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19、乳首を舐められる俺
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あれからどうなったかと言うと、軟膏を塗ることは無くなったのに、乳首を触られ、そして舐められている。
なんで、こうなった?そう思って思い返すと、あの日曜の次の日、そう月曜日から始まったんだ。
日曜日は、あんなことあったあと陽斗くんは、自宅へ帰っていた。逃げたなと思わないでもなかったが。
でも次の日、また司と一緒にただいまと帰ってきたのを見た時は、白い目で見てしまったけど、本人は気にした様子はなく、再度「ただいま帰りました。飛鳥さん」と、にこやかに言ってきた。司がいなかったら、追い返していた所なのに、それが分かっているから、タチが悪い!
にこにこしながら、夕ご飯を食べて、
「やっぱり飛鳥さんのご飯、美味しいですね!僕、毎日食べたいぐらいです!」
そう言ってくる。つか、毎日食べる気か?!お前は!今でもほぼ週5から6ぐらいいるのに!
ふるふると持っていた箸を折りそうになるが、我慢だ。
警戒していると、それがわかっているのか、不用意に近づいてこない。
はぁ、疲れた・・・。
ため息を吐いて、気持ちを切り替えると、寝る前にいつもしている習慣をするため立ち上がる。亡くなったアイツの遺影に向かって、今日あったことや悩み事を相談するということ。
最近色々あって、恥ずかしいが、相談も兼ねて、全て話している。もちろん返事なんて返ってこないけど、自分の中の思いと向き合ったりするから、毎日欠かさずおこなって心の整理をしているってわけ。
さぁ、話しかけようとした時、トントンとノックの音が聞こえた。まさか、
「陽斗くん?」
「はい、そうです。ちょっと相談したいことがあるのですが、今いいですか?」
まさか、寝室まで来るとは。もう胸も治っているというのに。
「もう、寝るからまた明日にしてくれ。」
そう断った。
「実は、学校での司のことなんですが、・・・。」
司のこと?何かあったのか?普段の様子から、特に異変とか気が付かなかったが。途端に心配になる。ガチャと扉を開けると、中に迎え入れた。
寝室にあるイージーチェアに腰かけさせると、これいいですねと感想を言ってくるが、それより司のことが気になる。心配そうにしている俺に、
「実は、今度夏休み前のテストがあるんですけど、かなりヤバいと思います。」
「へ?」
真面目な顔をして何を言ってくるかと思ったら、テスト?ヤバい?
頭の理解が追いつかない。
「ほら、司って運動バカじゃないですか?」
・・・ムカつくけど、反論できないっ!
「試験勉強してる?って聞くと、あっけらかんとしてないって言うんです!だから、これは大変だって思って、飛鳥さんの耳に入れとこうと思って。」
深刻な話かと思ってたから、ちょっと安心するけど、確かにヤバいなと思ってしまった。
だって、家で勉強している姿、見たことない。受験の時はしていたのに。入学して安心したパターンか?特にほぼ連日家に泊まりにきている陽斗くんが言うのだから、絶対勉強していない!
「ど、どうしよう?いつからが、テストなんだ?」
「期末テストは、2週間後です。」
絶望的である。顔面蒼白になってしまった。
「そろそろ、試験勉強期間のため、部活も休みになります。その間にしっかりと詰め込めればなんとか乗り切ると思います!」
「ほ、本当か?!」
「はいっ!僕が、責任もって勉強を教えます!」
秀才の言うことは、心強かった。
「お、お願い!陽斗くんだけが、頼りだ!」
床に膝をついて、ガシッと陽斗くんの手を持つと、お願いした。
俺が見つめていると、にっこりとわざとらしい笑顔を浮かべる。その笑顔を見た途端、背筋が震えた。逃げようとした俺の手を逆にガシッと握ると、
「飛鳥さん、やるからには徹底的にしようと思います。だから、僕のやる気を出すための協力と、無事に乗り切った時のご褒美をお願いしたいです。いいですよね?」
や、やっぱり~~~~っ!嫌な感じがしたんだよ!
「ず、ずるいぞ!こんな手を使って、恥ずかしくないのか!」
「飛鳥さんを手に入れられるのなら、使うものは親友でも使わせて貰います。さ、どうしますか?」
受けるしかないと分かっているのに、わざと聞いてくる陽斗くんが、憎い!!
チッと舌打ちをすると、
「この、腹黒めっ!」
そう悪態をつかずにおられなかった。
「人聞きが悪いですよ。策士と言ってください。さ、では、早速雄っぱいを吸わせてください♡」
「い、今からなのか?!」
「そうですよ。司のやる気を出させるの結構大変なんですから。ほら、膝立ちして、服を捲って下さいね。」
まさか、こんな手を使ってくるとは。だが、俺に断るという選択肢は、なかった。
渋々、膝立ちすると、恥ずかしかったが、服を上に捲りあげる。陽斗くんの前に、胸が晒されてしまった。定期的にジムに行って、鍛えているため、ラグビーをしていた時に比べると落ちたけど、厚みのある胸板を維持できている。それを下から掬うように持たれると、ビクッと体が跳ねた。
揉み込むように撫で回され、そして乳輪を撫でられると、ジワジワと熱が上昇してしまう。焦らすように乳首には触らず、優しく撫で回されたり、時々ギュギュギュと強く揉まれるを繰り返される。俺の官能を引き出すように、触られ続けると、俺の性器はパジャマの中で完全に勃起してしまった。
ギュッ♡
「んあああ~~~ンンンッ♡」
焦らされて、腰が揺らめき始めたタイミングで、乳首を摘まれ、悲鳴が出る。甘くしびれるような感覚に、堪らなくなった。それなのに、決して強くせずに、時々戯れに爪で引っ掻いてくる。
喘ぐのを我慢すると、熱が発散出来なくて、蓄積されていく。ダラダラと先走りが溢れ出て、パジャマを濡らしてしまう。浅ましくも、もっと強い刺激が欲しくて、指に雄っぱいを押し付ける。だけど、意地悪な陽斗くんは、俺の今の心情を分かっているだろうに、一向に快感を与えようとはしなかった。
「・・・っ、は、陽斗くんっ。」
呼びかけると、顔を上げて、ん?とうかしましたか?と聞いてくる。これは、俺が言わない限り、イかせてくれないパターンだ。それでも結構我慢した。でも、陽斗くんは、俺が我慢できなくて自分の性器に手を伸ばそうとするとすかさず手を払われるし、どうしようも出来なくなって、遂に俺は。
「お、お願いだ・・・、い、イキたい、イかせてくれ。」
顔が熱い・・・。は、恥ずかしすぎる!顔を見ることが出来ず俯くしか出来ない。それなのに、何も陽斗くんから、アクションはなく、ただ時間が過ぎていく。
そろっと顔をあげると、嬉しそうに笑っていた。花が開くような、可愛い笑顔。俺が、ポカンと見ているのがわかって、
「嬉しいです。飛鳥さん、その言葉を言ってくれるの、待っていたんです。さっそく、触ってあげますね!」
嬉々としてそう言うと、俺を抱き上げるとベッドに運ばれる。
は?!なんで?!俺の巨体を?!その細腕で?!
混乱しすぎて、抵抗なんて出来なかった。ドサッとベッドに降ろされると、すぐに胸に顔を埋められる。そして、ペロリと乳首を舐めてから、パクッと咥えられた。散々焦らされ続け、やっと与えられた直接的な快感に、悲鳴が出てしまう。陽斗くんの頭を抱きしめて、アンアン喘ぐ。
初めて乳首を吸われた時から、ココ最近は毎日弄られた体は、既に陽斗くんを受け入れ始めている。いや、もう嬉々として悦んでいた。
それに、俺の性器は、完全に勃起している。ダラダラと先走りを溢れさせ、陽斗くんの腹筋にゴリゴリと押し付けていて気持ちいい。俺より身長も低く、そして横幅も細いと言うのに、硬い筋肉を感じる。鼓動が速く脈打ち、体が熱い。
早く、早く、イきたい。射精したい。それしか考えられない。ちゅうちゅう乳首を吸われ、体をずらされると、性器の先端を指先でなぞられる。そしてパジャマの上から、扱かれると、急激に射精感が高まり、体を仰け反らせてイった。
「んあああーーーーーンンンッ♡♡♡」
ビュルルルルル、ブリュウウウーーーッ
パンツの中に大量の精液を吹き出しながら、俺はイったのであった。それなのに、陽斗くんは、乳首を舐めるのを辞めなくて、吸ったり噛んだりして俺を翻弄していく。
イったばかりの体は、とても敏感で、俺は、最終的に乳首だけの刺激でまたイってしまった。
気絶するように寝てしまったようで、朝起きると体は、スッキリしていて、気持ち悪くもなかった。陽斗くんが、身を清めてくれたみたいだ。しかも、また着替えさせられている。昨日の出来事を思い出して、ベッドの上で悶えてしまう。
落ち着くまで、ベッドの上で暴れ、ガバッと起き上がると、ガラッと窓を開けて朝日を浴びる。
これも司のためだ。絶対、乗り切ってやる!朝日に向かって、拳を突き上げて、そう誓った。
だけど、それは、とても容易なことではなく、困難を極めるとはこの時の俺は、知らない。
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