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17、いつもと違う日曜日
しおりを挟む(うふふ♡早く完結させたく、頑張ってカキカキしてます。土日は、4話ほどupする予定です。→てへ。カキカキ頑張っちゃった。)
・・・なんでこうなった?
あの時と同じようにソファに腰掛けて前をはだけさせられている。陽斗くんと出会ってまだ1ヶ月半と言うのが、信じられない。濃ゆい、濃ゆすぎる。
今はもう夏で、そろそろ夏休みだ。そう現実逃避をしてウキウキとガーゼを剥がす陽斗くんに遠い目をしてしまう。
「昨日は軟膏を塗っただけですか?
あ、本当に触っていないんですね。可愛い乳首♡でもツンと立ち上がって、僕に触られたがってます♡」
嬉々として恥ずかしいことを言ってくる。そしてそっと乳首を触ってきて、
「ちょ、触るな!っ、あはぁあん♡」
軟膏によってヌルついた乳首は、馴染んだ指先にすぐさま反応し、俺に快感を伝えてきた。
「ちょっと我慢してください。怪我が治ったか、今確認中です。」
そう言いながら、乳首を摘み傾けると、隅々まで確認される。は、恥ずかしすぎる!それなのに反対もじっくりと見られた。
「ああ、良かったァ。もう大丈夫です!軟膏、ちょっと拭きますね。」
大丈夫と言われ、安堵したような少し残念に思ったような複雑な気持ちになる。ん?あれ?今なんて言った?
ふ、拭く?!
その言葉にギョッとするが、用意周到な陽斗くんは、濡れたタオルで乳首に付着した軟膏を拭き取っていく。昨日触られなかった体は、ようやく与えられた刺激にすぐさま反応を返した。
「ンンンンンッ♡」
口を手で押えて必死に我慢する。拭かれる度に、体がビクンと震えてしまうが、声だけは・・・ンッ♡
「はい、飛鳥さん拭き終わりましたよ。」
そう声がかかり、はふっと息を吐く。胸を見ると、軟膏がキレイに拭き取られ、プルプルな乳首が、勃起していた。
「ーーーーーーっ!///////」
軟膏のおかげなのか、男の胸なのにしっとりしているし、ローズピンク色の乳首がいつも以上に鮮やかだ。
自分ながら、エロい乳首だなと思っていると、薄い色素の髪の毛が、視界を遮ったかと思えば、チロリと舌先で乳首を舐められた。
「あはぁあああ~~~♡♡」
突然の刺激に声が我慢できるはずもなく出てしまった。
ペロペロ、ペロペロ
乳首を犬のように舐められ、かと思えば乳首を倒すように舐められる。そしてすぐさまパクッと食べられると、ちゅうちゅうと音を立てて吸われてしまった。
「あ、あん、あん、あああ♡♡、な、なんでぇ♡も、もう終わったぁの、にぃ・・・んひゃああ♡す、吸うなぁ♡ああああ~~ンンッ♡だめぇええ♡♡♡」
熱いヌルヌルとした舌で乳首を転がされ、それと同時に強く吸い付かれる。久しぶりのその感覚に、声がひっきりなしにあがり、強すぎる快感に頭を左右に振って、逃げようと体を捻じった。
だが、逃げようとする度に咎めるように甘噛みされると、どうしていいのか分からない。反対の乳首に、指を這わされ、指の腹で捏ねられると、もう悲鳴が出っぱなしだ。陽斗くんの頭を抱きしめて、もっとぉという風に雄っぱいを押え付ける。両方一緒に攻められると、ガクガクと体が跳ねて高みを目指していく。
「んあああ~~~っ!つ、つよぉ、ンンッ♡す、吸っちゃ、ああん♡、クリクリすんなぁ♡・・・ンヒィ♡、んああーーーーーーッ♡」
最後にジュルルッ!と強く吸われ、反対の乳首の先端を同時に爪を立てられた瞬間、俺は絶頂した。
はっはっはっ
全力疾走した後のように息が荒い。無意識に頬をいい匂いがする何かに押付けてスリスリする。
「あ、飛鳥さん。く、苦しい・・・」
その何かから声が聞こえてきた。
なに?
イった後の余韻で頭が働かない。ノロノロと腕の中を見ると、固まった。俺は、陽斗くんの頭に顔を埋めて匂いを嗅いでいたし、手や脚を使って陽斗くんの体をぎゅうぎゅうと抱きしめている?!
慌てて解放すると、ぷわっと息をしながら、頬を紅潮させる陽斗くんは、とてもエロくて危うい色香を纏っていた。ただでさえ、可愛くて綺麗なのに、そんな顔をするなんて、反則だ。心臓が、バックンバックンと激しく脈打ってくる。
「ご、ごめん・・・く、苦しかったよな?」
下を向いて呟くように言うと、
「大丈夫です。飛鳥さんにもとめられているようで、とっても嬉しかったです。」
ーーーーーな、な、な!!
声を出さずにパクパクと口を開閉させる。本当に、コイツは・・・。年下というのに、俺をいとも簡単に翻弄してくる陽斗くんが、憎い。
睨みつける俺に、にこっと笑うと、素早くキスをしてきた。かすめ取るような、そんな軽いキス。慌てて口を抑えたが、もう遅かった。初めてキスをしてから、もう何回も唇を合わせている。
拒まないといけないのに、拒みきれない自分が、どこかにいて陽斗くんを抗えない。
陽斗くんの濡れた唇を見つめ、そして指先で触れる。ブルプルと弾力が富んだ唇。そっと横になぞると、パクッと食べられてしまった。
な、なにをしているんだ、俺は!
やっと自分が何をしていたのか気がついて、慌てて手を引き抜こうとすると、手首を取られて、ねっとりと舌で指を舐められる。ぬちゅうと音をたてながら、1本1本舌を這わせられ、ジクジクとした熱が、全身に広がっていく。
解放された時には、甘い吐息を吐いて、フローリングに横になっていた。熱い体を、冷たい床が冷やしてくれて気持ちがいい。
「飛鳥さん、ズボンとパンツ脱ぎましょうね。」
そう声が聞こえてきて、ズルズルとズボンが抜き取られていく。
「な、なにぃ?」
指を舐められただけなのに、快感に蕩けた頭は使い物にならず、ただ声を上げることしか出来ない。
「か、可愛いっ!飛鳥さん、目がとろけてます。はぁはぁ、すごく可愛すぎて、エロすぎです。ちょっと待って下さいね。僕、ちゃんと勉強してきたんですから。
やっと、飛鳥さんのここを可愛がることが出来る!」
勉強?可愛がる?なにぃ?陽斗くんが、何を言っているか、全然分からない・・・。
すーすーと下半身が涼しく、ひやっとする。だいぶ意識がはっきりしてきた俺は、視線を下に移すと混乱した。
「な、な、なんで、スッポンポン!?」
何故か俺は、ズボンやパンツまで脱がされており、下半身を丸出しにしていた。
もちろん、犯人は、陽斗くんだ。横にいる元凶をジロリと睨み、
「ズボンどこだ?!返せ!」
そう叫ぶように言うと、
「あとで返しますから、まだ待って下さい。ほら、まだ起きちゃダメですよ?これから、もっと気持ちいいことしましょう♡♡」
そうニッコリ笑ってくる。
いとも簡単に、コロリと寝転がされると、脚を開かされた俺は、間抜けにも「へ?」としか言葉が出てこない。
「うわぁ♡本当に、飛鳥さんのココ、すっごい大きいですよね。さすが大人って感じで、形も大きさもカッコイイです。でも、淡いピンク色のペニスは、めちゃくちゃ可愛いですね!」
俺の股間を覗き込みながら、理解不能なことを言ってくる。
え?えコイツ、なに言ってるの?俺の性器のこと言ってる?バッと股間を隠して、顔を真っ赤にさせながら、怒鳴った。
「バカヤロォーーーーーッ!!見るなっ、見るなっ、見るなぁーーーーーッ!」
だけど俺の怒鳴り声に、萎縮することも無く、
「隠さないでください、飛鳥さん。今から、その可愛いおちんちんを可愛がるんですから。」
「お前、なに言ってんだよぉ!この変態ッ!鼻息荒いんだよ!近づくなっ!」
目の前の狼と化した奴は、鼻息荒く、ギラギラした瞳をしていた。さすがに鈍い俺も、貞操の危機だと思い、必死に喚き抵抗する。
「あぁ、飛鳥さんのその大きい手の下に、可愛いおちんちんが隠されていると思うと、本当に興奮します。あぁ、でも美味しそうな玉まで隠せていませんね。」
隠せなかった部分を凝視して、鼻息荒く、変態発言が止まらない陽斗くんにただただ戸惑いしかない。
陰嚢をマジマジみられ、羞恥で全身が赤く染まる。
脚の間に陣取られ、しかも逃げられないように太腿に手をかけられているから、絶体絶命だけど、絶対にこの手だけは、離さない!
絶対に負けない!そう気持ちを込めて、ギッと睨みつけた。なのに、奴は、にっこりと笑ったんだ。その笑みをみた瞬間、ゾゾゾと背筋に震えが走った。
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