元聖女だった少女は我が道を往く


突然入ってきた王子や取り巻きたちに聖室を荒らされた。
彼らは先代聖女様の棺を蹴り倒し、聖石まで蹴り倒した。
「聖女は必要がない」と言われた新たな聖女になるはずだったわたし。

その言葉は取り返しのつかない事態を招く。

でも、もうわたしには関係ない。
だって神に見捨てられたこの世界に聖女は二度と現れない。
わたしが聖女となることもない。

─── それは誓約だったから


☆これは聖女物ではありません


☆他社でも公開はじめました
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