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妃の役目・性愛の神気※R18
しおりを挟む聖域の屋敷
エロースからの知らせを聞き、 ほっとしたものの、 役割について考えていた。
クージンの魔力を安定させるためには、 掴まないといけない。
ベスは、 世継ぎと、 たくさんの子を産み、 愛し子として、 一生の恋人となり、
楽しむ時間を設けるのではないかと思った。
ミディは、 王妃としてはもちろん、 国の事業を実現し、 助ける。
激しい愛情のぶつけ合いで、 感情を発散させるのだろう。
メノーンは、 戦場での楔となり、 先走ることを抑える。
今迄の長きに渡る関係から、 絶対の信頼と、 安心を与えるのではないか?
そう推測した。 独りで抱え込まず、 共有できるよう、 過ごさねば、
国の王であり、 世界の王になる人だから、 誰も想像つかない重責に、
精神が侵されるかもしれない。
大切な夫を守るため、 考え得る最大限のことを、 実行していこうと話は落ち着いた。
クージン発案の治療院は、 もうすぐ稼働する。
医師、薬師を目指すものの為、 学園卒業後でも学べるように、 医療技術学院を併設。
こども園では、 就学前の子を預かり保育し、 今迄通り、 孤児を育てる。
初めての入院患者は、 ベスが入った。
聖域でお産の予定だったが、 治療院を認知してもらうために、 決めたのだった。
***
湖畔の基地で、 一晩明かした討伐隊は、 朝食をとった後、
王都に戻り、 報告を済ませた後、 会議は明日以降とし 解散。
その日、 花街の開店を待つ隊員が、 多く見られ、恋人や妻がいる者は、 早々に帰宅した。
ソーマ団長は、 昨夜の続きと言わんばかりに、 朝からミソラを抱き、
気付けば、息子のソアラが学園から帰宅していた。
恋と性愛の神エロースが、 制御なく、 性愛に浸ると、
とんでもない被害?が広がる。
隣の部屋にいた大精霊夫妻もしかり。 皆が帰ったことにも気づかず、愛し合っていた。
また、 普段欲情することない、 フェニクスまで影響を受け、
見張りの為、 屋上で控えていたが、 どうしようもない欲情を抱え、
夜のうちに、精霊の森へ帰った。
何時も休んでいる、 大樹の上の家で、 月を見上げながら、 自身を慰めていると、
月の精霊ルナが側に来る、 手も欲も止まらないフェニクスは、 ルナが見つめる前で吐精する。
まだ足りない。 全く、神の性愛とはこんなにも影響するのか。
ルナめ、 いつまで見てる気だ。 出掛けるなら、 さっさと行って欲しいものだ。
「 フェニが珍しいね。 初めて見たわ。 こんな姿。 どうしたの? 」
うるさいな、 無視をして、 扱き続ける。 自分でも記憶にないくらい、
交わりも、 慰めもしていないのだから、 見られることなんて、 まぁないだろう。
すると、 猛りに柔らかいぬくもりを感じ、 手を取られたが、 抵抗はしなかった。
ルナの舌と手によって、 擦られ、舐められる。
断る理由もない。 交わる相手は、 ルナと決めているのだから。
フェニが欲情することなんてないから、 嬉しい機会だわ。このまま頂いちゃお。
騎士と共にいたっぽいわね、 この服装、 凛々しくて好きだけど、 脱がせよう。
だめだ、 こんなにされて、 これだけじゃ気が済まない。
「 ルナ? 部屋に入ろう。 エロース神の神気にあてられて、 苦しい。 」
「 まぁ、 こんな時じゃなくても、 交わっていただけるなら、 いくらでも。 」
「 そんなこと言うな。 君に夢中になれば、 使命が疎かになると、 知っているだろう。 」
「 ふふっ。 じゃ、 今夜だけは、 私を愛して、 私のことだけ考えて? 」
「 ルナ、、 一晩だけですまぬ。 時が来れば必ず結婚しよう。 いまは、 許せ。 」
「 わかってる。 武器用ね。 月を見て欲情してくれたのかと思ったわ。 違って残念。 」
「 いや、 月を見て、 君を思っていたのは事実。 」
変わらない、 柔らかな唇、 優しい舌使い、 雲を抱きしめるような感触。
何もかも懐かしい。 覚えているもんだな。 我の愛しき伴侶。
2人のベッドに横になり、 熱い口づけをした。
「 すまぬが、 続きを頼みたい。 我も君のここを愛そう。 」
ルナの顔に跨り、 彼女の蜜孔に舌をはわす。
その長い舌で性器のように抽送し、蜜を啜る。
ルナも、 猛りを咥え、 袋を優しく揉む。 が、 性急な責めに猛りが口から外れ、
堪らないと、 喘ぐ。
「 フェニ、 繋がるだけじゃ、 いけない? 堪らないの。 」
「 そのようだ。 可愛い芽がとても膨らんでる。 」
皮をむき、 芽を吸いながら、 蜜穴に、 長く太い指を挿した。
あぁ熱い、 だが、 さすがに狭くなっているか。
すまない。 長きにわたり、 交わってやれず。
また君に溺れ、 使命を全う出来なければ、 記憶を奪われる。
大精霊がこの地に戻るまで、 もうすぐだ。 すまぬ、ルナ。
「 ねぇ、 フェニ、 お願い、 この楔で、私を狂わせて? 」
「 朝まで繋がろう。 何度でも達すればよい、 我も注ごう、 君の中に。 」
蜜孔にあてがい、 腰を進める。 思ったより抵抗がある。
「 痛みはあるかい? ルナ。 随分狭い。 」
「 そ、 うね。 ん、はぁっ、 きついけれど、 大丈夫。
貴方が、 構ってくれないからよ? そんな気遣いするなら、毎夜、抱いてください。 」
ルナ。 温かい。
そうだ、 忘れかけていた、 我が動かずとも精を吐かせるのだ
この、 蜜孔は、、、 何度も吸われる。
蠢きながら、 ぎゅぅぎゅぅ締め付け、 吸い込むそこを、 何度も穿つ。
あぁ、 フェニ、 何度、 絶頂を迎えさせられるのかしら、、
ほんとに狂わされる、、
上になり、 下になり、 この時が永遠に続けばいいと
そう願いながら、 お互いを堪能した。
***
黒の宮に帰った、ロイジンもまた、 神気にあてられて欲情していた。
ミーシャに、 手を伸ばしそうになるが、 まだ怖がるので、
軽いスキンシップだけにした。
下半身の猛りに気づき、 エリスとの時間を進められる。
まだ、 部屋から出て来ていないので、 眠っているかもしれないと。
食事を持ち、 そっとエリスの部屋へ入る。
まだ、 ベッドにいるようで、 もしや具合が悪いのかと、 奥へ進む。
おっとぉ、、 独りで慰めてる? 声抑えてるのか。
なんか、 やらしいけど、 可愛いな。
気付かないか。 顔、 伏せてるからなぁ。
うつ伏せになり、 腰を上げ、 指でぐちゅぐちゅ掻き回してるかと思えば、
ルミルにあげた、淫具を使っていた。
ロイジンの興奮は、 一気に上がった。 エリスが、 ロイジンの名を呼びながら、
淫具を抽送し、 硬く尖ってるだろう乳首を擦っている。
そして、果てたようで、 手が落ちた。 淫具がピクピク動いている。
ロイは、 ベッドに上がり、 淫具を抜き去り、 代わりに自身の剛直を挿した。
「 おはよ。 エリス。 呼ばれたからには、 応えなきゃね? 」
驚き、 焦るエリスだが、 淫具など比べ物にならない程の、 剛直を挿され、
感じないわけはなく、 嬌声をあげ続ける。
濡れすぎな、 やっば、 「 エリ、 ごめん、 も、、でる、、 」
ぐちゅぐちゅと、 激しく穿ち、 熱い精液を、奥を小突きながら注いだ。
少し欲は落ち着いた。 身体を入れ替え、 エリを抱きしめながら、
抜いた淫具を見せると、 顔を背ける。
これで満足しちゃった? めちゃくちゃ濡れてたね。
でもさ、 どうして、エリに挿さってたんだろ? ルミしか持ってないはずなのにな?
あ、の、、 ゆうべ、 ルミが、 ここに、、
持って来てもらったの?
いえ、 ここで一緒に、、 えと、、
そっか、 また聞かせてもらう。 教えてくれるまで、 おあずけにしよ。
もちろん、 ルミルも。
そういい、 エリの気分が上がるまでロイの楔で穿ち、 淫具を挿した。
その後、 自身を見せつけるように擦り、 吐精した。
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***
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すぐ、 支度しますわ。 」
「 エリは、 寝かせてあげて。 具合は悪くなかったよ。 寝不足ぽかったけどね。 」
どこに連れて行こうかな? 海岸公園にでも行こう。
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