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第613話愛奢はお菓子欲しがる
しおりを挟む「あっ!」
愛奢はお菓子売り場に目を引かれそこにささっと向かった。
「ん?」
余所見をした瞬間に彼女が消えて麻美は戸惑うも買い物に集中する。
「じゃーん!これを買うですわ」
しばらくして彼女が戻りポテトチップスの袋を複数もっていた。
「無駄遣いはしないわよ」
麻美は極めて冷徹な声で言う。
「大丈夫、お金ならだしますわ」
愛奢は自慢げに財布からクレジットカードをだした。
麻美は微妙な顔をする。
「まあお菓子だからいいけど」
「それに、今日の分は買い物代金も持ちますわ」
その一言で麻美は瞬きして考えた。
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