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1章 淫らに開発される嫁

33、創造神からのプレゼント

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⚫️大広間

みっちゃんから呼び出された。
準備ができたということで、いつもとは違う大広間に案内された、、、
そこには壁画が、壁一面に掘られており、天使や神獣たちが描かれた圧倒的な光景。

天井からは光が降り注ぎ、神殿の内部を実感する場所、、、

厳かな神々がすぐそばにいるような緊張感がある。

そんな所に、みっちゃんがいたのだけれども、、、
いつものオネェの格好ではなくて、神様らしい格好をしてる。何枚もの白い綺麗な布を巻き付けて、、、緑色の葉っぱ、、、世界樹の葉っぱ?のサークルを頭に付けて、、、創造神らしい格好。


「来たわね♪リオン、ルーク、ほら、こっちいらっしゃい」

口調はみっちゃんだった。

一気に安心したかも、、、少しホッとして、ルークとみっちゃんに近づいた。よく見ると、バッチリメークもしてる。

「どうしたんだ?みっちゃん、、、いつもと格好や雰囲気が違う、、、神様らしいぞ?」

「あら?ワタシ創造神よ!これでも、立派な!
失礼な子ね全く!」
そう言いながらもなんか嬉しそうにしてる。

「みっちゃん、とっても素敵だ。いつものみっちゃんもいいけど、新鮮でまたカッコイイ。でも、どうしたんだ?」
ルークは、基本的に素直だから、ちゃんと思っていることを伝えるから、みっちゃん珍しく照れてる。さすが、ルーク。

「ふふ、ありがとうルーク♡嬉しいわ♡♡
これはね、神獣を誕生させてくれたお礼よ♡

貴方たちをワタシの眷属にするわ♡

ルークは、妖精の血を高めて、妖精へ進化してもらうわ♡リオンは、ちょっと肉体を改造させてもらうわね♡大丈夫♡痛くしないから、、、♪」

「え?、、、ルーク、妖精になるの?」

「え??俺妖精?、リオンも肉体を、、、?」
2人して混乱する。

いや、だってそうでしょ?!今までみたいに祝福とかかな?と思ってたのにまさか、進化とか。
つか、魔物とかじゃないのに、進化出来るの?!

「そうよぉ、かなり凄いことなのよ?創造神の眷族なんて♪ルークは、ずっと使えなかった妖精魔法が使えるようになるし、空を自由に飛べるわよ♡あと、リオンは、、、お楽しみ♡

ちなみに、2人に拒否権はないわ!」

「はぁぁぁ?!!なんだそれ!」
抗議するけど、
「うふふ♡、、、絶対リオンは気に入るから、、

見たくないの?翅を生やしたルーク♡きっと神秘的よ?」
耳元で囁かれ、、、ゴクリと唾を飲み込む。
ルークの姿を想像すると、答えは決まっている。

「お、お願いします、、、、みっちゃん様、、、」

土下座して頼んでいた♡

「うふっ!素直でよろしい♡特に眷属になったからと言って無理難題を突きつけるつもりはないわ!基本的に今までと変わりないから安心して♪
さぁ、こっちに来てちょうだい♡そこの円のところよ?はぁい!では、早速行くわよォ♡」

ルークと手を繋いで、お互い顔を見合わせる。


しばらくすると、天井からキラキラと光が降りてきた。
キラキラとした細かい光の粒子が。

それが、どんどんと多くなって、俺たちに降り注ぐ、、、
光量が多くなり遂に眩しくて目が開けられない!

体が熱い、、、身体の中を掻き混ぜられてるような、、、気持ち悪くはないが違和感がすごい、、、

あっ、、、熱いっ!突然灼熱に突っ込まれてるような熱さを感じる!

ああああああああ !!!

心の底から叫んだ!
気がついたら、身体中の熱さが収まっており、
段々と視界がクリアになる。
お、終わったのか?

手を繋いでいる温もりを感じて、ルークを見ると、

「、、、、、、、」

とても美しい人がいた、、、

プラチナの髪は光り輝き、薄紫の瞳はこっちを見て驚いてる。
、、、その背中には、4枚の大きな翅があった。
俺の瞳のような青い澄んだ色を、、、

ルークは元々男らしい顔立ちだ。そんなThe男前っていう顔がエッチな時に蕩けるのがまたなんとも♡、、、はっ、違う、違う。

そうじゃなくて、

今のルークは、男前なんだけど、なんていうか、綺麗、、、。陳腐な言い方しか出来ないけど、翅や神秘的な光景と相まって、特別に輝いて見える。

俺はそんなルークに心を奪われていた。


「ルーク、、、綺麗だ、、、、」
色んな感情が込み上げてくるが、それしか出てこない。顔が、熱い、、、こんな綺麗な人が俺の嫁?
///////////
薄紫の瞳を潤わせて、見てくるもんだから、また照れてしまう。そんな俺に、

「リオンこそ、凄く綺麗、、、、、天使様だ、、、」

ルークが、何を言ってるか分からないが、俺は、妖精に進化した姿にうっとりして目に焼き付けるのに忙しかった。

「ほらほら、リオン♪ルークに見蕩れるのは分かったから自分の進化にももう少し気にして!」
そう言われるも、ルークから目を離せない、、、

「ルーク、愛してる♡好き、可愛い、その翅、俺の色みたいで嬉しい♡ありがとう、、、絶対離さないから♡」
愛の言葉が溢れてくる。また更に魅力的になったルークを絶対狙う輩が出てくるだろう。今ですら、フェンやルシフェル、そして青龍がガチ惚れしているからな。

「いや、リオン///////////
そ、そんな顔をして言われると、て、照れちゃぅ、、、あ、リオン、凄いから!今のリオン。そ、そんな顔をして見ないで♡」

段々とルークの顔が紅潮し、感情を表すように翅がパタパタ動いてる♡か、可愛っ!
「はいはいはーーい!そこまで!ほら2人とも、鏡!」

そう言って手を叩きながら、ルークとの間に鏡が出現した!
ちっ、ルークが見えなくなった。排除しようとして、手が止まる。
そこに写っていたのは、、、だれだ?
俺?

金髪に青色の瞳、母さんに似て可憐な美少女?美女?うーん、可愛い清楚系統か、、、
髪は長めで腰まであるし、、、今は編み込みにしてる、、、うん。いつもと同じなんだ。

でも、背中に羽がある、、、。大きな白い羽が。

一般的にこれは、、、天使の羽というやつではないでしょうか、、、?肩甲骨ではなくて、、、マジモンの。

呆然と見てしまう、、、俺は天使に進化してしまったのか?
隣でニコニコ笑っているみっちゃんを見ると、

「ふふ♡正解♪リオン、あなたは天使に進化したの♡」

「まじ?」
「マジ!」

生きていて天使に進化するとは思わなかった、、、バサバサと羽を動かすイメージをすると、実際に動く。
俺が天使ねぇ、、、ルークなら興奮するが俺になるとなぁ。

パッと鏡が無くなると、ルークが見えた。、

翅をパタパタ動かしていて可愛い♡
お互い進化した姿をみて、赤面する。

本当に、か、可愛すぎる!!///////////

一目惚れをしたような反応をしてしまう。
恥ずかしくてルークが見れない。

そんな俺に、、、ルークが、近づいてきて
抱きしめてくれた。逞しい腕に包まれ、盛り上がった雄っぱいに顔を埋める♡ドクンドクンドクンドクン、ルークの鼓動がいつもより速い、、、

ルークも緊張してるんだ!

「リオン、とっても綺麗だ。その羽、とても似合ってる。とっても、、、素敵だ、、、」
俺に心を奪われたように、褒めてくれる、、、

「ルークありがとう。綺麗だよ、、、俺と同じ色の翅をしてくれてて嬉しい♡」
ルークを見上げて微笑んだ♡

「俺もリオンの色を纏えて嬉しい、、、リオンに包まれてる気がするからな」
可愛ことを言うルークに、背を伸ばしてキスをした♡

バサバサと勝手に羽が動いてしまう、、、
ルークが愛おしい。全身から、愛情が溢れてくる。
目を閉じて触れるだけのキスをした。

お互い静かに唇を離して、微笑むと、また抱きしめ合う。とても幸せだ。

ウザったい視線を感じて見ると、ニヤニヤするみっちゃんを見てしまった、、、
思わず睨めつけてしまう、、、おじゃま虫め!

「あらあら、そんな目でみていいのぉ?感謝して欲しいわ♡眷属はねぇ、すごいのよ?まず、不老不死になるでしょ?簡単には死ねなくなるし、、、特殊なスキルも増えるし♪、、、そ、れ、に、、、あとは秘密♡」

「「、、、、、」」

「「ふ、不老不死、、、??」」

「あら?そうよ?ワタシ神様よ?死ぬわけないじゃない!その眷属も死なないわよ?当たり前じゃない。」
カラカラと笑われた。

な、何も言えない、、、先に言ってよぉ。絶対にワザとだ、、、確信犯だ!
まぁ、妖精に覚醒するのは多分時間の問題たっただろうから、、、これでよかったのかもな。
妖精になると寿命が無くなるって妖精王言ってたしな、、、うん。
「ありがとう。みっちゃん」

「ふふ、どういたしまして♡」

ルークを見上げて、
「永遠に俺のものだからね!愛してるよ俺のお嫁さん♡♡」
「リオンこそ、俺のものだからな。永遠に離さないから、、、よろしくな俺の旦那さま♡」


「あらあら、お熱いことで♡この後、聖域を解放するから、そこで、祝福を貰ってちょうだいね!
しっかりと、神聖な力を取り込んでくること!」

そう言われ、大広間から出された。

ルークと2人で、手を繋いで聖域を目指す。なんとなく呼ばれてる気かする。神殿で結婚式をした初夜を聖域でした。思い出の場所。
聖域の扉を2人で開けると、、、

立派な神木がそびえ立ち、滝が雲の中から流れ落ち、大きな滝つぼを作っている。
その先には大きな泉が広がりとても言葉に言い尽くせない程、神秘的な光景。

2度目だけど、いつ見ても圧倒される。



ルークと手を繋いで聖水の泉に入ると、
空からキラキラと光の粒子が、舞い降りてくる。
俺たちを歓迎してくれてるように、、、
泉の中央が光り、こちらに来なさい、と誘われているような気がして、ルークと向かう。
段々と水深も深くなり、胸まで浸かると、

すぅぅと何かが、体に染み込んでくる、、、

天使に進化したからなのか、聖水の力がわかる。聖なるものが、細胞が浸っていく、、、。
力が湧いてくるようだ。これが、祝福なのか?

与え終わったのか、光は収まっていく。
「なんだったんだ?」
不思議そうにルークが自分の身体を見ている。

聖域から、何かしら干渉された。何が起こるのかわからないけど、何を求められてることがわかった。
「ルーク、、、あの時と同じようにここで愛し合いたい」
ペタペタと自分の身体を触っているルークにそう言う。
キョトンとするルークが、可愛い。そんな可愛い人に、更に言葉を紡ぐ。
「ふふ、聖域がね、ここで愛し合いなさいって。なんだろね?
でも、ルーク。俺は、俺の意思で、ルークを愛したい、、、」
妖精姿のルークに、とても惹かれる。俺の羽が、興奮して勝手に動いてしまう。

顔を赤く染めたルークが、愛おしい。可愛い、俺より体格が良くて、男らしい相手が、喉から手で出るぐらい欲しい。
そのまま、ルークに抱きついて、顔を上げる。
そっと目を瞑むって、キスを求める。

暫くワタワタしてたが、ルークからも抱きしめてくれて、唇に柔らかく弾力性に富んだ唇が当たった。ルークとのキスは不思議だ。とても満たされる。
唇を薄く開き、舌を唇に這わせた。ビクッとする身体を宥めながら、開いてくれるのを待つ。左右に這わせながら、ルークを見ると、目をギュッと閉じて、目元を赤く染めていた。
ふふっ可愛~い♡キスにいっぱいいっぱいな姿に煽られる。
チュッと啄んで、唇を離した。

突然キスが終わり、切なそうに口を緩めた瞬間、後頭部を抑えて、貪った。
「ん~~~!っん、、、ふっ、、、んんっ」
不意をつかれてる舌をなぞると、恐る恐る絡めてきた。グタュグチュと唾液が、口から流れていく。

口を離すと、ルークの唇が先程よりふっくらして、また口元のホクロも相まって美味しそうに感じた。ホント、食べても食べてもまだ食べたくなる、、、。



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