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後日談
僕の婚約生活(前) ※
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✳︎✳︎✳︎
暴力表現を含みます。ご注意下さい。
✳︎✳︎✳︎
キース様との婚約が公表されて、僕の周りは少し騒がしくなった。
ケネス殿下のテイマーサロンでは、既にキース様が婚約に向けて動いていたことを皆さんご存知で、半笑いで冷やかされた。しかし「君と一緒に仕事出来るの、楽しみだったんだけど」とお声掛け下さる方もいて、お世辞だろうけど嬉しかった。
同じく文官を目指していた友達からは、「意外だ」という反応がほとんどだった。自分でも、まさか僕が卒業と同時に結婚と就職、しかも相手は男性だなんて、考えたこともなかった。しかし、みんな概ね「文官採用試験のライバルが減った」と軽口を叩きながらも、「おめでとう」と口々に祝福してくれた。
恥ずかしいけど、ちょっと嬉しい。
しかしちょっと困ったのが、キース様を慕う女生徒の皆さん。婚約者候補はいたものの、未だフリーの高嶺の花だったキース様が、一転地味な男子生徒を婚約者に据えたことで、彼女らからは複雑な目で見られた。遠目でひそひそされたり、「あんなののどこが良いんですの?」などと嫌味を言われたり、それくらいなら良いんだけど…制服に汚れた水を掛けられたり、持ち物を隠されたり、壊されたり。幸い、必要な単位は全て取得済みなので、荷物は全て寮室に引き上げたんだけど、時折朝礼などで教室に出向くと、机や椅子が悲惨なことになっている。クラスのみんなは、一緒になって落書きを消したり、無くなった文具なんかを探してくれたりするけど、「庇えなくてごめん」なんて謝られると、僕の方こそ申し訳なくなる。多分指示を出しているのは、僕らよりも上位の伯爵家のご令嬢。楯突く訳には行かないのだ。
「元気ないけど、何かあったのかい」
最近夕食後は、こうして毎晩キース様と談話室で過ごす。キース様には、まだいくつか実技系の単位が残っていて、それらは一年次や二年次に前もって取れないものばかり。そもそも彼には、ケネス殿下の側近としての仕事もある。忙しい中、こうして夜の貴重な自由時間を僕に下さるのだ。
「いえ、特に何も…獣医学が、ちょっと難しくて」
僕は言葉を濁す。卒業に必要な単位は全て取ってしまったが、卒業後に役立ちそうなスキルや資格は出来るだけ取っておきたい。騎士団には馬や従魔がいるので、彼らの世話が出来たらいいかなと、最近はそれらの講座に顔を出している。
キース様と僕は、談話室の隅で他愛ない話をして過ごす。今日あったこととか、卒業した後のこととか。婚約前と何も変わらない。ただ、制服のシャツの下には、チェーンに通した婚約指輪が潜んでいる。何か気分が沈むようなことがあっても、これがあれば大丈夫。お忙しいキース様を、つまらないことで煩わせてはいけない。せっかく一緒にいられる短い時間、キース様には笑顔だけを向けていたい。
部屋に戻って、消灯時間が来れば、いつもの通信実験の時間だ。実験と言っても、もう雑談なんか要らない。僕たちはロームを介して、すぐに蕩け合う。
「ジャスパー…ジャスパー…」
キース様が、名前を繰り返し呼びながら、背後から僕を責め立てる。僕の身体はもう、逞しいキース様を受け入れるのに慣れてしまって、シーツを掴みながら絶頂を繰り返す。
あれから、キース様と直接触れ合う機会はない。ロームが擬態しているのはキース様で、今こうして僕を抱いているのは間違いなく彼なんだけど、時々、いや本当は毎晩、あの時のキース様を思い出す。成熟したオスの匂い、赤い体毛を湛えた野生的な肉体、そして赤黒く脈打つ硬い楔。僕は枕に顔を押し付けて、漏れ出す嬌声を殺しながら、彼のことをいやらしく思い出している。あれに激しく突き上げられて、僕は、僕は…
「~~~~~!!!」
強い律動に追い立てられて、僕はまたナカイキする。キース様の射精も近い。キース様と繋がっている間は、難しいことなんか何も考えなくて良い。ただ、感じて、イかされて、注がれて。僕の胸元で、チェーンがしゃらりと鳴った。
もう自由登校になった僕は、獣医学やいくつかの講座の時間以外は、図書館に籠もって自習している。一緒に昼食を摂った友達と別れて、その日も人気のない午後の図書館に向かう途中だった。校舎裏から、見慣れない生徒が姿を現し、「何か用ですか」と声を掛けようとした途端、背後から口を塞がれ、僕の視界はくらりと暗転した。
次に目を開けた時には、土の上だった。所々、壁の隙間から光が差している。倉庫だろうか。
「お前がいけないのよ。散々忠告してやったのに、のうのうとキース様の隣でヘラヘラしてるから」
どこかで聞いたことのある声がする。視界がぼやけて、よく見えない。何人かの男が僕に近付いてきて、制服が乱暴に引きちぎられる。卒業が近いからいいけど、一着しかないのにちゃんと繕えるだろうか。僕はぼんやりする頭で、そんなことを考える。身体に力が入らない。
「!…いやらしい印をいっぱい付けて。とんだ淫売ね。カラダで籠絡したってわけ」
先の尖った靴で、横腹を蹴飛ばされる。指輪に気付いた彼女は、チェーンを引きちぎり、「こんなもの」と踏みつけた。やめて。それはキース様の瞳の色の、大事な…だけど僕の口は、言葉を紡ぎ出すことが出来ない。
「ふん。薄汚れたネズミなんて、キース様に相応しくないわ。お前たち、好きにしなさい」
そう言って、彼女は倉庫を出て行った。同時に、僕は三人の男に取り囲まれ、「へへっ」と下卑た笑いとともに、残りの服を剥ぎ取られた。身を捩って抵抗しようとした僕の口元に、また甘い香りの布が当てられ、意識が遠のく。涙で滲んだ視界の端に、キース様の幻を見た。
キース様…。
目覚めると、知らない天井があった。ここはどこだろう。まだ頭がぼんやりする。僕は見覚えのないパジャマを着ていた。思うように身体が動かない。ひどく気怠い。空腹が過ぎて、吐き気がする。そうだ、ロームは…よかった、枕元に居た。しかしそこには、千切れたチェーンと、傷の入った指輪。
ああ、あの倉庫のような場所で起きたことは、夢じゃなかったんだ。僕はもう…
しばらくすると、侍女さんが入って来て、僕が起き上がっていたことを確認すると、消化の良いスープを持って来て下さった。ここは王都のケラハー侯爵家のタウンハウス。僕が運び込まれたのは、二日前なのだそうだ。
身体に水分と食べ物が入ったせいか、少し気分が落ち着いた。まだ頭はフラフラするが、身体を清めたいとお願いすると、すぐに入浴の準備が整った。ここはタウンハウスの離れで、本邸の人に会うこともないし、気兼ねしなくていいと言われて、ほっとする。本邸はキース様の兄上のご家族がお住まいのはずだ。ケラハー家のご迷惑になっていることに変わりはないが、こんなに窶れて見窄らしい僕が、のこのこと闊歩していいお宅ではない。
バスルームの入り口には、パジャマと見慣れない服が一式置いてあった。僕は服の方に袖を通すと、使用人の方に見つからないように、そっと離れを出た。門番に見咎められたが、寮に戻って荷物を取って来ると告げた。
ケラハー邸から学園までは、徒歩で一時間半ほど。僕はロームを連れて、寮を目指した。もう学園にはいられない。王都にも。
僕はもう、キース様に相応しくない。いや、最初から釣り合ってなんかいなかった。
『とんだ淫売ね。カラダで籠絡したってわけ』
そうかもしれない。キース様が僕を見初めて下さる理由なんて、それくらいしかない。毎日お忙しくて、たまたまロームをお譲りすることになって、成り行きで欲を発散されて、それで…
『薄汚れたネズミなんて、キース様に相応しくないわ』
うん。それは僕が一番良く分かってる。そして、分かってたのに、分かってなかった。だけど、多分、僕は本当に汚れてしまったのだと思う。侍女さんは、詳しいことは何も言わなかったけど…
学園で、僕はどんな扱いになっているのか分からない。今はまだ陽も高い。きっと授業中だろう。誰にも見つからないように、荷物をまとめて帰ろう。両親にも迷惑を掛けてしまうが、少しの間身を寄せるくらいは受け入れてくれるだろう。その後のことは、その後で考えよう。
僕は胸ポケットの中のロームを手で包み、後から後から溢れる涙を見られないように、俯きながら早足で学園を目指した。
暴力表現を含みます。ご注意下さい。
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キース様との婚約が公表されて、僕の周りは少し騒がしくなった。
ケネス殿下のテイマーサロンでは、既にキース様が婚約に向けて動いていたことを皆さんご存知で、半笑いで冷やかされた。しかし「君と一緒に仕事出来るの、楽しみだったんだけど」とお声掛け下さる方もいて、お世辞だろうけど嬉しかった。
同じく文官を目指していた友達からは、「意外だ」という反応がほとんどだった。自分でも、まさか僕が卒業と同時に結婚と就職、しかも相手は男性だなんて、考えたこともなかった。しかし、みんな概ね「文官採用試験のライバルが減った」と軽口を叩きながらも、「おめでとう」と口々に祝福してくれた。
恥ずかしいけど、ちょっと嬉しい。
しかしちょっと困ったのが、キース様を慕う女生徒の皆さん。婚約者候補はいたものの、未だフリーの高嶺の花だったキース様が、一転地味な男子生徒を婚約者に据えたことで、彼女らからは複雑な目で見られた。遠目でひそひそされたり、「あんなののどこが良いんですの?」などと嫌味を言われたり、それくらいなら良いんだけど…制服に汚れた水を掛けられたり、持ち物を隠されたり、壊されたり。幸い、必要な単位は全て取得済みなので、荷物は全て寮室に引き上げたんだけど、時折朝礼などで教室に出向くと、机や椅子が悲惨なことになっている。クラスのみんなは、一緒になって落書きを消したり、無くなった文具なんかを探してくれたりするけど、「庇えなくてごめん」なんて謝られると、僕の方こそ申し訳なくなる。多分指示を出しているのは、僕らよりも上位の伯爵家のご令嬢。楯突く訳には行かないのだ。
「元気ないけど、何かあったのかい」
最近夕食後は、こうして毎晩キース様と談話室で過ごす。キース様には、まだいくつか実技系の単位が残っていて、それらは一年次や二年次に前もって取れないものばかり。そもそも彼には、ケネス殿下の側近としての仕事もある。忙しい中、こうして夜の貴重な自由時間を僕に下さるのだ。
「いえ、特に何も…獣医学が、ちょっと難しくて」
僕は言葉を濁す。卒業に必要な単位は全て取ってしまったが、卒業後に役立ちそうなスキルや資格は出来るだけ取っておきたい。騎士団には馬や従魔がいるので、彼らの世話が出来たらいいかなと、最近はそれらの講座に顔を出している。
キース様と僕は、談話室の隅で他愛ない話をして過ごす。今日あったこととか、卒業した後のこととか。婚約前と何も変わらない。ただ、制服のシャツの下には、チェーンに通した婚約指輪が潜んでいる。何か気分が沈むようなことがあっても、これがあれば大丈夫。お忙しいキース様を、つまらないことで煩わせてはいけない。せっかく一緒にいられる短い時間、キース様には笑顔だけを向けていたい。
部屋に戻って、消灯時間が来れば、いつもの通信実験の時間だ。実験と言っても、もう雑談なんか要らない。僕たちはロームを介して、すぐに蕩け合う。
「ジャスパー…ジャスパー…」
キース様が、名前を繰り返し呼びながら、背後から僕を責め立てる。僕の身体はもう、逞しいキース様を受け入れるのに慣れてしまって、シーツを掴みながら絶頂を繰り返す。
あれから、キース様と直接触れ合う機会はない。ロームが擬態しているのはキース様で、今こうして僕を抱いているのは間違いなく彼なんだけど、時々、いや本当は毎晩、あの時のキース様を思い出す。成熟したオスの匂い、赤い体毛を湛えた野生的な肉体、そして赤黒く脈打つ硬い楔。僕は枕に顔を押し付けて、漏れ出す嬌声を殺しながら、彼のことをいやらしく思い出している。あれに激しく突き上げられて、僕は、僕は…
「~~~~~!!!」
強い律動に追い立てられて、僕はまたナカイキする。キース様の射精も近い。キース様と繋がっている間は、難しいことなんか何も考えなくて良い。ただ、感じて、イかされて、注がれて。僕の胸元で、チェーンがしゃらりと鳴った。
もう自由登校になった僕は、獣医学やいくつかの講座の時間以外は、図書館に籠もって自習している。一緒に昼食を摂った友達と別れて、その日も人気のない午後の図書館に向かう途中だった。校舎裏から、見慣れない生徒が姿を現し、「何か用ですか」と声を掛けようとした途端、背後から口を塞がれ、僕の視界はくらりと暗転した。
次に目を開けた時には、土の上だった。所々、壁の隙間から光が差している。倉庫だろうか。
「お前がいけないのよ。散々忠告してやったのに、のうのうとキース様の隣でヘラヘラしてるから」
どこかで聞いたことのある声がする。視界がぼやけて、よく見えない。何人かの男が僕に近付いてきて、制服が乱暴に引きちぎられる。卒業が近いからいいけど、一着しかないのにちゃんと繕えるだろうか。僕はぼんやりする頭で、そんなことを考える。身体に力が入らない。
「!…いやらしい印をいっぱい付けて。とんだ淫売ね。カラダで籠絡したってわけ」
先の尖った靴で、横腹を蹴飛ばされる。指輪に気付いた彼女は、チェーンを引きちぎり、「こんなもの」と踏みつけた。やめて。それはキース様の瞳の色の、大事な…だけど僕の口は、言葉を紡ぎ出すことが出来ない。
「ふん。薄汚れたネズミなんて、キース様に相応しくないわ。お前たち、好きにしなさい」
そう言って、彼女は倉庫を出て行った。同時に、僕は三人の男に取り囲まれ、「へへっ」と下卑た笑いとともに、残りの服を剥ぎ取られた。身を捩って抵抗しようとした僕の口元に、また甘い香りの布が当てられ、意識が遠のく。涙で滲んだ視界の端に、キース様の幻を見た。
キース様…。
目覚めると、知らない天井があった。ここはどこだろう。まだ頭がぼんやりする。僕は見覚えのないパジャマを着ていた。思うように身体が動かない。ひどく気怠い。空腹が過ぎて、吐き気がする。そうだ、ロームは…よかった、枕元に居た。しかしそこには、千切れたチェーンと、傷の入った指輪。
ああ、あの倉庫のような場所で起きたことは、夢じゃなかったんだ。僕はもう…
しばらくすると、侍女さんが入って来て、僕が起き上がっていたことを確認すると、消化の良いスープを持って来て下さった。ここは王都のケラハー侯爵家のタウンハウス。僕が運び込まれたのは、二日前なのだそうだ。
身体に水分と食べ物が入ったせいか、少し気分が落ち着いた。まだ頭はフラフラするが、身体を清めたいとお願いすると、すぐに入浴の準備が整った。ここはタウンハウスの離れで、本邸の人に会うこともないし、気兼ねしなくていいと言われて、ほっとする。本邸はキース様の兄上のご家族がお住まいのはずだ。ケラハー家のご迷惑になっていることに変わりはないが、こんなに窶れて見窄らしい僕が、のこのこと闊歩していいお宅ではない。
バスルームの入り口には、パジャマと見慣れない服が一式置いてあった。僕は服の方に袖を通すと、使用人の方に見つからないように、そっと離れを出た。門番に見咎められたが、寮に戻って荷物を取って来ると告げた。
ケラハー邸から学園までは、徒歩で一時間半ほど。僕はロームを連れて、寮を目指した。もう学園にはいられない。王都にも。
僕はもう、キース様に相応しくない。いや、最初から釣り合ってなんかいなかった。
『とんだ淫売ね。カラダで籠絡したってわけ』
そうかもしれない。キース様が僕を見初めて下さる理由なんて、それくらいしかない。毎日お忙しくて、たまたまロームをお譲りすることになって、成り行きで欲を発散されて、それで…
『薄汚れたネズミなんて、キース様に相応しくないわ』
うん。それは僕が一番良く分かってる。そして、分かってたのに、分かってなかった。だけど、多分、僕は本当に汚れてしまったのだと思う。侍女さんは、詳しいことは何も言わなかったけど…
学園で、僕はどんな扱いになっているのか分からない。今はまだ陽も高い。きっと授業中だろう。誰にも見つからないように、荷物をまとめて帰ろう。両親にも迷惑を掛けてしまうが、少しの間身を寄せるくらいは受け入れてくれるだろう。その後のことは、その後で考えよう。
僕は胸ポケットの中のロームを手で包み、後から後から溢れる涙を見られないように、俯きながら早足で学園を目指した。
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