あの日私が恋に落ちたことをあなたはしっていますか？

プロローグ

私　東雲すみれは由緒正しい陰陽師の家系のひとり娘です。

私はいつも本家に一人寂しくいました。
周りに年の近い子供は誰一人いませんでした。

いつも陰陽道の修行を取り組んでいました。
私が11の年になったときに私は聞いてしまいました...

私は生まれてきてはいけなかったのだと。

私は怖くなって屋敷を飛び出しました。
夜遅い中森に入って迷って、疲れ果てて歩けなくなってしまいました。

その時でした。
男の子が現れて
「もう泣かなくて大丈夫だよ。君のお父さんは君のことをずっと大切で、大好きだから。君が泣く止むまでずっとここにいてあげる」といってくれました。

私はこの時きっとこの男の子に恋をしてしまったんだと思います。

その後本家に帰ったらお父さんが
泣きながら謝っていました。
まぁこのことは後で詳しく説明しましょう。

私は15になり陰陽師になるために本家を離れて陰陽塾に通うことになりました。

すーーっごい楽しみです！
なりたかった陰陽師になるために頑張るのですから！！！
父が言うには陰陽塾に通っていればあの男の子にも会えると言うじゃないですか！！！

さぁ！いざ陰陽塾に行くのです！！！