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2章

69、戦闘訓練

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⚫️庭園

今度グリフォンと戦うことになっている
最後の大型神獣、、、

どれぐらい強いかわからないが、しっかりと準備をしとかないとな。ここで負けてしまうと、、、
ルークの、負担が長引くし、大型だからな、もう相手をされない可能性もある
今回は俺だけ参加することにした
集中して、みっちゃんと戦いたかったからというのもあるが、、、、
ルークより強くなりたいからな、、、
渋るルークは、途中参加と言う形で落ち着いた
うぅ、諦めて欲しかった、、、、

しかし、体を動かさないとストレスが溜まると言われ、泣く泣く許可した。
みっちゃんからは、
「尻に敷かれてるわねぇ♡」
と、言われたが、事実なので何も言わない、、、

それに嫁の方が強い方が家庭円満とも言うし、、、
でも夜の生活では!俺が主導権を握りたい!
そのためにも、しっかりと鍛えなくては!

メラメラと燃えてる俺を見て引いてるみっちゃん、、、
「みっちゃん!俺頑張るから、、、徹底的に鍛えあげてくれ!お願いします!!!」

土下座する勢いで頼み込んだ!つか、土下座した!
俺のちっぽけなプライドなんて!夜の生活のためと思えば!


⚫️戦闘特訓部屋

そして、その日から戦闘訓練が始まった
お願いした通り、最初からフルモードで挑み、、、破れた、、!!
さすが、腐っても神様!
しかし、以前と違って、しっかりと相手をしてくれる、、、
両手も使ってくれるようになったし、、、
でも、、、俺の弱点は、徹底的に攻められた、、、


俺はオールマイティーな戦い方をする
しかし、その分それぞれの精度の方が落ちやすくなっているとの事
すべてにおいて、同等なレベルを保つように言われた
スキルを頼るな五感をしっかりと働かせろ!

俺には野生の勘や天性な戦闘能力は無い
その分、多くのスキルがある
ただ、それは使えなければ、意味は無い!と散々言われ、さらに攻撃された!

1度使った手はもう通じないと思え!次の手を考えろ!
いつものオネェなみっちゃんではなく、、、
鬼教官、、、!

「」
毎日、毎日戦い続け、、、血反吐を吐き、、、どんどんと精神が研ぎ澄まされるのがわかる、、、
無駄な力、無駄な魔力、、、それらを凝縮させ、自分の体にまとわりつかせる
指1本1本、髪の毛1本まで隅々と、、、

空気の流れを感じる。みっちゃんが攻撃をしようとした流れや気配を感じる、、、
避けることがギリギリできたきた、、、
後はその隙をついて攻撃を入れる!!!
ただ、これが難しい、、、なかぬか当たらない!

どうしたらいい??
攻撃の仕方をあぐねいていた、、、

「はぁいー!ここまで~!」
な?!!
「ハァハァハァハァ、、、みっちゃん、俺まだ出来るぞ!」
と言うが、
「やぁねぇ、もうボロボロじゃないの?攻撃も単調になってきたし、今はしっかり休みなさい♡それに、次はルークと戦う番だから、そこで見ているといいわ♪
なにが、戦いのヒントになるかもよ?」

むむっとなるが、確かに次の行手が思いつかないのは事実だ
最近、ルークの戦い方を見ていない
一緒に共闘することが多かったからな、、、
床に寝転がり、しばし休憩を取る、、、




目が覚めると、ルークが、膝枕をしてくれていた
優しく髪の毛を撫でてくれている
気持ちが良い、、、
トークの膝と、大きな手、、安心する、、、 
気持ちよくて起きれない、、、起きたくもない、、、
しかしあははっと笑い声が聞こえたため、目を開けると
「たぬき眠り、バレバレだぞ?」
と、笑っていた

どれくらい戦闘していたかわからないが、久しぶりに見たルークのその笑顔に心がぎゅっと掴まれた
俺のお嫁さん、、、大切な愛しい人
俺の唯一、、、、
ルークのお腹に顔を薄めて抱きつく
このぬくもりが大切、、、ありがとう、、、
俺は強くなるよ。もっともっと、ルークを、、、家族を守るために

あ、そうか、、、俺に足りなかったもの
前は確かにあったはずなのに、最近の俺はなかったもの
強くなりたいのも、グリフォンに勝つため、ルークに勝つため、、、夜の生活のために、、、


しかし、違ったルークを守りたいからだ、、、
それを忘れていた、、、
ルークをさらに着くギュッと抱きしめて、、、
体を起こすと、「愛してる!」と叫んでから!
熱烈のキスをした♡

殴られた、、、、

ちーーーん!
みっちゃんは、ニマニマしてた、、、

「良い顔になったわね♪」

っ!!!敵わないなぁ、、、みっちゃんにも、、、


それからはルークとみっちゃんの戦いが始まった!

俺は基本的に魔法を使って戦うスタイルで、ルークは、肉弾戦や剣での戦いだ、、、戦闘スタイルは違う
ただ、ルークは、野生的というか、本能で、色々と動いている部分がある、、、
そのため、力の加減や周りの環境の変化など、敏感だ、、、というか、無意識で判断してる?
気の流れが、分かるというか、無駄な力がない、、、
普段は少しぼやっとしている部分が多いが、戦闘となると、好戦的にもなるし、果敢に攻めていく

ルークの戦いをみて、、。ヒントかぁ?
俺に出来るか?
??


あ、、、違うのか、、
俺が見るべき相手はみっちゃんだ、、、
みっちゃんは俺とのスタイルが似ている
魔法とは違う、神様特有な力、、、神聖術は神官たちが使うが、神様の術ってなんて言うんだ?

みっちゃんをよく見るけど分からん!
時間をかけて、2人の戦闘をしっかりと見る、、、
どのタイミングで攻撃を流してるのか?
どのタイミングで攻撃をしているのか?
あと、力を操ってるのか、、、

毎日毎日2人の戦闘見た、、、
どれくらい見たのだろうか?まだ、ヒントはつかめていない

ふと思い立って目にも魔力を宿してみた、、、すると、それまで見えなかったものが見えた、、、
オーラ?気?それが視覚的に見える、、、今まで見えていたオーラとは違って、、、キラキラ光ってる、、、

攻撃をしようとする先もしっかりと流れが見えて、、、
それを見れば、避けることも可能だ、、、空気の流れとはまた違う、、、

またこれを見えているだろうみっちゃんにフェイントをつくことも!

2人の戦いを見ながら、頭の中でシュミレーションを組み上げていく、、、
俺だったらどう攻めるか?どう仕掛けるか?
しかし、まだ目が疲れる、、、
エリクサーを使うが、持って30分ぐらいか?
結構負担が大きいものだな、、、、
短期に決着を付けないといけないな、、、

なるべく使用時間を時間を長くするため疲れては休み、疲れては休みを繰り返した
あと魔力を色んな所に込めて、同時に複数箇所に留めたりすることが出来た、、、

そう過ごしていると、ルークが俺の前で倒れ、ハァハァハァハァと息を荒くついている
ルークもボロボロ

しかし、すっきりした顔している、、、
久しぶりに、体を動かして、、、さすが、体力バカ、、、戦闘狂、、、

そんなルークにエリクサーを渡してから、、、

「今度は俺の番だよ?みっちゃん!」
と声を上げた!
「ふふっ!楽しみだわ!可愛がってあげるわ!」

と、俺とみっちゃんとの戦いが再びはじまった、、、


⚫️神殿の部屋

「大丈夫?パパ大丈夫?、、、ぐったりしてる?」
し、死んだ、、、エリクサーが、、飲んでも疲労が、、、全身バッキバキ!痛すぎる、、、

みっちゃん曰く、人外レベルを超えた動きをしたからに決まってるじゃなーい♪と、、、
それはしっかりと時間をかけて治すのね!って!
まじか、、、、

ここには、ルークが運んでくれた、、、
ルークは、凄いあれだけ動いたのに、、、もう動けてる、、、


「ラピ、パパはね、ねんねするから、ママとご飯食べようねぇ、、、ほら手を洗っておいで」

タッタッタッと音が遠ざかる

「うぅ、ごめん、ルーク、、、動けなくて、、、うぅ」
「かっこよかったぞ!ははっ、、、そこまでなるなんてな、、、俺が介助してやるからな♪安心しろ、、、後でご飯食べさせてやるから♡」

嬉しそう、、、意外と世話するの好きなんだよな、、、
今は、ルークな頼るしかない、、、うぅ、いつになったら動けるんだ???!


追記、、、、

うぅ、嬉々としてルークに介助された、、、
ご飯はあーんで、嬉しかったけど、、、
お風呂ではあんなことをされ、、、!おしっこは、持ち上げられて、シーシーでされた、、、しかもしっかりと拭かれた、、、

うぅ、時々してあげてるから、、うぅ、何も言えない、、、しくしく

早く体動くようになってぇーーー!!!



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