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48、壊滅、そして、恐怖

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うぅん、起きなくない、、、なんかきこぇるー。母さんじゃないー。起きたくなくて気持ちいぃ枕に顔をうめてイヤイヤする。
その度に、どこからか、な、な、っっん、とかなんか聞こえてくる。なんだろう。なんか少し顔に当たる。固い、、、なんだろ?枕にはないよなぁ、ぼんやりする頭でぐにぐにと顔を動かしてしまう。

徐々に意識がはっきりしだし、顔を上げると、、、、
そこには夕焼けと同じぐらいに顔を赤くしたルークがいた、、、。下をみると、パジャマがはだけ、小さなかわいい蕾がこんにちわってしていた。
そのまま吸い付けられるように吸いつこうとしたら、頭をがしっともたれ阻止された。
残念。

「お、お、おまぇ、、、、」
顔を真っ赤にして何か言おうとするけど、恥ずかしくて言えないみたい。かわいっ!

「ごめんねぇ、こんなにかわいい雄っぱいが目の前にあったからつい、、、食べていい?」

「だめにきまってるだろぅがぁぁ!!!」
元気になってよかった!

お昼を食べ損ねたから、夕飯にはまだ早いけど、ご飯を用意した。もち父さんの手作り料理。今度は少しボリュームのあるご飯をチョイスした。その間ルークは嬉しそうにしており、尻尾があればぶんぶん動かしそうなかんじで俺はキュンキュンしてた、、、


ご飯を食べ終わり、ルークとこれからのことを説明した。今は悪事の証拠を抑えるため、情報収集していることや、きちんと罰を受けさせることを伝えた。
ルークは真剣に聞いており、了承し協力してくれると。
ルークにこの国の内情を教えてもらう。ルークは信頼ができる仲間たちと動いていたみたいだ。しかし向こうが上手だった。
スパイがいたみたいだ。
仲間たちを助けるために、おとりになったそうだ。
捕まった後は、拷問をかけられ、奴隷にされたと。
性的なことは、されてないけど、(神様が防止してくれてる)かなり痛めつけられと。殺す!

それからは奴隷に身を落とされ、オークションに連れていかれた。との話だ。

ルークに、奴隷制度のことを聞いた。やっぱり獣人に対しての扱いが酷く、昔はそうではなかったと。今の国王になってから、どんどんと差別が広がったと、、、。
ルークはそのことや重税のこと、国王が政治に関心がなく、貴族たちにいいように使われていること、散財など、色々あって、行動を起こそうとしたとのことだった。

話を聞いて、さらに怒りと憎しみが湧き上がる。

よし!国王には、しっかりと生きた心地がしないぐらいに追い込もう。追い詰めてやる!死んだ方がマシと思うぐらい、、、
あいつとあそこは、徹底的に、、、。

ルークを買った俺の仕業と、わかるように、、、。証拠も残してな、、、。

ふふふ!

手筈は整っているからあとは行動するだけだ。
ルークには見せられないから、、。ごめんね、優しいルークはきっと自分のせいと心を痛めてしまうだろうからね。

まだ本調子ではないルークをベッドに寝かせて、子守唄を歌う。子どもじゃないというが、柔らかい表情をしている。うとうとしてきて、そのタイミングで睡眠魔法を使った。あ、これスキルね!

朝までぐっすり寝るだろう。

あ、この間にお腹の中綺麗になるよーに、しとこーっと。

てへっ。ポーションポーション!朝まで起きないなら大量にいれてもいいよねぇー♪


鋼の精神でそのまま続けたくなる気持ちを抑え付け、出掛ける。
もちあの時と同じ格好ね。

まずはオークション主催のオーナーとスポンサー、職員を拘束。嫁に鞭をうった司会者ももち!
ギャンギャン醜い声で騒いでいるが、オーナーの腕を切り落としたら静かになった。

お前たち俺を怒らせたんだ、ただで死ねると思うなよとルークと同じようにムチでうち、ナイフでひとつひとつ拷問を加えた。恐怖が連鎖して地獄絵図のようになるが、、、
俺の怒りは治らない。

泣き喚いて許してくださいと頼むが、はっ!
蹴り飛ばす。
死にそうになるとポーションで回復させ、繰り返した。精神をとことん壊し、廃人にさせる。
そーだなぁ、この司会者は、、、
あいつらの実験にするか。

ティムしたスライムと触手を召喚し、拷問コース悪いやつ専用バージョンをさせる。
詳細は省くが、俺の怒りが少し落ち着くぐらいはしてくれたかな?

んー、そだ、オーナーがいいかな?
まるまる太って醜い身体を惜しみなくみせつける、このオーナーにも協力してもらうか。
えーと、まずは声が出て出せないように猿轡をして、うるさいからな。
触手に調教コースをしてもらった。
ふぅん、こーなんだ。まだ改良の余地があるかな?

他のむかつく、スポンサーにもそれぞれ考えてたコースを受けてもらい、この子らの技術を磨いた。
結構いい感じにしあがったな。ちょうど実験したかったし。

はーだいぶいい感じにしあがったなぁ。
死なない程度に痛めつけたし、じゃあ、恐怖をあおる手紙を、みんなの身体に貼り付けて、(とれない)
よし帰るかー。明日に大騒ぎなるだろうなぁ。

うんうん。

これで国王たちはいつ自分の番かと恐怖に夜も寝れないだろう。破滅する音を聞きながら毎日を怯えて過ごすがいい、、、。

ふふふ!嫁に手を出した報いを受けるがいい!

さっ嫁のとこに帰ろーっと♪

あ、ちなみに囚われてた奴隷たちは、犯罪歴がないひとたちは、助けたよー。すごいクズは、、、ねぇ、どういう活用があるかな??
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