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第513話エルハはイサミを寝かしつけるのが好き
しおりを挟むその頃にはもうケイネスもエルハの友人達もいなかった。
イサミはどうなってんだと思う。
が、エルハはどうやら自分達に気を使ってくれたのだと察して微笑む。
「まあ、いいですけど…………」
イサミは状況が分からないがとりあえず休むことにした。
ベンチに二人で座るとエルハは自分の膝を叩く。
「ねえ、ここどう?」
そんなこんなで膝枕に誘われること多数であった。
デートの時もよく帰りに公園で寝かしつけられることもよくあった。
そのことを思い出し勇はエルハに言った。
「ていうかエルハさん、ほんと俺の寝顔好きですね………」
「だって、かわいいんだもの」
エルハはふふっと返す。
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