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スライムはねらわれた!
スライムがまた殖えた! ※
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長い冬休みが終わり、三月。タウンハウスや領地からは続々と生徒が戻り、学園は賑わいを取り戻している。そんな中、僕は------
「あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡」
背後から、キース様の姿をしたロームに両手を引かれ、とちゅとちゅとリズミカルに胎内を貫かれていた。エラが張った立派な先端で、休みなく前立腺をぐりぐりと擦られ、快感で視界がチカチカする。ごく浅い場所を軽く突かれているだけなのに、僕はもう何度も達していた。ああダメだ。また来ちゃう…
「あっダメっ♡またっ♡、またっ♡、ああっ…♡」
「ふふ。ジャスパーは可愛いね。またおまんこイっちゃった?」
「あっ♡やっ♡違っ♡…おま、違…♡ああっ♡」
「違わないよ、ジャスパー。こっちは触ってないのに、中だけでメスイキしちゃって。君のここは、もう僕専用のおまんこなんだよ」
僕の腕をグイッと引っ張り、後ろから抱き抱えて、彼は耳元で囁く。彼のペニスが深く刺さり、僕は鋭く息を呑む。
通信実験を始めてから、ロームの様子がおかしい。前はもっとストレートに僕の快感を高めようとして来たのに、今は搦手というか、わざとゆっくり責めて焦らしたり、恥ずかしい格好を取らされたり、恥ずかしい言葉で責められたり。
もしかしたら「おやすみなさい」の後も、キース様はロームと接続していて、僕はロームを介して彼とエッチなことをしちゃっているのかもしれない。お互い昼間は素知らぬ顔をしているが、この疑念は捨て切れない。一方で、ロームの擬態がより精巧に進化しているのかもしれない、とも思う。こうしたいやらしい言葉責めも、きっとその方が、僕から魔力を効率よく摂取出来るからだろう。
もしキース様がロームを操っているのであれば、それは彼の性癖なのだろうし、もしロームの擬態がより進化したのであれば、やはりそれも彼の思考を読み取ってのものだろう。いずれにせよ、彼はそういう…ちょっと変態チックな嗜好があるということだ。そしてもし、キース様がロームを操ってこんなプレイをしているのであれば、昼間の彼は敢えてそれに触れないわけだから、僕とのそういった関係を暗に容認しているということで、もしこれがロームの擬態ならば、彼は彼に扮したロームがこんな破廉恥なプレイをしていることを知らないということだ。どちらのパターンであっても、問題ない、はず?
考えるな。考えても仕方のないことを、深く考えてはいけない。
「ジャスパー。おまんこ気持ちいいね。おまんこ気持ちいいって言ってごらん?」
「違っ♡あっ♡おま、こ、違、うぅッ!!♡」
困ったことに、彼はどうしても僕を女の子扱いしたいらしい。確かに、彼に比べれば男らしさの欠片もないヒョロガリの僕だけど、僕が僕自身を「女」だと認めてしまったら、その、彼の情夫のような、愛人のような…まるであたかもそういう関係みたいな気がして、どうしても同意できない。
しかし、僕が否定すればするほど、彼のセックスはエスカレートしていく。まるで僕に誇示するかのように、深く刺さったそれで、ぴたりと密着したままゴリゴリとグラインドされる。
「素直じゃないね。身体はこんなに歓んでるのに。これがおまんこじゃなくて、何なのかな?」
「あ”っ♡や”っ♡奥”ッ、…ダメっキース様っ、イぐッ…!!!♡」
たまらず仰け反って、僕は後頭部を彼の肩に押し付けるようにして絶頂する。はくはくと息も絶え絶えな僕の耳元に、「いやらしいな…」と吹き込み、キース様はぐいぐいと追い討ちを掛ける。
「い”や”ぁ”ッ!!い、イ”ッ”て”!!イ”ッ”て”ッ”!!!」
「ははは。そうだね、イってるね。そんなに好きかい?僕の…」
「しゅ!!しゅきれしゅッ!!しゅきれしゅからぁ”ッ”!!!」
僕を執拗に追い立てる彼の動きが、どんどん大きくなって行く。
「さあ、ちゃんと言わないと。僕の何が好き?」
「キースっ、しゃまのッ!!お、おちんちん!!おち”ん”ち”ん”ん”ッ!!!い”や”ぁ”!!な”か”ぁ”ぁ”ぁ”!!!」
彼は僕をぎゅっと抱きしめ、ひときわ猛ったそれを、ドスッと突き上げた。中に注がれる熱い精が、僕を更に高みへと追い上げる。頭の中が真っ白だ。
やがて、彼の分身がずるりと引き抜かれ、同時に頽れそうになった僕を、キース様はしっかりと抱き留め、そっとベッドに横たえてくださった。しばらくイかされっ放しだった身体は桜色に上気し、吹き出した汗で全身がしっとりしている。それどころか、目尻からは涙、口の端からは唾液、下腹部はどっちが出したか分からないもので、ドロッドロだ。だけどそんな僕を、キース様は厭わず抱き寄せ、労うように髪を撫でる。駄目だ。つい、恋人にでもなったかのように、錯覚してしまいそうになる。
「キース、様…」
心地良い後戯に身を任せ、唇まで降りてきたキスに酔い痴れていると、
「いい子だね、ジャスパー。ご褒美をあげないとね。好きだろう?僕のおちんちん」
「えっ、嘘っ、挿入っ…ああああ!!!」
さっき射したばかりのキース様が、もうガッチガチに復活して、正常位でずっぷりと侵入して来た。駄目だ、もう何も出ないのに、これ一番ハードなパターンのヤツ…!!
最近魔力の総量が増え、一度のセックスで気を失うことがなくなった僕を、キース様は元気いっぱいに二度三度とおかわりされるようになった。だから結局、最後は魔力切れで気を失ってしまうのだが…どんどんハードでエッチなプレイに流されて行く僕。もう元の自分には戻れない。恐れにも似た諦観に支配されるのだった。
そんな翌朝。
「「ジャスパー、おはよう」」
目を開けると、そこにキース様のイケメンフェイスが2つあった。うん。いつかこんな光景を見た気がする。ただし、あの時は僕の姿をしたロームの顔だったなぁ、などと逡巡しているうちに、一体のキース様は頬に手を添えて唇を塞ぎ、もう一体は背後から僕の頸に舌を這わせて来た。
「んっ、はぁっ、キー…はむっ」
うっかりその気になってしまいそうになった途端、彼らは手乗りサイズのスライムに戻った。僕は頭を抱えた。また殖えちゃった。どうしよう。
そしてちょうど間の悪いことに、その日は第二王子ケネス殿下と婚約者クリスティン嬢主催の、テイマーサロンのお茶会だった。出来れば前もってキース様に相談したかったところだが、キース様はケネス殿下の側近だ。事前に会うことは叶わなかった。
「おや、ジャスパー。またロームが殖えたのかい?」
「あ、はい、実は」
「あら、またですの?可愛いんですのね」
殿下とクリスティン嬢がそれぞれロームを手で掬い上げ、つんつんと突いては話しかけている。向かい側に座るキース様は、目を見開いてこちらを見ている。僕は「後で」とアイコンタクトを送りつつ、無難に殿下のお相手をしていると、
「ジャスパー・ジュール。私もスライムを一体譲り受けたい」
背後から、思わぬ人物が声を挙げた。ローレンス・リドゲート。魔法大臣リドゲート伯爵の四男だ。
「ローレンス様、それは…」
「何だ。キース殿が貰い受けて、私が駄目な理由はあるまい」
「えっ、でもっ、あのっ」
「ローレンス。無理強いはいけないな。ジャスパーが困っている」
ケネス殿下が助け舟を出して下さるが、
「しかし殿下。知性の低いスライムが、このように人に懐いた事例はありません。これは魔法省での研究に値するかと」
「残念だがローレンス。三体目のロームも、僕が譲り受ける約束になっている」
尚も食い下がるローレンス様に、キース様が横槍を入れる。驚いてキース様に視線を移すと、彼は僕を安心させるように、小さく頷いた。
「あっ♡あっ♡あっ♡あっ♡」
背後から、キース様の姿をしたロームに両手を引かれ、とちゅとちゅとリズミカルに胎内を貫かれていた。エラが張った立派な先端で、休みなく前立腺をぐりぐりと擦られ、快感で視界がチカチカする。ごく浅い場所を軽く突かれているだけなのに、僕はもう何度も達していた。ああダメだ。また来ちゃう…
「あっダメっ♡またっ♡、またっ♡、ああっ…♡」
「ふふ。ジャスパーは可愛いね。またおまんこイっちゃった?」
「あっ♡やっ♡違っ♡…おま、違…♡ああっ♡」
「違わないよ、ジャスパー。こっちは触ってないのに、中だけでメスイキしちゃって。君のここは、もう僕専用のおまんこなんだよ」
僕の腕をグイッと引っ張り、後ろから抱き抱えて、彼は耳元で囁く。彼のペニスが深く刺さり、僕は鋭く息を呑む。
通信実験を始めてから、ロームの様子がおかしい。前はもっとストレートに僕の快感を高めようとして来たのに、今は搦手というか、わざとゆっくり責めて焦らしたり、恥ずかしい格好を取らされたり、恥ずかしい言葉で責められたり。
もしかしたら「おやすみなさい」の後も、キース様はロームと接続していて、僕はロームを介して彼とエッチなことをしちゃっているのかもしれない。お互い昼間は素知らぬ顔をしているが、この疑念は捨て切れない。一方で、ロームの擬態がより精巧に進化しているのかもしれない、とも思う。こうしたいやらしい言葉責めも、きっとその方が、僕から魔力を効率よく摂取出来るからだろう。
もしキース様がロームを操っているのであれば、それは彼の性癖なのだろうし、もしロームの擬態がより進化したのであれば、やはりそれも彼の思考を読み取ってのものだろう。いずれにせよ、彼はそういう…ちょっと変態チックな嗜好があるということだ。そしてもし、キース様がロームを操ってこんなプレイをしているのであれば、昼間の彼は敢えてそれに触れないわけだから、僕とのそういった関係を暗に容認しているということで、もしこれがロームの擬態ならば、彼は彼に扮したロームがこんな破廉恥なプレイをしていることを知らないということだ。どちらのパターンであっても、問題ない、はず?
考えるな。考えても仕方のないことを、深く考えてはいけない。
「ジャスパー。おまんこ気持ちいいね。おまんこ気持ちいいって言ってごらん?」
「違っ♡あっ♡おま、こ、違、うぅッ!!♡」
困ったことに、彼はどうしても僕を女の子扱いしたいらしい。確かに、彼に比べれば男らしさの欠片もないヒョロガリの僕だけど、僕が僕自身を「女」だと認めてしまったら、その、彼の情夫のような、愛人のような…まるであたかもそういう関係みたいな気がして、どうしても同意できない。
しかし、僕が否定すればするほど、彼のセックスはエスカレートしていく。まるで僕に誇示するかのように、深く刺さったそれで、ぴたりと密着したままゴリゴリとグラインドされる。
「素直じゃないね。身体はこんなに歓んでるのに。これがおまんこじゃなくて、何なのかな?」
「あ”っ♡や”っ♡奥”ッ、…ダメっキース様っ、イぐッ…!!!♡」
たまらず仰け反って、僕は後頭部を彼の肩に押し付けるようにして絶頂する。はくはくと息も絶え絶えな僕の耳元に、「いやらしいな…」と吹き込み、キース様はぐいぐいと追い討ちを掛ける。
「い”や”ぁ”ッ!!い、イ”ッ”て”!!イ”ッ”て”ッ”!!!」
「ははは。そうだね、イってるね。そんなに好きかい?僕の…」
「しゅ!!しゅきれしゅッ!!しゅきれしゅからぁ”ッ”!!!」
僕を執拗に追い立てる彼の動きが、どんどん大きくなって行く。
「さあ、ちゃんと言わないと。僕の何が好き?」
「キースっ、しゃまのッ!!お、おちんちん!!おち”ん”ち”ん”ん”ッ!!!い”や”ぁ”!!な”か”ぁ”ぁ”ぁ”!!!」
彼は僕をぎゅっと抱きしめ、ひときわ猛ったそれを、ドスッと突き上げた。中に注がれる熱い精が、僕を更に高みへと追い上げる。頭の中が真っ白だ。
やがて、彼の分身がずるりと引き抜かれ、同時に頽れそうになった僕を、キース様はしっかりと抱き留め、そっとベッドに横たえてくださった。しばらくイかされっ放しだった身体は桜色に上気し、吹き出した汗で全身がしっとりしている。それどころか、目尻からは涙、口の端からは唾液、下腹部はどっちが出したか分からないもので、ドロッドロだ。だけどそんな僕を、キース様は厭わず抱き寄せ、労うように髪を撫でる。駄目だ。つい、恋人にでもなったかのように、錯覚してしまいそうになる。
「キース、様…」
心地良い後戯に身を任せ、唇まで降りてきたキスに酔い痴れていると、
「いい子だね、ジャスパー。ご褒美をあげないとね。好きだろう?僕のおちんちん」
「えっ、嘘っ、挿入っ…ああああ!!!」
さっき射したばかりのキース様が、もうガッチガチに復活して、正常位でずっぷりと侵入して来た。駄目だ、もう何も出ないのに、これ一番ハードなパターンのヤツ…!!
最近魔力の総量が増え、一度のセックスで気を失うことがなくなった僕を、キース様は元気いっぱいに二度三度とおかわりされるようになった。だから結局、最後は魔力切れで気を失ってしまうのだが…どんどんハードでエッチなプレイに流されて行く僕。もう元の自分には戻れない。恐れにも似た諦観に支配されるのだった。
そんな翌朝。
「「ジャスパー、おはよう」」
目を開けると、そこにキース様のイケメンフェイスが2つあった。うん。いつかこんな光景を見た気がする。ただし、あの時は僕の姿をしたロームの顔だったなぁ、などと逡巡しているうちに、一体のキース様は頬に手を添えて唇を塞ぎ、もう一体は背後から僕の頸に舌を這わせて来た。
「んっ、はぁっ、キー…はむっ」
うっかりその気になってしまいそうになった途端、彼らは手乗りサイズのスライムに戻った。僕は頭を抱えた。また殖えちゃった。どうしよう。
そしてちょうど間の悪いことに、その日は第二王子ケネス殿下と婚約者クリスティン嬢主催の、テイマーサロンのお茶会だった。出来れば前もってキース様に相談したかったところだが、キース様はケネス殿下の側近だ。事前に会うことは叶わなかった。
「おや、ジャスパー。またロームが殖えたのかい?」
「あ、はい、実は」
「あら、またですの?可愛いんですのね」
殿下とクリスティン嬢がそれぞれロームを手で掬い上げ、つんつんと突いては話しかけている。向かい側に座るキース様は、目を見開いてこちらを見ている。僕は「後で」とアイコンタクトを送りつつ、無難に殿下のお相手をしていると、
「ジャスパー・ジュール。私もスライムを一体譲り受けたい」
背後から、思わぬ人物が声を挙げた。ローレンス・リドゲート。魔法大臣リドゲート伯爵の四男だ。
「ローレンス様、それは…」
「何だ。キース殿が貰い受けて、私が駄目な理由はあるまい」
「えっ、でもっ、あのっ」
「ローレンス。無理強いはいけないな。ジャスパーが困っている」
ケネス殿下が助け舟を出して下さるが、
「しかし殿下。知性の低いスライムが、このように人に懐いた事例はありません。これは魔法省での研究に値するかと」
「残念だがローレンス。三体目のロームも、僕が譲り受ける約束になっている」
尚も食い下がるローレンス様に、キース様が横槍を入れる。驚いてキース様に視線を移すと、彼は僕を安心させるように、小さく頷いた。
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