おチンポ冷凍室

野田C菜

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第13卑猥 金輪際現れない究極のオカマの大罪をもみ消せ!

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おチンポ冷凍室。究極のオカマ「アルババ」のために
狩人部隊カッターが狩ったイケメンの巨根のデータ保存は一休みし、
管理者シモミ(オカマの男)は
テレビドラマ「見て肛門」を見ている。
主題歌が流れる。

『チンポの先から精子出る~♪
射精の後には虹も出る~
歩いて行くんだ~ 風俗へ~
リアルがダメなら風俗へ~♪

人生射精が必要だ~♪
くじけりゃ誰かが先にイク~
後から来たのに~ 追い越され~
マンコが無理ならさぁオナホ~♪

人生チンコとマンコあり~♪
そんなに悪くはないもんだ~
なんにもしないで~生きるより~
チョメチョメ求めて生きようよ~♪』

表示されるキャスト名までシモミが食い入るように見ていると
おチンポ冷凍室の固定電話に電話がかかってくる。

「はい、おチンポ冷凍室北支部」
勝手に電話に出る、
夜勤前にここでシモミに支給されているお茶をタダで飲み
サボっていた補助部隊アシスターの一人チェリー(小柄女性)。
「これはこれはアルバロードさま! はい、かしこまりました!」
軍のトップからのシモミへの依頼を
返事一つで勝手に引き受けるチェリー。
「見て肛門」の序盤を眺めながらシモミは嫌な予感がした。



そして後日。シモミとチェリーがやって来たのは
かつてビケーの村と呼ばれていた
おチンポ冷凍室北支部よりさらに北の廃村。
その名の通りかつてはイケメンと美女ばかりの村だったと言う。

だが突如、そこに現れた究極のオカマ「アルババ」は
自らの軍を引き連れ、イケメンはチンポと顔を喰われ、
美女はイケメンと、
次なるイケメンを産むための美女を産むための機械として
全員、拉致された。
数少ない容姿の悪い男や女たちは皆殺しにされるか、
奴隷として連れさらわれた。

だが、事はそれだけでは収まらなかった。
チンポを狩られたイケメンたちや
皆殺しにされた容姿の悪い男女たちの怨霊が
周辺の村を襲い始めたのだ。

周りの市町村はかつてのビケーの村への入り口に結界を張り、
完全封鎖した。

アルババ配下の軍のトップ「アルバロード」のシモミへの依頼は、
怨霊の力を軍事力として活用するため、
専用の機器を使い、怨霊をできるだけすべて回収せよとのことだった。

そのためには軍の巨大ロボットも貸し出すとのことで、
シモミとチェリーはそのロボットに乗ってビケーの村までやって来た。

ただ、ロボの格納庫から村までは
地上を人型の巨大ロボで歩く訳にはいかないので
戦闘機のようにロボを変形させて音速で飛ぶフライトモードを使った。

チェリーはその速さとかかる重力をかなり嫌がっていた。

戦闘機型のフライトモードから人型にロボを変形させたシモミは、
村に張られた結界の像群を巨大ロボで踏んで壊す。

一方のチェリーはフライトモードで飛んだ影響で
精神が死んでいる。

そしてまずは怨霊をおびき出す。
ポチッとミサイル発射ボタンを押すシモミ。

バババババババババババババババババッ!!!!!!!!!!

ロボの胸についた
三本のチンポを三銃士のフルーレのように掲げた柄の
軍の大きな金のエンブレム部分が開き、
大量のミサイルが発射される。

ドカーン!ドカーン!という爆音と共に
かつてのビケーの村の大地で、放たれたミサイルが爆発する。

アルババの被害者の様々な色を帯びた黒い霧のような怨霊が
シモミたちの巨大ロボの前に姿を現す。

チンポ カエセ

オレノ チンポ カエセ

オレタチノ チンポ カエセ

キョコン カエセ

カエセ

カエセ
 
カエセ

ヘイワナクラシヲ カエセ

クルシイ

イタイ

タスケテ

チンポ カエセ

そんな怨霊の叫びをものともせず、
霊を吸い取る機器ゴーストスイーパーを取り出し起動させて
怨霊を少しずつゲットしていくシモミ。

ちなみに最初に使ったミサイルは怨霊を
いぶり出すための地表攻撃用で
漫画・アニメ・RPGによくあるように
怨霊に物理攻撃は効かない。

だが、いぶり出すミサイルは作戦として
効果があったようで
怨霊たちが次々に現れる。

ゴーストスイーパーの機器は
高性能で次々に怨霊を吸い取って行く。

「これならすぐ仕事は済みそうね」
チェリーはフライトモードによるショックから回復していた。

「そうもいかんようだ」

シモミの眼前の外を映すモニターとスピーカーからは
男とも女ともとれぬ不気味な叫びのような
謎の四字熟語の声が響き渡る。

『万霊一心』

怨霊たちが合体する。

一つになり、不気味な虹色に輝く
大きなモヤとなった怨霊たち。

ゴーストスイーパーで吸えなくなった。

「どうすんのよ? シモミ」
あせるチェリー。

黙ってゴーストバリアのボタンを押すシモミ。

怨霊の霊力で機械系統を異常を来して破壊しようとしてくる霊たちだが、
ゴーストバリアが阻む。

だが、すぐにブーブーブーと
バリアがもうすぐ破られるという警告音が
赤いランプの点滅と共にロボコックピット内に響き渡る。

チンポヲ カエセエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ

もうダメかと思って
今までの思い出(おもにおチンポ冷凍室で
仕事をだらだらサボっている記憶)が
走馬灯のように脳内を駆け巡るチェリー。
死を覚悟したが、

ヴァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

合体した怨霊が断末魔と共に一気に全部、
どこか地上に吸い込まれて行く。

「えっ!?」
事情が吞み込めないチェリー。

シモミが説明する。
「このロボはおとりだ」
あっけにとられるチェリー。

シモミは説明をつづける。
「初めから最終的に怨霊を吸い取って退治するのは
俺の部下、かげぬいお鬱に指示を出してある。
座標の情報を加えたこの村の地図を
ドローンにインプットさせ、
俺たちが巨大ロボで多くの怨霊を
いぶり出して引きつけているうちに
ドローンをこの村の座標の
XとYの中心地ゼロゼロポイントに飛ばし、
そこに超強力なゴーストスイーパーを打ち込む。
そのゼロゼロポイントは
この村の中心ゆえその効果はこの村全体に
まんべんなく適確に行き渡る。
一気に霊たちを一網打尽に仕留め、
回収するという訳だ。
確実な作戦ためと、このロボの使用許可も簡単に下りた。
それほど軍はあの霊たちの力を得たかったということだ」

「なるほど」
チェリーが納得する。

シモミとチェリーが話しているうちに
かげぬいお鬱はシモミがふだん使っている
おチンポ冷凍室のウィンドウズ85のパソコンを使って
遠隔操作で怨霊を吸い切ったゴーストスイーパーを
ドローンで回収し、
軍の事実上のトップ、アルバロードのもとへと運搬する。

「では帰るぞ」
シモミはロボが使ったゴーストスイーパーを格納する。

「えっ、それってもしかして!?」

「もちろん来た時同様フライト(戦闘機)モードで空を行く。
ロボで歩くのはやはり目立つからな」

シモミがコックピットのボタンを押すと
フェニックスのような形に再び変形する巨大ロボ。

「嫌よ、あたしもう!
ヤダ!やめて!いやああああああああああああ!!!!!
…………………………………………」
あまりの高速飛行とかかる重力にチェリーは
途中から声も出ない。

シモミはちょっと楽しそうだった。
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