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1章 淫らに開発される嫁

85、ルークの悪夢※

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⬛︎ルークサイド

ま、またこの夢っ!
なんで?!リクとはバイパスを切ったのに!なんで、また見るんだ・・・。
鏡にうつるのは、悲しそうな顔をしたリクがいる。泣き腫らしたかのような目をして、痛々しい。

「・・・。ママから、バイパス切られちゃった・・・。」

っ?!

「しょうがないよね?バレちゃったんだから。ごめんね、ママ。僕の運命の人を見つけるのに利用しちゃって・・・。謝っても許して貰えないよね・・・。」

リクっ!やっはり切断されているのか・・・。

・・・済まない!バイパス切ってしまって・・・なんて言えばいいか。俺は素直にリクの口から謝ってもらえればそれでいいんだ!

なんで、答えない?聞こえてないのか?この前は、話せたのに・・・。これは、リクの仕業ではないのか?あの時は時間軸が違ったみたいだから、これは過去なのか?

「悲しいのに、それでも身体が疼くんだぁ。精液ご飯が欲しくて堪らなくなる・・・。なんで、僕サキュバスで産まれたんだろう。ただ、僕にもママと同じように唯一のヒトと出会いたかっただけなのに・・・。」

リク・・・。ごめんな。気持ちを分かってあげられなくて・・・。でもな、こんなやり方じゃダメだ。一緒に考えよう?神殿では、俺、身体の疼きが収まっていたんだ。聖水に浸かれば、ある程度の衝動は収まると思う。その間に、探そう?
リクの好きな人を・・・

そう一生懸命、伝えてもリクには、届かない・・・。

誰なんだ!こんなことをするのは!俺に何をさせようとしている!?


ーーーーーーっ!

ど、どこだ?ここは。さっきの場所とは違う?

「やぁ、リクくん。待っていたよ。」
この男は!あの時の・・・!くそっ!身体の自由がきいたら、殴ってやるのに!!
「おじ様、今日もお願い。今日は、酷くして欲しい・・・」
な、何言っているんだ、リク!

「何かあったのかい?」
男は、心配そうに聞いている。
その問には、リクは答えなかった。

「身体が冷えている。こっちにおいで、暖かい紅茶でも入れよう。」
リクをサロンに案内すると、使用人にティーセットを用意させている。そして、一礼して出ていった。

リクは、暖かい紅茶と焼き菓子を出されると、一口飲んだ。
「・・・美味しい」
感覚を共有されているため、香り高い香りが鼻に抜ける。くそっ、金持ちめ。いい茶葉を使ってやがる。最高級茶葉だ、きっと・・・。


「ほら、焼き菓子もお食べなさい。これはこの国では有名なお菓子なのだよ。」
その言葉に、一口齧る。

この国の有名なお菓子?口の中に広がる、この味と香りは、もしかしてあの?リクはあの国にいるのか?

「・・・聞いてもいいかい?」
その柔らかい口調に、
「傷つけたらいけない人を傷つけてしまったの・・・」
そう寂しそうに呟いた。

「そう。それを反省しているのだね?」
男の問に、こくんと頷く。

「謝ったのかい?」
フルフルと首を横に振る。

「謝れそう?」
その問に無言になるリク・・・。
「だからか、酷くして欲しいのは。自分に罰を与えて欲しいのだね?」

だ、ダメだ!リク!俺は、一言、謝ってくれればそれでいんだ!リクがそんなに苦しんでいることなんて知らなかった!だから、俺たちにも責任がある。
お願いっ!リク、ここから出よう?な?

俺の必死な言葉が、やはり届かない!やはり、もう既に起こったことなのか!?俺にはどうすることも出来ないのか!

男が、リクを案内する。貴族の屋敷のような作りで、ひとつの扉を開くと、広い広間のような空間だった。しかし、その広間には、中央に大きなベッドが置かれており、その横のテーブルには、色々卑猥な玩具が置かれてあった・・・。

くそっ!なんでやつだ!リオンが作ったものまであるぞ!こんな風に、これらを見るとは思わなかった!
リオンのバカっ!

男は、天井から吊り下げられたフックに、裸になったリクを吊るした。微笑みながら、準備をする男に殺意が湧く。
おのれ~~~!俺の可愛い息子に、絶対殺してやる!!そう思っても、俺も拘束されたような感覚に陥ってしまう。俺本体なら、こんな拘束なぞ、破壊してやるのに!

男は、リクの身体を宝石で飾っていく。血のような赤い赤い宝石。乳首にニップルリングを装着された時は、甘い痺れるような感覚が走った。リクのピンク色で綺麗な乳首に、赤い卑猥な宝石が煌めく・・・。うううっ、この男も変態か!!

次に男が、手にしたのは、ばらの花?・・・。茎かなんか違うような。

ひえっ!な、なに?!可愛いピンク色のリクのおちんちんを持たれ、悲鳴が漏れる。ま、まさか!?

「ひゃぁぁああっ!」  んひぃいい~~~~!!
こ、これ、尿道プラグかぁーーー!
グリグリと尿道を茎?で突きさされると、何かが尿道で膨らんだ・・・。下を見ると、キラキラ光る薔薇のような花。うううっ、こんなもの・・・。

こんな目にあっているのに、リクのおちんちんは、反り返って、花を立たせていた。何故かリクの感情は入ってこないけど、なんでペニスにこんなものを刺されて気持ちいいって感じるんだ?!俺の馬鹿っ!
つか、リオンのせいだからな!いつも、いつも、変態プレイばかりするからっ・・・。こんなの、いつもの事とか、思っててしまう。お前より、俺のリオンの方が、変態(極)なんだからな!って張り合ってしまうのは、なんでだろうか?

俺も完全にリオンの変態に毒されたように感じて嫌になった。

「とても、綺麗だよリク♡女神のように美しい少年が、こうして宝石に着飾られ、しかもこの慎ましい花瓶には、薔薇が見事に生けられている。本当にここまで似合うのは君しかいない・・・。」
男は、リクの美しさに、興奮しながら、褒めたたえている。その涙に濡れた瞳と、絶望感が、とてもイイ!素晴らしいと、延々に語っている。

こいつ、本当に殺したい・・・!

「・・・おじ様っ、早く、僕に罰を与えて欲しい!」
リク・・・。お願いだ、自分の身体を大切にして欲しい!

「本当にいいのだね?」
男が再度確認をとるが、リクの意思は固く、自分を罰して欲しいと懇願した。

「では、今から丸一日、リクは私の奴隷になってもらおう。さあ、ご主人様にお願いするのだよ。わかっているね。」

くそ親父め!

「ご主人様、お願いします。悪いことをした、僕をお仕置きしてください。」
躊躇することなく、そう言ったリクに、男は、口角をひきあげる。
「よろしい。最初は目隠しをしよう。折檻する内容がわからない方が、恐怖も人一倍だろう。」
そういうと、目隠しをさせられ、視界が遮られてしまった。完全な暗闇・・・・

リク自体は、戦闘能力はそう高くない、いざとなれば、魅了を使い、逃げ切れることができるから、熱心に訓練をしていなかった。そのため、気配察知もそこそこしかない。つまり、男が何をするのか完全にわからないということ。感覚共有している俺にも、何もわからない・・・

くそっ

男の気持ち悪い息遣いが聞こえる。うわっ
首筋を舐められた!リクはその刺激に小さく喘ぎ、身体を震わせている。焦らすように、耳や、唇など触っていき、両手で胸を揉み、宝石をわざと指で掠めることで、疼くような感覚を与えてくる。
「はぁ、はぁ、あん♡、だ、だめっ、気持ちよくなっちゃう♡僕、お仕置されたいのに・・・あ、あ♡」

「ふふ。これもお仕置の一貫だ。君は、私の性処理道具にされるのだよ?私が思うままに、可愛がられ、射精したくても出せないそのような体験をさせてあげよう。
そして思う存分、君のここを壊そう・・・。閉じることが出来ずに、精液を永遠に垂れ流し続けられるようにね。」

男のことばにぞっとする。目隠しをされている余計に狂気が伝わってくるようだ。俺にとって、こんな雑魚、指先ひとつでどうにかできてしまうというのに・・・!悔しい!

ベッドの上に膝立ちをしているリクの片足を、突然取られ、バランスを崩した。天井に吊るされているから、倒れることはないが、手首にかかる体重が痛い。
「んぐっ!」
リクも痛そうに声がかすかに出る。

リクの顔が苦痛に歪むのが嬉しいようで、くくくと笑いながら、指を一気にアナルに突き立ててきた。一切、解しておらず、しかもローションも何も纏わせていない指を!

ひきつれるような痛みがアナルに走った!

痛い痛い痛い!手加減一切苦なく、男の指が3本も入ってきた!ジンジンとする痛みが走っているというのに、男は遠慮なく、抜き差しを行い、拡張していく。
十分にほぐれていないのに、今は4本挿入され、わざと、痛みを感じされるような指使いをされる。
その度に、悲鳴をあげるも、リクは一切、やめてと言わなかった。

「な、なんで、なんで、僕のここは、濡れてくるのお~~!?ひゃあ!」
何を言っているんだ?痛いだけじゃないか・・・
ジンジンとする痛みに変わり、俺は悲鳴をあげているというのに。

グチュ・・・グチュウ、グチュッ

き、聞こえた・・・リク、気持ちがいいのか?こんな乱暴にされているのに?感覚共有されているお俺の股から愛液が指を伝って滴りおちているような錯覚を覚える。

「あ、あ、ダメなのに、気持ちよくなっちゃぁっだめ、お願いします!ご主人様、もっと痛みを与えてください!気持ちよくしないで~~~!」

どんだけ、リクは傷ついているのだろうか。サキュバスとして産まれ、両親や兄姉だちとは異なる種族。思ったより、深い闇を感じていたのだ、リクは。

その悲痛な叫びに、涙がでてくる。ごめんね、リク。悲しい思いをさせて・・・・

ひっ!や、やめろっ、そんな汚いものを息子に触らせるな!指が抜かれたと思ったら、熱い塊がお押し当てられた。ヌチュヌチュと音をさせ、擦られると、否が応でもわかる。それが男のペニスということが・・・

ぐっと押し込まれると、グチュウと胎内に入り込んでくる。アナルのふちが、拡がり、咥えこんでいく・・・

いやだっまたこいつのペニスを、入れられるなんで、いやぁ~~~!欲しくないのに、腸壁が喜ぶように吸い付いていく・・・サキュバスというさがなのだろうか、愛液をトプトプと作り出しながら、男の挿入を手助けをしている。

痛いだけなら、さぞかしよかっただろう。挿入される度に、リクと俺の口からは、嬌声が出てしまう!痛みを欲しているリクですら、悲鳴が甘い・・・・

先走りの精液が美味しく感じてしまう!

俺ではない身体なのに、感じる感覚は本物のようで恐怖しかない!

いや、いやだっやめてくれ!俺は、リオン以外欲しくないんだァァァ~~!

忘れていた夢の記憶・・・。散々今までも、この男に凌辱された・・・!いやだ、いやだ、リクの感覚は、サキュバスの感度。それに、俺の元々の感度が合わされると、頭が狂いそうになる!

あ、あ、あ、前立腺が見つかった・・・!
あああああっ!んひぃっ、ダメぇぇ~~~~ー!!

突き上げるように腰使いを速くされると、ガクガクと身体が震えて、目の前がスパークしたかのようにチカチカする!あ、あ、男の亀頭が膨らみ始めるのがわかった・・・イくんだ。いっぱい、精液を注がれる・・・

やめろぉぉおおおおおお!!!
「きゃああああああ!!!」
ブシュウウ、ブシャァアアアアア!!
男の精液が、腸壁にぶたまけられた!ドクドクと流し込まれていく感覚に、蕩けてしまう・・・♡♡

リクと感情共有はしていないというのに、サキュバスの感覚が、快楽を増幅してくる♡♡

ダメなのに、感じちゃあダメなのに、気持ちいいよぉ~~~♡前の夢よりなんで、気持ちいぃ?これで、結腸口をぶち抜かれたら・・・♡♡♡
や、やばい、俺なんてことを・・・!お願い、リクもうやめて!俺を解放してくれ!

もう片方の足を持たれた!!オッサンなのになんで、こんな力あるんだよ!?あ、リクだからか・・・。
んひぁ~~~ー!両方足を持たれたことで、結合が深くなっていく。硬い亀頭が、ぐちゅううと入ってくるっ!
あ、あ、あ、・・・

決して乱暴ではなくゆっくりの挿入に身体が震える。

ガクン!!

突然、天井から落とされた!!!
「ひゃぁああああああ!!」ひぐぅうううううう!

落下したことで、勢いよくリクの身体は男に、のしかかる。その衝撃に、意図も簡単に男の亀頭は、結腸口をぶち抜いた。
ガクガクと頭を上下に痙攣されながら、頭が真っ白になる。全身に電流が走ったかのように、ビリビリして、射精していないのに、絶頂している♡♡♡
メスイキしちゃった・・・。

リオン、早く助けてぇ・・・・・・






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