プリンセスクロッサー勇と王王姫纏いて魔王軍に挑む

第546話 壊羅はしゃがみ彼女に目線を合わせて睨む

    そこの扉を開けると乱暴に彼女を中に入れた。



「ま、せいぜい大人しくしておくんだな。下手なことしたらどうなるか、わかるよなあ…………？」



    壊羅はしゃがみ彼女に目線を合わせて睨む。



    凄まじい圧力と凄みにアママは凄まじい恐怖を覚えた。

 

     死ぬだの痛いだのという推測は浮かぶ暇も声を出す気合いもない。







「ただいま戻りました、パンドラド陛下」



「任務完了だ」



    シュタイナーと壊羅は主の元に馳せ参じる。



「それはいいわね。新たな戦力、と言ったところかしら。テストプレイってやつも早速したらどうかしら」



    女王パンドラドは凄まじく喜ぶと提案した。



「そうだな。的でも用意してくれるといいんだが…………」



    壊羅はニヤリとしてシュタイナーに言う。