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1章 淫らに開発される嫁

29、久しぶりの再会と、伝えたいこと。

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⚫️庭園

久しぶりに庭園に散歩にいく。ルークと手を繋ぎ、仲良く微笑みあう。
濃厚なセックスだったが、あの後ちゃんと甘々セックスをした。蕩けるような一時を過ごし、心も身体もお互い満足して、今こうしてイチャラブしてる♡

庭に行くと、既に次世代の子どもたち(成獣済)が、鍛錬をしていた。そして、指導をしている青龍も、、、。俺たちに気がつくと、駆け寄ってくる。

真剣な顔をした人型の青龍。
緊張した面持ちで、俺の顔とルークの顔をジッと見てから、

「俺はリオンとルークが好きだ。愛してる!
だから、必ず2人を俺の嫁にする!」
大きな声で、理解できないことを伝えてきた、、、はっ?なんつった?コイツ、、、


呆気にとられる俺たちに満足してからまた指導に戻って行った。

ムカムカムカとするものの、鍛錬中なので、ぶち殺すことは出来ずイライラ。アイツ、、、
ルークは何故か怒っておらず、いつもの反応はない。不思議に思って聞くと、

「ははっ!俺はリオンのもので、リオンは俺のものだからな♡それは絶対に変わらない。だから大丈夫♡誰にも、渡さないから。」
にこぉ♡って綺麗に微笑んだ、、、

その妖艶な微笑みにしばし、顔が熱くなる////////

な、なんだ、あの顔、、、エッチの時じゃないのに、、、あんなやらしい顔、、、。昼間っから、、、。ムカついていた気持ちが一瞬で霧散した。

瞳が一瞬ピンク色になった気がしたけど、気の所為だよな?


⚫️ある日

みっちゃんから、展望台に呼び出された。
珍しい。大概、みっちゃんのお部屋なのに。

2人で行くと、そこに居たのは、、、

子どもたちと修行に行った白虎の白がいた。

あの時は成獣になっても幼い顔立ちだったが、精悍な顔つきになっている。雰囲気も大人びて、佇まいも威風堂々として、立派な雄がそこにはいた。

その傍らには3匹の白虎、、、白よりそこまで大きくは無いが、成獣になった子どもたちがいる。
ルークが産んだ、雄2匹と雌1匹。

俺たちを見てから、
「リオン、ルークとても会いたかった!元気だった?」
全身から喜びを表しながら話しかけてきた。

ルークが、とても立派になった白をみて、感動してる。
「白、、、本当に逞しくなった、、、毛並みも立派で、、、頑張ってきたんだな。凄くかっこいいぞ。」
優しく撫でながら微笑む。

その言葉にとても嬉しそうに目を細め、尻尾をブンブンさせて風圧でルークの髪が靡いた。
凛々しくなっても、やっぱり白だな。複雑そうな瞳を一瞬したが、やっぱり愛おしいルークに会えて嬉しいのだろう。
ま、そんな恋心は、ルークにちっとも伝わってないけどな!

「白、おかえり。元気そうで安心した。お前たちも、元気だったか?」
まだもう少しルークと話させてやろう。
俺は子どもたちに声を掛けた。

恐る恐る俺に近づいてくる。なんだ?
「ねぇ。ラピはいるの?あの時虐めてごめんなさいって謝りたいんだ。」
そっか、ラピが居ないから、気になったんだね。
この子達なりに反省しているのか。

「ごめんね、ちょっとラピ忙しくて来れなかったんだ。そう言っておくね。」
白の方からこっちへ近づいてきて、ルークが優しく伝える。

子どもたちは残念そうにしてるが、母親では無いが、自分たちを産んでくれたルークのことは分かっているため、嬉しそうにソワソワしている。撫でられたくてしょうがないみたいだ。
ルークが、気がついて、
「よく頑張ったな。偉いぞ!」
頭をワシワシしてあげると、嬉しそうに尻尾を振っていた。


それから芝生に座って語り合う。子どもたちは、小さくなってルークの、膝に乗ったり、甘えてたりしてたが、鍛錬の時間になり名残惜しそうに出かけた。

俺たちは、俺たちと別れてからの話を聞く。白虎は、幼少期に修行に出るのが義務付けられてるらしいからな。
白は、フレンたちをお世話してなかったらもっと大変だっただろうと苦笑いをしていた。俺たちの息子であるフレンが小さいときから、よく白をムチで縛り上げてたからな。

ルークと笑った。
こっちも、子どもたちの近況を伝えると、フレンがある国の王妃になって、しかも3人も子どもがいるのを聞いて、驚いていた!

あははっ結構、あれから年月が経過したからな。
俺たちは、離れすぎたのかもしれない。白は、ルークを心から愛してるし、俺とルークは心から愛し合ってる。
もう一緒にはいられないだろう。白もそれをわかっている。哀しそうな目を時々するからな。

ルークに、上手く隠しているのは、上出来だ。昔はあんなに大人になりきれなかった白が、、、。成長したな。

そして、そんな白に、伝えておかないといけない事がある。それは、ラピのこと。

ルークと顔を見合わせ、頷く。
「白、ラピのことだが、産まれた時のこと覚えてるか?とても小さく虚弱で産まれたことを」
話を切り出す。


「うん。あの時死ぬかと思った、、、俺では育てられなかったリオン、ルークありがとう!」
嬉しそうに感謝を伝えてくる。

その姿をみると、締め付けられるような気持ちになるが、、、
そっとルークが手を握ってくれた。

うん。ちゃんと説明しないとな。


「実はなラピは、破壊神なんだ。
俺の破壊神スキルが自我を持ち、俺からルークに宿っていたらしい。
そして、白とルークが交尾して孕んだあの時、他の子どもたちに紛れて、受胎したんだ。それを覚醒したラピから聞いた。」
突拍子もない話だが、事実だ。

「は、破壊神!そ、そんな、、、ラピ大丈夫なのか?」

「ああ、問題ない。ラピはラビだからな。

それで、俺たちに新しい加護がついた。破壊神の父親と母親っていうな。ラピに確認すると俺の子種と、ルークの卵を使って肉体を作ったと。
だから、ラピはお前の子どもではなくて、俺たちの子どもだ。」

「、、、、、そ、そんな、、、、ラピは俺の子どもではない?」
俺の話に、ショックを受けている。
だが、これだけは伝えないと、、、口を開いた瞬間、

「ああ、ラピはリオンと俺の子ども。ちゃんと確認した」
ルークが、俺の手を握っている手に力を込めながら、俺より先に伝える。そっと手を重ねた。

ルークから、真剣な眼差しで伝えられ、瞳を小刻みに揺らし、動揺してるのが、よく分かる、、、



、、、、、、



「、、、。そっか、、、じゃあ2人に育てられて正解だったんだね、、、うん、少し驚いたけど、、、俺にあの子たちがいるから大丈夫だよ?ありがとう教えてくれて、、、ちょっと考えたいから行くね、、、」
気丈にも、そう早口で言うと、去っていく。



「ちょっと、可哀想だったけど、伝えて良かったな。リオン、、、これでいいんだよな?」
少し不安そうにルークがそう言う。

安心させるように、抱きしめながら、
「うん。ラピは事実、俺たちの子どもだからね。大丈夫だよ。白はひとりじゃないからな。ここには、カーバンクルも子どもたちもいるから、大丈夫だ。」

そう言うと、ルークの顔に笑顔が戻る。
「そうだな、カーバンクルが傍にいるな!」
ふふ。

カーバンクルには、一言、伝えたとだけ、テレパシーで送った。返事も一言。「分かった」と。



⚫️数日後

みっちゃんとティータイム。
ここの紅茶とお菓子美味しいんだよな。ルークも、大好物なんだぞ?ほら、今も、幸せそうに食べてる。思わず、チュッと口にキスをしてしまった。

顔を赤くするルークに満足して、食べ始める。

しばらくすると、みっちゃんが、
「ふふ、ちゃんとラピのこと伝えたのね」
切り出してきた。それを聞きたかっただけか。

「ああ、ラピは俺たちの子どもだからな」
そう返す。

「ふふ、本当なのか尋ねてきたから、そうよと答えたわ♡ふふ、ショックを受けて可愛かったわ!

愛おしい人に自分の子どもを育ててもらってる淡い恋心♡あはん、無惨にも勘違い!シロ、ふふ、、、、可哀想っ♡」

「みっちゃん面白がってるだろ?三角関係って、、、」

「あら、そうよ?恋は苦いときもあるものよ?失恋は、次の恋に行くため必要なことだしね!切ない恋も、キュンキュンしちゃう♡♡」

ルークは、こっちの話は聞いてなくて、お菓子を食べてる。リスみたい頬にいっぱい詰め込んで、可愛すぎ!口まわりに、食べカスが付いていたから、ハンカチで拭くと、ニッコリ微笑まれた♡♡

か、かわっ!/////////
 


そんな俺たちをニマニマしてみていたみっちゃんから、

「、、、シロとカーバンクル。これで歪みを浄化出来るのが増えたわ。そして、次世代の子どもたちも、着々と力をつけている。
しかも新たに神獣2匹が誕生したわ。
本当に2人には感謝してるの。ありがとう。」

みっちゃんから、改めてお礼を言われると、くすぐったい。ルークをみると、同じような顔をして、
「みっちゃん、お礼を言うなら俺たちだよ。みっちゃんが居たからこそ、俺はリオンと出会えたのだから。ありがとう、、、」

ルークの心からの言葉にジーンと感動してるみっちゃん。

「ありがとうルーク。そう言って貰えると嬉しいわ。ただ、ワタシ的に、何かお礼をしたいの。
ちょっと前から、考えていたのだけど、このタイミングにするわ。もう少し、待っててね♡」
俺たちにウインクとんちゅ♡って投げキッスしてきた、、、

????

うふふと笑うだけで何をくれるのか教えてくれなかった、、、なんだ?
別にゾワッと寒気は来なかったら、大丈夫と思うが。投げキッスはもちろん避けたぞ!

あ、そうだ。
動物と魔物をティムしたことを伝えて、神獣候補に育ててると伝えると、喜ばれた!

ここに連れて来ていいわよ♡って許可してくれて、
神獣候補は、全部OKって♡♡♡

神獣が更に増えるって、クネクネが更にキレが出て、最後にターンをしてポーズを決めると、すかさず、ルークが拍手してた。

拍手してくれたお礼として、大量のお菓子を貰ったルークは満面の笑みを浮かべてる。良かったね。

午後になると、ルークはみんなに稽古つけてくるって嬉しそうに出かけて行った。
よし、この間に、次の蜜月に向けて、料理やデザート作りだ。この前、いっぱいミルク絞ったし、、、♡♡♡

結構、作ったな、、、。よしこれだけあれば充分だろう。まだ時間あるから、ルーク開発計画を立てよっと♡♡この前、青龍の角をみて、思いついたこともあるし、、、ふふ。ルーク、楽しみにしててね!



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