男。
赤髪赤目、オレンジ寄り。脳筋。人前での一人称は僕、心の中では俺。
腹黒残念イケメン。声はテノール。

乙女ゲーの世界では、魔王の配下＝精霊王の配下、赤の使徒と呼ばれる赤龍クラースニー。
今世は赤の騎士の肉体に宿っている。
乙女ゲーがサ終してから、気質の似ていた赤の使徒と赤の騎士が意気投合し、子孫同士の血筋が早々に交わっている。
よって、彼らの血を色濃く引く赤髪のケラハーの子孫は、身体能力に優れ、パートナーに異様に執着する。



Laurence Lydgate ローレンス・リドゲート
リドゲート伯爵家四男。
黒髪黒目。ストレートの長髪の麗人。一人称は私。
知的好奇心旺盛な研究馬鹿。クールで冷静に見えて、その実、快楽に弱く流されやすい。

乙女ゲーの世界では、聖女の攻略対象、黒の魔術師。
今世も同じ肉体に同じ魂が宿っている。



Leonard レナード
ニルヴァーナ皇国第７位、玲那皇子。
白髪紅目、チャコールグレイの肌。
ローレンスの従魔である翼蛇が龍神に進化し、人化のスキルを得たもの。

乙女ゲーの世界では、魔王の配下＝精霊王の配下、黒の使徒と呼ばれる黒龍。
今世は傍系の翼龍の肉体に宿っている。



Kenneth Keighley ケネス・キースリー
第二王子。金髪碧眼。従魔は白い獅子。
乙女ゲーの世界では金の王子。
今世も同じ肉体に同じ魂が宿っている。

Kristin Keynes クリスティン・ケインズ
公爵令嬢。金髪碧眼。従魔は鳳雛。
乙女ゲーの世界では悪役令嬢。
今世も同じ肉体に同じ魂が宿っている。

某侍女軍団の斥候
ピンクブロンド。今代の聖女。
中身は異世界の腐女子が宿っている。



その他の乙女ゲーキャラは出ておりません。
多分ニルヴァーナ皇国らへんに居るんじゃないかと。

ざっくりとした背景としましては、

この世界は乙女ゲーのサ終後の世界であり、その後はAIが支えて来たため、長い年月を経ても文化レベルにほとんど変化が見られなかった。
この度、愛し子（＝ジャスパー）が長い眠りを経て転生したため、連動して当時のメインキャラの転生が起こり、異世界の魂が聖女の肉体に宿り、この世界に迷い込んだ。
彼女の影響で、今後は出版業などを通じて徐々に文化レベルが上がっていく見込み。
BLで上がっていく文化レベル、胸熱。



以上蛇足でした！

本文でうっすら触れたものと、表に出していない裏設定を、ここで供養させていただきます。

読んで下さって、ありがとうございます！