プリンセスクロッサー勇と王王姫纏いて魔王軍に挑む

兵郎桜花

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第650話むしろ身体すらむさぼられる勇

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    それからの勇は口どころか身体すら貪られていく。

    気持ちいいという感覚はすぐ消し飛んだ。

    まさか自分が女性に一方的に弄ばれる時が来るとは思わなかったのだ。

     精神的な快感よりも肉体的な快感が上回り勇はわけがわからなくなる。

     絶頂を何度迎えたかは分からないほどだ。

     一方の春愛はひたすら嬉しい、快感という感覚しかなかった。

    こんなことは史上の喜びと言える。

    だが普通の女性が一夜でやる連続の量を超えていたのだ。

     勇は他の少女と彼女が明らかに違うことに気づいたがそんなことも吹き飛んでしまう。

「あはー、勇さまあ……………」

「あ、ああ…………」

    春愛が嬌声をあげるも勇はか細い声しかでない。
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