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スライムはねらわれた!
ローレンスはスライムに捕らわれた! ※
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✳︎✳︎✳︎
今回はローレンス視点です
✳︎✳︎✳︎
「キュイ!キュイ!」
スライムに囚われたレナードと私。翼蛇のレナードは、小さな体を懸命に捩って、スライムから私を助け出そうとしている。しかし私は…
「うあっ…レナードッ…う、動いては…」
情けないことに、スライムによって挿し込まれたレナードの半身が私の中で暴れ回るたび、身体は拾ってはいけない快楽を拾ってしまう。全身は既に催淫効果のあるスライムの粘液に侵されている。もちろん、レナードを受け入れているそこも。彼が小さな身体をくねらせるたび、ぬちぬちといやらしい音を立てながら、私はどんどん追い詰められていく。
「!嫌っ!そこッ!!」
レナードの意思とは裏腹に、彼が抵抗を重ねれば重ねるほど、彼の身体は私の奥に飲み込まれていく。そして彼の尾の先が、触れてはいけない場所に触れてしまった。先ほどスライムが探り当てたそこを、レナードの尾が容赦なく嬲る。
「あっ、あっ、嫌っ…あああっ…!!!」
抵抗も虚しく、全身がびくびくと跳ね、私はあろうことかレナードをきつく締め付け、果てた。何ということだ。苦しそうに「キュイ!」と悲鳴を上げるレナードを、私は正視できない。
絶頂を重ねて敏感になっている身体には、尚もスライムの淫らな愛撫が続いている。私はそんなに欲の強い方ではない、一晩に一度か二度果てれば満足する性質だ。なのに私の分身は、スライムの粘液の中で物欲しそうに勃ち上がり、乳首は女のそれのように色付いて、もっともっとと情けをせがんでいる。
「…くっ……はぁっ…」
きつく閉じた目尻から、涙が滲む。15の成人を過ぎ、一人前の男でいたつもりが、スライムと侮り迂闊に手を出して、良いように犯されている。スライムとはいえ魔物だ。もっと慎重に取り扱っていれば。全身を拘束され、いやらしく嬲り倒され、こんな様子では助けを呼ぶことも出来ない。いや、自分の名誉など地に落ちてもいい。レナードだけでも助けてやらねば。しかし、スライムを物理的に排除するどころか、身体中に与えられる淫らな快楽で、魔力を練ることも出来ない。そして、こうしている間にも、快感の波はより大きくなって、私の理性をさらって行く。媚薬がどんどん神経を侵食して、思考が砂のように崩れて行く。
「はっ…あンっ…らめッ、れなーろ、ナカっ…♡」
やめてくれ、レナード。中で動いては、私の浅ましい肉体は、お前で感じてしまう。そんな私の情けない懇願も、まるで睦言のようにしか聞こえない。雌犬のようにハフハフと息を乱しながら、快楽を逃すどころか淫らに腰を振り、娼婦のような甘ったるい声で、レナードの名前を呼んで…まるでこれでは、レナードに抱かれているようだ。
幼い頃から共に育った兄弟、そして友。私の半身。君はこんな私を見て、軽蔑しているだろうか。
「れなーろ♡、れな♡、はンっ♡ぞごッ♡!はっ♡!またッ♡、ヒぐッ…♡!!!」
どのくらいこうしていただろう。そして、この地獄はいつまで続くのだろう。日曜の午後にはキース殿が訪ねて来ることになっているが、彼にこのような情けない姿を晒すことになるのだろうか。
私の身体は、もうすっかり快楽に呑まれてしまった。全身は熱く熟れて、陰茎も乳首も、スライムの蕩けるような愛撫に従順に応えている。しかし私を一番狂わせるのは、後孔から得られるそれだ。私の内側でレナードがうねるたび、のたうつような快感が身体中を駆け巡る。こんなきもちいぃの、知らない。レナードが、中で、あ、ナカっ、ナカっ…
「はぁぁん♡♡♡!!!」
またナカでイってしまった。だってナカ、すっごい、きもちぃ。いま、ナカ、レナードでいっぱい♡ふっといのが、ニュルニュルって…
…ふっとい?
「!レナードッ…」
快楽に呆けていた意識が、急速に焦点を取り戻す。目を背けていた陰部には、小さく愛らしいレナードではなく、立派な大蛇が蠢いていた。
まさかスライムだけではなく、翼蛇も魔力譲渡で成長するというのか…?!
「クルル…」
この期に及んで研究に色めき立つ私とは対照的に、レナードの瞳には、温かい慈愛が籠もっていた。私はお前から目を逸らし、抵抗を諦め、快楽を貪っていたのに。お前は、こんなに情けなく浅ましい私に、変わらぬ親愛の情を向けてくれるというのか。
「レナード…」
大きく成長したレナードの顔が、ゆっくりと近付いてくる。私たちはまるで運命のように、どちらからともなく口付け合った。
うっとりと閉じた瞼の裏で、閃光が走った気がした。
恐る恐る目を開けると、そこには端正な顔立ちの少年がいた。
「やっと通じ合えた。ローレンス、私の番」
今回はローレンス視点です
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「キュイ!キュイ!」
スライムに囚われたレナードと私。翼蛇のレナードは、小さな体を懸命に捩って、スライムから私を助け出そうとしている。しかし私は…
「うあっ…レナードッ…う、動いては…」
情けないことに、スライムによって挿し込まれたレナードの半身が私の中で暴れ回るたび、身体は拾ってはいけない快楽を拾ってしまう。全身は既に催淫効果のあるスライムの粘液に侵されている。もちろん、レナードを受け入れているそこも。彼が小さな身体をくねらせるたび、ぬちぬちといやらしい音を立てながら、私はどんどん追い詰められていく。
「!嫌っ!そこッ!!」
レナードの意思とは裏腹に、彼が抵抗を重ねれば重ねるほど、彼の身体は私の奥に飲み込まれていく。そして彼の尾の先が、触れてはいけない場所に触れてしまった。先ほどスライムが探り当てたそこを、レナードの尾が容赦なく嬲る。
「あっ、あっ、嫌っ…あああっ…!!!」
抵抗も虚しく、全身がびくびくと跳ね、私はあろうことかレナードをきつく締め付け、果てた。何ということだ。苦しそうに「キュイ!」と悲鳴を上げるレナードを、私は正視できない。
絶頂を重ねて敏感になっている身体には、尚もスライムの淫らな愛撫が続いている。私はそんなに欲の強い方ではない、一晩に一度か二度果てれば満足する性質だ。なのに私の分身は、スライムの粘液の中で物欲しそうに勃ち上がり、乳首は女のそれのように色付いて、もっともっとと情けをせがんでいる。
「…くっ……はぁっ…」
きつく閉じた目尻から、涙が滲む。15の成人を過ぎ、一人前の男でいたつもりが、スライムと侮り迂闊に手を出して、良いように犯されている。スライムとはいえ魔物だ。もっと慎重に取り扱っていれば。全身を拘束され、いやらしく嬲り倒され、こんな様子では助けを呼ぶことも出来ない。いや、自分の名誉など地に落ちてもいい。レナードだけでも助けてやらねば。しかし、スライムを物理的に排除するどころか、身体中に与えられる淫らな快楽で、魔力を練ることも出来ない。そして、こうしている間にも、快感の波はより大きくなって、私の理性をさらって行く。媚薬がどんどん神経を侵食して、思考が砂のように崩れて行く。
「はっ…あンっ…らめッ、れなーろ、ナカっ…♡」
やめてくれ、レナード。中で動いては、私の浅ましい肉体は、お前で感じてしまう。そんな私の情けない懇願も、まるで睦言のようにしか聞こえない。雌犬のようにハフハフと息を乱しながら、快楽を逃すどころか淫らに腰を振り、娼婦のような甘ったるい声で、レナードの名前を呼んで…まるでこれでは、レナードに抱かれているようだ。
幼い頃から共に育った兄弟、そして友。私の半身。君はこんな私を見て、軽蔑しているだろうか。
「れなーろ♡、れな♡、はンっ♡ぞごッ♡!はっ♡!またッ♡、ヒぐッ…♡!!!」
どのくらいこうしていただろう。そして、この地獄はいつまで続くのだろう。日曜の午後にはキース殿が訪ねて来ることになっているが、彼にこのような情けない姿を晒すことになるのだろうか。
私の身体は、もうすっかり快楽に呑まれてしまった。全身は熱く熟れて、陰茎も乳首も、スライムの蕩けるような愛撫に従順に応えている。しかし私を一番狂わせるのは、後孔から得られるそれだ。私の内側でレナードがうねるたび、のたうつような快感が身体中を駆け巡る。こんなきもちいぃの、知らない。レナードが、中で、あ、ナカっ、ナカっ…
「はぁぁん♡♡♡!!!」
またナカでイってしまった。だってナカ、すっごい、きもちぃ。いま、ナカ、レナードでいっぱい♡ふっといのが、ニュルニュルって…
…ふっとい?
「!レナードッ…」
快楽に呆けていた意識が、急速に焦点を取り戻す。目を背けていた陰部には、小さく愛らしいレナードではなく、立派な大蛇が蠢いていた。
まさかスライムだけではなく、翼蛇も魔力譲渡で成長するというのか…?!
「クルル…」
この期に及んで研究に色めき立つ私とは対照的に、レナードの瞳には、温かい慈愛が籠もっていた。私はお前から目を逸らし、抵抗を諦め、快楽を貪っていたのに。お前は、こんなに情けなく浅ましい私に、変わらぬ親愛の情を向けてくれるというのか。
「レナード…」
大きく成長したレナードの顔が、ゆっくりと近付いてくる。私たちはまるで運命のように、どちらからともなく口付け合った。
うっとりと閉じた瞼の裏で、閃光が走った気がした。
恐る恐る目を開けると、そこには端正な顔立ちの少年がいた。
「やっと通じ合えた。ローレンス、私の番」
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