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冒険者生活
黒猫と十字架
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夕食後のひと時。
そこで、アマタとルルは、色々な事を話す時間を設けている。
今日感じた事、考えた事。今後の活動スケジュールや、互いの過去の話など、内容は多岐に渡る。
これは、宿屋暮らしをしていた時から変わらない。
空腹時に行う話し合いは役に立たない。
アマタはそう思っている。
人には、まともな思考を持てなくなるタイミングがある。
お腹が空いている時。
睡魔に襲われている時。
そして、暑さや寒さによる不快指数が高い時。
このタイミングで行う話し合いは、大抵ろくな結果を生まない。
攻撃的な感情や、否定的な気持ちが先行しやすくなる。
アマタは極力、そのタイミングを避けた。
食後の会話が終わった後、ルルはお風呂に入ると言った。
浄化魔法でも汚れは落とせる。実際に、宿屋暮らしの頃はそうしていた。
宿屋には、魔石を使った、水力弱めのシャワーはあったが、それでは汚れを落とすには時間がかかるのだ。
ちなみに、安宿にはそれすら無い。桶に入れて貰った水で拭くか、裏庭で水浴びをするか、である。
しかし、この家は、浴槽付きなのである。しかも、足を伸ばして入っても余裕がある大きさなのだ。
これを見た瞬間、アマタは念願のお風呂ライフを思い浮かべ、胸が躍った。
アマタの水魔法で水を張り、ルルの火魔法でお湯にする。
これだけでも、だいぶ生活の品質は上がる。
が、欲望とは限り無いものである。
次に王都へ行った際には、水を温め、一定温度に保てる魔石を買おうと、アマタとルルは計画している。
果たしてそんなものがあるのかは分からないが、ロイスに聞けば、きっと何とかしてくれるだろう。
そんなお風呂は、ルルのお気に入りの場所となった。休日には、日中でもお風呂に入っている。
夜のお風呂タイムも、まず先にルルが入り、その後でアマタが使用する。
しかし、今日は様子が違った。
「……アマタくん。」
ルルはモジモジしながら、アマタの袖を摘み、恥ずかしそうな上目遣いを見せる。
「……一緒に入ろ??」
ルルは、黒猫の件を思い出していた。
アマタが拒絶魔法を使えるから大丈夫。
そうは思うものの、いざ1人で風呂に入ると考えると、どうしても怖くなってしまう。
(そう言えば……)
ゴウムと話し、買い物をして家に帰った後も、ルルはアマタの側から離れなかった。
「良いよ。一緒に入ろうか。」
パァっ、と表情を明るくするルル。
冷や汗をかきつつも、アマタは何とか平静を装う。
「あんまり……見ないでね??」
浴室に入ったルルは、後から来たアマタに、恥ずかしそうに言う。
アマタはこっそり水魔法を発動させ、後頭部に当てて正気を保つ。
あまりの緊張感に、2人は湯船に長居し過ぎてしまった。
のぼせ上がった2人は、湯浴み着を身につけ、ルルが放つ微弱な風魔法を浴びながら、火照りを冷ます。
「……アマタくん。ありがと。付き合ってくれて……」
ルルは、恥ずかしそうに俯き、アマタの肩に顔を寄せた。
そんなルルの肩に腕を回し、抱き寄せるアマタ。
…………
「ニャォォン。」
そんな2人の間に流れる、静かな甘い時間を、不意に断ち切る鳴き声。
「!!」
「ひっ!!」
反射的に身を起こしたアマタに、ルルは抱きつく。
ソファの前の床には、1匹の黒猫が座り、こちらを見ている。
ぎゅう、っと強くアマタにしがみ付くルル。
「お前……どこから来たんだ?」
アマタの声に、黒猫は立ち上がり、リビングのドアに向かって歩き出す。
「ニャァ。」
ドアの前で立ち止まり、振り向くと、黒猫は一声鳴き声を上げる。
「……付いてこいって言ってるのか??」
アマタが問いかけると、猫は、スッ、と姿を消す。
「ちょっと行ってみるわ。ルルはここで待っててくれ。」
「え?え? やだ! 私も行くよ!」
猫を追う事を決め、立ち上がったアマタを見て、ルルも慌てて立ち上がる。
2人は上着を纏い、リビングのドアを開ける。
その先にある玄関の前で、黒猫は、こちらを向いて座っていた。
そして、アマタとルルの姿を見ると、立ち上がり、また姿を消す。
「あ、アマタくん……」
怯えながらも、ルルの魔力は上がっている。アマタの腕に抱き付いてはいるが、臨戦体制は万全である。
空いた方の手には、しっかりと赤杖を握りしめている。
こちらを確認しながら、ゆっくりと歩く黒猫に、アマタとルルはついて行く。
黒猫は、家の裏手の竹林の方に歩いていく。
そこは、普段であれば竹が密集しているだけの場所。
しかし、今そこには、1本の細い道が、月の光に照らされて姿を見せている。
その道を進むアマタとルル。
その目の前に、パッ、と大きく道が開ける。
「あ、アマタくん、あれ!!」
ルルが指差す方向には、蔦にまみれた、石造りの十字架が建てられている。
その周りには、頭に角を生やし、背に黒い蝙蝠の様な羽を生やした小さな人型の生物が飛び交っている。
「インプだよ!」
そう叫ぶとルルは、赤杖の周りに、炎を纏わせる。
インプとは、全長15センチほどのモンスターである。
吸血鬼の使い。そんな異名で呼ばれているが、れっきとしたモンスターである。暗闇を好み、常に群れで行動する。
インプ1匹の攻撃力はたかが知れているが、集団で獲物に襲いかかられると厄介である。
小さな鋭い牙で全身に噛み付き、その血を全て吸い上げる。
広範囲を攻撃する手段を持たない冒険者にとっては、非常に扱い辛いモンスターでもある。
アマタは、襲い掛かってくる1匹のインプを、思い切り振りかぶった拳で撃ち落とす。
仲間をやられたインプはいきり立ち、一斉にアマタに目掛けて飛び掛かってくる。
「燃焼魔法!」
赤杖を振るうルル。
インプ達は、ルルの放った炎によって焼き尽くされて行く。
アマタは、わずかに残ったインプに飛びかかり、1匹ずつ確実に仕留めていく。
かくして殲滅されたインプ。
「ニャォォ。」
インプが消え、静寂が訪れた十字架の前に、黒猫が姿を現す。
アマタとルルの方を見ながら、何度も鳴き声を上げる。
十字架に近付くアマタに、ルルは慌てて付いて行く。
「お前……ここを守っていたのか?」
問いかけるアマタに、クルル、と喉を鳴らす黒猫。
「そうか……」
アマタは十字架の前にしゃがむと、浄化魔法《クリア》をかける。
蔦と、土汚れが消えて行く。
綺麗になった十字架を見た黒猫は、大きく鳴き声を上げると、アマタとルルの方に顔を向け、そしてその姿を消した。
「アマタくん。その十字架って……」
黒猫が消え、少しの間訪れた無言を、ルルの声が打ち破る。
そう。恐らくこの十字架は、以前アマタとルルの家に住んでいた老夫婦のものだろう。
アマタはしゃがんだまま、十字架を見つめる。
あの黒猫は、群がるインプから、この十字架を守りたかったのかも知れない。
2人はインプの死骸を片付けると、しばらくの間、十字架に向かい、手を合わせた。
そこで、アマタとルルは、色々な事を話す時間を設けている。
今日感じた事、考えた事。今後の活動スケジュールや、互いの過去の話など、内容は多岐に渡る。
これは、宿屋暮らしをしていた時から変わらない。
空腹時に行う話し合いは役に立たない。
アマタはそう思っている。
人には、まともな思考を持てなくなるタイミングがある。
お腹が空いている時。
睡魔に襲われている時。
そして、暑さや寒さによる不快指数が高い時。
このタイミングで行う話し合いは、大抵ろくな結果を生まない。
攻撃的な感情や、否定的な気持ちが先行しやすくなる。
アマタは極力、そのタイミングを避けた。
食後の会話が終わった後、ルルはお風呂に入ると言った。
浄化魔法でも汚れは落とせる。実際に、宿屋暮らしの頃はそうしていた。
宿屋には、魔石を使った、水力弱めのシャワーはあったが、それでは汚れを落とすには時間がかかるのだ。
ちなみに、安宿にはそれすら無い。桶に入れて貰った水で拭くか、裏庭で水浴びをするか、である。
しかし、この家は、浴槽付きなのである。しかも、足を伸ばして入っても余裕がある大きさなのだ。
これを見た瞬間、アマタは念願のお風呂ライフを思い浮かべ、胸が躍った。
アマタの水魔法で水を張り、ルルの火魔法でお湯にする。
これだけでも、だいぶ生活の品質は上がる。
が、欲望とは限り無いものである。
次に王都へ行った際には、水を温め、一定温度に保てる魔石を買おうと、アマタとルルは計画している。
果たしてそんなものがあるのかは分からないが、ロイスに聞けば、きっと何とかしてくれるだろう。
そんなお風呂は、ルルのお気に入りの場所となった。休日には、日中でもお風呂に入っている。
夜のお風呂タイムも、まず先にルルが入り、その後でアマタが使用する。
しかし、今日は様子が違った。
「……アマタくん。」
ルルはモジモジしながら、アマタの袖を摘み、恥ずかしそうな上目遣いを見せる。
「……一緒に入ろ??」
ルルは、黒猫の件を思い出していた。
アマタが拒絶魔法を使えるから大丈夫。
そうは思うものの、いざ1人で風呂に入ると考えると、どうしても怖くなってしまう。
(そう言えば……)
ゴウムと話し、買い物をして家に帰った後も、ルルはアマタの側から離れなかった。
「良いよ。一緒に入ろうか。」
パァっ、と表情を明るくするルル。
冷や汗をかきつつも、アマタは何とか平静を装う。
「あんまり……見ないでね??」
浴室に入ったルルは、後から来たアマタに、恥ずかしそうに言う。
アマタはこっそり水魔法を発動させ、後頭部に当てて正気を保つ。
あまりの緊張感に、2人は湯船に長居し過ぎてしまった。
のぼせ上がった2人は、湯浴み着を身につけ、ルルが放つ微弱な風魔法を浴びながら、火照りを冷ます。
「……アマタくん。ありがと。付き合ってくれて……」
ルルは、恥ずかしそうに俯き、アマタの肩に顔を寄せた。
そんなルルの肩に腕を回し、抱き寄せるアマタ。
…………
「ニャォォン。」
そんな2人の間に流れる、静かな甘い時間を、不意に断ち切る鳴き声。
「!!」
「ひっ!!」
反射的に身を起こしたアマタに、ルルは抱きつく。
ソファの前の床には、1匹の黒猫が座り、こちらを見ている。
ぎゅう、っと強くアマタにしがみ付くルル。
「お前……どこから来たんだ?」
アマタの声に、黒猫は立ち上がり、リビングのドアに向かって歩き出す。
「ニャァ。」
ドアの前で立ち止まり、振り向くと、黒猫は一声鳴き声を上げる。
「……付いてこいって言ってるのか??」
アマタが問いかけると、猫は、スッ、と姿を消す。
「ちょっと行ってみるわ。ルルはここで待っててくれ。」
「え?え? やだ! 私も行くよ!」
猫を追う事を決め、立ち上がったアマタを見て、ルルも慌てて立ち上がる。
2人は上着を纏い、リビングのドアを開ける。
その先にある玄関の前で、黒猫は、こちらを向いて座っていた。
そして、アマタとルルの姿を見ると、立ち上がり、また姿を消す。
「あ、アマタくん……」
怯えながらも、ルルの魔力は上がっている。アマタの腕に抱き付いてはいるが、臨戦体制は万全である。
空いた方の手には、しっかりと赤杖を握りしめている。
こちらを確認しながら、ゆっくりと歩く黒猫に、アマタとルルはついて行く。
黒猫は、家の裏手の竹林の方に歩いていく。
そこは、普段であれば竹が密集しているだけの場所。
しかし、今そこには、1本の細い道が、月の光に照らされて姿を見せている。
その道を進むアマタとルル。
その目の前に、パッ、と大きく道が開ける。
「あ、アマタくん、あれ!!」
ルルが指差す方向には、蔦にまみれた、石造りの十字架が建てられている。
その周りには、頭に角を生やし、背に黒い蝙蝠の様な羽を生やした小さな人型の生物が飛び交っている。
「インプだよ!」
そう叫ぶとルルは、赤杖の周りに、炎を纏わせる。
インプとは、全長15センチほどのモンスターである。
吸血鬼の使い。そんな異名で呼ばれているが、れっきとしたモンスターである。暗闇を好み、常に群れで行動する。
インプ1匹の攻撃力はたかが知れているが、集団で獲物に襲いかかられると厄介である。
小さな鋭い牙で全身に噛み付き、その血を全て吸い上げる。
広範囲を攻撃する手段を持たない冒険者にとっては、非常に扱い辛いモンスターでもある。
アマタは、襲い掛かってくる1匹のインプを、思い切り振りかぶった拳で撃ち落とす。
仲間をやられたインプはいきり立ち、一斉にアマタに目掛けて飛び掛かってくる。
「燃焼魔法!」
赤杖を振るうルル。
インプ達は、ルルの放った炎によって焼き尽くされて行く。
アマタは、わずかに残ったインプに飛びかかり、1匹ずつ確実に仕留めていく。
かくして殲滅されたインプ。
「ニャォォ。」
インプが消え、静寂が訪れた十字架の前に、黒猫が姿を現す。
アマタとルルの方を見ながら、何度も鳴き声を上げる。
十字架に近付くアマタに、ルルは慌てて付いて行く。
「お前……ここを守っていたのか?」
問いかけるアマタに、クルル、と喉を鳴らす黒猫。
「そうか……」
アマタは十字架の前にしゃがむと、浄化魔法《クリア》をかける。
蔦と、土汚れが消えて行く。
綺麗になった十字架を見た黒猫は、大きく鳴き声を上げると、アマタとルルの方に顔を向け、そしてその姿を消した。
「アマタくん。その十字架って……」
黒猫が消え、少しの間訪れた無言を、ルルの声が打ち破る。
そう。恐らくこの十字架は、以前アマタとルルの家に住んでいた老夫婦のものだろう。
アマタはしゃがんだまま、十字架を見つめる。
あの黒猫は、群がるインプから、この十字架を守りたかったのかも知れない。
2人はインプの死骸を片付けると、しばらくの間、十字架に向かい、手を合わせた。
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