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余話
貴腐人の友情 〜 北の猛将姫将軍 vs 北西の辺境の魔王子リス
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ナイトリー領都ケラハー邸。
盛大な華燭の典を終え、参列者を次々と見送った後。ケラハー家に婿入りしたジャスパー・ジュール=ケラハー、その彼の実母たるジャクリーン・グレンツェ=ジュールと、義母のカトリーナ・ノルト=ケラハーは、薔薇の咲き乱れる庭園で優雅に茶を嗜んでいた。ケラハー侯爵家の治めるナイトリー領と、ジュール子爵家が守護するジェイガー領とは、王都を挟んでちょうど対極にある。子息が婿入りすれば、滅多と顔を合わせることは出来ないだろう。慎み深く、早々に辞去しようとする子爵家一行を引き留め、しばらくの滞在を提案したのは、侯爵夫人カトリーナの意向だった。
「実を申し上げますと私、この婚姻に乗り気ではございませんでした」
ジャクリーンは静かにカップを置いて、穏やかな口調で切り出した。
ジェイガー領は、北西の辺境の中でも最も奥地、強力な魔物が生息する山裾に位置する。ジュール子爵は寄り親の辺境伯の直臣であり、歴代の猛将。ジャクリーンは辺境伯家の傍系の子女である。彼女は子爵家に嫁いで三男を儲け、長男次男は夫に瓜二つの屈強な男子に育った。一方三男は、ジャクリーンに似て小柄で、女の子に間違われるほどの可憐な子だった。瞳の色からジャスパーと名付けられた彼は、内気で内向的な性格であったが、家族のみならず領民からもこよなく愛され、すくすく育った。
この子はいずれ、家を出て一人で身を立てなければならない。ジャクリーンは、彼に上二人とは異なる英才教育を施した。彼が興味を持った学問は惜しまず学ばせ、持てる教養は全て叩き込んだ。さらに、体格に恵まれない彼のために、自らが得意とする暗さ…斥候術もそれとなく折り込む。優れた頭脳と勤勉さに恵まれた彼は、彼女の教えを余すところなく吸収し、15の年に無事王都に進学して行った。
ところが、彼を送り出して二年足らず。ジュール子爵のもとに、ケラハー侯爵家から書状が舞い込んだ。なんと、侯爵家次男キースとの縁談の打診である。純然たる武闘派のジュール子爵家の事務仕事は、ジャクリーンが一手に引き受けている。実質これは、侯爵家からジャクリーンに対する宣戦布告であった。
確かにこの国は、同性婚に寛容である。そしてジャスパーは三男、相手は次男。有り得ないケースではない。しかし、本人を飛び越して相手の家からいきなり打診とは、どういうことだ。もしかして、内気で純朴な我が子が上手く丸め込まれたのではないか。可愛さの余り、いささか純粋培養をしたのが仇となった。いや、まだ間に合う。いっそ侯爵家の面々を全て亡き者にすれば、あるいは。
しかしそこで思いとどまったのは、他ならぬ侯爵夫人カトリーナの存在であった。カトリーナは北の大国ノルト王国の第三王女。大陸一の姫将軍と謳われた猛者だ。ノルト王国は辺境伯と同盟を結び、共に聖教国と立ち向かう友軍。カトリーナの人気は、国境を超えて辺境伯領にも轟く。いきなり息子を婿に欲しいと言い出した子息のキースに対して不信感が拭えないが、かの姫将軍のもとに縁付くならば、これは良縁かも知れない。
かくして、ジャクリーンはカトリーナにコンタクトを取ることにした。時を同じくして、カトリーナからも書状が届く。カトリーナがジャクリーンのことを以前から認知していたことに、ジャクリーンはひどく感動した。そして、「愚息の息の根を止めてでも、子息の望まぬことはしない」という強い真心に、ジャクリーンは安心してジャスパーを預けることにした。
ジェイガー領と王都、そしてナイトリー領とは距離がある。肝心の息子とはまともにコンタクトが取れないまま、ケラハー家、のちに次男キースの独断と判明するが、彼からの縁談の打診から半年ほどで、ジャスパーの婚約は整った。追ってカトリーナからは、「息子が騙し討ちのようにご子息と婚約を結んだ。血祭りに上げておいたが、異議があればそっ首刎ねてお届けする」との文が届いたが、当の息子からは幸せそうな便りが届いたため、カトリーナには無事「首は不要です」と返信することが出来た。
遠方にいたジャクリーンが、ジャスパーの置かれていた状況を正確に把握することになったのは、その後出回った恋愛小説による。いずこかのルートから手に入れた、いずこかの国の侯爵令息と、子爵令息の愛の物語。書店の店頭には並ばないが、書名を告げるとバックヤードからそっと手渡されると噂のそれは、瞬く間に大ベストセラーとなり、今やその小説を嗜まぬ令嬢など存在しないと言われている。更には真実に基づいてか否か、二次創作の薄い冊子まで出回る始末。それらが、ジャクリーンの新しい扉を開いた。
「———あれは、誠に良いものです」
✳︎✳︎✳︎
ジャクリーン・グレンツェ。滅多と表に出ないその名前と、子リスのように小柄で可憐な風貌。なぜ私がそれを認識しているかといえば、彼女こそ「最凶姫」と名高い辺境伯家の影の切り札と言われるからだ。言われる、というのは、噂の域を出ず、真偽不明だから。暗殺者たるもの、裏の顔を知る者は全て消し去り、決してそうとは悟られない。それでこそ一流というものだ。
我が愚息が、知らない間に縁談を画策し、嫁(婿)に娶ろうとした子息が、彼女の三男ジャスパーだった。事態を把握して、素性を洗い出している間に、それが判明した。私は急いで彼女に書状をしたためた。礼を欠いた対応をしていれば、ケラハーは一族郎党、朝に骸となって発見されていたやも知れぬ。
幸いなことに、ジャクリーンは私に好意的な態度を示し、愚息はともかく、子息への対応について一定の信頼を得られた。当のジャスパーは慎ましやかながら誠に好ましい子息で、ジャクリーンが大事に守り育てたことが伺える。私のみならず、祖国から連れて来た姫騎士たちも皆、彼の愛護者となった。
姫騎士たちとケラハー家の愛好家 兼 作家陣の情熱の結晶が、出版界を席巻した。我が愚息の凶行は全くもって許し難いが、見目麗しく謙虚で、しかし恋人に一途な愛を捧げる「いずこかの国の子爵令息」が、世の令嬢のハートを激しく撃ち抜き、新しい扉を次々と開きまくった。当然私もだ。
艶やかな亜麻色の髪をさらさらと靡かせ、けぶるような長い睫毛に縁取られた碧玉は穏やかな輝きを湛え。繊細に通る鼻筋、控え目だが柔らかく色付く唇。当初は頬に僅かに残るそばかすが少年の面影を残し、時を経て白皙の肌に置き換わる頃には花開くような美貌に。伸びやかな肢体は、細身でありこそすれ貧弱とは程遠く、引き締まった腰に小ぶりなヒップライン。胸元から覗くくっきりとした鎖骨がえもいわれぬ色香を醸し、細い手首、優雅で長い指が恋人に絡め取られると、頬を薔薇色に染めて甘いため息を…おっと。思わず小説の一節を誦じてじてしまった。
当然、実物は筆舌に尽くし難い。普段彼とは朝から護身術の稽古、そして事務仕事の傍ら事ある毎に茶会を開いて侍女たちと共に愛でるのだが、慎ましく微笑む彼が夜な夜な愚息にあんなことやこんなこと。いかん、捗って仕方ない。
ともあれ、彼の母堂たるジャクリーン。彼女が我らと志を同じくしたことは、誠に僥倖だ。新刊を全巻各100冊ずつ、刊行次第最優先でお届けする。希望があればその上何冊でも。更に、各種グッズ、絵姿、舞台の最優先席など。彼女の至宝を我らがお預かりするのだ。いくらでも誠意を積み上げよう。
「ジャクリーン、いや、同志よ。これからも末長く」
「ええ、カトリーナ。我が心の友」
こうして、ここに国を超え立場を超え、本人たちをもすっ飛ばした腐った友誼が結ばれたのだった。なお、公国の公女といい王妃といい、国内外にお友達ネットワークは今後も限りなく広がっていく。知らぬは乙女たちの心の王子、ジャスパー彼一人のみだった。
盛大な華燭の典を終え、参列者を次々と見送った後。ケラハー家に婿入りしたジャスパー・ジュール=ケラハー、その彼の実母たるジャクリーン・グレンツェ=ジュールと、義母のカトリーナ・ノルト=ケラハーは、薔薇の咲き乱れる庭園で優雅に茶を嗜んでいた。ケラハー侯爵家の治めるナイトリー領と、ジュール子爵家が守護するジェイガー領とは、王都を挟んでちょうど対極にある。子息が婿入りすれば、滅多と顔を合わせることは出来ないだろう。慎み深く、早々に辞去しようとする子爵家一行を引き留め、しばらくの滞在を提案したのは、侯爵夫人カトリーナの意向だった。
「実を申し上げますと私、この婚姻に乗り気ではございませんでした」
ジャクリーンは静かにカップを置いて、穏やかな口調で切り出した。
ジェイガー領は、北西の辺境の中でも最も奥地、強力な魔物が生息する山裾に位置する。ジュール子爵は寄り親の辺境伯の直臣であり、歴代の猛将。ジャクリーンは辺境伯家の傍系の子女である。彼女は子爵家に嫁いで三男を儲け、長男次男は夫に瓜二つの屈強な男子に育った。一方三男は、ジャクリーンに似て小柄で、女の子に間違われるほどの可憐な子だった。瞳の色からジャスパーと名付けられた彼は、内気で内向的な性格であったが、家族のみならず領民からもこよなく愛され、すくすく育った。
この子はいずれ、家を出て一人で身を立てなければならない。ジャクリーンは、彼に上二人とは異なる英才教育を施した。彼が興味を持った学問は惜しまず学ばせ、持てる教養は全て叩き込んだ。さらに、体格に恵まれない彼のために、自らが得意とする暗さ…斥候術もそれとなく折り込む。優れた頭脳と勤勉さに恵まれた彼は、彼女の教えを余すところなく吸収し、15の年に無事王都に進学して行った。
ところが、彼を送り出して二年足らず。ジュール子爵のもとに、ケラハー侯爵家から書状が舞い込んだ。なんと、侯爵家次男キースとの縁談の打診である。純然たる武闘派のジュール子爵家の事務仕事は、ジャクリーンが一手に引き受けている。実質これは、侯爵家からジャクリーンに対する宣戦布告であった。
確かにこの国は、同性婚に寛容である。そしてジャスパーは三男、相手は次男。有り得ないケースではない。しかし、本人を飛び越して相手の家からいきなり打診とは、どういうことだ。もしかして、内気で純朴な我が子が上手く丸め込まれたのではないか。可愛さの余り、いささか純粋培養をしたのが仇となった。いや、まだ間に合う。いっそ侯爵家の面々を全て亡き者にすれば、あるいは。
しかしそこで思いとどまったのは、他ならぬ侯爵夫人カトリーナの存在であった。カトリーナは北の大国ノルト王国の第三王女。大陸一の姫将軍と謳われた猛者だ。ノルト王国は辺境伯と同盟を結び、共に聖教国と立ち向かう友軍。カトリーナの人気は、国境を超えて辺境伯領にも轟く。いきなり息子を婿に欲しいと言い出した子息のキースに対して不信感が拭えないが、かの姫将軍のもとに縁付くならば、これは良縁かも知れない。
かくして、ジャクリーンはカトリーナにコンタクトを取ることにした。時を同じくして、カトリーナからも書状が届く。カトリーナがジャクリーンのことを以前から認知していたことに、ジャクリーンはひどく感動した。そして、「愚息の息の根を止めてでも、子息の望まぬことはしない」という強い真心に、ジャクリーンは安心してジャスパーを預けることにした。
ジェイガー領と王都、そしてナイトリー領とは距離がある。肝心の息子とはまともにコンタクトが取れないまま、ケラハー家、のちに次男キースの独断と判明するが、彼からの縁談の打診から半年ほどで、ジャスパーの婚約は整った。追ってカトリーナからは、「息子が騙し討ちのようにご子息と婚約を結んだ。血祭りに上げておいたが、異議があればそっ首刎ねてお届けする」との文が届いたが、当の息子からは幸せそうな便りが届いたため、カトリーナには無事「首は不要です」と返信することが出来た。
遠方にいたジャクリーンが、ジャスパーの置かれていた状況を正確に把握することになったのは、その後出回った恋愛小説による。いずこかのルートから手に入れた、いずこかの国の侯爵令息と、子爵令息の愛の物語。書店の店頭には並ばないが、書名を告げるとバックヤードからそっと手渡されると噂のそれは、瞬く間に大ベストセラーとなり、今やその小説を嗜まぬ令嬢など存在しないと言われている。更には真実に基づいてか否か、二次創作の薄い冊子まで出回る始末。それらが、ジャクリーンの新しい扉を開いた。
「———あれは、誠に良いものです」
✳︎✳︎✳︎
ジャクリーン・グレンツェ。滅多と表に出ないその名前と、子リスのように小柄で可憐な風貌。なぜ私がそれを認識しているかといえば、彼女こそ「最凶姫」と名高い辺境伯家の影の切り札と言われるからだ。言われる、というのは、噂の域を出ず、真偽不明だから。暗殺者たるもの、裏の顔を知る者は全て消し去り、決してそうとは悟られない。それでこそ一流というものだ。
我が愚息が、知らない間に縁談を画策し、嫁(婿)に娶ろうとした子息が、彼女の三男ジャスパーだった。事態を把握して、素性を洗い出している間に、それが判明した。私は急いで彼女に書状をしたためた。礼を欠いた対応をしていれば、ケラハーは一族郎党、朝に骸となって発見されていたやも知れぬ。
幸いなことに、ジャクリーンは私に好意的な態度を示し、愚息はともかく、子息への対応について一定の信頼を得られた。当のジャスパーは慎ましやかながら誠に好ましい子息で、ジャクリーンが大事に守り育てたことが伺える。私のみならず、祖国から連れて来た姫騎士たちも皆、彼の愛護者となった。
姫騎士たちとケラハー家の愛好家 兼 作家陣の情熱の結晶が、出版界を席巻した。我が愚息の凶行は全くもって許し難いが、見目麗しく謙虚で、しかし恋人に一途な愛を捧げる「いずこかの国の子爵令息」が、世の令嬢のハートを激しく撃ち抜き、新しい扉を次々と開きまくった。当然私もだ。
艶やかな亜麻色の髪をさらさらと靡かせ、けぶるような長い睫毛に縁取られた碧玉は穏やかな輝きを湛え。繊細に通る鼻筋、控え目だが柔らかく色付く唇。当初は頬に僅かに残るそばかすが少年の面影を残し、時を経て白皙の肌に置き換わる頃には花開くような美貌に。伸びやかな肢体は、細身でありこそすれ貧弱とは程遠く、引き締まった腰に小ぶりなヒップライン。胸元から覗くくっきりとした鎖骨がえもいわれぬ色香を醸し、細い手首、優雅で長い指が恋人に絡め取られると、頬を薔薇色に染めて甘いため息を…おっと。思わず小説の一節を誦じてじてしまった。
当然、実物は筆舌に尽くし難い。普段彼とは朝から護身術の稽古、そして事務仕事の傍ら事ある毎に茶会を開いて侍女たちと共に愛でるのだが、慎ましく微笑む彼が夜な夜な愚息にあんなことやこんなこと。いかん、捗って仕方ない。
ともあれ、彼の母堂たるジャクリーン。彼女が我らと志を同じくしたことは、誠に僥倖だ。新刊を全巻各100冊ずつ、刊行次第最優先でお届けする。希望があればその上何冊でも。更に、各種グッズ、絵姿、舞台の最優先席など。彼女の至宝を我らがお預かりするのだ。いくらでも誠意を積み上げよう。
「ジャクリーン、いや、同志よ。これからも末長く」
「ええ、カトリーナ。我が心の友」
こうして、ここに国を超え立場を超え、本人たちをもすっ飛ばした腐った友誼が結ばれたのだった。なお、公国の公女といい王妃といい、国内外にお友達ネットワークは今後も限りなく広がっていく。知らぬは乙女たちの心の王子、ジャスパー彼一人のみだった。
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